「すまない狂三。待たせてしまって」
「いいえ。士道さん。わたくしも今来たところですわ」
狂三との待合場所に着いた士道は、遅れたことを謝るが狂三は首を横に振ってそう言う
「それで士道さん。これからどこに行きますの?」
狂三が指導にそう質問をする中、様子を見ているフラクシナクス内の画面から三つの選択表示が出される
その選択肢には
1ショッピングモールでラブラブのお買い物
2二人で甘い恋愛映画を
3ランジェリーショップで彼女の試着を鑑賞
と出されていた
「総員選択!」
琴里の言葉にディスプレイに集計結果が表示された。
「ふむ・・・・」
琴理が唸っていると、艦橋下段からクルーの声が響くが、琴理は③の選択肢を見る。
「③って、さすがにちょっと引かれない・・・・?」
琴理もこの選択肢には辟易した調子で言うと、神無月が
「確かにそうですが、ショッピングモールも映画館も天宮クインテットにあります。鉢合わせする可能性は低いですが、わざわざ危険な道を選ぶ必要はないかと・・・・」
神無月がそう言う中、令音は
「いや、以前の様子から見て。ランジェリーショップくらいは受け入れる可能性がある」
「ふ~ん・・・・・」
琴里はチュッパチャプスを咥え少し考えるとやがてニッと笑い
「いいわね・・・・士道!!」
琴里はインカムで指導に狂三をランジェリーショップに連れて行くように指示したのだが、それを聞いた士道は
「琴里・・・・私を性犯罪者にするつもりか?」
『ご…ごめん士道。ちょっと冗談が過ぎたわ』
目を細め静かに言う士道に琴里は彼が内心怒っていると気づき素直に謝る。士道はなかなか怒らないが静かにそして感情のない言葉のときは内心怒っていることを彼女は知っている。そして怒ったときの士道がどれだけ怖いかも彼女は知っていた
「つまり。十香や折紙に鉢合わせないような場所に連れて行くということでいいんだな?ならそこよりもいい場所がある」
『どこよ?』
「士道さん?」
「ああ。すまない。じゃあ。行こうか」
「どこに行きますの?」
「それは言ってからのお楽しみだ」
「まあ、楽しみですわ」
そう言い士道が連れて行った場所は・・・・
「ペットショップですか?」
士道は連れて行った場所はランジェリーショップのすぐ隣にあるペットショップだった。その店には子犬や子猫がいっぱいいた
「あらあら~」
動物を見た狂三は目をキラキラ輝かせ和んだ表情で子犬たちを見ていた
「やっぱり正解だったな・・・・」
『士道。これはどういうこと?』
琴里はインカムでそう訊くと士道は小声で
「ああ、彼女は動物が好きそうだったから。気にいると思ってな。それに店の場所も十香や折紙から離れているからちょうどいいと思ったんんだ」
『へ~あんたも考えるじゃない』
「まあな」
士道は子犬を見つめて和んでいる狂三を見ながら琴里と連絡をしておいた。すると
「司令。そろそろ鳶一折紙とのデートの時間です」
「そう。士道。聞いていたわよね?時間よ」
「分かった」
そう言うと士道は狂三に近づき
「すまない狂三。すまないが少し席を外してもいいか?すぐに戻るから」
「構いませんわよ。わたくしはもう少しだけこの子たちを見ていますので」
「そうか。すまない。すぐに戻る」
そう言い士道は子犬を見ている狂三にそう言いその場を離れ、折紙の元へと向かったのだった
そしてその後、士道はまたフラクシナクスに回収され、そして折紙のいる噴水近くまで転送された
士道は急いで杖を突きながら噴水に着くとそこには折紙がいたしかもムウ数のハトが彼女の方や頭に乗っかった状態で待っていた
「すまない折紙。待たせた」
「平気・・・・・・今来たところ」
無表情で言う彼女に士道はどう見てもさっき来たばかりじゃないことに気づいた。そして折紙は
「足の怪我・・・・大丈夫?それに少し疲れている?」
少し心配そうに言う折紙に士道は首を横に振り
「いいや。大丈夫だ。それよりどこに行くんだ?」
「映画・・・・今日。私の好きなジャンルの映画がやっている」
「その映画館とは天宮クインテットの方か?」
「そう・・・・席の予約も済ませてある」
そう言い折紙は士道を連れて映画館へと向かう。それを見ていた琴里では
「まずいですね?このままでは鉢合わせをしてしまう可能性があります」
「こっちもじゃない~?」
神無月の言葉によしのんがあるモニターを見てそう言う。そのモニターには水族館で魚を見ている十香が写っていたがその表情は寂しげであった
「それで・・・・・何でレストランなんだ?」
確か士道と折紙は映画館に行くはずだったのだが、今二人がいるのはレストランだった
「上映までまだ時間がある。だからその間に軽く昼食を取っていく」
「そ、そうなのか・・・・・・それで折紙。なぜ今日私をデートに誘ったんだ?」
士道がそう訊くと折紙は
「一人にならないでほしかった」
「え?」
「映画が終わったらそのまま家に来てほしい」
「それはどういう意味だ?」
「そしてそのまま私のうちにしばらく泊まってほしい・・・・」
「え?」
突然の言葉に流石のセブン・・・・いや士道も面食らう。すると窓の外からあまりにも士道が戻ってくるのが遅くて心配したのか水族館から出た十香が士道を探している姿が見えた。それを見た士道は驚き、お思わず、咽そうになるが必死にこらえ
「す、すまない折紙。少しトイレに行ってくる」
そう言い慌てて席を外す。そして折紙は少し首をかしげるのであった。
そしてその後の士道・・・・いやセブンは今まで戦ってきた怪獣や宇宙人よりも激しい戦いを始めることになった。
まず十香と合流した後、十香と食事に寿司を食べにその後またトイレを装い、狂三と合流し、しばらく町を見て回り、その後もまたトイレを装い折紙と合流。彼女に大人のホテルに連れて行きそうになったが難なくかわし、またも離脱し十香と合流を繰り返すのだった。
途中で士道の学校のクラスメイトの三人組がやってきたのだったがそこは四糸乃とよしのんのフォローで回避することができた
そして現在は狂三と天宮公園にいた
「はぁ・・・・・」
「大丈夫ですの士道さん?」
「い、いや大丈夫だ(さすがに体力が持たないな・・・・・それにしてもいちいちトイレと言って離脱するとはさすがに情けないな・・・・兄弟たちが見たらきっと笑われるだろうな。特にゾフィーにはそれをネタにからかわれるんだろうな)」
軽いため息をする。すると・・・・
「ん?」
急に士道は顔を上げる。士道の耳にある声が聞こえた。ウルトラセブンの聴力は一万メートル先にある針の落ちる音も聞き取れる
それは人間の姿になった士道の耳にも必要に応じて聞こえた
その音はまるで獣のような金切り声だった
「(まさか…ツルク星人がこの公園に潜んでいるのか?この公園は森みたいなところがある。もしかしてそこに・・・・・調べてみるか)」
「士道さん?」
「すまない狂三。少しだけ待ててくれ」
「またトイレですの?」
「いや・・・・・まあそんなところだ。すぐに戻る」
そう言い士道は杖を突いて狂三を置いて行き、ツルク星人が森に潜んでいないか調べに行くのだった。
それを知らない狂三は軽くため息をつき
「はぁ・・・・士道さんったらせっかくのデートですのに・・・・」
少し呆れながら彼女はそう言うのだった
一方、天宮公園の反対側の入り口では
「ここね・・・・・レーダーにも少し反応があるわね。まだいるってことかしら?」
作業服を着た梓が腕時計型の宇宙人レーダーの反応を見てそう言う。彼女は最近騒がせている通り魔事件の犯人であるツルク星人を探しこの公園に来ていた
「暗いところを襲うって士道君が言っていたからきっとこの公園の森の中にいるわね。調べてみないと」
そう言い彼女は公園に入るのであった。
セブン以外に来るウルトラ戦士は誰がいい?
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