戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。 作:銅英雄
あれから地下8階と9階と散策したけど、特にこれといった相手はいなかった。あれ以降パワードスーツも見なくなったしね。
という訳で地下10階に到着!
十一郎「このフロアだけなんか違うな……」
真澄「うん、上手くは言えないけど……」
小波君と神室さんの言いたい事はわかる。1章の宇宙人基地10階と2章のダンジョン100階はこれまでのフロアとは違って異質なんだもん。共通点はそれぞれボスがいるという点だね。
小波「此方だ。ボスと戦う為にはまず4色の鍵がいる。その内の2つは敵が持っている」
その敵のいうのはライムと橙色の蝙蝠こと宇宙蝙蝠の事だろう。その他にもハタ人間とかパワードスーツとかもいるけど、この場合はどうなるのだろうか……って。なんか誰か此方に来るんだけど……。
ホンフー「っ!皆さん、誰かが此方に来ます」
どうやらホンフーさんも気付いたようだ。足音は1つと少し離れた場所で3つ……。一体誰が来るの?
十一郎「えっ?」
梨子「えっ?」
???「貴方達のおかげで宇宙人達を倒す事が出来るかもしれないわ。ありがとう」
小波君と石川さんが驚くのも無理はない。そこにいるのは小波君達と同じクラスの人間……。
有栖「おや、堀北さんではありませんか」
真澄「見たところ堀北は無事みたいだね」
堀北鈴音(ほりきたすずね)。よう実のメインヒロインの1人で私と同じ名前のキャラだからちょっと親近感湧く。性格は未来寄りだけど……。
堀北「小波君達は今から宇宙人達を倒すのよね?そちらさえ良かったら私も参加させてもらえないかしら?」
十一郎「……それよりも堀北は宇宙人の存在を信じるんだな」
堀北「最初は信用してなかったわ。でも見てしまったの……。宇宙人達の姿を、そして宇宙人の基地に入っていく貴方達を」
どうやら基地に入っていくのを見ていたようだ。誰かが見ているのは知っていたけど、まさか堀北さんだとは思わなかったけどね。
とりあえず軽く自己紹介をしておいた。私の名前に対して反応してたのと、小波さんの正体を明かすと若干信じられないようだったけど、宇宙人の存在を知ってしまった為にもう何でもありだと思ってしまったようだ。気持ちは凄くわかる。
じゃあ気を取り直して……。
金男「む~ん。基地に入り込んだ鼠を見付けたんだなぁ~」
銀次「む~~ん。倉庫にいた奴等とはまた別人なんだなぁ~」
晴夫「む~~~ん。なんにせよ此処にいる全員にハタを立てれば宇宙人様の野望に一歩近付くんだなぁ~」
なんかハタを立てた荒井三兄弟に見つかりました……。3つの足音は彼等だったのか。
十一郎「み、3つ子のハタ人間!?」
金男「荒井金男なんだなぁ~」
銀次「荒井銀次なんだなぁ~」
晴夫「荒井晴夫なんだなぁ~」
この場で自己紹介してる辺りマイペースな人達だよね。表サクセスでも4以外は全部出てるんだっけ?でも4の場合は裏サクセスで出演してるから実質皆勤賞なところはあるよね。
金男「む~ん。それにしてもパライソ中学の連中が多いんだなぁ~」
銀次「む~~ん。でもそのおかげで宇宙人様が言っていたパワードスーツの実験が捗ったんだなぁ~」
晴夫「む~~~ん。パワードスーツの実験なら一々ハタを立てなくても無理矢理戦闘不能にして押し込めば命令通りに動く駒になるんだなぁ~」
……っていうか淡々と無表情でとんでもない事を言ってるんだけど。
十一郎「おい!平田達をパワードスーツに入れ込んだのはおまえ達なのか!?」
金男「その通りなんだなぁ~」
銀次「これも宇宙人様の為なんだなぁ~」
晴夫「君達もハタを頭に立てるかパワードスーツの実験の為の駒になってもらうんだなぁ~」
堀北「……貴方達はクラスメイトを宇宙人の実験台にしたのね。許せないわ」
ふむ……。堀北さんは私が知っているよりも正義感あるかもね。
十一郎「ああ、こんな事は認められない。堀北、俺達に力を貸してくれ!」
堀北「先程も言ったけれど、私が役に立つのなら喜んで力を貸すわ」
なんと宇宙人基地の地下10階で堀北さんが仲間になった。しかも1人で此処まで来たという事は間違いなく即戦力だ。
今回はここまでです。
次回、地下10階の戦いは更に混沌に……?