戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第82話 屋上は何かのスポットになりやすい

未来side

 

私は学校の屋上にて黄昏ている。なんとなく、そんな気分だったから……。少しナーバスになっていると落田君が屋上まで来た。

 

落田「響さん、此処にいたでやんすか?」

 

未来「……どうかしたの?」

 

落田「他の皆がそろそろ教室に合流するから響さんも来てほしいと言っていたでやんす」

 

他の皆……。確か今学校にいるのは青野柴夫、霧生夏菜、石川梨子、白瀬芙喜子だったわね。……面子から察するにこの後七不思議の6つ目を聞く事になるのでしょう?出来れば私はこのまま帰りたいわ。けれど……。

 

未来「……今行くわ」

 

行かなければいけない雰囲気には逆らえないのよね……。

 

 

~そして~

 

教室に戻った私達はそれぞれ昼食を取り、その後は各々行く場所があるとの事で今教室にいるのは私と落田君の2人になった。どうせ別行動を取るなら私を呼びに来た意味がないじゃない……。

 

落田「……じゃあ七不思議の6つ目にいくでやんす」

 

未来「だから何を持ってしてじゃあなのよ……」

 

4つ目の話でもこの切り返しだったわよ……。

 

落田「6つ目はさっき響さんがいた屋上の話でやんす。丁度今響さんが座っている席からは突然女性の顔が飛び出すらしいのでやんす……」

 

それって確か白瀬芙喜子が屋上へロープを使って登り降りしているという話だったわよね?4つ目の話も似たような内容だったのは何か意味があるのかしら……?

 

未来「その女性の顔がどうかしたのかしら?」

 

落田「……その女性は屋上から飛び降りた女生徒の幽霊だと言われているらしいのでやんす」

 

……そういえば3つ目は家庭科室の幽霊だったわね。それに1つ目は生首、5つ目は男子生徒の幽霊、形式は違えど2つ目も霊的現象だった……。存外七不思議というのは非科学的に面白可笑しく仕上げているのかもしれないわね。

 

フッキー「あんた達何をしてるの?」

 

等と考えていると白瀬芙喜子が窓から顔を出した。

 

落田「うわっ!何処から出てきたんでやんすか!?」

 

フッキー「そこの窓からよ……っと」

 

白瀬芙喜子はそのまま窓から教室に入る。……性格の割にやる事がアグレッシブね。

 

落田「そこの窓って……。一体何処に行っていたんでやんすか?」

 

フッキー「屋上よ。さっき響さんが行ってた」

 

落田「此処は2階でやんすよ?どうやって教室に……?」

 

フッキー「このロープを使って私は屋上に行き来してるのよ」

 

……この辺りも概ね同じね。この七不思議は私が小波君の立場になって聞いているのよね。次に学校に行く時はその前に基地に帰って鈴音にも来てもらいましょう。

 

鈴音がいれば坂柳有栖も共に行動するでしょうし、戦力としても申し分ないわ。

 

梨子「ねぇねぇ、フッキー!あたしにも屋上に行く近道教えてよ!」

 

フッキー「嫌よ。あんた絶対悪用するでしょう」

 

梨子「ちぇー!」

 

……そもそも貴女はショートカットの道を他にも知っているでしょう。




今回はここまでです。

次回、鈴音達は新たな仲間候補を見付ける……?
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