戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第65話 宇宙人の基地破壊!チームワークの大勝利!

「いくぞ侵入者共!」

 

パチモン戦艦を相手取る事になった私達。……どうせなら本物と戦いたかったよ……。

 

十一郎「……大宮さんはどうしたんだ?」

 

有栖「鈴音さんの事ですから、今回の相手だけでは物足りないと思ったのでしょう」

 

……相変わらず坂柳さんの過大評価が凄い。まぁ物足りないと言えばそうなのかもしれないけど。

 

「ほう?言うじゃないか……。なら本気にさせてやろう」

 

ボスの宇宙人は戦艦の砲台を構えては乱射する。

 

「くらえっ!」

 

 

ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

 

十一郎「うわっ!」

 

真澄「これ、まともにくらえばやばくない?」

 

荒井紀香が持っていた普通の拳銃ですらまともにくらったら致命傷だから、間違いなく即死だろうね。まぁあれは私が何も防具を付けてないからあんなダメージ受けた訳だけど……。これからはちゃんと防具を装備しよう。これ教訓。

 

有栖「鈴音さんは休んでいてください。回復したとはいえ無理は禁物です」

 

坂柳さん頼もしすぎ!じゃあ好意に甘えさせてもらおう。

 

有栖「皆さん、鈴音さんは先程の戦いでかなり疲弊しています。今まで鈴音さんに頼りきりでしたので、この戦いくらいは私達だけで戦いましょう!」

 

梨子「坂柳に指図されるのは癪だけど、鈴音には色々御世話になってるからね。さっさと宇宙人達を倒すよ!」

 

ホンフー「これまでの鈴音さんは頑張りすぎでしたからねぇ。この戦いに限らずもう少し休めるように何か決めなくてはいけませんね」

 

真澄「大宮さんにも響さんと同じくらい助けてもらってるからね。恩返しになるなら安いもんだよ」

 

小波「まぁ付き合いの短い俺ですら嬢ちゃんが頑張ってきた事が伝わるもんな。大人の1人として子供を助けなきゃな」

 

十一郎「勿論だ。大宮さんには色々教えてもらったし、大宮さんがいなかったら俺はハタ人間になっていたかもしれないんだ。だから今度は此方が大宮さんを助ける番だ!」

 

何これ最終回?アニメとかで良くあるやーつじゃん!

 

「ふん、美しき地球人の友情というやつか……。いいか?地球人が何をしようと無駄だ。例えこの戦艦ニャガトに勝ててもが来ても我々ギャスビゴー星人の侵略を止める事は出来ないからな」

 

十一郎「どういう意味だ!?」

 

「そもそもおまえ達がやってきたのは只の時間浪費だ。今こうして俺の相手をしている間にも仲間の侵略は進んでいる。この基地が破壊されても拠点は他にある」

 

有栖「……それがもしも真実ならば早いところ貴方を倒す必要がありますね」

 

「やってみろ。出来損ないの地球人共め!」

 

 

ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

 

宇宙人が戦艦によって砲撃を続けて、私以外の皆はそれを避けては反撃の機会を伺っている。

 

真澄「はぁっ!」

 

梨子「はっ!」

 

 

ズバッ!ズバッ!

 

 

刀剣担当の2人が戦艦に切り刻み……。

 

小波「いくぞ少年!」

 

十一郎「はいっ!」

 

 

ドンッ!ドンッ!

 

 

小波ブラザーズが遠距離でキャノン砲を発射して……。

 

有栖「そこっ!」

 

 

パンッ!パンッ!

 

 

坂柳さんが銃撃で死角を突く。それぞれで少しずつダメージを与えているが、決定打にはならない。

 

ホンフー「…………」

 

そしてホンフーさんはさっきから何かを試みている。そこから伝わるのはとにかく凄い集中力だということ。

 

「足掻きは済んだか……?ならばくらえ!!」

 

十一郎「砲撃がくるぞっ!」

 

小波君の合図で全員が距離を取って防御態勢を整える。

 

 

ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

 

砲撃の威力こそは凄まじいけど、速度が余りないのでホンフーさんくらいの実力者なら避けきれる。

 

「しぶとい奴等め……。なら此方も少し本気を出すとしよう」

 

十一郎「何!?まだ本気じゃないのか!?」

 

「当たり前だ。地球人如きに戦艦の本気を出す訳がないだろう」

 

でも戦艦側はまだまだ本気じゃないらしい。この場にいる殆んどの面子が絶望に顔を歪ませている。

 

「ふはは!その表情が見たくて加減していたのだ。だが貴様達は一思いに殺さずにペットにしてやる!」

 

宇宙人のペットとか嫌だなぁ。

 

十一郎「くっ!万事休すか……!」

 

ところでアニメとか漫画なら万事休すという言葉の後には大概状況を打破する手段があるんだよね。

 

「……?どういう事だ。何故戦艦が起動しない!?」

 

この場合は敵の戦艦トラブルだね。

 

ホンフー「ふぅ……。漸く出来ました」

 

「き、貴様!何をした!?」

 

ホンフー「敵に手段を明かすほどこの手品のタネは安くありませんよ。只……物凄く時間を要したとだけ言っておきましょう」

 

有栖「チャンスです。全員であの戦艦諸とも攻撃してください!」

 

坂柳さんの合図で全員が戦艦に全力を叩き込み、遂には戦艦を破壊する事が出来た。

 

「ば、馬鹿な。地球人如きにこの俺が……!」

 

 

ドカーン!

 

 

この爆音で基地全体を破壊した。

 

途中で会ったパワードスーツにされた人達は小波さんの未来の技術によって守られている。それがどんな仕組みなのかは禁則事項なんだそうだ。何それ滅茶苦茶気になる……。

 

ちなみに戦艦はホンフーさんの超能力によって機能停止していたようだ。時間がかかったのはあれ程の戦艦に能力を使うのは初めてだからだそうだ。やっぱりホンフーさんを連れてきて正解でした!

 

あとは坂柳さんと小波君の頼もしさが事態に好転を呼んだのもあるよね。もう私がいなくても十分戦っていけるだろう。

 

さて……。宇宙人の基地も破壊出来たし、今日の事を未来に報告する為に私達の基地に帰るとしよう!




今回はここまでです。

次回、基地待機班は襲撃班が戦っている同時刻に……?
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