戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。 作:銅英雄
埋め立て地にある宇宙人の基地を破壊して、南西にある私達の基地に戻ってきた。小波さんは来るべき最終決戦に向けての準備があるらしく1度自分の所に戻った。
堀北「あの廃ビルにクラスの皆がいるのね……」
十一郎「ああ。Dクラスの殆んどがそこを基地にして避難している」
ちなみに堀北さんは皆が戦っているなか私と一緒に休んでいたよ。彼女1人で地下10階まで来たからね。私の指示で休んでもらった。他の皆も納得してくれたしね。
有栖「おや?基地の前に大勢いますね」
ホンフー「私達出迎えている……といった感じでもなさそうですね」
坂柳さんとホンフーさんが言うように基地の前に大勢いるのだが、どう見ても出迎えの雰囲気じゃないよね。3匹の宇宙人がいるし……。
堀北「宇宙人達と戦っているのはAクラスの榎本さんを筆頭にして……あとはDクラスの人達と1人の大人ね。クラスメイトは堤君、越後君、大神君、白瀬さん。大人の人は誰かの知り合いかしら……?」
梨子「ねぇねぇ!あたし達も混ざろうよ。このパーティーに!」
十一郎「なんでおまえはそんなに楽しそうなんだ!?」
真澄「とは言え石川の言う通り私達も加勢した方が良くない?」
有栖「そうですね。鈴音さんはどう思いますか?」
鈴音「そうだね。此処は多勢に無勢を利用して素早く終わらせようか」
実は私のこの発言は第63話以来の台詞である。現実では数十分ぶりだけど、体感時間では7話ぶりだよ。ずっとモノローグばっかりだった。未来は台詞多めなのに……!私は主人公なのに空気の時間がかなり続いていた怒りを基地前の宇宙人にぶつける事にする。
バキッ!
「だ、誰だ!?」
鈴音「通りすがりの地球人だよ」
まぁ君達が屯しているその廃ビルは私達の基地だから早めに退いてもらえると有難いけどね。
大神「余所見している暇があるのか宇宙人め!!」
「ちっ……!」
凄いなあの宇宙人。大神君と榎本さんの斬撃、白瀬さんと椿さんの銃弾、堤君のトラップ、越後君の格闘術を全て捌いている。
榎本「あとは貴方だけよ」
あっ、よく見たら他の宇宙人が横たわっている。
「くそっ!これで勝ったと思うなよ!!」
ボンッ!
宇宙人は煙を出して目を眩ませた。
十一郎「げほっ!げほっ!」
有栖「煙幕のつもりでしょうか?」
鈴音「みたいだね」
煙が晴れると案の定宇宙人は姿を消していた。不思議な事に横たわっていた宇宙人数匹もいなくなっている。あの宇宙人達とは数日の内にまた戦い合う事になるかもね。
唐沢「おい!何かあったのか?」
基地の中から唐沢教授が出てきた。
鈴音「特に何もありません。それぞれ分担で鍛練をしてた帰りです」
唐沢「そうか……」
……そういえば唐沢教授は第8話以来で64話ぶりの登場だったね。私が出番どうこう言うのは甘えかもしれない。
未来「……何をくだらない事を思っているのよ」
等と思っていたら丁度未来達も帰って来た。
鈴音「おかえり」
未来「ええ、只今」
よく見ると未来以外の人達は無茶苦茶疲弊している。私達の所も結構大変だったけど、未来達の所はまた別で大変だったんだろうね。
未来「鈴音は元気そうね」
鈴音「まぁ体力にはそこそこ自身があるよ」
装備品の効果込みだけど。
未来「ではこれからたっぷりとしごいてあげるわ」
鈴音「ゑ?」
未来「私の事を阿修羅だと思っていたものね。なら私は阿修羅らしく貴女を鍛えて成長させるべきだと思うのよ」
待って待って。そもそもその場に未来いなかったのになんでわかるの?
未来「言い訳は無用よ。どうせ基地でも死にかけたのでしょう?」
ごもっともです……。私は未来にドナドナされる形で倉庫へと連行された。
堀北「クラスメイトが全員いると思ったのに、櫛田さんがいないわね。平田君達のグループや須藤君達の事は小波君や落田君に聞いたのだけれど……」
この時の私は堀北さんの呟きが耳に入る事はなかった。堀北さんの発言が更なる事件を生む事を知らずに……。
今回はここまでです。では久し振りにステータスを載せます。今回載せるのは神室真澄、榎本梨子、堀北鈴音のステータスです!アルベルトのステータスは次回以降になります……。
神室真澄
体力 7
力 8
器用さ 6
素早さ 9
精神 7
得意武器 刀剣
苦手武器 キャノン
特殊行動 なし
スキル 反撃 警戒 暗視
榎本梨子
体力 6
力 7
器用さ 7
素早さ 8
精神 11
得意武器 刀剣
苦手武器 なし
特殊行動 思考(1ターン目に発動。5ターンの間素早さダウン。攻撃力、防御力アップ。恐怖状態にならず、気絶耐性と転倒耐性が付く。敵に狙われやすくなる)
スキル 警戒 反撃 底力
堀北鈴音
体力 5
力 7
器用さ 7
素早さ 10
精神 9
得意武器 刀剣 格闘 ハンドガン
苦手武器 なし
特殊行動 思考 フロントステップショット
スキル 反撃 逆手 警戒
次回、仲間達とのトークタイム!