戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第59話 3人のハタ人間とパワードスーツの実態

未来side

 

アルベルト・安生・アズナブルを救出した私達はそのまま奥へと進む。そこには3人のハタ人間がいた。……これは予想外過ぎるでしょう。

 

???1「む~ん。侵入者なんだなぁ~」

 

???2「む~~ん。本当なんだなぁ~」

 

???3「む~~~ん。宇宙人様に逆らう奴等は皆殺しなんだなぁ~」

 

落田「同じ顔が3つ……。3つ子のハタ人間でやんすか?」

 

???1「僕は荒井金男(あらいかねお)なんだなぁ~」

 

???2「僕は荒井銀次(あらいぎんじ)なんだなぁ~」

 

???3「僕は荒井晴夫(あらいぱるお)なんだなぁ~」

 

まさか荒井三兄弟が敵として出てくるとは思わなかったわ……。というか一歩遅かったらアルベルト・安生・アズナブルもハタ人間になっていたのかしら?

 

恵理「じ、自己紹介してる……」

 

アルベルト「あれもハタ人間ですね!」

 

光山「……この倉庫には変な奴しかいないのか?」

 

それも貴方には言われたくないでしょうね。

 

金男「む~ん。今この場でハタを立ててくれたら見逃すんだなぁ~」

 

銀次「む~~ん。そして宇宙人様の手足となって働くんだなぁ~」

 

落田「宇宙人の手足とか絶対にごめんでやんす!」

 

晴夫「む~~~ん。なら実力行使なんだなぁ~」

 

そう言って荒井三兄弟は戦闘体勢になった。

 

未来「……どうやらやるしかないようね。皆、水鉄砲を構えなさい」

 

落田「オイラは水風船で援護するでやんす!」

 

未来「ありがとう。御願いするわね」

 

水風船は消費アイテムなだけあって水鉄砲を使うよりも多くダメージを与えられるから便利ね。鈴音から水風船を複数個と水風船製作キットを貰って正解だったわ。

 

 

~そして~

 

水鉄砲と水風船で攻撃し続けて後一歩のところまで追い詰めた。それにしても堅いわね。防御力だけなら田中深雪よりも遥かに高いわ。

 

その代わり出鱈目な行動回数を持っていないし、攻撃手段もパンチとキックのみ。此方は救急キットを使って回復させつつ全力攻撃をしてるから、苦戦するような事はなかったわ。

 

金男「中々やるんだなぁ~」

 

銀次「流石にこれ以上水を浴びると此方がもたないんだなぁ~」

 

晴夫「だからまだ開発途中の取って置きを使うんだなぁ~」

 

開発途中の取って置き……?何やら嫌な予感がするわね。

 

金男「出てくるんだなぁ~」

 

荒井金男の号令で出てきたのは……。

 

「…………」

 

「…………」

 

「…………」

 

落田「う、宇宙人でやんす!」

 

恵理「あれがそうなのね……」

 

青野「グレイタイプの宇宙人なんだな」

 

光山「うわっ……。なんか気持ち悪ぃ」

 

宇宙人……?いえ、あれはパワードスーツねそれも3体も。本来は埋め立て地の基地にしかいない筈なのだけれど。

 

銀次「さぁ行くんだなぁ~」

 

晴夫「宇宙人様に逆らう奴等を一網打尽にするんだなぁ~」

 

……のんびりとした口調でとんでもない事を言ってるわね。とにかくさっさと倒してしまいましょう。

 

 

~そして~

 

「…………」ドサッ!

 

「…………」ドサッ!

 

「…………」ドサッ!

 

特に危なげもなく勝てた。4人共段々戦いに慣れてきていし、落田君のサポートもナイスだわ。

 

金男「む~ん。パワードスーツがやられたんだなぁ~」

 

銀次「む~~ん。このままだと僕達もやられてしまうんだなぁ~」

 

晴夫「む~~~ん。しょうがないからこの倉庫とパワードスーツは捨てるんだなぁ~」

 

そう言って荒井三兄弟は逃げていった。逃げ足が速いわね……。

 

恵理「あれ……?なんかこれ変じゃない?」

 

白木恵理が何かに気付いたようね。

 

落田「変……ってどういう事でやんすか?」

 

恵理「あれがもし本当に宇宙人なら背中の部分にチャックなんて着いてない筈よ」

 

チャックですって……?本来ならギャスビゴー星人がパワードスーツを装着している筈。けれどそのチャックとは関係なさそうね。

 

青野「どうするんだ?」

 

未来「……何故かそのチャックを開けない方が良さそうな気がするのよね」

 

落田「でも宇宙人達の弱点のヒントが隠れているかもしれないでやんす!」

 

恵理「なら開けた方が良いのかしら……?」

 

光山「だったらさっさと開けようぜ!」

 

アルベルト「なら私が開けてみまーす。宇宙人のテクノロジー、気になりますね!」

 

 

ジジジー……。

 

 

アルベルト・安生・アズナブルがチャックを開けるとそこには生身の人間が入っていた。しかも彼等は……。

 

恵理「う、嘘……」

 

青野「お、おい……。このスーツに入っていたのって……」

 

落田「須藤と池と山内でやんす!なんでオイラ達のクラスメイトが入っているんでやんすか!?」

 

アルベルト「見たところ彼等の頭にハタは立っていませんね」

 

須藤健(すどうけん)、池寛治(いけかんじ)、山内春樹(やまうちはるき)の3人がパワードスーツの中に入っているとはね……。

 

よう実のキャラが一部このパライソ中学の一員として参加していたのね。坂柳有栖と神室真澄のように……。だとすると本来の主人公である小波君達はDクラスなのかしら?

 

それにしても此処に来てパワードスーツの実態が明らかになったわね。鈴音達はこの事に気付いているのかしら?これは考える事が増えたわね。




今回はここまでです。

次回、鈴音達が見たパワードスーツに入っていた人物達は……。
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