ツルク星人の襲撃から数時間。外はすっかり日が落ち始め夜になっていた。
「遅いな・・・・そろそろ訪ねてきてもおかしくないと思ったんだが・・・・・」
ソファーの上に座り士道はそう考えていた時刻はもうすぐ9時を回ろうとしていた。だが、一向に澤さんが訪ねることはなかった
「(まさかとは思うけど・・・・・)」
士道は嫌な予感を感じた。士道はロフストランド杖を取り、外へ出るのだった
「(どこだ・・・・・奴は何処にいる)」
人のいない夜の街の中を澤は歩いていた。目的は士道の家に行くことではない。ツルク星人を倒すためであった
「(これ以上。士道君に頼って入られない…私自身で何とかしないと・・・)」
そう思う澤。彼はまだ学生それに対して自分は成人し、しかも国を守る自衛隊員であり、エイリアン対策チーム「AAT」の隊長だ。
いつまでも学生である彼を巻き込むためにはいかない。なら自分自身で何とかするしかないと思った澤は一人でツルク星人を倒すため、先ほどツルク星人が現れた天宮公園の森の中を歩いていた
森の中は誰もいない。ただ真っ暗な空間に月あかりがうっすらと木々を照らす。そして風によってざわめく葉の音が一層不気味に感じた
キキイィーーー!!
「っ!?」
するとい突如、金切り声が森の中、響き渡り、彼女の周りの草むらがざわざわと動き回る
「どこだ!!出て来い!!」
澤は身構え防御態勢を取る。銃などの武器では隙が生まれるため澤は得意の格闘戦に持ち込もうという考えだった
その間にもツルク星人は彼女を囲い込むように周りをぐるぐると回っているのか彼女の周りの草むらが激しく動く
「(来るなら来てみなさい!あなたが背後から襲ってくるのはわかっているのよ!!)」
身構える澤。そしてツルク星人が姿を現し澤の背後を取る
「そこっ!!」
澤は回し蹴りをするが、ツルク星人はまるで木の葉のごとくひらりと宙返りし、澤の前に降り立った
「なっ!?」
急での出来事に澤は驚き動きが止まる。だがツルク星人はその隙を見逃さず、両手の刃で澤を真っ二つにしようと振りかざした
「っ!?」
その時。澤の背後からまた強烈な衝撃が走り、澤が倒れるそして誰かがツルク星人の一撃を受け止めた
「くっ!!」
その相手は士道だった。彼の持つ杖でツルク星人の一撃を受け止めた士道は怪我していない方の足で思いっきりツルク星人を蹴り飛ばし、その強烈な一撃を喰らったツルク星人は相手がただ者ではないとわかり、逃走したのだった
そして士道は
「追いかけたいところだけど・・・・まずは」
士道はそう言い澤を見ると
「士道君!いきなり何をするの!?それになんでこんな夜中に!!」
頭をさすりながら士道に迫る澤だが
「それはこっちのセリフです澤さん。なぜあなたがここに?ツルク星人の恐ろしさは昼間身をもって知ったはずですが?」
「そ・・・それは・・・・」
士道の鋭い視線に澤は口ごもる中士道は再び澤に訊いた
「・・・・勝てると思ったんですか?あいつに…ツルク星人に?なぜ勝てると思ったのですか?ASTのアーマースーツで勝てると思ったのですか?」
「・・・・・」
図星だった。昼間では最新式のアーマースーツで、そして士道から奴の戦法を聞いていたため、勝てると思った。だが実際はそうではなかった。
ツルク星人は自身が思っていた以上に素早く動き、そして何より最新鋭のアーマーにヒビを付けた。そして澤は何も対策を取らずまたも一人でツルク星人に勝負を挑もうとした。だが結果は士道が助けなければ死んでいた
そして彼女の沈黙を見た士道は
「馬鹿っ!!付け焼刃程度の技で倒せるほど星人は甘くはない!!」
「っ!?」
士道の怒声に澤は固まる中、士道は
「なぜ、私があなたを攻撃したかわかりますか!?奴の両手剣があん当たの首を確実に狙っていたからだ!!それ何にあなたは一段目を防ぐことしか考えてなかった!」
「っ!?」
「言ったはずです!ツルク星人の必殺技は両手の手刀から繰り出す二段攻撃だと!もし私が昼もそして今も倒さなければ確実に首をはねられていたんですよ!」
言い返せなかった・・・・確かに指導に言われ奴が二段攻撃をすることは知っていた。だがそれを防ぐごとができなかった
悔しい思いがいっぱいだった澤に士道は
「・・・・自分の実力もわからずに相手に挑むなんて・・・・これでは自衛隊。もとい、宇宙人から地球を守る部隊の隊長が・・・よくそれで務まりますね?」
「な・・・なんですって!」
「またツルク星人が現れ、天宮市が襲撃されれば、澤さん。あなたはまた負けるだろう・・・・それならば防衛隊の意味はない。そう言うことです」
「黙りなさい・・・・」
「外敵から地球を守れないようなら防衛隊などいてもいなくても同じですよ・・・違いますか?」
「黙りなさい!!」
そう言い澤は士道につかみかかろうとしたが士道は杖で彼女の足を払いのけ、瞬く間に倒されそして士道は彼女に杖を突き付ける
「あ・・・ああ・・・」
「見てください・・・・星人にも負け、そして同じ人間であり片足を怪我している私にまで負けた・・・・それが何を意味するか分かりますか?」
威圧を込めた声でそう言う士道に対し澤は何も言えなかった
「・・・・」
「どうしたんですか?」
士道が澤に訊くと澤の目から何だが流れ
「どうしたら・・・・どうしたらいいのよ・・・・」
「・・・・・」
「私はただ悔しかったんです。奴に殺された人の中にはかつてASTにいたころの同僚もいました。ですから仇を取るため奴に挑みました。最初は奇襲でした!だから二度目は心の用意をすれば勝てると思いました。でも!負けました!!」
涙を流しながら士道に言う澤
「士道君の言う通りです!今の私は弱い!宇宙人対策チームの隊長であるのに弱いんです!じゃあどうすればいいんですか!!奴がまた現れたら今度こそ私は殺されます!そして私の仲間も大切な街の人も多くが殺されてしまいます!じゃあどうすればいいんですか!教えてよ!士道君!!」
そう言う澤に士道は
「以前言ったように、理屈で言うなら簡単です。奴の手刀を防ぎつつ、奴に攻撃を加える。奴委が二段攻撃なら。こっちはそれを上回る三段攻撃で対向する」
「三段・・・攻撃」
「私は奴の攻撃を防ぎつつ、杖や足で攻撃をした。それが答えです。もちろんただの三段攻撃ではダメです。奴の攻撃を防ぎつつ、奴が二段目の攻撃繰り出すまでの一瞬の間に三段目の攻撃をする必要があります。だが奴の攻撃を上回る攻撃を会得すれば・・・・・」
「奴に勝てるかもしれないということね?」
澤の言葉に士道は頷く
「そうです。だが忘れてはいけません澤さん。あなたは地球を外敵から守防衛部隊の隊長です。ですのであなたは必ず勝たなきゃいけません!!」
「ええ…分かったているわ・・・・でも」
自信なさげに言う澤に対し士道は手を差し出す
「そのために強くなるんです。私も協力します」
「ええ…よろしくお願い。士道君」
そう言い澤は士道の手を取ったその時・・・・
「とあっ!!!」
士道は澤を投げ飛ばし、澤は一回転すると
「な、何をするの士道君!?」
身構え士道に訊くと
「どんなことがあっても油断は禁物です。相手は精霊より手強い宇宙人です……分かりましたね?」
その言葉に澤はきょとんとした表情をするが
「・・・・・ええ!!」
そう元気にそう言う。こうして士道は精霊の他、宇宙人を相手にする澤とともに宇宙人を相手に戦う日々が始まるのだった
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