戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第63話 冷酷な怒りと無慈悲な殺人

有栖side

 

鈴音さんが後方から小波君を狙った銃弾を庇って致命傷を受けてしまった……。

 

有栖「鈴音さん!大丈夫ですか!?しっかりしてください!鈴音さん!!」

 

鈴音「急所には……当たってないから、大丈夫……!」

 

心配かけないように鈴音さんは言ってくれていますが、腹部から流れる血は止まらず、どんどんと流れている。このままだと……。

 

紀香「ふふふ~ん。このまま止めを刺すです」

 

止め……。鈴音さんが死んでしまう……?そんなの……そんなの許される訳が……!そう思った次の瞬間、私は鈴音さんから貰ったドラゴイーターを取り出していた。

 

 

バンッ!

 

 

紀香「え……」ドサッ!

 

金男&銀次&晴夫「むむ~ん!?」

 

紀香「な、なんですかこれは……?か、身体が熱い……!」

 

私が撃った害虫は蹲ってのたうち回っている。良い気味ですね。このまま殺してしまいましょう。

 

十一郎「やめろ坂柳!」

 

有栖「離してください小波君。鈴音さんを傷付ける害虫は生かしておく訳にはいきません」

 

真澄「こんな事をしても大宮さんは喜ばないし、寧ろ気を病んでしまうよ!」

 

小波君と真澄さんに止められるけど、私は、私は……!ふと頭に手を置かれる感触が私に伝わった……。

 

 

 

有栖sideout

 

 

 

 

 

有栖「す、鈴音さん……?」

 

鈴音「もう大丈夫だよ。心配かけてごめんね坂柳さん。あと小波君と神室さんも坂柳さんを止めてくれてありがとう」

 

真澄「い、いや、結局坂柳を止められてないし……」

 

十一郎「そ、それよりも大宮さんは大丈夫なのか!?さっきまで血がドクドク出てたけど……」

 

鈴音「問題ないよ。回腹薬を飲んで、止血も済ませたからね」

 

私は意識が朦朧とする中鞄から回復薬を取り出してダメージを回復させた後に、ボロキレを取り出して腹部を抑え、包帯を巻いておいた。腹部を抑えているボロキレには回復薬を染み込ませてあるから血が止まるのも早かった。

 

有栖「鈴音さん、私は……」

 

鈴音「坂柳さん、ここからは私も戦いに参加させてもらうね」

 

とはいえ坂柳さんがドラゴイーターで撃った荒井紀香はもう死ぬのも時間の問題だろう。そんな事になって、荒井三兄弟を見逃せば坂柳さんは警察の御世話になる可能性があるかもしれない。まぁそうなったら坂柳さんを私達の旅に同行させれば良い話だけどね。

 

鈴音「さて、君達のお姉さんが死ぬのは時間の問題だね。坂柳さんが撃ったドラゴイーターは急所に当たっちゃっているから」

 

金男&銀次&晴夫「む~ん……」

 

鈴音「安心しなよ。君達もお姉さんの元に送ってあげるからさ」

 

私はハンドブラスターを構えて荒井三兄弟を撃った。

 

 

バンッ!バンッ!バンッ!

 

 

金男「む~ん。僕達もこれでおしまいなんだなぁ~……」

 

銀次「む~~ん。これまでやってきた事のツケが帰ってきてしまったんだなぁ~……」

 

晴夫「む~~~ん。でもこれも1つのハッピーエンドなんだなぁ~……」

 

金男&銀次&晴夫「む~ん」

 

 

ドサッ!

 

 

遺言を残して荒井三兄弟は倒れた。

 

十一郎「こ、殺してしまった……」

 

梨子「まぁコイツ等のやってきた事を考えればしょうがないんじゃない?」

 

ホンフー「未来さんに負けず劣らずの冷酷さですねぇ」

 

小波(やっぱり彼女は敵に回すと不味いな……)

 

私が人を殺した事に対して様々な反応を見せていた。っていうか石川さんが思ったよりドライだった。まぁなんだかんだ彼等はしぶとそうだし、復活しそうだけど……。




今回はここまでです。

次回、地下10階のボス登場!
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