デート・ア・セブン   作:疾風海軍陸戦隊

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宇宙人と精霊のデート

地球人の高校生、五河士道の正体はウルトラ兄弟の一人ウルトラセブンであった。しかし彼はブラックスターからやってきた円盤生物シルバーブルーメの襲撃に会い、MACの基地諸共飲み込まれる。死んだと思ったセブンは転生し、地球人として転生し、平和に暮らしていたセブンは突如現れた精霊と呼ばれる少女と出会い。そして平和的に解決するため彼女とデートをすることになったのだった

 

 

「シドー!シドー!これは何だっ!?何だ?何だっ!?何だあぁー!?」

 

精霊である十香はパン屋の窓においてあるたくさんのパンを見て目をキラキラさせてそう言うと士道は笑って

 

「それはパンだよ・・・・・ほお…今日はきな粉パンの日か・・・・十香。食べたいのか?」

 

「い、いや…別にほしくは・・・・」

 

そうは言うが、十香はよだれをたらし物欲しそうに店内に置いてあるパンを見ていた。すると士道が

 

「十香。お腹が減っているなら、これを食べるか?」

 

そう言い士道は飴玉を出すと

 

「そ、そんな小さな者。ほしくない」

 

と、プイっとそっぽを向くと士道は

 

「ハハハハ!!じゃあ・・・・・・」

 

笑う士道はまるで手品のように上着の懐から、パン屋の新メニューであるフランスきな粉パンをひょいっと取り出すと

 

「ほいっ!これならどうだ?」

 

「おおっ!?」

 

十香は士道が取り出したきな粉パンの匂いを嗅ぐとよだれを垂らす

 

「わ、罠ではないな?シドー?」

 

「大丈夫だ。まあよだれを拭いて食べてみろ美味しいぞ」

 

と、そう言うと十香はきな粉パンにかぶりつく。すると十香は目をキラキラさせ

 

「う、うまあぁーい!!!これがデート!?」

 

「いや、それはきな粉パンだ。そうだ。喉乾いていないか?」

 

と、そう言うと士道はハンカチを取り出し自分の手に置く。そして士道はハンカチを挙げると士道の手から水の入ったペットボトルが現れる

 

「ほい」

 

士道は水を私と十香は受け取り水を飲むと

 

「この美味しいのがデートではない!?もしやこの程度のうまさではデートではないのか?」

 

「いや…デートは食べ物では・・・・・」

 

士道が苦笑してそう言うといつの間にやらフランクフルトや団子などの食べ物を口にくわえた十香が商店街にいる人たちを見て驚いていた

 

「シドー!なんなんだこの人間の数は!?総力戦か!?ならばメカメカ団がやってくる前に先手を・・・・」

 

そう言い十香は指先から紫の光弾を溜めると

 

「まて、十香」

 

「止めるなシドー」

 

「大丈夫だ。彼らは君を殺そうとはしないよ」

 

「本当か?」

 

「本当だ。私を信じてくれ」

 

「む・・・・シドーが言うのなら」

 

そう言うと十香は光弾を撃つのをやめる。すると彼女のそばにいた子供がごみをゴミ箱に入れて母親に頭をなでられ褒められているところを目にした

 

「・・・・・・・」

 

すると十香は自分の持っていたごみをゴミ箱に捨てると。士道に頭を差し出す。最初は何の真似かと思った士道だが、すぐに十香がしてほしいことを理解しそして微笑みながら頭をそっと優しくなでると十香は嬉しそうに目を細める。それを見た士道は

 

「(かわいい・・・・まるで子供みたいに純粋だな)」

 

と、微笑ましく十香を見ていた。そしてその後、士道と十香は商店街のありとあらゆる食べ物屋に立ち寄った。そしてレストランでは十香はモットクレロンやベムスターも真っ青なくらいにすべての食べ物を食べまくった。それを見た士道は

 

「(すごい食欲だ・・・・・ベムスターなんかの食いしん坊怪獣と互角に張り合えるんじゃないか?それに先ほどの出店もおかしい。祭りでもないのにあんなにたくさん・・・・しかもなぜか理由づけに無料とか言っていたが・・・・)」

 

と、苦笑していると

 

「はい。これ私たちからのサービスねカップルさん!」

 

と、そう言うと店員が特大パフェを二人に渡す

 

「ああ、すまない・・・・・て、琴里?」

 

店員に礼を言う士道だが、その店員は琴里であった

 

「お前何でここに?・・・・・もしかしてあの商店街の出店の人たちは・・・・」

 

十香に聞こえないように小声でそういうと、琴里はニッっと笑い

 

「察しがいいわね。さすが士道よ。そうよあの出店の人たちは皆ラタトスクの職員よ。いったでしょ?彼方を全力でサポートするって?」

 

「・・・・すまないな」

 

「いいわ。で、この後はどうするの?」

 

「とりあえずは十香が喜びそうなゲームセンターに行くつもりだ」

 

「へ~珍しいわね。士道がゲームセンターに行くなんて?」

 

「私も少しテレビゲームの楽しさを知ったということだ」

 

「そうなの?まあ、いいわ。それよりもここからが本番よ。これ」

 

と、そう言い琴里は二枚のチケットを渡す

 

「・・・・これは?」

 

「ドリームパークていう施設のチケットよ。最後にそこに行きなさい」

 

「(ドリームパーク?遊園地か?)わかった。ありがとな琴里」

 

「どういたしまして、士道。さあ。始めましょう私たちのデート(戦争)を」

 

そう言うと琴里は去っていき、会計・・・・といってもそこはラタトスクが関連する店。何百人目の客だからサービスで無料とベタな理由に無料で十香とともに店を出たのであった。そして街中を歩く中、士道は

 

「(・・・・・・誰かに監視されているな・・・・・ひとり…いや複数?感じからしてラタトスクの人じゃな)」

 

誰かの視線を感じながら士道はそう思う。その視線はラタトスクの者ではない何か別の者であった。そして士道はちらっと空を見上げる

 

「(街中だけではない・・・・・空にも何かいるフラクシナクスじゃない・・・・・あれはまさか・・・・なぜ、あいつらがこの世界に・・・・)」

 

士道はセブンの能力、透視能力でフラクシナクスとは別の何かを捉えていた。すると・・・・

 

「シドー。どうしたのだ?もしかして楽しくないのか?もしかして私ばかり楽しんでシドーの機嫌が悪くなってしまったのか?」

 

不安げに聞く十香。その顔に士道ははっとした顔になり

 

「いや、ごめん。ちょっと余計なこと考えていた。楽しいよ私も」

 

「本当か?」

 

「ああ。本当だ。さ、十香。デートを楽しもうじゃないか。まだまだ見せたいものはたくさんあるぞ」

 

「おおっ!」

 

士道がそう言うと十香は士道の手を握り、そして二人は楽しく天宮市の街を楽しむ。そしてゲームセンターにつくと

 

「シ、シドー!?何だこれは!?メカメカ団のアジトか!?」

 

「違うよ。ここはゲームセンター。私も始めて来るが、要するに皆でああいう機械を使って遊ぶ場所だ」

 

「そ、そうなのか・・・・・・・お!シドー、私はあれがやりたい!」

 

と、十香が指さしたのはUFOキャッチャーであった。しかも景品は十香が気に入ったきな粉パンのぬいぐるみであった。十香は興味津々な顔でUFOキャッチャーに挑戦するが、なかなか取れずにいた

 

「む~~!!なんで取れないのだ!!」

 

「そう言うもんだよ。あっちの方はどうだ?あれなら取りやすいと思うが?」

 

「私はこっちが欲しいのだ!」

 

「そうか・・・・じゃあこうしよう十香。これを二人で協力してとるんだ。私はこっちの左右に動かせるボタンを、十香は私が合図したら、その赤いボタンを押すんだ。チャンスは一度きりだ」

 

「わかった」

 

そう言うと士道がクレーンを動かす。そしてクレーンがきな粉パンの真上に来た時

 

「っ!?今だ十香!!」

 

「っ!」

 

士道の言葉に十香は赤いボタンを押す。そしてクレーンは降りて行き、きな粉パンをつかむ。そしてクレーンはきな粉パンをゲートまで運び、入り口に落とす

 

「やった!」

 

「おめでとう十香」

 

「うん!ありがとうシドー!」

 

士道の言葉に十香は入れしそうに笑うのであった。そしてその後、二人は公園へと向かい、日が暮れたころには一番高い展望のある所で街を眺めていた。

 

「きれい・・・・」

 

「そうだろ。ここは私の一番好きな場所なんだ」

 

ここは士道のお気に入りの場所でもあり、いつも夕方はここで夕日を眺めていたのだ。すると遠くから電車が通る。それを見た十香は

 

「シドー。あれはどう変形するのか?」

 

「電車は変形はしないよ。まあ、連結することはできるけどな」

 

「おおっ!合体タイプか!」

 

と、二人は展望から街を眺めていた十香の手には先ほど士道とともにUFOキャッチャーでとったきな粉パンのぬいぐるみを大切に持っていた

 

「士道。今日は楽しかったな」

 

「ああ、そういってもらうと助かる」

 

「ドリームパークとやらに行かなかったのは残念だったが・・・・」

 

「そ、それは・・・・・気にするな」

 

士道は苦笑してそう言う。琴里に渡されたドリームパークに向かった士道であったが、ついた場所は決して遊園地ではなく別の意味での遊園地であったため士道は『十香にはまだ早すぎる!』と赤面しその場を離れ代わりにこの場所に来たのだ

 

「そうか。士道がそう言うのなら……結局士道の言っていたデートとは一体何だったのだ?」

 

「ん?デートと言うのは。そうだな・・・・・男女が仲良く親睦を深めながら遊びに出かけるっということかな?」

 

「なんだそうか。なら私と士道は立派にデートをしたではないか・…いいものだなデートは」

 

「ああ」

 

そう言い二人は夕日を見る。その様子を遠くから見ている者がいた

 

「しかし、信じられないわね。精霊が空間震もなしに現れてしかも人間の男の子と一緒にいるなんてね・・・・・」

 

二人を見ていたものはASTの隊長。日下部が双眼鏡で二人を見ていた。そしてその隣では鳶一が対物ライフルを構えていた

 

「・・・・射撃許可は?」

 

「まだよ。おえら方が協議中。なにしろこんなイレギュラーな事だからね。避難もできていないし・・・それに行方不明事件の調査に行った隊員たちも所々行方不明になって人員不足だし。様子見で終わると思うけど・・・・・」

 

そう言い日下部隊長は無線で上に報告をすると・・・・・

 

「え!?出たの!?狙撃許可!?」

 

「っ!?」

 

日下部の言葉に鳶一はゆっくりと引き金に指を重ねるのであった。そして士道たちは

 

 

 

「人間たちは皆優しかったな・・・・・・」

 

「そうだろ?誰も君を殺そうとする人なんていなかっただろ?」

 

「うん。シドーの言う通りだ。世界がこんなに優しいなんて・・・・こんなに楽しくこんなに奇麗だなん思いもしなかった・・・・・・」

 

十香は夕焼けに輝く街を見ながらそう言う

 

「だからメカメカ団が私が現れるたびに攻撃する理由が分かった・・・・私が現れるたびに私はこの美しいものを壊していた・・・・・・士道。私はやはり存在してはならないものだったのかもしれない」

 

悲しい顔をしてそう言う十香に士道は

 

「違うっ!!十香。君は存在するべき者だ!君は今、空間震も起こしていない。ましてやこの町を破壊していない!」

 

「だが、次現れたとき・・・・・」

 

「なら、ここにいろ!君は試したのか?ここにいるということを!」

 

「でも、私は知らないことが多すぎるぞ?」

 

「それなら私が教えてやる」

 

「寝床や食べ物だって必要になる。それに予想外のことだって起こりうる・・・・」

 

「だったら私と一緒にこの地球に住もう!予想外の事が起きればともに対抗策を考えればいい!だから十香。この星で生きよう。この星で一緒に・・・・」

 

一見すればプロポーズに近い言葉を言う士道ことセブン。すると十香は

 

「本当に…いいのか?私は生きていてもいいのか?この世界にいてもいいのか?」

 

「もちろんだ」

 

「そ、そんなことを言ってくれるのはシドーだけだけだぞ。メカメカ団やほかの人間たちだって、こんな危険な存在がいたら嫌がられるに決まって・・・・・」

 

「そんなことはない十香!人間も精霊もいつか必ず共にに仲良く暮らせる!私は地球人を・・・・・同じ人間を信じている!それでも君を否定する者がいれば私はその数倍、

君を肯定する!」

 

「っ!!!!」

 

その言葉に十香は目を丸くし驚く。士道もかつて前世では、精霊である十香と同じ人間ではない者・・・・・宇宙人であったが、それでも彼は地球を第二の故郷であり、そこに住む人間を誰よりも信じ愛した。そして士道は十香に手を差し伸べ

 

「十香。手を握ってくれ。今はそれだけでいい・・・・私を信じてくれ」

 

士道がそう言うと十香は涙を浮かべ笑顔で士道の手を握ろうとする。そして士道も彼女の手を握ろうとしたその時

 

「っ!?」

 

急に何かの殺気を感じた士道は、そのさっきの方角を透視能力で見る。すると数キロ先にある林でASTのアーマースーツを着た鳶一が対物ライフルで十香を狙っているのが見えたのだ。それを見た士道は

 

「十香!」

 

「うわっ!?」

 

士道は十香を後ろの方へ引っ張り出し、彼女の盾になるように前に立ち

 

「撃つなあぁぁ!!!」

 

そう叫ぶと銃声が鳴り、そして赤い鮮血が舞うのであった。そして引っ張り出され尻餅をついた十香は

 

「な、何をするんだ士道!・・・・・・・・・っ!?」

 

そう叫ぶ十香だが、彼女が目にしたのは腹に大穴が開き血まみれで倒れた士道の姿であった・・・・・

 

「し・・・・・士道」

 

その瞬間、彼女の心の中で何かが崩れた

 

 

 

 

 

セブン以外に来るウルトラ戦士は誰がいい?

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