戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第88話 恐怖!7つ目の災い

未来side

 

学校に着いてしまったわ……。

 

落田「最早オイラ達の安息の地はこの学校でやんすね……」

 

有栖「まぁそれでもハタ人間が時々此処に来ますけどね」

 

真澄「……まさか夏休みになっても学校に出入りする事になるとはね」

 

ちなみに面子は私、落田君、坂柳有栖、神室真澄、そして……。

 

鈴音「」

 

今私が首根っこを掴んでいる鈴音の5人。最初鈴音は面倒臭がっていたが、私が鈴音に安眠してもらう為に寝てもらったわ。

 

落田「……何処から見ても大宮さんは気絶しているでやんす。やっぱり響さんを怒らせたら駄目でやんすね」

 

有栖「ですが鈴音さんは安らかな表情をしています」

 

真澄「……あんた、あれが安らかな表情をしてると思ってるなら1度病院で診てもらった方が良いよ?」

 

そんな会話をしている時刻は午後12時30分。

 

落田「……そういえば響さんに話す七不思議もこれで最後になるでやんすね」

 

来たわね……!この話で漸く学校に行く事もなくなるわ。

 

真澄「へぇ……。この学校にも七不思議ってあったんだ」

 

有栖「非科学的な法螺話ばかりのような気もしますけどね」

 

落田「何を言うでやんすか!?この学校の七不思議は普通の七不思議よりも信憑性が高い事で有名でやんす!」

 

未来「それなのだけれど、落田君が今まで話していた七不思議は全てこの2年Dクラスの生徒が原因を作っていると思うのよ」

 

落田「えっ?どういう事でやんすか!?」

 

疑問符を浮かべている落田君と興味深そうに此方の話を聞く坂柳有栖と神室真澄。

 

未来「まずは体育館の七不思議だったかしら?ポン、ポンと何かが跳ねている……。それは神木さんが体育館でバスケットボールをしていたからよ」

 

落田「そ、そんな訳……」

 

未来「前に彼女に聞いたのだけれど、放課後にバスケットボールをしているのはバスケットボール部を除いては彼女だけだったわ」

 

有栖「……成程。静かな体育館で何かが跳ねる音の正体は神木さんがバスケットボールをしている時の音という事ですね」

 

未来「そういう事よ。2つ目の13段目の階段は石田君が御腹を空かせて寝ていたのではないかしら?」

 

落田「そ、そんな……。いくらなんでもそれは……」

 

真澄「……私時々誰かが階段で寝てる……っていうか倒れているのを見たんだけど、それってもしかして……」

 

未来「恐らく石田君でしょうね。……3つ目の家庭科室の幽霊だったかしら?家庭科室の鍵を借りているという霧生さんの話によるとそのようなものは見た事がないと言っていたわ」

 

有栖「話の流れからすると霧生さんがその幽霊の正体……という事になりますね」

 

……まぁあの後に田中深雪が来たから、田中深雪がその正体だったという説の方が恐怖を与えられるかもしれないわね。

 

未来「4つ目の秘密裏の道も多分石川さんしか使われていないでしょうね」

 

有栖「なら秘密裏の道を通ったら石川さんに何かされるかもしれませんね」

 

現に石川梨子は大量のハタ人間を引き連れて戻ってきたものね。そう考えると坂柳有栖の説も間違いではないわ。

 

落田「……オイラあの道を通るのは止めておくでやんす」

 

未来「5つ目の3階の男子トイレも越後君以外使ってはいないでしょうね。本人もそう言っていたわ。声の正体は彼が「やれやれだぜ」と言っていたと考えるのが正解ね」

 

真澄「……男子トイレという事は私達には縁がない七不思議だね」

 

落田「トイレの何にやれやれと感じるんでやんすか!?」

 

未来「6つ目の屋上の女性というのは白瀬さんの事ね。彼女が屋上から前みたいに突然顔を出したのでしょう」

 

有栖「生徒はその姿を目撃した……と」

 

落田「ま、まさかうちの学校の七不思議をクラスメイトが起こしているとは思いもしなかったでやんす」

 

真澄「……じゃあ7つ目もDクラスの生徒が引き起こしている訳なの?」

 

落田「いや、それはないでやんす。というかそうなると7つ目は存在しないかもしれないでやんす」

 

有栖「何故そう言い切れるんですか?」

 

落田「7つ目の不思議は七不思議全てを知った者死んでしまうらしいのでやんす……」

 

未来「そう……」

 

落田「余り驚かないんでやんすね」

 

そういったのは慣れているのよ。慣れたくはないけれど……。

 

未来「……なら今この場で私達は七不思議の全てを知ってしまった訳だけれど」

 

落田「はっ!」

 

有栖「確かに今のが七不思議の1つならそうなってしまいますね」

 

真澄「なら私達は死んでしまうって事ね」

 

落田「な、なんでそんなに冷静なんでやんすか!?」

 

 

ガタッ!

 

 

落田「な、何の音でやんすか!?」

 

未来「貴方こそ落ち着きなさい。今までの七不思議は全て貴方のクラスメイトの仕業なのだから、これもそうだと考える方が賢明よ」

 

落田「そ、そうでやんすね!きっとこの音も……」

 

 

ガタガタッ!

 

 

落田「く、クラスメイトの……」

 

 

ガタガタガタッ!

 

 

落田「仕業……」

 

真澄「何か此方に来るよ!」

 

落田「な、7つ目の災いでやんす!七不思議を全て知ってしまったオイラ達を葬りに来たんでやんす!!」

 

はぁ……。やはり戦わないといけないのね。さっさと鈴音を起こして皆で速攻で始末しましょう。

 

鈴音「きゅう……」

 

有栖「目を回している鈴音さん、可愛いですね」

 

貴女はその異常なまでの鈴音LOVEを抑えなさい。




今回はここまでです

次回、最終準備に取り掛かります!
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