戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。 作:銅英雄
その後私達は北公園に戻り、高坂さんを見掛けては追い掛けて、奥に辿り着いたと思ったらまたまた段ボールハウスを見付けた。
十一郎「こ、此処にもあるのか。茜ハウス……」
恵理「さっきの家と負けず劣らずの出来映えね……」
まさに職人芸といえる仕上がりの段ボールハウスがそこにはあった。
梨子「ねぇねぇ!此処にもなんか色々落ちてるよ」
石川さんがそう言うので、見てみるとガラクタや鉄、銅等が色々あった。
鈴音「よし、全部回収しておこう」
梨子「了解!」
十一郎「お、おいおい!勝手に持って行ったら駄目なんじゃないか!?」
鈴音「問題ないよ。多分高坂さんも使用方法がわからない物ばかりだと思うし、寧ろごちゃごちゃと散らかった物を私達が片付けてあげようという優しさだよ」
よく親がやるよね。自分で片付けないから無理矢理処分する事によって部屋の片付けを済ますの。まぁ私は自己責任って事で自由気ままにやったけどね……。
有栖「流石鈴音さんですね。部屋の整頓と素材の回収を同時に実行するとは」
はっはっはっ。そうだろう?……うん、ごめん高坂さん。とりあえず心の中で謝っておくね。
鈴音「じゃあ回収が終わったら1度此処を出ようか」
そんな訳で私達は北公園を1度出た。
~そして~
再び帰って参りました北公園!……まぁ1度出てから15分くらいしか経ってないけどね。
茜「」タタタッ!
十一郎「いた!」
真澄「うん、今度は私達も見た」
有栖「元気そうな女の子ですね」
恵理「私も見たわ」
梨子「間違いなく茜だったね」
どうやら今回は全員高坂さんを見たようだ。私もちゃんと目撃しました!
鈴音「じゃあ今度こそ高坂さんを保護しようか。ハタ人間にならない内にね」
十一郎「ああ!」
有栖「このやる気。やはり小波君はロ……」
十一郎「言わせないぞ!!」
……この漫才も3度目にして恒例だよね。
~そして~
北公園奥へと到着!
茜「や、止めてください!」
着くなりいきなり不味い状況と遭遇しました……。
「へっへっへ……。お嬢ちゃんもハタを立てて一緒に気持ち良くなろうぜ!」
茜「嫌です!茜はそんなものを立てられたくありません!!」
……しかもあのハタ人間ヤバい事口走ってるんだけど?
有栖「どうやらあのハタ人間も小波君と同じ性癖を御持ちのようですね」
十一郎「……何時になったら俺の疑惑は解消されるんだ?」
鈴音「はいはい、漫才は後にして今は彼女を助けるよ」
十一郎「そ、そうだな……」
という事でハタ人間に立ち向かいます。
~そして~
ハタ人間を倒すと、小波君がいの一番に高坂さんの元へと走り出した。
十一郎「茜っ!」
茜「じ、十一郎お兄ちゃん!」
十一郎「無事で良かった……」
茜「茜、とても怖かったです。さっきもあの人に変なものを立てられそうになりましたし……」
えっ?あの人ハタを立てようとしてたんじゃないの?
十一郎「もう大丈夫だ。俺達と一緒に安全な場所に避難しよう!」
茜「はいっ!」
高坂さんは嬉しそうに頭のてっぺんにあるアホ毛をピコピコ動かしていた。
……アホ毛って都市伝説かと思った。
今回はここまでです。
次回、茜は意外な人と交流があった……。