アフリカから来た冒険少女と孤独な戦い
とある明け方、天宮自衛隊駐屯地に一機の輸送機が到着した。そしてそこからアフリカの民族衣装を着た茶髪の女性が下りてきたのだ
「いや~日本に帰るのは久しぶりやさかい」
「お待ちしておりました。西沢二尉」
「出迎えおおきに。でもわざわざ陸自の輸送機で運ばないでも、普通に旅客機使いましたわ」
「すみません。なにせ急用だったもので・・・・」
「まあそらぁ、いいさかい。でもまあ、精霊関連なら、私…いや自分じゃのうても日下部一尉で十分じゃないですか?」
「それが・・・その。今回は精霊じゃないんですよ。何でも」
「精霊じゃない?まさか宇宙人や怪獣じゃないだろうね?」
「私にはわかりません。たぶん、その件についてはお偉いさんが説明してくれるかと・・・・」
「そうか…まあ、それはそれでいいさかい」
少女は無邪気に笑うと、出迎えた自衛官が彼女の服装を見て
「あの・・・・その服なんですか二尉?それにその手に持っているのも?」
「これか?これはなアフリカの民族のサイマー族の民族衣装じゃ。それにこの手に持っているのはライオンの尻尾じゃ!これで頭をなでられると男の子は強く、女の子は別嬪さんになるんやで」
「は・・・はぁ・・・」
ライオンの尻尾らしきものを見せてそう言う彼女に自衛官は困惑した表情を見せる
「ほな。わいは到着報告をしてくるさかい」
そう言い、彼女は駐屯基地へと入っていくのであった
「先輩・・・・夕べのあの企業から派遣された少女と言い、彼女一体何者なんですか?」
後輩らしき自衛官が先輩自衛官に訊くと
「西沢義子二等陸尉。AST所属のエースであの日下部一尉の同期だとか・・・・まあ、さっき見たように変わり者でも有名だけどな」
「変わり者?」
「ああ。何でも自衛隊に入る前はMACとかいう防衛チームに入っていたとかなんとか・・・・」
「MAC?聞いたことないですね?もしかしてふざけて行っているんでしょうか?」
「おそらくな。きっと学生時代にハンバーガー屋でバイトしていたのを防衛チームというジョークで言ったんだろうよ」
「アハハ。確かに変わり者だ。それで腕の方は?」
「それがな。変わり者と言われている裏腹に腕は凄腕でよ。射撃訓練も全部ど真ん中に命中させてたらしいし、ASTの隊員としても折紙一曹や澤三曹・・・・ああ、今は特務一尉になっているけど、その二人が入隊するまではトップクラスだったみたいだ。なによりあの日下部一尉が敬語で話すくらいだ」
「あの男まさりの日下部一尉が・・・・・でもなんでそんな凄腕の人がアフリカなんかに?」
「それがな・・・私も先輩から聞いた話によると、なんでもライオンと戦うためとか何とかで突如アフリカに行ったらしいぞ?それより前はヒマラヤで雪男と戦ったとか・・・・・」
「なんですか?それ・・・・」
先輩の言葉に後輩はさらに困惑した表情を見せるのであった。
一方、新たに設立された、対宇宙人対策チームAATでは。澤が隊長となり、そして同じくASTを辞め同期であり親友であり、副隊長となった山郷あゆみたちは今。ASTの指令であり、新しく設立されたAATの参謀となった平賀茂と新しく入った新入隊員と挨拶をしていた。
「新部隊、AATの隊長、副隊長就任。おめでとう澤梓一尉、山郷あゆみ二尉」
「「ありがとうございます平賀参謀」」
平賀の言葉に二人は嬉しそうに言う。そして
「それで、澤隊長。彼女たちが新しく入ったAATの隊員かね?」
平賀は新しく入るAATの隊員たちを見る。彼女たちは元ASTの隊員であり志願して入った子たちなのだ
「はい!坂口桂里奈一士です!」
「大野あや士長です!」
「宇津木優季士長です」
「・・・・・丸山・・・・沙希‥‥三等陸曹です」
と、新たに入ったAAT隊員6名はそう言い敬礼し、澤たちも改めて平賀に敬礼すると
「副隊長を務める。山郷あゆみ特務二等陸尉です」
「私を含め6名。澤梓特務一尉が指揮を執ります」
澤が敬礼し、そう言うと平賀はうんうんと頷く
「うん。君たち。新しい部署や任務で大変だと思うがやることは以前のASTのと変わらない。ただ違うのは相手が侵略宇宙人というだけだ。地球の平和を・・・いや宇宙の平和のために頑張ってくれ」
「はい!頑張ります!!」
桂里奈が元気いっぱいにそう返事をすると、
「はい!参謀。質問があります!」
「何かね?大野士長?」
「あの。ここに配属されたのはいいんですけど。私たちもうCRユニットを没収されて使いません。聞けば精霊とは別の巨大生物はASTの装備で何とか戦えると聞いたのですが、今後我々AATは普通科と同じ武器を使うのですか?」
大野がそう言う。そう実はこのAATには以前ASTに提供されていたリアナイザーつまり、CRユニットが装備されていないのだ。理由としては自衛隊にCRユニットを提供している大企業DEM社蛾「精霊以外の目的なら提供しない」という理由でこの部隊にはCRユニットがないのだ。
それを聞いた平賀参謀は
「心配ない。実はある企業がパワードスーツを提供してくれることになったんだ」
「ある企業?どこですか?」
「ああ、ペダンカンパニーという企業だそうだ・・・・・・はぁ~~明らかにペダン星人が絡んでいるな・・・」
「え?参謀。何か言いましたか?」
「ああ、いいや。何でもない」
澤の言葉に平賀は誤魔化す。そんな中他の隊員たちはその企業を聞いて驚いていた
「ペダンカンパニーって・・・・DEM社と肩を並ぶほどの世界的に有名な大企業じゃない!」
「そうそう。確かパワードスーツとかロボットとかに力を入れている会社だよね?」
「参謀。その企業から提供されるんですか?」
「ああ。その会社の会長が是非にということだ。後でパワードスーツとその説明を書いた資料を送ってくれるそうだ」
平賀がそう言うとほかの隊員たちは嬉しそうに喜ぶのであった。そして平賀はその様子を見て
「(以前から気になってたが・・・・・後でダンに相談するか・・・・・そうだ。彼女らを見て気が付いた。今の彼女たちで6名・・・・・・7人目は、今どうしているかな?)」
そう、平賀は地球を守る彼女以外の戦士のことを考えるのであった
夜・・・・・平賀の言っていた七人目は皆が寝静まったころ自宅を出て、見晴らしのいい丘のところに急行していた。そう士道だった
そして陸の展望台へにたどり着き、士道は空を見上げると、何やら不吉な気配を感じていた。そして士道は胸ポケットからウルトラアイを取り出し・・・・・
「デュワッ!!」
ウルトラアイを装着して、ウルトラセブンへと変身し、空へと飛び立つ。そして大気圏を抜け地球の外に出たセブンは
とある小惑星で怪獣と戦っていた
そう士道ははるか遠くの宇宙で地球を狙って接近する宇宙恐竜ヤナカーギーが迫ってくるのを感じ取り、セブンに変身し地球に行かせないために先制攻撃を仕掛けたのだ。
ヤナカーギーは咆哮を上げてセブンに迫りセブンはヤナカーギーの攻撃を躱し、ヤナカーギーを一本背負いをして投げ飛ばす
投げ飛ばされたヤナカーギーはクルクルと転げまわるとその瞬間姿を消した
「っ!?」
突然ヤナカーギーが消えたことに驚くセブン。その瞬間突如、ヤナカーギーはセブンの真後ろから現れセブンを掴みかかる。このセブンと戦うヤナカーギーはタロウが以前戦ったゴルゴザウルスⅡ世と同じテレポーテーション能力を持った怪獣なのだ。そしてヤナカーギーはセブンの右足を掴みセブンをひっくり返すとその足めがけて何度も蹴り、そして踏みつけたりした
「グワアァーー!!」
セブンは思わず声を上げる。そしてヤナカーギーがもういちど思いっきり踏みつぶそうとした瞬間、セブンは左足でヤナカーギーの顔面を蹴り上げ、ヤナカーギーは倒れる。右足を押さえつつセブンは立ち上がりヤナカーギーに構えるが、ヤナカーギーはまたテレポーテーションで姿を消す。セブン以外何もない空間でセブンは足の痛みに耐えつつヤナカーギーを探す。そしてセブンは透視能力で姿を消していたヤナカーギーを発見し、すかさず頭部のアイスラッガーをヤナカーギーに投げた。そして白熱したアイスラッガーはヤナカーギーの首を切断しヤナカーギーの首は宙を飛び体はバタリと倒れ動くことはなかった。
敵を倒したセブンはヤナカーギーによって痛めつけられた怪我を負った右足を押さえ、地球を見る。また新たな危機の予感がしたのだ
セブンはまた新たな侵略宇宙人。そして精霊が現れた時に五河士道として活動しなければならない。
セブンは地球へと戻るため飛び立つ。宇宙での戦いは孤独だ。誰も見ていない。誰にも知らない孤独な戦いなのだ。そして今のセブンには元居た違う宇宙にいる。そのため帰るべきM78星雲もない。今のセブンにとって帰る場所はこの世界の地球だけなのだ。
セブンは先ほどの天宮市の丘にたどり着き腕を下にクロスさせるとセブンの体は光に包まれ人の大きさまで縮んでいく。
そして光が収まると、そこには地球人としての姿、五河士道の姿に戻る
「うぐっ!!」
士道は顔を歪め右足を押さえる。いくら精霊の治癒の力があったとはいえ完全には直しきれず、激しい激痛が彼の右足を襲う。
「・・・・戻らなければ…家に。明日もまた学校があるからな・・・・」
士道は足を引きずり痛みに耐えながら自宅へと戻っていくのであった。
同じころ、深夜の天宮の町の中、一つの建物の屋上に満月の光が照らすその場には1人の少女がいた。
赤と黒のゴシック系のドレスを着て、その両の手には、古式の歩兵銃と短銃が握られていた
「ここが、天宮市ですのね・・・・・・」
そう彼女は天宮市の街並みを見ながらそう呟くのであった
アンケートの結果。AATのテーマ曲は『ウルトラ警備隊マーチ』に決まりました
セブン以外に来るウルトラ戦士は誰がいい?
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初代ウルトラマン
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ウルトラマンジャック
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ウルトラマンエース
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ウルトラマンタロウ
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ウルトラマンレオ
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ウルトラマンキング