戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。 作:銅英雄
3つの目を撃ち抜かれた宇宙怪物は右も左もわからずに暴走して此方に向かって来た。
「ガァァァァッ!」
バンッ!
襲われそうになったから銃で反撃したけど、今の銃声で櫛田さんにバレちまいました……。
櫛田「……そこにいるのは誰!?」
こりゃ誤魔化すのは難しいかなぁ……。そう思っていると堀北さんを皮切りに次々と櫛田さんの前に姿を現し、私もそれに続く。
堀北「終業式ぶりね。櫛田さん」
櫛田「堀北……!」
本性剥き出しモードなのか櫛田さんは堀北さんを呼び捨てに。本当にハタ立ってないんだよね……?
櫛田「……はぁ。何時からいたかは知らないけど、そこにいたって事は私の独り言を聞いてたって事で良いんだよね?」
堀北「ええ、貴女が宇宙人達と結託している事も聞かせてもらったわ」
櫛田「最悪……。でも此処で始末してしまえば問題ないよね」
有栖「堕ちるところまで堕ちましたね」
真澄「あんたも宇宙人達と何ら変わりないよね」
榎本「正直見過ごす訳にもいかないわ」
櫛田「わらわらと鬱陶しい……!」
なんかボス戦みたいな雰囲気出てるけど、本来救出するべき人物なんだよね?
堀北「そちらは1人、此方は5人……。観念しなさい!」
絵的に私達が悪役で、櫛田さんがピンチに晒されてるヒロインみたいになってるけど、逆だからね?
櫛田「……余り舐めないでくれない?私が多人数相手の戦いに弱いと思ったら大間違いだから」チャキッ!
櫛田さんが拳銃を構える。あれ?さっき使っていたやつとは違うよね?
櫛田「私が今持っているのは特殊な光線銃でこの銃から発する光を浴びた者は……!」
説明しつつも堀北さんに銃を構えて撃ちだした。危ないっ!
ズビビーッ!
櫛田「……ふぅん?堀北なんかを庇うんだ」
有栖「鈴音さん!?」
私は撃たれそうになった堀北さんを庇い、光線銃を受けた。なんか私の扱い最近こんなのばっかりだよ……。
堀北「大宮さん、何故……?」
鈴音「仲間がピンチの時は助け合うのは当然だよ……!?」
な、なんか私の身体が下から石になり始めてるんだけど!?
櫛田「この銃の光を浴びた者は下半身から石になるの。あの宇宙人達の技術力で造られた石化銃……ってところかな?向かってくる敵の殆んどはこれで石にしてきたの……」
ヤバい!もう胸元まで石化している……!完全に石になってしまう前に坂柳さんに伝えなきゃ!
鈴音「さ、坂柳……さん。私……が前……に渡し……たあれ……をタイ……ミン……グを見計……らっ……て……!」
口まで石化した私はそれ以上言葉を発する事はなく、完全に石化してしまった。
有栖「鈴音さん!鈴音さん!!」
櫛田「へぇ。今堀北を庇った奴も鈴音って名前なんだ……。その名前ウザかったし、始末出来て良かった」
堀北「大宮さん……!」
石になってしまった私。果たして元に戻る事は出来るのか!?
今回はここまでです。
次回、石になった鈴音を元に戻す事は出来るのか……?