戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第81話 高坂茜の人脈は意外なものである

高坂さんを連れて基地に戻った私達は一先ず休む事にした。

 

茜「此処がお兄ちゃん達の秘密基地ですか!?」

 

十一郎「あ、ああ……」

 

茜「凄いです!」

 

高坂さんは基地を見るなり興奮してるのかアホ毛がピコピコ動いている。……本当にあれってどんなメカニズムなんだろうね?

 

未来「帰ったわ」

 

アホ毛ピコピコ少女を観察していると未来が帰って来た。 そういえば未来はパライソ中学七不思議を静聴してるんだっけ?

 

鈴音「おかえり」

 

未来「次出る時は貴女にも来てもらうわよ」

 

鈴音「えっ?」

 

もしかして前に未来が言っていた7つ目の災いが関係してるのかな?あれは1日1つの話を聞く流れだから今頃だと6つ目……いや、下手したら次が7つ目かもしれないね。

 

茜「あっ!未来お姉ちゃんです!!」

 

十一郎「えっ?」

 

鈴音「えっ?」

 

未来「あら、茜じゃない」

 

なんで未来が高坂さんと知り合いなの……?

 

茜「未来お姉ちゃんも十一郎お兄ちゃん達と一緒だったんですね!」

 

未来「ええ。とは言っても私は殆んど別行動だけれど」

 

それよりも未来は何時高坂さんと知り合ったの?

 

十一郎「響さんは何時から茜と知り合いだったんだ!?」

 

小波君も同じ事を思っているようで、未来に訪ねる。

 

未来「私が度々1人で行動していた時があったでしょう?その際に時々茜と会っていたのよ」

 

十一郎「それなら茜を保護しても良かったんじゃないか?」

 

未来「それは……」

 

茜「茜が自分で、1人で行動したかったからそうしたんです!」

 

十一郎「茜!?」

 

未来が理由を話そうとすると、高坂さんが遮って大きな声で叫ぶ。

 

茜「……未来お姉ちゃんも最初は茜を保護しようとしていました。でもその時は初対面でしたし、お姉ちゃん自身が信用出来ないだろうからって茜に選択権をくれました。その時の茜は状況に怯えて初対面の人にハタを立てられるって思ってしまって、1人で大丈夫だと言ったんです」

 

十一郎「そ、そうなのか……?」

 

案外逞しいな高坂さん……。

 

茜「それでも未来お姉ちゃんは茜に親身になってくれました。その姿は宛らリンお姉ちゃんみたいでした……」

 

リンさんか……。私の好きなキャラの1人じゃないか。あの人に今後会う事はあるのだろうか?

 

未来「……別に大した事はしてないわ」

 

鈴音「そういえば何かしたんだっけ?」

 

茜「はい!未来お姉ちゃんには茜1人でやっていけるように護身術や、段ボールで造れるお家の造り方を教えてもらいました!」

 

鈴音「……そんな事したの?」

 

未来「……一応ね。自衛手段としてこの騒動が終わるまでは安全な段ボールハウスを北公園に設置しておいたと思うのだけれど」

 

……うん?

 

鈴音「北公園にあった段ボールハウスって未来が造ったの?」

 

未来「ええ、その後茜に段ボールハウスを造った素材が欲しいと言っていたので、一式渡しておいたわ」

 

茜「そして南公園で茜はお家を造りました!……でも泥棒さんに荒らされて滅茶苦茶になっていました」

 

未来「恐らく補強が足りなかったのでしょう。解れた糸が出ないように組み立てなければ誰かが引っ張った瞬間に崩れるわよ」

 

茜「はい……。泥棒さんにしてやられました」

 

ちなみに犯人は石川さん。

 

茜「それに比べてお姉ちゃんの造ったお家は流石です!あんな丈夫なお家を茜は何時か造りたいです!!」

 

……未来が造った段ボールハウスの素材、全部回収しちゃったけど、問題ないよね?

 

未来「……一応彼処にある素材は茜が余らせた素材だから好きなだけ持ち帰っても大丈夫な筈よ」

 

うん、そういう事なのです頂き申した!

 

その後高坂さんは交流のあった人達と和気藹々と話していた。




今回はここまでです。

次回、学校の屋上に……。
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