士道と別れた狂三はスキップをしながら夕焼けの町の中を歩いていた。
「ああ、ああ。いけませんわね。・・・・・少し我慢しないと、せっかくですもの。もう少し学校生活を楽しみたいですわ」
自分に言い聞かせるように呟き、ステップを踏むようにクルリと身体を回転させる。
「・・・・うふふ、お楽しみは、最後にとっておきませんと」
と、踊るように道を歩いていた狂三は突如、何故か人目を避けるように路地裏にコッソリと入っていった。
「そこにいらっしゃるのはわかってますわよ?」
と、そう言うと狂三の目の前に前の戦いで生き残っていたバド星人が現れる
「貴様!なぜ俺の姿が見えた!!」
「あらあら?あなたが最近噂の宇宙人さんね~ほんと・・・面白い姿をしてますわね・・・・」
狂三はふふと笑うとバド星人は光線銃を構え
「ふっ!見つかりはしたがまあいい。俺の姿を見られた以上生きて返すわけにはいかないな・・・悪く思うなよ地球人」
そう狂三にそう言うのだが、狂三はバド星人に臆せずふふと笑う
「何が可笑しい!この俺は宇宙の帝王バド星人だ!今お前は殺されようとしているのだぞ!」
バド星人が怒ってそう言うが狂三はふふと笑い
「いえ・・・・ただ。今自分の状況を理解していないことが可笑しくて」
「な、なに!?」
その瞬間、バド星人の足元から影が広がり、そこから現れた白い手が無数に生え、バド星人の身体を影に引きずり込んでいく。
「お・・・お前・・・地球人じゃないなっ!!?」
バド星人がそう言うが、もう時すでに遅し
「うふふ、ふふ」
狂三が唇を笑みの形に歪めるとバド星人は悲鳴を上げて影の中に引きずり込まれた。そして狂三はニヤッと笑い
「ご馳走様・・・・なかなかの珍味でしたわ」
舌なめずりをしてそう言うと
「変な奴だとずっと思ってやがりましたが。まさかそんなゲテモノまで食べるとは思えねーでした」
と、そこへ狂三の前にある人物が立つ。それを見た狂三は
「あらあら・・・・・またあなたですの?」
「それはこっちのセリフです・・・・・・ナイトメア」
一方、士道は家に帰る前に商店街で買い物を済ませ、そしてバスに乗り家の近くのバス停で降りていた
「シドー。荷物を持ってやるぞ」
「いや。大丈夫だよ」
「大丈夫なもんか。シドーは足を怪我してるんだから、私に運ばせてくれ」
「そうか・・・すまないな十香」
そう言い十香は士道に買い物袋を受け取り、そして士道は十香の頭をなでると十香は嬉しそうに笑みをこぼす。
「シドー。夕餉はどんなのだ?ハヤシライスか?」
『あ、私もそれに一票』
十香のリクエストにインカムから琴里がそう言う。士道・・・セブンの作るハヤシライスはとても美味しく十香たちの好物になっているのだ
「アハハ・・・・それは時間がかかるからな。今日はハンバーグかな?」
士道と十香が楽しそうに話しながら家へと向かうと二人の目の前にポニーテールに泣き黒子が特徴的な、琴里と同年代くらいの女の子が、驚愕に目を見開きながら立っていた。
「(ん?誰だろうこの子は?私の顔をジーと見ているようだが?)」
「鳶一・・・・・いいえ。姉さまの言う通りでした」
「(鳶一?折紙の知り合いか?)」
少女の言葉に士道は首をかしげる中、少女は士道に近づき
「に・・・・・・」
『「に?」』
彼女の言葉に士道とフラクシナクスで見ている小鳥がは持ってそう言った瞬間・・・・
「兄様・・・・ッ!!」
そう言い、士道の胸に飛び込みそう言うのだった
「「《「は・・・・はぁっ!?」》
その瞬間、路上と〈フラクシナス〉艦橋で、五河兄妹の声が見事なまでにシンクロした。
「(に・・・兄さまとはいったいどういうことだ!?)」
いきなりのことに士道ことセブンは驚くのであった
彼女の名前は嵩宮真那というらしく。その後士道は詳しい事情を聴くため家まで案内した。琴里もそれには賛成しむしろ、ぜひ真那を家に連れ帰って事情を聴きたいとのことであった
「おお、ここが兄様の今のお家でいやがりますかっ!」
五河家の前に辿り着くなり真那が短いポニーテールをブンブンと振りながら、敬語になっているんだかいないんだかよく分からない言葉を弾ませた。
そして士道と一緒に家に入ると先に家に戻った琴里がいて、彼女が琴里の手を握り挨拶をした。
「初めまして。お家の方でいやがりますか?うちの兄さまが世話になっていやがります!」
いきなり士道の妹を名乗る少女に琴里は苦笑しながら彼女尾を見ていて、士道は買い物袋から荷物を降ろしていた
「しかし驚いたぞ。シドーにもう1人妹がいるとは・・・・」
と、十香がマジマジと見つめながら言ってくる。そして十香の隣にいる四糸乃とよしのんがいてよしのんが
「隠し子ならぬ隠し妹!やるねー士道君!」
「人聞きの悪いことを言わないでくれ。よしのん」
士道が苦笑しながらよしのんに言うと士道は
「それよりもすまないな四糸乃。夕飯まで少しかかってしまうが構わないか?」
「い・・・いえ。こちらこそお夕飯に呼んでくれてありがとうございます士道さん」
「いや。お礼を言う必要はないよ。みんなで食べたほうが美味しいからな」
士道がそう言う中、よしのんは士道と真那を見比べると
「でも、確かにそっくりだよね~」
「当り前でやがります。妹でいやがりますから」
よしのんの言葉に真那がそう答えると
「そ言えば自己紹介がまだだったわね?私は五河琴里。私も士道の妹なんだけど?」
「え?」
琴里の言葉に真那は一瞬首を傾げ・・・・
「・・・・はっ!もしかして姉さま!?」
「違うわっ!!」
「ああそうでしたか・・・・・コホンッ。ごめんね琴里。お姉ちゃん、うっかりしてたわ♪」
「妹でもないわよ!そうじゃなくて士道はずっと前から五河家に養子に来ているの!私は義理の妹よ!」
「あ、なるほどそう言うご関係で・・・・・」
琴里の説明に真那は納得をする。すると士道が
「えっ…と。それで、真那だったけ?失礼なことを聞くようで悪いが、私は君のことを覚えていないのだが?」
士道が真名に質問をする。士道・・・・セブンが転生しセブンとしての意識が覚醒したのが5年前。それ以前の体の主である五河士道のことは全く覚えていない。すると真那は
「無理もねーです。実は私も実は昔の記憶がスパッとねーんです」
「なに?」
「どういうことよ!?」
真那の言葉に士道と琴里が驚くと、琴里は軽く姿勢を直して真那に向かい、再び口を開く。
「昔のって、一体どれくらい?」
「そうですね、ここ2、3年の事は覚えてやがるんですが、それ以前はちょっと」
「では、両親のことも?」
「あはは・・・・面目ねーです」
「・・・・じゃあなんで士道が自分の兄だなんてわかるのよ」
琴里がそう言いと、真那は胸元から銀色のロケットを取り出して、中に収められている、“幼い士道と真那の姿が写った”、やたらと色あせた写真を見せた。
「これは・・・・・私か?」
「他人の空似じゃない?」
「違います!兄さまは兄さまです!ぼんやりとですが、兄さまがどこか遠くに行ってしまったことだけはわかるのです。寂しかったですが、それ以上に兄さまのことが心配でした。だからこうして・・・・」
そう言い真那は立ち上がり
「こうして兄さまの元気な姿を見られて・・・私は・・・私は!!」
涙ぐみながら士道の元へ向かう真那。そして・・・・
「兄さまーっ!!!」
そう言い再び士道に抱き着くと、それを見た琴里は
「離れなさい!!」
「ぐわっ!?あ、足が!!」
琴里が士道の右の太ももに蹴りを入れ士道は倒れる
「な、何をするんでやがりますか!しかも兄さまは足を怪我をしているのですよ!」
「こ・・・琴里。い、いったい何を!?」
「うっ・・・それは悪かったわ。でもね!士道はもう、うちの家族なの!!それを今さら連れて行こうだなんて・・・」
「そんつもりはねーですよ?」
「え?」
真那があっけらかんと答えると、以外だったのか琴里は目を丸くする。
「兄様を家族として受け入れてくれやがったこの家の方々には、感謝の言葉もねーです。兄様が幸せに暮らしているのなら、それだけで真那は満足です」
そうにこやかに言う真那に琴里はバツそうな顔をする
「ふん・・・・何よ、一応わかっているみたいじゃない」
そう言うのだが真那は次に琴里に対しとんでもないことを言う
「もちろん“実の妹”! には敵わねーですけども」
「・・・・・・・・」
真那の言葉に空気は一変に凍り付いた。そして琴里は真那をじろりと見て
「へえ・・・・そうかしら?」
「いや、そりゃそーでしょう。血に勝る縁はねーですから」
「でも、遠い親戚より近くの他人とも言うわよね」
琴里が反撃のようにそう言った瞬間、今度は終始ニコヤカだった真那のコメカミがピクリと動いた。
「いえいえ。所詮、義妹は他人ですし、その点、実妹は血を分けていやがりますし」
そう言い真那は麦茶を一杯飲む。すると琴里も負けじと言い返す
「何わざわざ強調しているのよ!!」
そう言い実妹と義妹の言い争いが始まる。その中二人の会話を聞いていた十香と四糸乃は会話についていけず首をかしげる
「ギマイ…ジツマイ?何のことだ?」
「お米・・・・ですか?」
十香が首をかしげ、四糸のはよしのんに訊くと
「ピンポン。ピンポーン!因みにどんぶりにすると、それはそれは禁断の果実のような味がするとか?」
「おおっー!それは食べてみたいぞ!シドー作ってくれ!!」
よしのんの間違った知識に十香は本気にしてしまい士道に作ってくれという中・・・・
「血縁血縁って血縁がそんなに大事なの!?他にも――――!!」
「笑止千万でやがります!だいたい義妹は―――!!」
琴里と真那は言い争いを続け士道は困った顔をしていた
「血縁がなんぼの物よ!実妹じゃ結婚だってできないじゃない!!」
『え!?』
「―――ハッ!?」
琴里の放った言葉に一同の視線が琴里へと集中する。琴里は自分が何を言ったか分かると顔を真っ赤に染め、机を強く叩きつける!
「と、とにかく!今は私が士道の妹よッ!分かった!?」
「うるせーです!実妹最強伝説を知らねえでやがりますか!!」
そう言い二人の争いがヒートアップする。すると・・・・
「二人ともいい加減にしろ!!」
カツゥーン!!
「「っ!?」」
士道が杖を強く床に叩き、大声で言うと言い争いをしていた二人はびくっと肩を震わせ士道を見る
「二人とも冷静になれ!血縁だ義理だとか兄妹や家族の価値観はそんなので決まるものではない!大切なのは互いを思う絆と心だ!私はそう思うのだが?」
士道にも兄弟・・・・そうウルトラセブンにもウルトラ兄弟という兄弟がいる。しかしそれは実の兄弟ではない。「ウルトラ兄弟」という言葉は、「まるで兄弟のように仲間を大切にする者」という意味でもあり、かつて地球に滞在したあるウルトラマンと地球人の少年が「兄弟」の約束を交わして以来、ウルトラ一族にとって「兄弟」が特別な意味を持つ言葉にもなっている。
そのため士道ことセブンは二人が兄弟関係で言い争いをしているのを見て黙っていることができなかったのだ
「ご・・・ごめんなさい」
「すまねえです・・・兄さま」
士道の言葉に二人は謝る
「わかってくれればそれでいい・・・・・ところで真那。お前は今どこに住んでいるんだ?」
「・・・え?」
「お世話になっている人がいるのなら、私も挨拶しにいかないといけないのだが?」
士道が言うと、真那は返答に苦しむかのように言葉を濁した。
「それはその・・・・・・」
「人に言えない場所なわけ?」
真那の態度に琴里が訊くと
「そ・・・その・・・・特殊な全寮制の職場といいますか・・・」
「職場?真那。君はどこか働いているのか?」
「そういうわけでは・・・・・・」
士道の問いに真那は最初に士道と話していた時とは違い、動揺し困惑した態度になる、そして真那は玄関へ行くドアに向かい
「あ・・・あのすみません。またお邪魔します」
そう言い帰ろうとすると
「真那。今日は遅いし、最近夜道に通り魔殺人が起きていると聞く。今外を歩くのは危ない。今日は泊っていきなさい。夕飯も一緒にどうだ?」
士道はそう言うが真那は首を横に振り
「だ、大丈夫です兄さま。私は一人で大丈夫ですので・・・それじゃ!!」
そう言い逃げるように家を出るのであった。
「(あの慌てよう・・・・・一体何なんだ?)」
士道は真那の行動に疑問を持つのであった
夜。とある道中、若い男性が財布を見ながら歩いていた
「ちっ!せっかくいいカモを見つけてボコボコに殴って財布を分捕ってやったのに、これっぽっちかよ」
財布の中身を見て悪態をつく男。すると・・・・・
キキイィーーー!!
「え?・・・・うわあぁぁ!!!」
突如真夜中の夜に上がった甲高い声。その声に男が振り向いた瞬間男の悲鳴とともに赤い鮮血が舞う。そして男は胴体を真っ二つにされて絶命するのであった。そして男を襲った犯人はまた奇声を上げてどこかへと飛んで消えるのであった・・・・・
セブン以外に来るウルトラ戦士は誰がいい?
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初代ウルトラマン
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ウルトラマンジャック
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ウルトラマンエース
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ウルトラマンタロウ
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ウルトラマンレオ
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ウルトラマンキング