デート・ア・セブン   作:疾風海軍陸戦隊

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謎の少女と謎の転校生

陸自ASTの訓練場では多数にいるASTの隊員たちが瓦礫に倒れていた。

そしてその瓦礫の上に折紙達の装備しているCR-ユニットよりも1世代新しい試作機を装着した少女が折紙と対峙していた。そして折紙はビームソードを取り少女に構えると少女は

 

「潔し。嫌いじゃねーです、そういうの」

 

少女は唇の端を上げると、肩のユニットを可変させ、両腕に装着した。

 

「ムラクモ・・・・・ソードスタイル!」

 

すると次の瞬間、盾の先端部から巨大な光の刃が姿を現すが、折紙は止まらず、少女に果敢に挑んだ。しかし結果は優れた随意領域<テリトリー>の精度を持った少女の勝利に終わった。

そしてそれを画面で見ていた日下部隊長は

 

「1対10でこのざまとわね・・・・・澤や山郷がいれば、少しは違ったかもしれないけど・・・・流石は精霊を殺した少女ってところかしら?」

 

日下部は期待を込めた目で画面に映る少女を見るのだった。すると・・・・

 

「いや~すんまへん。遅れてもうたわ。アハハハwww」

 

とそこへ、自衛隊の服装をした西沢が入ってきた

 

「西沢さん・・・・・どこに行っていたんですか?1時間の遅刻ですよ?」

 

「いやあ。すんまへん隊長。先ほどまでアフリカにおったでしょ?時差ボケでつい・・・・」

 

「はぁ・・・・あなたって本当に変わりませんね。はあ…まあいいです。すぐに会議がありますので遅刻しないようにしてください」

 

「了解しましたこのさと・・・・いいえ西沢。決して会議に遅刻は致しません!では遅れないために先に行ってまいります!」

 

と、そう言い西沢は部屋を出ると日下部は深いため息をつく

 

「はぁ・・・・・本当に義子さんは変わらないわ・・・・・あの人、先代の隊長と同じ苦手なんだよね・・・・・面白い人なんだけど」

 

日下部はため息をつきそして、しばらくして会議室に行くと。そこにはASTの隊員の他にAATの隊長となった澤も出席していた。今回はASTとAATの合同会議があったからだ。そして今回派遣された少女の自己紹介が始まる

 

「それでは改めて自己紹介を・・・・」

 

「はい。嵩宮真那三尉であります。以後お見知りおきを」

 

とASTの隊員に挨拶する

 

「はいよくできました」

 

というのと同時に日下部隊長は手に持っていたファイルで真那と折紙の頭を叩く

 

「あんた達ね。なに模擬戦で貴重な装備をつぶしてくれてるの?」

 

「「す・・・すみません」」

 

二人が謝る中、他の隊員たちは・・・・

 

「ねえ、あの子があの企業から来た子なの?」

 

「まだ子供じゃない」

 

と小声で話す中、日下部は

 

「ああ、それともう一人紹介する人がいたわ。西沢二尉」

 

日下部がそう言うと

 

「はいどうも!自分はアフリカから来ました西沢義子二尉です!よろしく頼んまっせ先輩方!」

 

とニコニコした表情で、あいさつすると日下部が説明する

 

「西沢さんは。私の古い同僚でかつてはASTのトップエースだった人よ。今回はわざわざアフリカから戻ってきてくれたのよ。そして今回彼女はAATのアドバイザーとして澤一尉の所属するAATに仮配属になることが決まったわ」

 

「え?じゃあ、私たちの大先輩ってことじゃないですか?」

 

隊員の一人がそう言うと西沢は

 

「いやいや。わいはここでは新参者。新参者は先輩を敬うのが当然やで~。あ、そうだ。いいものがありますのや」

 

そう言い西沢は服に下げているカバンからあるものを取り出す。それは

 

「ほれ見てみ~これはアフリカにいた時に手に入れたライオンの尻尾じゃ!アフリカのサイマ族ではなこのライオンの尻尾に頭をなでられると女の子は別嬪さんになれるんやで?」

 

「美、美人になれるって、ほ、ほんとですか!」

 

「私の頭なでてもらっていいですか!?仕事の後、合コンがあるんです!」

 

「あ、私も!!」

 

「よっしゃ、構わへんで~」

 

他の隊員が美人になるという言葉に反応しそう言うと・・・・・

 

「に、西沢二尉!!今は会議の途中です!」

 

「あ、そうやったな。すんまへん」

 

日下部の注意に西沢は誤る

 

「こほん!これからハーミットの戦いの映像を流しますので席に座ってください」

 

「了解でやがります」

 

「ほな了解しました!」

 

そう言い二人は席に座ると折紙の隣に座った真那が

 

「あの西沢って人。面白い人でやがります」

 

「同感・・・・・後であの尻尾で頭なでてもらおう。そうすれば・・・・」

 

「ん?どうしたでやがりますか?」

 

「別に・・・・」

 

「それよりも隊長もみみっちいでやがりますな。そんなんだから精霊や宇宙人にふり回された挙句に宇宙人の件はほかの部署に手柄取られるんですよ」

 

「同感」 

 

折紙が頷くと、真那は嬉しそうに唇の端を上げた。

 

「あなたとは気が合いそうです」

 

「それより三尉。あなたは精霊を殺した事があると聞いた。詳しい話を聞きたい」

 

「精霊を・・・・殺した、ですか。まあ、言葉の上では間違っちゃねーですが・・・・」

 

小さく肩をすくめながら歯切れの悪い真那の返事に、折紙は小さく首を傾げた。

 

「どういう事?」

 

「んん・・・・ちょっと“アレ”に関しては、他の精霊と同列に扱わねー方がいいというか・・・・まぁ、そう遠くないうちに直接見る機会が巡って来やがると思いますよ。私が配属されたのも、それが“目的”でもある訳ですし・・・・」

 

そう言い真那は画面を見るとそこ画面には士道の姿が映し出された

 

「え・・・・?」

 

その瞬間彼女は目を丸くし

 

「・・・・・・兄さま?」

 

「え?」

 

真那の言葉に折紙が驚く中、映像はハーミットの戦いの途中に突如現れたガンダーの場面に代わり、そこからウルトラセブンが現れガンダーと戦っている映像が流れると

 

「おおっ!ウルトラセブン!この世界にいたったのか~」

 

「・・・・え?」

 

西沢の言葉に隣に座っていたAATの隊長、澤が反応するのだった

 

 

 

 

 

会議が終わり、皆がそれぞれ部屋を出る中・・・・・

 

「どういうこと?」

 

「え?」

 

折紙が真那に話しかける。

 

「士道にこんな妹がいるとは聞いていない」

 

「え?兄さまと知り合いなのですか?」

 

「知り合い?・・・・・・違う恋人よ(違います)」

 

「・・・え?」

 

折紙の言葉に真那は驚いた表情をするのだった。

 

一方、澤の方も・・・・

 

「あ、あの西沢さん!」

 

「あ、澤隊長。どうも。どうかされたんですか?」

 

AATに配属になった西沢に澤は呼び止めると澤は

 

「あ、あの!西沢さんはウルトラセブンのこと知っているんですか?」

 

「セブンのこと?もちろん知ってるで。なんせ地球を守ってきたウルトラ兄弟の一人や」

 

「ウルトラ・・・・兄弟?」

 

西沢の言葉に澤は驚くのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、肝心のセブンとはというと・・・・・

 

「これで大体の治療は終わったよシン」

 

「いてて・・・・・」

 

「シドー大丈夫か?」

 

「もう、士道って本当にドジね。朝のランニング中に階段から落ちて足を怪我するなんて」

 

「あはは・・・・・」

 

インカムから琴里の言葉に士道は苦笑する。そして士道、十香に連れられ学校の保健室で怪我した右足を令音さんに包帯で巻いてもらっていた

 

「精霊の治癒能力があったとはいえ。少し骨にひびが入っている。全治一週間てところだ。足が直るまでの間しばらくはこの杖を使うといい」

 

「ありがとうございます令音さん」

 

令音から杖(ロフストランドクラッチ杖)をもらいそう、礼を言うと令音は

 

「それにしてもこの怪我、階段から落ちたというより何者かにやられた感じがするな…治癒能力がなかったら骨をへし折られていたところだ」

 

「すみません」

 

士道は令音の言葉に図星だったがそれを悟られずに笑ってごまかすのだった。するとチャイムが鳴る

 

「あ、そろそろ教室に戻らないと」

 

「シドー?大丈夫か?ほら掴まれ」

 

「ああ。ありがとう十香でも大丈夫だ」

 

そう言い、士道は十香とともに教室へと戻るのだった

 

 

 

 

 

 

 

そして教室に戻ると、担任であるタマちゃん先生が教室に入り

 

「はい、みなさんおはよぉごさいます。あ、いけない。今日はみんなにお知らせがあるんでした」

 

いつものごとくホワホワした挨拶をしてからタマちゃんがそう言って、教室がざわめく。

 

「ふふ、なんとねえ、このクラスに、転校生が来るのです!」

 

「(ん?転校生?この前十香が転校したばかりだが・・・・・・」

 

士道はそう思う中、タマちゃんが扉の方に顔を向けと、

 

「さ、入ってきてー」 

 

そう言うのと同時にゆっくりと扉が開き、転校生が教室に入ってくる。その瞬間ざわめいていた教室がシーンと静まり返った。

入ってきた転校生はこの暑い中で冬服のブレザーをきっちりと着込み、足には黒のタイツを穿いていた。影と形容がよく似合う、漆黒の髪色。長い前髪は顔の左半分を覆い隠しており、右目しか見とれない奇麗な少女であった。

その姿を見た士道は

 

「(・・・・この子はもしや・・・・・)」

 

士道は彼女が何者であるかわかったのか少し警戒した眼で見ていた

 

「さ、じゃあ自己紹介をお願いしますね」

 

「ええ」

 

タマちゃん先生が促すと、少女は優美な仕草で頷き、チョークを手に取った。そして黒板に、美しい字で『時崎狂三』の名を書く

 

「時崎狂三と申しますわ」

 

そして、そのよく響く声で、その少女、狂三はこう続けた。

 

「わたくし、『精霊』ですのよ」

 

「「・・・・ッ!?」」

 

その言葉に十香と折紙が驚く中、士道は

 

「(やはり・・・・地球人と少し違う気配を感じたがやはり精霊だったか・・・・)」

 

士道はそう思う中、これ以上挨拶がないとわかったタマちゃん先生は

 

「え・・・えっと‥はい!とっても個性的な自己紹介でしたね。それじゃあ時崎さん、空いている席に座ってくれますか?」

 

「ええ。でも、その前に、1つよろしいでしょうか?」

 

「なんですか?」

 

「わたくし、転校してきたばかりでこの学校のことがよくわかりませんの。放課後にでも構いませんから、誰かに校舎を案内していただきたいのですけれど・・・・」

 

「あ、なら僕が・・・」

 

「結構ですわ」

 

狂三の言葉に宏人が名乗り出るがあっさりと断られてしまう。そして狂三は士道の元へと歩みより

 

「お願いできませんこと? 士道さん」

 

「私ですか?・・・・こんな怪我人でよければ構いませんが?」

 

士道がそう言うと狂三は妖艶な笑みを見せるのであった

 

 

セブン以外に来るウルトラ戦士は誰がいい?

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