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「一カ月も行き来すれば慣れるか。」
「そうね。」
以外にも徒歩圏内に
“ギルドを中心とした街があり”
いとも簡単にギルド員として登録できた
丁度、水筒の材料の胃袋が
品薄で順次納品待ちだった事もあり、
一袋=1銀貨=100円で
引き取って貰え、10個納品した
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「しかし、高騰してるなぁ。」
「仕方ないのよ、
紛争、小競り合いと言う名の国家間戦争、
殺し合ったって、
互いを苦しめるだけなのに。」
「ま、わかってても
互いに譲れないモノがあるから、
そう言う手に頼っちまうんだよな。」
調味料が無いのでは無く、
その原産国同士で戦争をしているので、
そもそもの輸入が出来る状態では無かったそうだ
この地域では既に採りつくされ
“死の森”で僅かにあるかどうかまで
減ってしまった為、今は採取禁止にされている
「とりあえず・・・。」
メネを抱えて“ギルドの裏口に隠れる”
(ちょっ!?こここ///
こんなトコでスルのっ!?)
(あほ、
尾行だ、最近水筒の高騰があっただろ?)
(うん、丁度南方と西方で・・・あ)
(あぁ、どちらかの間者だ、
見つかるのは不味いな、
メネと俺は魔力無し、
そんな奴らが、どうして
胃袋の納品が出来るのか探りに来てるんだろう)
「お二人共、こちらへ。」
「受付・・・。」
口元でしーっと、人差し指で口を押える
ちょっと茶目っ気の在る受付嬢さんが
招き入れてくれた。
▽
「やはり来ましたね。」
「予想よりは遅い気もしますが、
まぁ、良しとしましょう。」
「え?ふたりして何の話?」
「あら?言ってなかったんですか?」
「え?まぁ、その、
ねぇ、“女の子にはキツイ話”も
あるからさ。」
びくって、あ~ぁ、
メネ震えてる、だから言いたくなかったのに
「ほれ、おいで。」
ぎゅっと抱きしめ、
頭をぽんぽんする
「ごめんな、メネ、
怖いだろうって思って
話さなかった俺が悪いな。」
「ご・・ごめ、さい、
でも、きき、聞くわ。」
「優しい旦那様ね。」
「「ぶっ!?まっ!?まだそんな関係じゃっ!?」」
「あら?違ったの?」
「“ヴェノム”さん?
からかうのは程々にして下さい、
それに貴女にもそう言う輩が
着いて来てもおかしく無い、
そうですね?」
「はぁ、そうね、
ようやっと安住の地に住めたと思ったのに、
あ~ぁ、また戦場に逆戻りは嫌なのよね~。」
この受付嬢さんこと、ヴェノムさんは、
戦場で出会ったら逃げろと言われる、
生ける戦神クラスの実力者であり、
本当に憧れの受付嬢をしたいが為に
“戦場から逃走を繰り返す戦神”でもある
「兎に角、間者は私が始末するから、
むしろあなた達は、普段通りに行動して欲しいのよ。」
「ちょ、ヴぇ「受付嬢よ?」
受付嬢さんは、それで大丈夫なんですか?」
「メネ、わかってるだろ?
ここのギルド員で誰もヴぇ「受付嬢。」
受付嬢さんに敵う人が居ないのは。」
「そうだけど。」
「ちょっとごめんなさい。」
(ちっ、メネ!)
「わっ!?」
メネをしっかり抱え
“これから起こるであろう事を見せない用にする”
▽
ヴぇ「受付嬢」受付嬢さんは、
胸元の羽ペンを手に持ち
天井の僅かなスキマに“投てき”した
ぐぁあっ!?
誰かの叫び声だ
「あ、そうそう、
その羽ペン、私の特別性だから。」
返事はその苦痛と絞り出すような声で帰って来る
「な゛・・・ぜ
“毒蛇”がっ!?」
そして、その間者は身体中から血液を吹き出し
息絶えた
「ったく、
また天井の張り直しと、
床の張替えじゃないの、
そんなに予算は潤沢じゃないのに、もぅ。」
ぷんすか、そう言う表現が合う
愛くるしいポーズをしている筈なのに
“滴る血液を美味しそうに嘗め回す仕草は”
妖艶、興奮を覚える輩が幾人か出るだろう
「受付嬢さん、
せめてメネが見ない様に処理出来ませんか?」
ガタガタと震えるメネをしっかり押さえ
カウンター側に通じる扉へ移動する
「出来たらこんな事しないわよ、
でも、この“味”
西方ね、よりにもよって古巣からかぁ~。」
受付嬢さん曰く
血の味で、どこ出身の人間かわかるそうだ