天宮市の街の中、杖を突き黄色のジャンパーにジーンズをはいた士道が立っていた。そして耳に装着してあるインカムから・・・・・
『あ~テステス。聞こえている?大事なデートの日に三股をかけた、このミラクルスケベ野郎』
と、琴里の声が聞こえ、その言葉を聞いた士道は
「できればその後に断ろうとしたが、止めたのはお前だろ琴里?」
『家でも話し合ったでしょ?断ったら十香の好感度が下がっちゃうし、鳶一折紙については余計に怪しまれるでしょ?安心してこうなった以上は全力でサポートするから、士道はちゃんとタイムテーブル通りに動くのよ?』
「わ、わかった・・・・」
士道が少しため息をつくと、作戦が開始されタイマーがカウントダウンされる。そして士道は
「さて…最初は水族館か・・・・」
そう呟くとインカムから
『士道さん。頑張ってください・・・・』
『刺されないようにね~士道君』
「ああ・・・・気を付けよう(それにツルク星人のことについても気を付けなければな)」
士道はトリプルデートの他に澤や西沢から聞いたツルク星人のことについても気を付けようと決心した。普段夜に動くツルク星人だが、いつ巨大化して町を破壊するかわからなかったからだ。そのため士道は人一倍警戒心を抱くのだった
『さ、そろそろ時間よ。ーーー私たちの戦争<デート>を始めましょう』
琴里の言葉に士道は頷き、杖を突きながら水族館へと向かうのであった。すると士道の背後にあった建物のテレビモニターではニュースが流れていた
『ええ・・・DEM社とぺダンカンパニーの神戸港に沈んだ物体の所有権を争う裁判の結果。所有権はDEM社の勝利となり……』
士道は天宮駅東口に行き、『パチ公』と呼ばれる犬の銅像前についた。
「シドー!」
声の方向に振り向いて、目をやるとそこには、もう太陽よりも眩しいと言っても良いと思えるほどの満面の笑みを浮かべた十香が立っていた。
装いをバッチリお洒落にした格好だった。
「こ、これは・・・・」
『・・・・ああ、十香から、何を着ていけばいいのかと訊ねられたんだ。悪くないだろう?』
インカムから令音がそう言い、そしてモニターを見ている四糸乃とよしのんは目をキラキラさせ頷き、琴里はグッジョブというハンドサインをしていた。
そして士道も、彼女の可愛さに見惚れていた
「シドー?」
「え・ああすまない。あまりにも可愛らしくて、ついぼーとしてしまったよ
「・・・・・・・なっ!?///」
士道の言葉に最初は頬ける十香であったがその言葉を理解した十香は赤信号のように真っ赤になり顔から湯気が出た
「い、いいから行くぞ! ほら、早く!」
「ああ、わかったよ」
そう言い、二人は水族館へと向かうのであった。
「まずは順調の滑り出しのようね?」
「司令これを!?」
モニターを見ていた。すると椎崎が何かを発見しモニターをアップする。するとそこには階段を上がる鳶一の姿であった
「鳶一折紙?待ち合わせは11時のはずよ?一時間も早いじゃない?」
「気の早いことだね?」
と、二人がモニター越しにそう言う中、士道と十香は目的場所である天宮クインテットの水族館に着く。すると十香は
「そう言えばシドー。水族館とはなんだ?」
「ん?十香は水族館が初めてなのか?」
士道がそう言うと十香は頷く
「水族館とはそうだな・・・・世界各地にいる地球の魚を見物する場所だな。あ、言っておくが魚を食べる場所じゃないからな」
「おお~食べられないのは残念だが、世界中の魚を見られるのか!!」
と、十香は嬉しそうに言う。そして二人が水族館の中に入る。そして・・・
「司令!ターゲットが来ました」
「きっちり十分前ね」
別モニターの天宮駅の改札前に狂三が写される。そして別モニターでは士道と十香が水族館の中の水槽で泳いでいる魚を見ていた
「おおーシドー!すごいぞ!!こんなにいっぱい魚がいるぞ!!」
「十香。水族館では静かに他のお客さんもいるからな」
「す、すまん・・・・でも本当にすごいぞ。これがすべて魚なのか!?」
「ああ、奇麗だろ?」
「うん!とても奇麗だ!!」
と嬉しそうに言う十香に士道も思わず笑みがこぼれる
「なあ!シドー!!もっと奥まで見よう!!」
はしゃいで言う十香。すると士道のインカムから
『士道。聞こえる?そろそろ狂三との待ち合わせ時間よ』
「もうそんな時間か・・・・・」
『ええ、フラクシナスで運んであげるから、外の人気のない場所に行きなさい』
「あ・・・ああ」
そう言うと士道は十香を見る。せっかく十香が誘ってくれたデートをもっと楽しみたかったが、狂三の攻略という仕事があったためここで抜けなければならない
「ん?シドーどうしたんだ?いかないのか?」
動きを止めた士道に十香は振り返り心配そうに彼に訊くと、士道は急に腹を抑え
「痛っ!痛ったたたた!!!!」
「ど、どうしたんだ士道。大丈夫なのか!?」
十香は慌てて士道に近づくと士道は
「す、すまない十香。急に腹の調子が悪くなったようだ。私は少しトイレに行ってくるから、先に言って魚を見てきてくれ。すまない!!」
「あっ!シドー!!」
そう言い、杖を突く音を出し走り去る指導に十香の表情は心配さと寂しさの入り混じった顔をして走り去る士道を見るのであった
「(十香。すまない後でちゃんと埋め合わせをする)」
外へと向かう士道は心の中で十香に謝っていた。走り去る際に見た十香の表情に士道は罪悪感を抱いていたのだ
「さて、人目のないところは・・・・」
そう言い士道はトイレの裏側に入ると、体が光に包まれ、気が付くとフラクシナスの中にいた
『すぐに天宮駅改札付近に転送!!』
「えっ!?」
琴里の言葉が聞こえたかと思った瞬間再び指導の体が光に包まれ、気が付けば駅のすぐ近くまで来ていた。そして士道は杖を突き駅の方へ向かうと駅の噴水で高級そうなブラウスとロングスカートという出で立ちで、まるで深窓の令嬢のような雰囲気がだが、それらの全てが黒で統一されており、まるで喪服でも来ているかのような衣装で狂三は待っていた
「すまない狂三。待たせたな」
「いいえ、わたくしも今来たところですわ」
そう言って狂三がニコリと微笑むのであった
一方、ところ変わって陸上自衛隊天宮市駐屯地では・・・・・・
「一般市民だけじゃなく、とうとうASTの隊員にも被害者が出ただなんて・・・・・」
とある部屋でAAT隊長である澤は書類を見てそう言うとAST隊長日下部遼子が
「ええ、例の精霊。ナイトメアを追っていた鈴木という隊員が、夕暮れ近く人気のないところで捜索していてね。それでその隊員が応答しなくなったから見に来たら・・・・・」
「全身真っ二つに殺されてた・・・・・と?」
「ええ。奇麗にね。出血の跡もなかったわ」
「ナイトメアがこれをやったというんですか日下部隊長?」
「いいえ、崇宮が言うにはナイトメアは遺体を残さないと言っていたわ。それよりなにより彼女のCR-ユニットに搭載されたカメラにこいつが写っていたのよ」
そう言い、日下部は一枚の写真を澤に見せる。その写真には全身タイツのスリムな体形で顔は銀色の仮面みたいな顔で目が赤く、そして両手には剣
のような形をしていた
「(これが士道君の言っていたツルク星人・・・・・)」
「これはどう見ても精霊じゃないわ。恐らくこれはあなたの管轄・・・・・宇宙人対策チームであるあなたたちの出番よ澤一尉」
「わかりました。直ちに調査します。それでこの写真が撮られたのはどこですか?」
澤がそう言うと日下部は
「天宮市にある森のある大きな公園よ」
士道の服装はウルトラセブン第一話でモロボシダンが風来坊時に来ていた服装にしています
セブン以外に来るウルトラ戦士は誰がいい?
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