戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第68話 死霊獣の誘い

未来side

 

「グオォォォォッ!!」

 

恵理「な、なんなの!?あの怪物、片目が垂れ落ちているわ!」

 

青野「それだけじゃなくて全身ボサボサだぞ……」

 

蘇った宇宙ビーストはよくあるアンデットよろしく片目が垂れ落ちていて、体は所々ボサボサだった。……まるでB級のゾンビ映画みたいね。

 

「さあいけ!蘇ったアンデットビーストの力を見せてやれ!」

 

「グオォォォォッ!!」

 

宇宙ビースト改めアンデットビーストは高速で此方に攻撃してくる。

 

落田「は、速いでやんす!」

 

光山「俺に任せろ!ふんっ!!」

 

「グオォォォォッ!」

 

光山さんとアンデットビーストの格闘術はほぼ互角。向こうが鉤爪で光山さんが拳な分若干不利かしら……?

 

光山「ぐっ……!」

 

「ほう?このアンデットビーストの攻撃と渡り合えるとは相当のパワーとスピードを持っているようだな。だがアンデットビーストの鉤爪は相手をじわじわ削る毒の爪……。まともに打ち合えば消耗するのはそっちだ!」

 

毒の爪……。本来は鉤爪に負傷効果があるけれど、この場合は毒によるダメージが蓄積する感じなのね。負傷は暫くすれば治るけれど、この場合は薬で治すしかなさそうね……。

 

アルベルト「自慢のトムプソンを喰らうでーす!」ドガガガッ!

 

「グオォォォォッ!」

 

トムプソンの弾を軽々と避けるアンデットビースト。本来のスピードは健在な訳ね。

 

恵理「あの巨体で凄いスピードね……。死角からの拳銃も軽々と避けているわ」

 

死霊術によって蘇った影響でパワーとスピードは元々よりも数段上がってそうね。だとすると……。

 

未来「此処は私がいくわ。皆はあっちの宇宙人の相手を御願い」

 

落田「ひ、1人でいくんでやんすか!?無茶でやんす!!」

 

未来「そう思うなら早いところあの宇宙人を倒しなさい。それから私を援護するのよ」

 

恵理「……ええ、此処は任せるわ。皆!響さんがあの怪物を抑えている間に私達はあの宇宙人を速攻で片付けるわよ!」

 

白木恵理の一言で皆はアンデットビーストを操っている宇宙人の方に向かった。

 

「……此方に来たか。だがそれも想定内。アンデットビーストがやられた時の為にもう1つ準備していたのさ。いでよ!」

 

 

ゴゴゴゴゴ……!

 

 

落田「また地中から何かが出てくるでやんす!」

 

出てきたのは紫色の……龍かしら?少なくともパワポケの世界では御目にかかれないわね。

 

「こいつはこの倉庫に眠っている古来から伝わる伝説の龍……。無限大の力で敵を圧倒する!そいつを死霊術の応用で完全ではないにしても復活を遂げた。その名もムゲンダイナ!!」

 

「ガアァァァァッ!!」

 

光山「おいおい……。さっきの怪物より何倍もでかいぞ……!」

 

アルベルト「これが日本……。素晴らしいでーす!!」

 

恵理「だとしても私達だけであの化物を倒すしかないわね。響さんは1人であの怪物と戦っているのよ。今更弱音を吐くなんて出来ないわ!」

 

青野「そうだな……。出来るかはわからないけど、このまま犬死にする訳にもいかないしな」

 

落田「こうなったらやってやるでやんす!!」

 

皆の相手はあのムゲンダイナとかいう龍がするみたいね。数いるとはいえ未知数の相手だし、早いところあのアンデットビーストを倒して皆の援護をした方が良さそうかしら?




今回はここまでです。

次回、ムゲンダイナ相手に苦戦する恵理達。逆転の芽はあるのか……?
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