魔法少女リリカルなのは〜半壊の天使に惹かれる少女達   作:エム3

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18話目、A’s編2話となります。
戦闘描写が酷いと思います。許してください


運命と天使のタッグ

刹那「俺がバックアップに回る。フェイトは好きに立ち回れ。後ろには俺がいる。」

 

フェイト「うん。お願い、刹那。行くよ!バルディッシュ!」

 

バルディッシュ「yes ser」

 

自身の相棒であるバルディッシュを構え、フェイトはシグナムを見据える。シグナムもデバイスを構え、刹那達を見据える。その場には静寂が訪れ、どちらも動かずにいた。だが、その時間は長く続かない。

フェイトは、シグナムへ向かっていったのだ。

 

バルディッシュ「scythe mode 」

 

フェイト「はぁ!!」

 

フェイトはバルディッシュの形を変え、鎌の形態へと変化させ、シグナムに向け振り下ろす。シグナムはそれを難なく受け止める。すると、フェイトは一度シグナムから距離を取る。その動きを見逃さないシグナムは反撃に出ようとするが、フェイトの背後から桃色の閃光が向かってくる。シグナムは一瞬、驚愕の表情になるが、すぐさまその場を離れ回避する。

 

刹那「・・・外したか」

 

刹那はGNソードをライフルモードに変え、シグナムへ向けて発砲したが、見事に回避されてしまう。その光景を見て、相変わらずの無表情でそう呟く。

 

シグナム「今度はこちらから行かせてもらう!」

 

シグナムはそう宣言し、フェイトへ向かっていく。フェイトも迎え撃とうと体勢を整えていた。刹那は射撃を繰り返しフェイトを援護するが、シグナムは難なく回避して、デバイスを振り上げ、フェイトへ向かっていく。そして、デバイスは振り下ろされる。フェイトはバルディッシュを構え、攻撃を受け止める。

 

フェイト「くっ・・!!(一撃が・・・重い・・・!!)」

 

その後も繰り返されるシグナムの攻撃を何度も受け止めるが、一撃の重さが違いすぎるのか、フェイトも押され始めていく。刹那はGNソードの刀身を出し、フェイトとシグナムの間に割り込み、攻撃を受け止める。

 

刹那「・・・っ!!ハァァァ!」

 

刹那はシグナムを押し返す。

 

シグナム(押し返された・・・!?刹那・F・セイエイ・・・中々腕が立つ・・!」

 

刹那「フェイト、大丈夫か?」

 

フェイト「うん、大丈夫。あの人、相当強いね。刹那がいなかったら絶対負けてたよ」

 

刹那「実戦慣れしているようだ。経験の差だろう。どれだけの戦闘を経験してきたか、俺達には計り知れない」

 

その時、フェイトとの会話を聞かれていたのか、シグナムが割り込むように話し出す。

 

シグナム「それは貴様も同じだ。刹那・F・セイエイ。お前には躊躇いや迷いなどは存在しない。貴様は実戦経験・・・いや、何人の人を殺してきた?」

 

シグナムの問いに、刹那は目を鋭くさせ、フェイトは刹那に目を向ける。

 

刹那「・・・数える必要がない。」

 

シグナム「・・・・そうか」

 

刹那が短く答えると、シグナムは一言呟き返す。

その際に、刹那は感じ取った。何故かシグナムは悲しみの目を刹那に向けていた。

 

フェイト「あの!!あなたの目的を教えてください!!何でこんなことをするんですか!!」

 

すると、フェイトはシグナムに問いかける。先程、刹那も同じ質問をしたが、質問の際、フェイトはいなかったので聞いてなかったのだろう。

 

シグナム「セイエイにも話したが、我らは主のために動いている。魔力を集めているのは、主の為でもある!」ゴウッ!

 

シグナムは先程より速いスピードでフェイトに向かっていく。フェイトは油断していたのもあり、一瞬、動かなかった。その隙を逃すはずもなく、シグナムは自身のデバイスを振るい、フェイトに仕掛けるが、間一髪、フェイトはバルディッシュを用いて、防御する。だが、押し切られてしまい、フェイトは吹き飛ばされてしまう。

 

フェイト「がはっ!」

 

フェイトは地面に叩き落とされ、肺の中にある空気が全て出る。

 

刹那「フェイト!」

 

「オオオオオオオオ!!」

 

刹那「何っ!?」

 

フェイトの元へ駆け寄ろうとする刹那だったが、突如聞こえてきたシグナムとは違う咆哮のような声が聞こえ、その場に留まる。そして、声の聞こえた方に目を向けると、髪の白い、獣の耳の生えた男が、拳を振り上げ、こちらに向かってくる。咄嗟に刹那はバックステップをして、その攻撃を回避する。すると、男はシグナムの横に並び立つ。

 

刹那「シグナム!お前の仲間か?」

 

シグナム「・・・ザフィーラ」

 

ザフィーラ「シグナム、彼女から魔力を奪え。この者の相手は引き受ける」

 

シグナム「・・・わかった」

 

シグナムはフェイトが落ちていった場所へと下降して行く。刹那はそれを阻止しようと向かうが、ザフィーラという男が目の前に立ち塞がる。

 

刹那「どけ!貴様に構っている暇はない!」

 

ザフィーラ「貴様にはなくとも私にはある。」

 

刹那「何故そうまでして、魔力を集める必要がある!!お前達は何をしようとしている!!」

 

ザフィーラ「・・・主を救うためだ」

 

刹那「救う・・・だと?」

 

刹那は予想外の返答に困惑していた。何か目的があるとは思っていた。だが、まさか仕える主を救うためだとは思ってなかった。

 

ザフィーラ「我らの目的は、魔力を集め、ある物を完成させる事。それを成すことができれば、主を救えるのだ。」

 

刹那「・・・・そうか」

 

フェイト「あっ・・!ぐっ・・・!ああっ・・・!!」

 

すると突然、フェイトの苦痛の声が聞こえてくる。その声の方向へ、刹那は目を向けると、先程の場所で、シグナムが魔導書のような物を手に持っていた。そして、フェイトの前に手をかざしていて、その手の先には、リンカーコアが出ていた。

 

刹那「フェイトのリンカーコアから魔力を・・・!?」

 

ラグナ「あの魔導書・・・ありゃあ何なんだ!?魔力を奪う代物なんてブレイブルー 以外にあるわけねぇだろ!」

 

刹那「その話は後だ!!今はフェイトの救出を最優先に考えろ!!」

 

刹那はラグナに喝を入れる。

 

ザフィーラ「そうはさせぬ!!」

 

ザフィーラは構えを取り、刹那に向かって行く。ザフィーラの戦闘体勢はどうやらアルフと同じ拳らしい。

 

刹那「どけ!貴様に構っている暇はない!ハァァッ!」

 

ザフィーラ「ウオオオオオオオオ!!」

 

刹那が振るうGNソード、ザフィーラの拳、その二つが激突する。何度も何度も、ぶつかり合う。ぶつかるたびに、火花が飛び散る。互いに二人は距離をとり、一度、様子を伺い続ける。

 

刹那(アルフとは段違いだ・・・!)

 

ザフィーラ「・・・・お前、名前は?」

 

刹那「・・・・刹那・F・セイエイ」

 

ザフィーラ「ならばセイエイ、場違いなのはわかっているが言わせてくれ。俺は、お前とこうして戦う事を楽しんでいる。」

 

刹那「戦いを・・・楽しむだと?」

 

ザフィーラ「俺が戦ってきた魔導士の中で、お前は一番強い。それで・・・何というのだろうな、心が高鳴っている。お前との戦いは・・」

 

刹那「ふざけるな!!!」

 

刹那の突然の怒声に、ザフィーラはもちろんのこと、シグナム、そして魔力の減少により意識を失いかけていたフェイトも刹那に目を向ける。

 

刹那「貴様の様な奴を俺は知っている!!あの男とお前が違う事は理解しているつもりだ!!だが!!あの男は・・・仲間を!!ロックオンを殺した!!戦争や戦いを楽しんでいたあの男は!!俺の仲間を殺した!!貴様はシグナムと同じではないのか!!自分の主を救うために戦っているのではないのか!?」

 

刹那は明確な怒りを露わにして、ザフィーラを睨み付ける。彼の言葉で刹那はあの男を思い出してしまったのだ。アリー・アル・サーシェス。ロックオンを殺した男。スローネツヴァイのパイロットを。

 

ザフィーラ「・・・すまなかった。セイエイ・・・お前の心の傷を開いてしまった様だな」

 

「ザフィーラ、シグナム、聞こえる?」

 

その時、ザフィーラとシグナムに念話が届く。

 

シグナム「シャマルか。どうかしたか?」

 

シャマル「今、シグナムの所に敵の援軍が向かってるわ。ヴィータちゃんもあの女の子からかなり魔力を奪えたわ。シグナム達も魔力を集められた様だし、今回は引き上げましょう?」

 

シグナム「・・・わかった。こちらも引き上げる。ザフィーラ」

 

ザフィーラ「・・・心得た」

 

シグナムとザフィーラは刹那に背を向け、その場から離れて行く。すると、ザフィーラはもう一度振り向き、刹那に目を向ける。

 

刹那「・・・・・」

 

刹那は無言で、意識を失っているフェイトに向かい、抱き抱える。そして視線をザフィーラ達に向けていた。二人の視線が交差する。そして、ザフィーラは視線を逸らし、シグナムの後を追う様に離れていった。

 

それから数分後、クロノとカグラ、ユーノ、グラハムが刹那の元へ到着する。

 

クロノ「刹那、無事か?」

 

刹那「・・・・・ああ。俺は無事だが・・・フェイトが・・・」

 

クロノ「急いで、アースラの医務室へ運ぼう。なのはも医務室に運ばれたからな」

 

刹那「なのはは・・・無事なのか?」

 

カグラ「何とかな?目立った傷は軽いものばっかだし、おまけに魔力を取られて気絶してるだけだ。命の心配はねぇってよ。」

 

刹那「・・・そうか」

 

どうやらなのはも、魔力を取られた様で、傷はあまりないらしい。刹那は少し安堵する。そして、刹那達はアースラへと帰還し、医務室へフェイトを運んだ後、刹那達はブリッジに集合していた。

 

グラハム「しかし、いくら奇襲を受けたとはいえ、少年とフェイトが二人がかりで押されてしまうとは、あの魔導士はなかなかの手練れの様だな?」

 

刹那「ああ」

 

カグラ「それに、フェイトちゃんとなのはちゃんは魔力を奪われる始末。こりゃあ、ジュエルシードの時みたいに、一筋縄じゃいかねぇな?」

 

クロノ「そうだな。刹那、あの時、何があったのか、状況を説明してくれ。」

 

刹那「・・・了解。あの時、アースラから転移した後、すぐに結界が張られた。恐らく、俺が会った二人以外にも魔導士がいるものと推測する。そして、結界を張った魔導士と、なのはを襲った魔導士・・・その二人を合わせて、敵勢力は恐らく・・・4人程だと考える。そして、すべての魔道士が、シグナム・・・俺とフェイトが戦った魔導士の程の実力を持っていると考えてくれ。」

 

グラハム「敵は4人・・・そして全員が手練れ。なかなか手強いな」

 

刹那「そして、彼女達の目的は、自分達の主を救う為だと言っていた。」

 

クロノ「主を救う?どういう事だ?」

 

クロノの問いに刹那は首を横に振る。

 

クロノ「・・・目的は不明か。」

 

すると、ブリッジの扉が開く。刹那達は開いた扉に目を向けられる。

そこにいたのは、リンディを始め、セリカ、ミネルヴァ、アリシア、リニス、プレシア、アルフ達だった。

 

クロノ「セリカ、なのは達の容態は?」

 

セリカ「大丈夫だよ?あの人達、本当に魔力だけを奪っていったみたい。なのはちゃんには多少傷があったけど、今は魔力の減少で気絶してるだけだから、大丈夫だよ。それに、プレシアさん達にも手伝ってもらったから、絶対にね」

 

クロノ「そうか。すみません、プレシアさん達。こちらに来てからすぐにこんな事になってしまって」

 

そう言い、クロノは頭を下げる。だが、プレシアは首を横に振る。

 

プレシア「気にしなくていいわよ。私は管理局に観察対象及び研究員として所属させてもらってるもの。これくらい当然だわ・・・それに、彼にももう一度、会いたかったから」

 

そう言い、刹那は目を向けるプレシア。その視線に気づき、刹那もプレシアへと目を向ける。

 

プレシア「私達も今回の事件に協力させてもらうわ。私の力が必要な時は頼ってちょうだい。」

 

クロノ「そうさせてもらいます。アリシア達もよろしく頼む」

 

アルフ「任せなよ!って言っても、今はフェイトに付きっきりになっちゃうけどね。」

 

ユーノ「仕方ないよ。アルフはフェイトの使い魔なんだから。」

 

アリシア「私は刹那君達の方にいるもーん。リニスに魔法の使い方教えてもらってたんだから、これでも戦えるよ。」

 

そう言い、アリシアは刹那に抱きつく。刹那は鋭い目を向けるが、すぐにプレシアの方へ視線を向ける。

 

刹那「プレシア・・・すまなかった。俺は・・・フェイトを守れなかった・・・!」

 

プレシア「刹那君、気負わないでいいわよ。フェイトも強くなってるし、相手の実力が高かった。そうでしょ?だから・・・次は守り通しなさい」

 

刹那「・・・・了解、なのはも、フェイトも守りきってみせる。」

 

プレシアとの約束を了承する刹那。だが、その言葉の続きとして刹那は呟いた。

 

刹那「例え・・・俺の命がなくなるとしても・・・な」

 

アリシア「刹那君?何か言った?」

 

刹那「・・・気にするな。ただの独り言だ」

 

刹那は気にするなと言うが、アリシアはまだ訝しむ視線を刹那に向けている。

 

クロノ「それより刹那、さっきの話の続きを聞かせてくれ。何か他に気づいた事はないか?」

 

刹那「ああ。シグナムはフェイトから魔力を奪う時、魔導書の様なものを使用していた。恐らく、その魔導書を完成させる事が目的なのだろう」

 

ユーノ「それって、その魔導書を完成させたら、彼女達の主の人を救えるって事?」

 

刹那「それは不明だ。詳細はエクシアを通して、モニターに映す。エクシア、よろしく頼む」

 

エクシア「了解しました」

 

そしてエクシアはブリッジのモニターに先程の先頭映像を写す。映像にはシグナムとの戦闘、そして魔力を奪う瞬間が映されていた。

 

刹那「これが彼女達が使用していた魔導書だ。恐らく、ロストロギアに近い何かだと俺は推測している。」

 

カグラ「おーん?これがそうなのか?」

 

アリシア「見た目は普通の本だよね?ねぇ、アルフ?」

 

アルフ「うん。でも、刹那の持ってるブレイブルー ・・・だっけ?それに近い何かだとあたしは思う。」

 

リニス「アルフもそう思いましたか。私もです。確実にロストロギアでしょう」

 

各自、それぞれの反応をしているが、一言も話さないクロノとリンディに刹那は目を向ける。すると、クロノは顔を険しくさせ、リンディは目を見開いていた。

 

刹那「クロノ、リンディ、二人はこの魔導書を知っているのか?」

 

クロノ「・・・ああ」

 

リンディ「私達にとっては、因縁のあるロストロギアよ」

 

刹那「情報提供を頼む。」

 

クロノ「あれは・・・【闇の書】というロストロギアだ。数あるロストロギアの中でも危険視されている代物だ」

 

刹那「闇の書・・・・」

 

グラハム「クロノ、それは本当なのか?もしそうならば、少年が言った言葉と矛盾している事になる」

 

グラハムの言葉に、全員は首を傾げる

 

刹那「グラハム、それはどういう意味だ?」

 

クロノ「グラハムさんは知っていたんですね。刹那、闇の書というロストロギアは完成させれば所有している主と世界を崩壊させてしまうロストロギアだ。シグナムという魔導士の説明とは全くの真逆なんだ」

 

アリシア「それって、シグナムって言う人はその闇の書の効果を知らないって事?」

 

プレシア「アリシア、それは多分違うわ。恐らくだけど、そのシグナムという人は闇の書の能力を知らないわけじゃない。記憶の相違があるのではないかしら。」

 

刹那「どちらにせよ、俺達がやる事は変わらない。闇の書を確保する。それだけだ。」

 

刹那の言葉に、ブリッジにいる全員が頷く。

 

リンディ「さて、アースラに搭乗する全クルーに命じます!これより私たちは、ロストロギア、闇の書の確保の任務を開始します!!各員、闇の書の情報を確認し、魔力探知を開始して!!刹那君、カグラ君、セリカちゃん、ユーノ君、あなた達は地球で闇の書の探索をお願い」

 

刹那「了解」

 

カグラ セリカ ユーノ「「わかりました!!」」

 

リンディの命令に各自応答し、刹那はブリッジを立ち去ろうとするが、アリシアに声を掛けられる。

 

アリシア「刹那君、どこ行くの?」

 

刹那「医務室だ。なのは達の様子を見ていく。」

 

アリシア「あのさ、私も行っていい?もう一回、フェイト達の様子、見ておきたいからさ」

 

刹那「・・・好きにしろ」

 

刹那達はアースラの医務室へと歩みを進め、到着する。扉を開け、刹那達が目にしたのはベットに横たわるなのは、フェイトの姿だった。

刹那は二人に近づき、ジッと様子を確認している。アリシアと同様に、二人をジッと見ている。

 

アリシア「刹那君、ママも言ってたけど、あんまり自分を責めちゃダメだよ?私だって、妹が頑張ってるのに私は何もできなかったんだからね!」

 

刹那「・・・俺は」

 

アリシア「え?」

 

刹那「俺は・・・また失う所だったんだ。仲間を・・・」

 

刹那「俺には力が足りない・・・!俺は・・・ガンダムになれない・・・!!俺は・・・!!」

 

すると、刹那の頭が引き寄せられる。何故ならアリシアが刹那の頭を自身の胸に抱き寄せたからだ。

 

刹那「・・・アリシア?」

 

アリシア「・・・刹那君はさ、そのガンダムっていうのにならなきゃいけないの?」

 

刹那「え・・・?」

 

アリシア「ガンダムにならなきゃいけないの?刹那君は刹那君でしょ?ガンダムっていうのが私にはわからないけど、私を救ってくれたのはそのガンダムじゃない。紛れもなく、刹那君なんだよ?」

 

アリシア「だけどね?刹那君。一人で戦うことなんてできないんだよ?刹那君にはみんながいるよ?私も、なのはちゃんもフェイトもいる。刹那君はみんなに頼っていいんだよ!だからね?・・・一人で抱え込まないで・・・・?」

 

アリシアの体が震えている事に刹那は気付く。何故、震えているのか刹那には想像もつかないが、彼女が必死に伝えようとしている事はわかった。

 

刹那「・・・もし、その時が来たら・・・よろしく頼む」

 

アリシア「・・!うん!!任せてよ!」

 

刹那の返答にアリシアは頬を緩ませる、笑顔になる。

 

刹那「俺は少し訓練室に行く。アリシアはどうする?」

 

アリシア「うーん、私はもう少しここにいるよ。二人の事、見ておきたいし」

 

刹那「・・・わかった。それじゃあ」

 

刹那は訓練室に向かうため、医務室を出て行き歩みを進める。それからなのは達が目覚めるまで、アリシアは医務室で二人の看病をしていた。

 

場所は変わり、訓練室。その中に刹那はただ一人佇んでいた。

 

刹那「・・・・エクシア」

 

エクシア「はい?どうしました?」

 

刹那「エクシア、俺はこのままで・・・・シグナム達を止める事ができるか?」

 

エクシア「それは厳しいでしょう。私とラグナさん・・・二人がいればどうにかなるかもしれませんが、私の性能では、あの二人と戦っても押し切られてしまうかもしれません」

 

刹那「・・・やはり・・・こうするしかないのか」

 

そう言い、刹那は自身の首に付けているエクシアを見て、こう呟いた。

 

刹那「生み出すしかない・・・あの二つの機体を・・・そして・・・俺だけのガンダムを・・・!」

 

刹那は自身の相棒であるエクシアを握りしめ、そう宣言した。彼女達を守るための自身のガンダムを生み出す形を。

 

 

 




ご愛読ありがとうございます。
A’s編描くの難しいですね?ですが頑張ります。

次回予告

シグナム達に敗北した刹那達。気絶から目覚めたなのは達。
実力の差を感じてしまうなのは達に相棒であるデバイス達はある行動に出る。

次回 魔法少女リリカルなのは〜半壊の天使に惹かれる少女達

「新たな力 カードリッジシステムと新たなGUNDAM」

その力は、対話の為の力である

最新章で出す、ダブルオーの形態

  • ダブルオーライザーまで
  • ザンライザーまで
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