バド星人の襲撃から、数日後・・・・
「五河先輩、夜刀神先輩!おはようございます!!」
「おはよう。さつきさん」
「おおー!さつき!おはよう!!」
わたしと十香はあることともに学校に登校していた。その子はさつきだった。
あの事件の後、さつきは無事に父親であるペガッサ星人・・・・・いや、茂さんと再会することができた。
それからというものその後、さつきは十香や四糸乃と仲良くなり、今ではよく十香と一緒人学校に登校する仲となっていた。
そしてさつきさんのダークゾーンもあれから十香と仲良くなって明るくなってからか、ダークゾーンを出すことは少なくなっていた。
「さつきさん。あれから異常はないか?」
「はい!おかげさまで、あれからおかしなことは起きていません」
「そうか。それはよかった」
私が安心してそう言うと、十香は
「そうだ、さつき。今日の放課後、空いているか?」
「放課後ですか?はい。空いてますよ?どうかしたんですか?」
「実は今日、きな粉パンのセールがるんだけど、四糸のとよしのんと一緒に行くか!?」
「あはは・・・先輩って本当にきな粉パンが好きですね。はい。いいですよ。私もきな粉パン大好きですから」
「じゃあ、決まりだな!」
さつきさんが一緒に行くと言って嬉しそうに言う十香。十香も十香で後輩、もとい人間の友達ができてうれしいんだろう。私はその風景を微笑ましく見ていたのだった。すると・・・・
「楽しそうね・・・士道君?」
「うわっ!?め、夢露!?」
急に後ろから夢露が現れ驚くと彼女はふふと笑い
「先輩とつけなさい。じゃないと君の正体ばらしちゃうぞ♪」
「ん・・・・め、夢露先輩。おはようございます」
「よろしい。おはよう士道君・・・・・それであの子のようすはどうなの?」
「ああ、彼女の方はあの事件の後、何もないそうだ。茂さんからの電話でもこの頃明るくなっていると聞いている」
「そう…たぶんさつきちゃんが明るくなったのは精霊・・・・十香ちゃんたちのおかげかもしれないわね」
「ああ。それに十香もさつきさんとあんなに楽しそうに話している」
「これで一件落着・・・・・だといいんだけどね」
そう不安そうに言う夢露に私は不思議に思った。
「ん?どういうことだ夢露?」
「今回バド星人はクール星人やポール星人とは違い偶然この世界に来たわけじゃなく意図的にやって来た。それが何を意味するか解らない君じゃないだろ?」
「つまり、侵略宇宙人や怪獣が現れやすいと?」
「正解。あくまで私の憶測なんだけどね。恐らくだけど私たちが元々いた世界の宇宙で何らかの空間の乱れが生じている可能性があるわ」
「なるほど・・・・その乱れを知り、他の宇宙人たちがその空間に入る・・・・あり得る話だ」
「私が転生して17年間は何もなかったんだけど、あの十香という子が現れてからおかしなことが起きている」
「つまり十香のせいだと?」
「そんな怖い目で見ないでくれ。誰も十香ちゃんのせいだと入っていないよ。ただ・・・恐らく何か大きな力が関与している可能性がある。あの異次元の悪魔や暗黒の皇帝のような大きな力が何等か意図的に空間を歪まし侵略者をここに呼び寄せている・・・・そんな感じさ」
「つまりはわからないと?」
「ええ、ただわかるのは今後、精霊だけじゃなく、侵略宇宙人や怪獣が現れる可能性があるってことよ・・・・・士道君。いやセブン。あなたは一人で戦うことになるけどどうする?」
「決まっている夢露・・・いやメトロン。私はこの地球を守るため戦うよ。それが私のするべきことだ」
「だが、君には他にもやることがある。精霊に宇宙人に怪獣、そして人間としての生活。あまりにもハードだ。たとえていうなら、教師をやりつつ地球防衛軍の隊員をやりウルトラマンとして戦うようなものさ」
「なぜ、そこで教師という言葉が出る?」
「たとえだって言ったでしょ?それで?あなたはたった一人で地球人を守れるのかい?」
夢露がそう言うと士道は
「夢露・・・・君はひとつ勘違いをしている」
「勘違い?」
士道の言葉に夢露は首をかしげると士道は頷き
「ああ。我々ウルトラマンが地球人を守っていたのではない。地球人と力を合わせて戦ってきたんだ。そしてこれからもだ」
そう言うと夢露は納得した表情をし
「そうだね・・・・今思えば、他の宇宙人たちが地球を落せなかったのは君たちだけじゃない。人間たちの力で負けていたのかもしれないね・・・・」
と、そう言うのであった。そして士道は
「(そうだ・・・・ここは私の知る世界でもましては故郷M78星雲のない宇宙にある地球だ。だが、私は守って見せる。十香や琴里たちが安心して暮らせるように・・・そして地球の人たちがいつか私たちの力を必要としないほど自分の星を守れるくらいまで…ともに宇宙の星々を駆け巡るその日まで)」
そう士道は決意するのだった
そして放課後、十香との買い物を終えたさつきは家に帰りリビングへ行くとそこには茂がソファーに座って新聞を読んでいた
「お父さんただいま!」
「ああ、さつきお帰り、今日は少し遅かったね?」
「うん。今日は夜刀神先輩と一緒に買い物に行ったの。はいお見上げのきな粉パン」
「そうか。そうか。楽しそうでよかったよ」
さつきがそう言いきな粉パンを茂に渡すと茂は嬉しそうに言う。すると茂は少し真剣な顔をする。その顔を見たさつきは
「お父さん?どうしたの?」
「・・・・・・・さつき」
「うん」
「実はな・・・・・・お父さん。さつきに黙っていたことがあるんだ」
「黙っていたこと?」
茂の言葉にさつきは首をかしげる。
「今回、さつきが宇宙人に襲われた原因は私にある・・・・・」
「それって、お父さんが防衛省の偉い人・・・・・」
「いいや、違うんだ」
さつきに背を向けてそう言う茂。
「お父さん?」
さつきがそう言うと茂は振り返り
「さつき・・・・・お父さんは・・・・・お父さんはね。人間じゃないんだよ。ペガッサ星という星から来たペガッサ星人という宇宙人なんだ」
「っ!?」
さつきは突然の父親の告白に驚き思わずクラシック音楽が流れてきそうな雰囲気になる。すると茂は寂しそうに笑いそして姿を人間の姿から元のペガッサ星人へと変わる
「・・・・お父さん・・・・」
「びっくりしただろ?でもこれが私の本当の正体なんだ。だからさつきが不安になった時のあの力も実は私の星の能力なんだ・・・・さつき。今まで黙っていて本当にすまない。ダメな父親だ…いやこんなのが父親だなんて思いたくはないだろうが・・・・・」
茂がそう言うとさつきは首を横に振り
「ううん・・・・人間でもそうじゃなくてもお父さんはお父さんだよ・・・たとえ宇宙人でも私にとっては大切なお父さんだもん」
「ありがとう。さつき・・・・・」
茂は娘であるさつきの言葉に涙ぐむ。そして茂は自分が他の宇宙の宇宙人であること、さつきの母が自分が宇宙人であったこと、そしてさつきの能力であるダークゾーンのことをすべて話した
しかし、さつきはそれをすべて受け入れた。それには理由があった
「ねえ、お父さん・・・そのダークゾーンて私、上手くコントロールできるようになるかな?」
「それはさつきの努力次第だな・・・・・だけどコントロールできるようになってどうするつもりなんだい?」
「わたし・・・・前に宇宙人に襲われたとき、五河先輩たちに助けてもらったのだから今度はわたし五河先輩を助けたいんです。今度は先輩を助けることができるように・・・・ダークゾーンて力を大切な人を守るために使いたいの」
「そうか・・・・でも、扱えるようになるのは大変だぞ?それでも頑張るか?」
「うん!頑張るお父さん」
「そうか…分かった」
さつきの強い意志に茂は頷くのであった。
一方、天宮市自衛隊駐屯地では
「・・・・え?転属・・・・・ですか?」
澤は隊長である日下部に呼ばれ、隊長室に来てみれば言われたのが転属命令であった
「ええ・・・・・だから本日をもって澤梓三等陸曹。あなたはASTをやめて別の部署に行くことに決まったわ」
「つまり・・・・・AATも解散ということなんですか?」
「そう言うことになるわね」
「そ・・・・・そんな・・・・・」
日下部隊長の言葉に澤はショックを受ける。長くASTを務め、そして新しく設立された派生部隊AATの班長になれたと思ったら、突然の左遷。そしてAATが解散され、そしてASTをやめるように言われ衝撃を受けていた
「そ・・・・それで。日下部隊長・・・・私の転属先は…どこなんですか?」
気力が抜けながらそう言う澤に日下部は
「転属先は・・・・・・・天宮市。つまりここよ。そして所属する部隊は対侵略宇宙人対策チームAATよ。そして澤三曹。あなたはその部隊の隊長とし、隊長としての階級にふさわしくするため階級を一気に一尉に昇進することに決定したわ」
「・・・・え?・・・・・・ええええっ!!!?」
日下部の言葉に澤は今度は驚きの大声を発する。その大声に日下部は耳をふさぐが、続けてこう言った
「あなたが平賀参謀を救出したこと、そして宇宙人や巨大生物との戦いでの功績が認められ、上も本格的に宇宙人や巨大生物・・・コードネーム怪獣と戦う部隊を設立することが決まり、宇宙人について詳しいあなたに部隊を任せることになったのよ」
「ちょ、ちょっと待ってください!本格的に宇宙人対策チームを任されるのはなんとなくわかりますが、私、下士官ですよ?それを一気に士官。ましてや一尉なんて、飛躍しすぎてませんか!?」
確かに澤の言うことは当たり前だ。一気に下士官から、士官しかも今いる日下部隊長と同じ階級になるなんて普通じゃありえないことだ。それを聞いた日下部は一枚の書類を見て
「澤三曹・・・・あなたASTに入る前は、防衛大学を受験して不合格になっているけど、あれは解答欄を一個ずらして回答していることを除けば全問正解している。そしてASTでの射撃、接近戦での腕も折紙を除けばトップクラス・・・・・そしてあなた、以前、防衛省から普通科の幹部自衛官にならないかという勧誘も断っているみたいじゃない」
「それは・・・・ここが好きでしたので」
「実力も学も十分士官になる資格はあるわ。それにその部隊の隊長が下士官というのも他の部署から何か言われる可能性があるから、士官として昇進することになったのよ。でも普通の士官よりは少し下に見られるけどね」
「つまり・・・・旧軍の特務士官みたいなものですか?」
「そう言うことね・・・・・・まあ、そう言うことだから。これからはAATの隊長としてそしてともに平和を守るために戦う仲間としてお互いに頑張りましょう。よろしくね澤一尉…いえ澤隊長」
「日下部隊長・・・・・・・ありがとうございます。」
澤は涙ぐみながら日下部にそう言い部屋を出るのであった。そして残された日下部は
「あなたと別れるのはあなたよりつらいわ・・・・澤。でもあなたならできるわ。だから頑張りなさい」
誰もいない部屋で日下部は一筋の涙を流しそう言うのであった。だがすぐに袖で涙をぬぐい
「さてと・・・確か来週から例のところから補充員が来ることになっているわね・・・・・それと・・・・ああ、あの人が天宮市に帰ってくるのね。確か前はアフリカに行くって言って音沙汰なかったけど。それにしてもあの人の経歴っておかしいわね・・・・以前は防衛隊にいたって言ってたけど。チーム名からしてどっかのハンバーガー屋さんみたいね。それ以前にそんなチーム。世界のどこにもないのだけれど・・・・」
と軽くため息をつくのであった。彼女が言った人物二人のうち一人のっ書類には以前所属していたというチームが手書きで書かれていた。
そのチームの名は
『MAC』と書かれていたのだった・・・・・・
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