デート・ア・セブン   作:疾風海軍陸戦隊

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すみません。内容を編集しなおそうとしたら誤って削除してしまったため、再投稿します


決戦!必殺の三段攻撃!

無事、ツルク星人を倒すための三段攻撃の修業を終えた、澤

 

「・・・・・よし!」

 

天宮駐屯地で制服に着替えなおし、気合を入れるため白いハチマキをした

彼女はやる気満々のようだ

 

「どうやら修業は終えたようですな~隊長はん」

 

「西沢さん・・・それにあゆみも」

 

そこへ西沢と山郷が部屋に入ってきた。そして澤の親友である山郷は

 

「梓‥・・・やるのね?」

 

「ええ・・・・行くわ」

 

「一人で大丈夫なの?」

 

心配そうな表情で澤に訊くと

 

「わからない…でも私は絶対に勝たなければならない。この天宮市・・・いや地球を守るために。私は奴を倒すわ」

 

「・・・・・・・」

 

山郷は澤の目をじっと見る。その目は強い意志を感じた

 

「・・・はぁ。あんたは昔から言い出したら聞かないもんね…それがあんたのいいところだけど」

 

「ごめんね。あゆみ」

 

「いいわよ・・・・でも万が一に備えて、ほかの隊員たちも配置させて」

 

「え・・・でも」

 

「指揮は西沢さんに取ってもらうわ。正直言って西沢さんの方が対宇宙人対策、上だから」

 

「任しとき!でも隊長。無茶だけはしなさんな?」

 

「分かってます。では行ってきます!」

 

「場所は分かってるの?」

 

「ええ・・・・レーダーで奴が潜んでいる場所は…前の襲撃場所と同じ、天宮公園の森の中よ」

 

 

 

 

 

フラクシナクスでは

 

「・・・・・うん。この調子なら明日には杖はいらなくなるよシン」

 

「ありがとうございます」

 

指令室で、令音は士道の足の状況を見て明日には感知することを言うと士道が礼を言う

 

「滝のある場所を用意してくれなんて言うから何かと思ったけど、まさかあんな特訓をさせるとはね‥‥士道って意外とスパルタなのね。普通、あんなのやったら肺炎になるわよ」

 

「澤さんには申し訳ないと思っている。だが、相手はツルク星人だ。早く倒す技を覚えるにはこの方法しかなかった」

 

「映像でも見たけど‥・・・そこまでやばい宇宙人なの?そのツルク星人って・・・・・」

 

「ああ・・・・並程度の人間ではまず勝てない強敵だ」

 

「そう・・・・・で士道。本当に大丈夫なの?」

 

琴里が訪ねると士道は

 

「大丈夫だ。三段攻撃のコツをつかんだ彼女ならツルク星人を倒すことができる‥・・・ただ問題は奴が巨大化しないかだ」

 

「巨大化!?」

 

士道の言葉に琴里他、フラクシナクスのスタッフたちも驚いた表情をする

 

「ちょっと士道!巨大化なんて聞いていないわよ!?大丈夫なの!?」

 

「巨大化すれば、たとえ澤さんでも倒すのは無理だ。だが、AATの隊員で力を合わせれば・・・・ところで琴里。十香や四糸乃たちはどうしたんだ?」

 

「え?ああ・・・十香たちなら以前のバド星人?だったかしらそいつに襲われてた平賀さつきと一緒に街に買い物に出かけたわ。あの一件以来すっかり仲良くなったみたい」

 

「そうか。それはよかった」

 

確かに十香はこの頃、学校でも士道と一緒にいるとき以外はさつきと一緒にいることが多い。さつきもあの一件以来、十香に懐いている

士道にとっては十香に友達ができて良かったと思っていた

そして士道は時計を見る

 

「そろそろ・・・・・か」

 

おそらくすでに彼女はツルク星人が潜伏している場所へと着いているだろう

 

「(万が一の場合は・・・・)」

 

そう思いながら士道は彼女が勝つのを信じて待つしかなかった

 

 

 

 

 

 

 

天宮市公園の森

 

「・・・・・・」

 

森の奥中、澤はAATのアーマードスーツ「エリアル」を身に纏い、歩いていた

すると風もないのに草木が揺れだす。それと同時に凄まじい殺気を感じた

 

「‥・・・来る!」

 

澤がそう思った瞬間、甲高い金切り声とともにツルク星人が飛び出し、背後から得意の二段攻撃で澤に襲い掛かる

 

「っ!?」

 

ツルク星人は宇宙の通り魔。相手が子供だろうが女であろうが年寄りであろうか関係ない。自分のこの鋭利な両腕の刃が自分のすべて。自分の鋭利な子の武器の切れ味。そしてその自分の誇る武器で肉を切り裂き、その断末魔を聞くのが一族すべての誇りであり一番の嬉しさと生きがい

そう。我が一族の誰が一番この武器の切れ味が一番か、どれだけ多くの獲物を切り裂いたかで一番を競っている。もはやそれは使命でもないたった一つの生きがいであり喜びなのだ

それさえあれば何も望まない。欲しいのはこの自慢の得物で切り裂かれる哀れな獲物ただそれだけなのだ

 

そしてまた一人哀れな獲物がやってきた。これで何人目かは覚えていない。だがそれでいい!この獲物で切り裂かれる奴がいればそれでいいのだ

 

 

 

 

 

だが・・・

 

 

 

ガキンッ!ガキンッ!!

 

「っ!?」

 

金属がぶつかり合う音が二つ。これは肉を切り裂く感覚ではない。ましてや金属を切った感覚でもない。地球の金属は皆、紙のように弱いはず。

何より切った手ごたえがなかった

 

「っ!?」

 

ツルク星人は驚いた。一族から代々伝わる得意の必殺剣、二段攻撃が防がれた

昨日までは瞬殺できたであろう地球人の小娘なんかに防がれ焦りを感じた

 

「はあぁぁl!!!」

 

そして澤は急激にツルク星人の間合いに入り距離を縮める

 

「っ!?」

 

間合いを詰められたツルク星人は慌ててジャンプをし距離を取ろうとすると

 

「そこだ!!」

 

「っ!?」

 

着地した瞬間、またも澤は距離を詰め

 

「はぁ!たぁ!てぇいい!!」

 

流れるような三段攻撃。ツルク星人はさらに焦る。当然であろう。自分の得意である二段攻撃が通用しなかった。この事実がツルク星人を焦らせ、冷静さを奪い本来の力が出せないでいる。ましてや昨日、殺せたはずの相手ならなおさらだった

 

「また逃げる気ですか?こんな弱そうな女相手に」

 

「っ!?」

 

澤は軽くツルク星人を挑発した。その言葉はツルク星人の頭に血を上らせるには充分であった。殺しのプライドがあるツルク星人にとっては聞き捨てならないセリフ。ツルク星人は澤を目掛けて突っ込んでくる

 

(よし!)」

 

突っ込んでくるツルク星人に澤は身構え、ツルク星人は得意に二段攻撃を仕掛けるが

 

ガキンッ!ガキンッ!!

 

ツルク星人の左右の両刃をアーマーをつけた腕で防ぐ

 

「同じ手が二度も通用すると思わないで!!」

 

すかさず澤は両足でツルク星人の脇腹を蹴り上げ、蹴りを食らったツルク星人は転げまわる

 

「今度はこっちの番よ‼」

 

そういうと澤はツルク星人に向かい。特訓で編み出した三段攻撃「流れ切りの技」を一切受け止めきれずに吹っ飛ばされる

 

「・・・・・」

 

吹っ飛ばされた、ツルク星人は立ち上がり澤を睨む

 

「まだやるか!!」

 

澤は身構えると

 

「そこまでや!ツルク星人!!」

 

そこへそばで隠れ待機していた西沢らAATが囲むように現れる

 

「もう勝負はついてんねん!おとなしゅう、この地球から立ち去り‼」

 

「まだ抵抗するなら、撃つぞ!」

 

西沢、山郷がそうツルク星人に呼びかけるが

 

「・・・・・」ニヤリ

 

まるで何か奥の手があるかの様に、にやりとした表情をするツルク星人

すると、甲高い声とともに体が緑の炎に包まれる

甲高い声とともに体が緑の炎に包まれる

 

「こ・・・・これは!あかん!全員退避‼距離を取るんや!!」

 

その状態に何か察した西沢は大声を出す。その言葉に皆が驚く中、炎はだんだんと大きくなり、そして炎が消えるとそこには

 

「う・・・・・そ・・・」

 

「巨大化した!?」

 

「でもさっきのと形が違う!?」

 

澤たちの前に現れたのは身長50メートル級。今までの人型とは違う爬虫類を彷彿させる怪獣のような姿に変化した

 

 

 

その様子は琴里たちフラクシナクスもモニターで見ていた

 

「まさか、本当に巨大化するなんて・・・・・」

 

巨大化した姿に琴里が驚く

 

「ねえ、士道。これどうするつもり・・・・・」

 

そう言い士道の方を見るが、そこに士道はいなかった

 

「‥‥士道?」

 

琴里は急にいなくなった士道に疑念を感じた。すると令音が

 

「さっき、用事があると言って転移装置で下に降りたよ琴里」

 

「用事?」

 

 

 

 

 

 

 

ツルク星人は澤たちを睨み、襲い掛かる

 

「こ、こっちに来ます!」

 

「う、撃て!!」

 

隊員たちはレーザーガンやロケット砲で撃つが、ツルク星人を倒すほどの火力ではなかったのか邪魔だとばかりに両手剣を振り、ビームやロケットを払いのける

 

「くっ!せっかくここまで追い詰めたのに」

 

あっと一歩で倒せると思ったがまさか巨大化するなんて…澤はそう思った。するとツルク星人は澤たちへの攻撃をやめ、町へと向かい始めた

このツルク星人は一族の中では狡猾な性格であり、澤を殺すのは簡単。だがそれだけでは面白くない。ジワリと苦しめて殺すため、本来彼女らが守るべき町の人々を殺しまくり、自分たちの無力さを思い知らせたのちに甚振りながら殺そうと考えたのだ

 

「まずい街の方へ行く!」

 

澤が慌てる中・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

      デュア!

 

 

 

 

突如ツルク星人の目の前に光柱が立ち、そこに赤い巨人が立ち塞がるのであった

 

 

「ウルトラ・・・・・セブン」

 

その姿を見た澤はそう呟き

 

「(モロボシ隊長・・・・来てくだはったんやな)

 

西沢も嬉しそうな表情をする

 

 

 

「(澤さん…勝ったんですね)」

 

セブンは澤を見て、ツルク星人に勝ったことを確信した。そして、セブンはツルク星人を町に近づけまいと立ち塞がり構える。

だが、足がまだ完治していないためか、少しだけ足がもつれる

 

その隙を見たのかツルク星人はセブンに向かって襲い掛かる。

 

「あ!危ない!!」

 

ツルク星人の二段攻撃がセブンを襲うが、セブンはすかさず両腕でツルク星人の二段攻撃を防ぎ、左足でツルク星人の脇腹を蹴り上げ。そして滝のような凄まじい多段攻撃を浴びせる

 

転げまわるツルク星人は起き上がろうとするが、セブンは一切、攻撃の隙を与えない。

ツルク星人が起き上がる瞬間に叩きのめす

 

そしてセブンは腕をⅬ字に組んで構む、そして起き上がったツルク星人に向けて、必殺技「ワイドショット」を放つ。

 

放たれた光線はツルク星人に命中し、光線の当たったツルク星人は、二、三歩。後ろに下がった瞬間、静かに倒れ、そのまま動かなくなった

 

こうして天宮市を襲った通り魔は倒されたのだ

そしてセブンは一度澤を見た

 

「・・・・え?」

 

見つめられた澤は一瞬驚いたが、すぐに意図が分かったのか、セブンに敬礼をする。そしてセブンは澤の敬礼に小さく頷くと、飛び上がり去っていった

そして飛び上がり去っていった

 

「また・・・・セブンに助けられたわ」

 

澤がそう言うと山郷は

 

「でもツルク星人にあなたは勝ったわ。あの戦いは澤・・・・あなたの勝利よ」

 

「そやな。セブンもきっとそう思っていますやろ」

 

山郷と西沢の言葉に、澤は小さく頷くのであった

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・」

 

一方、モニターで見ていた琴里は考え事をしていた

 

「(あのセブンとかいう宇宙人・・・・戦いのとき右足をかばって戦っていた・・・・足を怪我していたから?それに・・・・・)」

 

琴里は一瞬だがセブンの右足に灼爛殲鬼特有の炎が見えた気がした

 

「(もしかして・・・・・)」

 

琴里はこの瞬間にあることを思いつく

 

「(セブンの正体は‥・・・士道?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、セブンは人気のない森に立ち、腕をクロスさせるとセブンは光に包まれやがて人くらいの大きさに縮む。そして光が消えると。そこにはウルトラアイを持った士道の姿に戻った

そして士道はウルトラアイを胸ポケットにしまうと、その場を立ち去る

 

だが、それを見ていた者がいた

 

「あらあら・・・・・そういうことだったんですの・・・・」

 

それは狂三であった。

 

「明日が楽しみですわね‥・・・ねえ、士道さん?」

 

そう言うと狂三は闇の中へと消えるのであった




次回から原作通り、狂三との対決を書きたいと思っています

セブン以外に来るウルトラ戦士は誰がいい?

  • 初代ウルトラマン
  • ウルトラマンジャック
  • ウルトラマンエース
  • ウルトラマンタロウ
  • ウルトラマンレオ
  • ウルトラマンキング
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