あれから翌日のこと、
「じゃあ、琴里、十香。行ってくる」
士道は杖を突いて二人に行くと
「シドー頑張れ!!私は応援するぞ!」
「本当に送らなくていいの?フラクシナクスなら一直線でつくわよ?」
「こういうのは自分の脚で行くのが一番だよ。それに澤さんと待ち合わせしているからな」
「そう」
「琴里。今日はありがとな
「いいわよ。でも士道たら、本当にあんな場所でその人鍛えてそのツルク星人て奴、倒せるの?」
「大丈夫だ。奴を倒すにはこの方が手っ取り早いからな。じゃあ行ってくる」
そう言うと士道は家を出るのであった。そしてしばらく歩き、駅の前につく。そしてしばらく待つと
「お待たせ士道君」
ランニングスーツを着た澤が到着した
「ごめんなさい待たせちゃって、外出許可の書類がなかなか通らなくて」
「いえ、私も今来たところです。それよりその格好は・・・・」
「これから特訓なのでしょ?だったらスカート姿は似合わないし、自衛隊服着て町をうろうろするのもおかしいと思ってね。朝のランニングで着ている服にしたのよ」
「朝のランニングですか・・・私もよく日課でやるんですよ」
「そうなんだ・・・じゃあお互いに時間空いた時に一緒に走りましょうか・・・・士道君は足の怪我が治ってからだけどね」
「ええ、その時を楽しみにしていますよ・・・・それでは行きましょうか」
「ええ・・・・ところでその特訓場所てどこなの?ここ駅なんだけど?」
「電車で行くんです。その場所は‥‥‥天宮山です」
一方フラクシナクス内では
「士道君。本当に大丈夫でしょうか?」
「大丈夫よ。士道なら・・・・・」
椎崎の言葉に琴里は若干不安そうな顔をするが、彼女は士道を信じモニターで見守っていた
「それにしても滝がある場所を探してくれとは・・・士道君は何を考えているのでしょう?」
「まさか古典的な滝に打たれる修行…なんて」
「そんな前時代的な・・・・・」
「それはともかく・・・・神無月。例のツルク星人のデータはどうなっているの?」
「一応は調べてはみたのですが、ほとんど情報がない状態でしてあるとしたら士道君の話してくれた情報ぐらいですね…ただ」
「ただ?」
「奴の両手にあるブレードの切れ味は脅威としか言いようがありません。実際に犠牲者にはミサイルでも破壊できない強力なシールドを持ったAST隊員もいます。そのシールド事、体も奇麗に両断されていたとか・・・・」
「そして士道が言っていた二段攻撃‥‥白兵戦は危険すぎるね」
「ですが銃弾で撃ち出してもあの身のこなしですすぐに躱される危険性が・・・・」
「本当に厄介だわ・・・・下手をすれば士道の治癒能力も利かなそうね・・・・・士道・・・本当に何とかなるの?」
そう言い琴里はモニターに映る士道を見守るのであった
一方、AATの山郷らは各町をパトロールしていた。
「澤・・・・ちゃんと大丈夫かしら?」
車を運転する中彼女の親友であり副隊長の山郷が心配そうに言うと
「心配あらへん。ちゃんとコーチがついているさかい。すぐに特訓を終えて戻ってきますよ」
隣にいる西沢がハハハと笑いながらそう言う
「コーチって。士道君まだ学生でしょ?同じ自衛隊員ではない一般市民の彼が宇宙人対策のコーチってなんだか不思議な感じだわ・・・」
「そんな珍しいことじゃありまへんやろ?ワイの頃なんかやり一本で怪獣と戦ったことありましたよ。それに昔なんか、寺子屋の先生が宇宙大怪獣の頭めがけてロープで捕まえて頭によじ登ったり、月の光で復活した怪獣相手に子供三人が立ち向かったって話聞いたことありますわ」
「何それ、訊いたことないわよ・・・て言うかそんなの作り話でしょ?」
「いやいやそれほんまの話ですたい」
「仮に本当だとしたらその頃の人類何が起きた?って話になっちゃうわよ」
「アハハ~ほんまそうでんな~」
と笑う西沢に山郷は、はぁっとため息をつき
「(梓。本当に大丈夫かしら?ガッツはあるけど・・・・・)」
と親友の身を心配する彼女であった
天宮山、山中の滝
「……え?士道君。今なんて?」
「この滝の水を斬れ・・・・・そう言ったんです」
滝に着くや否や士道が澤に行ったのは流れ落ちる滝の水を斬れっというものであった
「こ・・・・この滝を!?」
「そうです。滝の流れは決して途絶えることのない・・・・無数の多段攻撃だ。この滝の水を斬り流れを一瞬でも止めることができれば、ツルク星人の二段攻撃を断つなど簡単な方法だ」
「ま、待って頂戴、士道君!?いくらなんでも無茶苦茶です!!こんな滝斬れるわけが・・・・・」
澤の言うことはもっともだ。水の流れを一瞬でも断ち切るなんて普通の人間でもできるはずはない
澤がそう抗議する中、士道は
「・・・・見ていてください」
そう言い士道は滝の方を見てそして・・・・・
「てやぁ!!!!」
杖を真一文に振りかざすと、滝の水はほんの一瞬だけ断ち切れた
「あ・・・あああ・・・・」
その光景に澤は思わず息をのんだ
「怪我人でもある私にも出来たんだ。あなたにできない道理はありません。これが出来るまでツルク星人と戦うことは許されません。いいですね?」
「え・・ええ」
「では私はいったんこの場から離れます。ですがすぐに戻ってきます」
そう言い士道は彼女に背を向け
「澤さん。あなたならできます。私は信じてます」
そう言い士道はその場を立ち去りその滝には澤だけ残っていた。あたりは何の音もなくあるとすれば滝の轟々とした水が落ちる音だけだった
「やるしか・・・・ないんだ」
澤は滝つぼに入る。暑い季節のはずなのに、水はまるで氷のように冷たかった。
「(つ…冷たい!?でもやるしかない!!)はあぁっ!!!」
澤は滝に手刀を振り上げる。だが、水飛沫を上げるだけで滝の水が斬れることはなかった
「・・・・・・いや、まだ諦めちゃだめだ!私が頑張らなくちゃいけないんだ!」
そう言い澤は冷たい水に足をつかりながら特訓を再開するのであった
一方、士道は少し山の中を歩く
「澤ならきっと大丈夫だろう・・・・それにしてもあの時焦っていたとはいえゲンにもちゃんと見本を見せておけばよかったな・・・・」
と小声で独り言を言う中、士道はピタッとっ立ち止まり
「・・・・・いるんだろ?狂三」
士道がそう言い振り返るとそこから黒い影が現れ底から霊装を纏った狂三が現れた
「これはこれは士道さん。ご機嫌麗しゅうございますわね?」
「ああ・・・・ところで君は
「キヒヒ・・・・もうバレて今いましたのね・・・・ええ。
わたくしはまだ傷が癒えていないので、代理にこの私が来ました」
「そうか…彼女は大丈夫なのか?」
「ええ・・・・士道さんが庇ってくれなければ、あの時のわたくしは死んでいたでしょう。彼女に変わってお礼を言いますわ」
と、ドレスの裾を軽く上げお辞儀をする狂三
「・・・・それで狂三。ここで私とやるつもりか?」
「いえいえ…今日は先日のお礼を言いに…あなたとの対決はこの事件が終わった後で・・・」
「なるほど、なら今は休戦ということだな?」
「ええ・・ええ・・そうですわね。ところで士道さん。あの女があの宇宙人に勝てるとでも?士道さんが倒した方が早いのではなくて?」
「それでは意味がない・・・・・この星を守るのはこの星に住み人自身で守らないといけないからな・・・・」
「・・・・・」
「何だ?」
「士道さん。まるで自分が宇宙人みたいな言い方ですわね?」
「っ!?」
士道は軽くしまったという表情をするが、狂三はふふと笑い
「まあ、士道さんが言うのも一理ありますわね。ではわたくしはこれで・・・士道さんとあの澤さんという人にご武運を・・・・」
そう言い、狂三は闇の中へ消えるのであった
「・・・・・・」
士道は彼女が消えたのを確認すると、静かに森の中を歩くのであった
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