デート・ア・セブン   作:疾風海軍陸戦隊

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学校案内

狂三と士道が話す中、天宮駐屯地の南関東圏全域の霊波情報を統括する観測室では、隠しカメラで狂三の様子を見ていた日下部隊長がいた

 

「ねえ、間違いないの?」

 

「はい。確かです」

 

「高校に精霊が転入?笑えない話ね・・・・・・」

 

観測員の言葉に日下部はそう言うと

 

「ただの精霊じゃねーですよ」

 

「え?」

 

いつの間にか日下部の隣に真那がいて真那がそう言う。そしてこう続けた

 

「こいつは。空間振とは別にその手で一万人以上の人間を殺した最悪の精霊ナイトメアです」

 

「なんですって?」

 

彼女の言葉に日下部が驚く。それはそうだ空間振でも被害が出ているのにその精霊の手で直接殺された人間は今までなかったのだ。そして一万人以上の犠牲と聞いて日下部は尚更、驚きを隠せないでいた。

すると真那は

 

「そう言えば知っていますか?」

 

「何を?」

 

「この頃、夜間に人が殺される事件を・・・・・」

 

「え?ええ・・・・確かに新聞でも出てるわね。人が真っ二つになって殺される事件・・・・・て、まさか!?」

 

「いいや。奴じゃねーです。奴なら遺体を残すなんてへまはしません。きっと別のやつの犯行です・・・・・」

 

「じゃあ、何のためにその話題を・・・・・」

 

「決まってるじゃねーですか・・・・・もしかしたらその犯行は最近話題になっている宇宙人の可能性が高いからですよ」

 

「・・・・嵩宮・・・・それは澤一尉の・・・・AATの管轄よ。宇宙人を倒したいのなら彼女に報告しなさい」

 

「あんなお人よしで女学生の集まりみたいな隊に宇宙人を倒せるとでも?」

 

「澤は見た目はああだけど。腕は確かよ。それに西沢さんもいるから問題ないわ。それに彼女には宇宙人について彼女より詳しいアドバイザーがいるみたいだしね」

 

「アドバイザー?」

 

日下部の言葉に真那は怪訝そうな顔をするのであった。

 

 

 

 

 

一方、学校では・・・・・

 

『士道。こっちでも確認したわ・・・まさか本当に精霊だなんてね・・・・』

 

琴里がフラクシナクスで調べた結果、狂三が本当の精霊であることが判明し士道に報告する

 

『まあでも好都合だわ。ASTがちょっかい出す前に好感度上げてデレさせてあげなさい』

 

と、琴里がそう言うのと同時に

 

「士道さん・・・・今日はよろしくお願いしますわ」

 

後ろに狂三がやってきて士道に声をかける

 

「ああ。狂三か。ああ。任せてくれ」

 

学校の案内を頼まれた士道は頷き杖をつきながら狂三とともに教室を出る。そしてその二人を十香と折紙が心配そうに見ているのだった。

 

そして廊下を歩く二人

 

「士道さん?足は大丈夫なのですか?」

 

「ああ。問題ない。心配しなくていいよ狂三」

 

「そうですか・・・・それで最初は何処を案内してくれるんですの?」

 

「そうだな・・・・・」

 

狂三に言われ士道が考える中それをモニターで見ていた琴里。そしてモニターに三つの選択肢が出される。一つは『屋上』二つは『保健室』そして三つめは『食堂・購買部』であった

 

「各自、選択。5秒以内」

 

琴里がそう言うと。五秒後に洗濯される。結果は一の屋上が多かった

 

「屋上が一番人気か・・・・この3は誰が選んだの?」

 

チュッパチャプスを咥えながらそう訊くと

 

「私が入れた」

 

「令音?何でか聞かせてくれる?」

 

3を選んだのは令音だった。その理由を聞くと令音は

 

「単なる消去法だ・・・・・保健室には養護教員がいる。そして屋上でなら夕方の方がロマンティックじゃないか」

 

「なるほどね・・・・・・士道、3よ。3の購買部に行きなさい」

 

令音の言葉に納得した琴里は士道に購買部に行くように指示を出す。

 

「・・・・分かった」

 

士道は小声で頷き

 

「では狂三。最初に購買にでも見てみようか。あそこはいろんな食べ物が売ってあってどれも美味しいぞ?」

 

「まあ、それは楽しみですわ」

 

と、そう言い二人が購買部へ向かう中それを監視する者がいた。十香と折紙だ

 

「ぐぬぬ・・・なんなのだあいつは?」

 

「これ以上、悪い虫がつくのは勘弁」

 

と二人がそう言い見ていると・・・・・

 

「あれ?先輩。なにをしているんですか?」

 

「「っ!?」」

 

後ろから誰かが声をかけびっくりして振り向くとそこにはさつきがいた

 

「さつき!ちょうどよかった!士道にまとわりつくあの女を見張るのを手伝ってくれ」

 

「あなたも士道を監視するのに協力をするべき」

 

「・・・・・・・・え?」

 

二人の言葉にさつきはポカーンとするのだった。そして購買部では・・・・

 

「ここの人気メニューはやきそばパン。まあ定番だな」

 

「そうですの?」

 

「だが私が一番おすすめなのが、このカレーパンだ。外はさっくりとして中はふんわりと美味しいんだよ」

 

と、士道は狂三に購買でのおすすめメニューを紹介する中・・・・

 

「(この狂三という少女・・・・・精霊ということもあるが、この雰囲気からしてツルク星人やカーリー星人並みの危険な気配がする・・・・しかし彼女を目を見る限り。邪悪な心は見当たらない・・・・それになぜ彼女は自分が精霊といい私に接触した?)」

 

士道は狂三について考えていた。士道は彼女の気配から、危険な存在だというのを感じていたがそれと同時に邪悪なものを感じなかったことに違和感を感じていた。すると、狂三がじっと士道の横顔を見ていた

 

「ん?狂三。なにか私の顔についているのか?」

 

「いいえ。ただ・・・士道さんの横顔に見惚れてしまっただけですわ」

 

「・・・そ、そうですか」

 

妖艶な笑みでそう言う狂三に少し照れる士道。するとインカムから

 

『あなたが口説かれてどうするのよ・・・・・』

 

「す、すまない・・・・・・つい」

 

琴里の呆れた言葉に士道は小声で謝る。その後、二人はところどころあんないをしていた。その中で琴里がいろいろと指示を出そうとしたがその中で神無月が空気を読まずまた変態的な提案をして黒服の機関員に連行され理と様々なことがあったが結局、狂三に好感度を上げることはできなかった。

そして出発地点の教室に近い廊下で士道は

 

「さて・・・・だいたいの案内はこのくらいかな?」

 

「士道さん。案内ありがとうございましたわ。おかげで助かりました」

と狂三がそう言うと士道は

 

「狂三・・・・少し聞いてもいいか?」

 

「あら、なんですの士道さん?」

 

「君は今朝。自分のことを精霊(・・)と名乗ったがあれはどういうことだ?」

 

士道は真剣な表情で狂三に訊くと狂三は微笑んで

 

「あら?士道さんは知っているのでしょ?精霊のことも・・・・・宇宙人のことも」

 

「どうしてそれを?」

 

士道は少し警戒した眼で見ると狂三は士道に近づき

 

「それはお答えできませんわ。ただ言えるのは一つだけ、私、士道さんのことを知ってからずっと焦がれていましたわ…だから学校の案内にもあなたに頼んだのです。だから一緒に居られて私は幸せなのですわ・・・・」

 

そう言い狂三は士道の手を握りそう言う。そして

 

「それに士道さん・・・・私のことを精霊というのであれば・・・・あなたはどうなのですか?」

 

「なに?」

 

「あなたも何か隠してはいませんか?とぉーても大切な秘密を・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

狂三の言葉に士道は何も答えることはできなかった。士道は狂三に自分の正体に気づかれたのかと思って何も言えなかったのだ。すると狂三は妖艶な笑みを出し

 

「まあ、それはいいですの・・・・それよりわたくし士道さんにお願いがありますの・・・聞いてくれますか?」

 

「私にできることなら・・・・それでお願いとは一体何ですか?」

 

士道がそう言うと、狂三は二っと笑い何か言いかけると・・・・・

 

「おやおや。楽しそうで何よりだね~」

 

「「っ!?」」

 

階段の上の方で声がし二人がそこを見るとそこには階段に座りお茶を飲む夢露の姿があった

 

「夢露・・・・いや、丹波先輩」

 

「(気配を感じなかった?この方・・・・いつの間に?)」

 

夢露が現れて士道がそう言う中狂三は目を細めて夢露を見る。すると夢露は立ち上がり

 

「いやね後輩さんたち。私たちはそろそろ下校しようとしたけど。あなたたちがなんかいい雰囲気だったからつい見てしまったよ~」

 

そう言い階段を下りてくる夢露。

 

「いつからいたんだ?それに私たちというのは?」

 

「いつからかね~まあそれはいいのよ。さて観客は私だけじゃないよ士道君」

 

と、そう言い夢露は士道の横を通り過ぎ、ロッカーの扉を開けると・・・・

 

「「「うわっ!?」」」

 

そこから三人の生徒が倒れる

 

「十香!?折紙!?それにさつきさんも!?」

 

ロッカーの中に潜んでいたのは十香と折紙とさつきだった。それを見た狂三は

 

「あらあら‥‥三人とも何をしていらっしゃるの?」

 

と、訊くと十香は立ち上がり

 

「それはこっちのセリフだ!」

 

「学校内で手を繋ぐ必要はないはず・・・・・話すべき」

 

「えっと・・・すみません五河先輩。なんか先輩たちにつられていつの間にか一緒で見てました・・あはは・・・」

 

さつきが申し訳なさそうに言い、そして折紙と十香が士道の手を握っている狂三に指摘すると。狂三はさらに士道の手を握り

 

「実は、わたくし酷い貧血持ちですの・・・・そこで優しい士道さんが足を怪我しているにも拘らずに手を差し伸べてくれたので。ねえ士道さん?」

 

「え?ああ・・・」

 

狂三に言葉に士道は頷くと、突然折紙がしゃがみ込む

 

「お、折紙どうしたんだ?」

 

士道がそう訊くと折紙が

 

「私も貧血・・・・・士道。お願い」

 

「せ・・・先輩。何なら私が運びましょうか?」

 

「あなたじゃない・・・・・」

 

折紙の芝居に本気になったさつきは心配そうに言うが折紙に拒否される

 

「さつきは優しいな・・・それに比べなんだ二人とも情けないな・・・・・・あ」

 

そう言う十香だったが何かを察したのか急にもじもじしながらお尻を振る

 

「ん?十香。どうしたんだ?」

 

急に態度が変わった十香に士道が訊くと十香は

 

「し、士道・・・実は私も貧血なのだ」

 

「そうなのか?それになぜ腰を振っている?」

 

「それはその…実は最近お尻の肉付きがよくないのだ」

 

「十香ちゃん。貧血ってそういう意味じゃないよ?」

 

十香の言葉に夢露がそう突っ込む。そして夢露はテレパシーで

 

「(君も大変だね・・・・セブン)」

 

「(まあな・・・・・ある意味。宇宙警備隊よりもしんどいと思うことがある)」

 

「(まあ、女との付き合いは大変なものさ・・・・・それよりも君も苦労が絶えないね・・・・その怪我、どこかで怪獣と戦って負ったのだろ?しっかり者の君が転倒だけでそんな怪我はしないよ)」

 

「(まあな・・・・・まさか再び杖を持つことになるとは思わなかったよ)」

 

「(以前にも足に怪我を負ったのかい?)」

 

「(まあ、あまり思い出したくはないがそれのおかげでレオに出会えたといういい思い出もあるからな)」

 

「(そうかい?まあ、それよりもセブン。あの狂三には気を付けた方がいいよ?ある意味強敵だ。若き頃の君みたいにウルトラアイを盗まれないようにね)」

 

「(あれは若気の至りだ・・・・だが忠告ありがとう。夢露・・・いやメトロン)」

 

「士道さん?どうしたのですか?」

 

「え?いいや。何でもない・・・・・」

 

そう話しているうちに時は達すっかり空は夕焼けとなった。そして夕焼けで赤く染まった校門では士道と十香とさつきが狂三を見送っていた

 

「いろいろと案内してくれてありがとうございましたわ士道さん。おかげで本当に感謝していますわ」

 

と、そう言うと狂三は士道の耳元に近づき

 

「本当は二人っきりで話したかったのですが・・・・・」

 

と感情のない冷たい言葉でそう言う。その時、士道は何かの寒気を感じた。そして狂三は士道から離れ

 

「それでは私はここで失礼しますわ」

 

そう言い、狂三はスキップをして帰るのだった。そして士道は

 

「(今回は十香たちがいて助かった・・・・もし私だけではどうなっていたことか・・・・)ん?そう言えば十香。折紙と夢露・・・丹波先輩の姿が見えないが?」

 

「ん?よくわからないが途中からいなくなっていたぞ?」

 

首をかしげて言う十香。するとさつきが

 

「あ、あの鳶一先輩は急用があるとかで・・・・丹波先輩はオタ芸の特訓をすると言って帰っちゃいました」

 

「そうなのか・・・・・」

 

「では五河先輩。夜刀神先輩。私も失礼します」

 

「うん。また明日なさつき」

 

「はい!・・・・あ、それと先輩たち。あまり夜は出歩かない方がいいですよ?」

 

「ん?さつきさん。それはどう言うことだ?」

 

さつきの心配そうな言葉に士道が訊くと

 

「はい。この頃、夜を出歩く通行人を襲う通り魔が出るようになったんです」

 

「通り魔?」

 

「はい。襲われた人はみんなまるで刀で真っ二つにされた様な殺され方をしているんです。ニュースや新聞でやっていました」

 

「(刀のようなもので真っ二つ・・・・・・)わかった。夜はあまりで歩かないようにしよう。さつき君もあまり人気のない場や暗いところを一人で出ないようにしてくれ」

 

「わかりました。じゃあ、先輩また明日」

 

そう言いさつきは帰っていくのであった。一方、士道はというと

 

「(夜に相手を襲う通り魔、そして刀みたいな刃物で相手を襲う・・・・・まさか・・・・)」

 

士道は何か嫌な予感を感じながら、十香と一緒に家へと帰るのであった

 

セブン以外に来るウルトラ戦士は誰がいい?

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