魔法少女リリカルなのは〜半壊の天使に惹かれる少女達 作:エム3
前置きは無しです!それではどうぞ!!
はやての家から帰ってきた刹那は、家族である使い魔達との、食事を楽しんでいた。今回の料理は島風が作ったものではなく、アルマスが自身の手で作ったものだ。
刹那「・・・・・」パクッモグモグ
アルマス「ど、どう?」
刹那「・・・美味しいぞ。初めてとは思えないほどにな」
アルマス「ほ、本当?」
島風「はい!とっても美味しいですよ!アルマスさん!」
ジャック「〜〜〜〜♪」 パクパクッ モグモグ
リンデ「いつもの味とは違うので、より味がわかりますね。とても美味しいです」
ギル「ほう、中々の味ではないか。マスターの味には及ばぬがな。」
リンデ「なんというか・・・暖かくなりますね。心が」
魔神「もぐもぐ、すまない。おかわりを頂いてもいいか?」
沖田「私オルタ!!マスター達は食べてないんですから、一人で食べないでください!!」
レーヴァテイン「ふぁ・・・起きたら早々、騒がしい・・・静かに、ご飯くらい食べられないの・・・?」
ロンギヌス 「れ、レーヴァテインさん!折角皆さんと一緒にご飯を食べていますし、ちょ、ちょっとくらい騒がしい方がいいですよ!」
ラグナロク「ロンギヌスの言う通りよ。レーヴァテイン、少しならいいんじゃない?」
綾波「綾波も、そう思います、です。マスターもそう思ってるはずです。エスさんも、そう思います、です?」
エス「そうですね。マスターも楽しんでいるはずです。そうですよね?マスター」
刹那「・・・ああ」
刹那一家は、軽口を言いながらも、全員が笑顔を溢している。そして、刹那は使い魔達・・・いや、自分の家族を眺めていた。
刹那(・・・こうして、普通の生活が出来るとは・・・思わなかった。ソレスタルビーイングの時も、この様な光景は見られなかった・・・まだ問題は残っているが・・・この場所だけは・・・平和だ・・・)
レーヴァテイン「・・・マスター・・?何ボーッとしてるの?」
刹那「・・・いや、なんでもない。気にするな」
アルマス「マスターも疲れてるんでしょ?デバイスを直したり、あの子達の魔法の訓練に付き合ったり、闇の書の事を調べたり・・・ちゃんと休めてるんでしょうね?」
刹那「・・・どうなのだろうな。たしかに余り眠れていないのは事実だが」
ラグナロク 「マスター、休みはしっかり取らないとダメよ?私達とは違い、マスターは人間なんです。体に疲労も溜まりますし、怪我もするんです。余り・・・心配させないでください」
ロンギヌス 「そ、それなら今日は休養を取るようにしましょう!マスターは今日、ゆっくりお休みになってください!」
ロンギヌスの提案に、刹那は少し困った様な顔をしている。確かに、休養を取ることは大事だ。それは刹那もわかってはいる。だが、今は闇の書に関すること、そしてなのは達の訓練用のメニューを考えることで忙しく、休む暇などないのだ。
刹那「・・・いや、だが・・・」
レーヴァテイン「・・・マスター、ご飯食べたら、私のところに来て」
刹那「・・・レーヴァテイン?」
レーヴァテイン「いいから来て、わかった?」
刹那「・・・了解」
レーヴァテインからの誘いに、刹那は了承する。すると、その場から女性の使い魔達がレーヴァテインを連れ、少し離れたところへ移動する。その突然の行動に、刹那は目を見開いていた。
アルマス「ちょっと、レーヴァテイン!!あなた、急になんのつもり!?」
レーヴァテイン「・・・別に・・あなた達に関係ないでしょ・・・」
島風「お、教えてくださいよ!マスターと何をするおつもりでしょうか!?」
レーヴァテイン「・・・秘密・・♪」
レーヴァテインは薄く微笑み、全員にそう言った。その時、レーヴァテインを連れて行った使い魔達は心の中で一斉にこう思った。
何か起こる。絶対に。と
食事を終えた刹那は言われた通り、レーヴァテインの部屋へと足を運ぶ。軽くノックした後、レーヴァテインの返事を待つ。すると、「入っていいよ」と声がしたので、扉を開く。
刹那「レーヴァテイン、いったいなんの様・・・っ!?」
刹那は目を見開いていた。レーヴァテインはそこにいた。だが、刹那が驚いていたのはレーヴァテインの服装にあった。彼女の服装は、雑誌に載っている様なオシャレな服装だった。恐らく冬物コーデというやつであろう。
レーヴァテイン「・・めんどくさかったけど・・・着てみたんだ。どう?似合う?」
刹那「・・・わからないが・・・似合っていると思う」
レーヴァテイン「そっか・・・よかった。」
刹那「何故・・・その様な格好をしている?」
レーヴァテイン「・・・マスター、今から出かけない?私と・・・二人で、さ」
刹那「レーヴァテインと二人で?他の者達は連れて行かないのか?」
レーヴァテイン「ちょっと・・・ね。行く場所なんて、マスターも、知ってるところだから」
刹那「・・・わかった。俺は別に構わない」
刹那が了承すると、彼女は薄く微笑む。そして、刹那とレーヴァテイン(正確にはエクシアとラグナもあるのだが)二人は海鳴市の街へ出掛ける。家を出る際に女性陣の使い魔達が何か言っていたが、レーヴァテインが軽くあしらっていた。
レーヴァテイン「マスターと二人で出かけるのって・・・もしかして初めて?」
刹那「そうだ。いつも全員で移動をしていたからな。レーヴァテインが恐らく初めてだ」
レーヴァテイン「そっか。まあ・・・別になんでもいいけど//」
レーヴァテインは気にしてない様な素振りをするが、頬が赤く染まっていた。
刹那「それで、どこへ向かうつもりなんだ?」
レーヴァテイン「ゆっくり、唯、散歩する。ただ、それだけ」
刹那「・・・散歩?」
レーヴァテイン「うん。散歩。マスターが、疲れてるの目に見えてわかったから。何もしないで、唯ブラブラするだけ。それだけでもいい気分転換にはなるでしょ・・・?」
刹那「・・・気づいていたのか?」
レーヴァテイン「見てたらわかる。」
刹那「・・・・そうか」
淡々と会話が続いていく。どちらかが質問して、返答する。その様な会話が続く中、レーヴァテインが口を開く。
レーヴァテイン「マスター、あんまり無理しない方がいいよ?」
刹那「・・・どういう意味だ?」
レーヴァテイン「マスターはなんでも一人でできるわけじゃない。それはマスターもわかってるでしょ?なのに、マスターは一人無理してる。
レーヴァテイン「私はマスターだけのキル姫。マスターが守りたい者を守るし、マスターの敵を倒す。ただ、それだけしかできないけど・・・頼ってよ。」
レーヴァテインの目が真っ直ぐと刹那を見つめていた。悲しみのこもったその目で。
刹那「頼っていないつもりはない。いつも助けてもらっている。」
レーヴァテイン「え?」
刹那「俺に普通の生活ができているのは、お前達のおかげだと思っている。お前達の様な家族がいるから今の生活ができている。だから・・・これからも頼らせてもらう。いいだろうか?」
刹那は表情を変えずそう返す。だが、これは彼の本心。ソレスタルビーイングの時には味わえないものをレーヴァテイン達がいたから体験できた。そう刹那は思っていた。
レーヴァテイン「・・・うん。任せてよ。めんどくさいのは・・・嫌だけどね?」
刹那の言葉に笑顔にそう返すレーヴァテイン。その様子を見て、刹那も薄く微笑んでいた。
その後、刹那達は散歩を続けた。様々な場所を周り、様々な人々と挨拶を交わす。そして、レーヴァテインに連れられた場所はアースラだった。
刹那「・・・レーヴァテイン、何故ここに?」
レーヴァテイン「マスターを連れてきてって頼まれたから。」
刹那「誰に頼まれたんだ?」
レーヴァテイン「グラハムさんと、クロノ。」
刹那「グラハムとクロノ・・・?」
刹那にはアースラに呼び出される理由がわからなかった。はやての家に行った際、シグナム達に情報端末を渡したが、それは刹那の所持しているものなので、アースラに感づかれるはずがない。そんな考察をしていると、アースラのブリッジに着く。扉を開き、中に入るとそこには、グラハムとクロノがいた。
レーヴァテイン「言われた通り、マスターを連れてきたよ」
クロノ「すみません。レーヴァテインさん。」
レーヴァテイン「別にいいけど・・・次からはこんなめんどくさい事頼まないで。マスターなら頼めば受けてくれるはずだから。」
グラハム「すまない。急な用事が、少年にあったものでな」
刹那「グラハム、クロノ、一体何のようだ?」
クロノ「実は、これからなのは達の訓練の内容で、模擬戦をやるんだ。そこで刹那にはなのはとフェイトの二人の訓練相手になってほしい。パートナーはグラハムさんだ」
刹那「・・・なのは達はあれから、ずっと訓練をしているのか?」
グラハム「それはない。私とカグラの監視の元、必要以上の訓練はさせないようにしている。二人のストッパーとして、アリシアやセリカに二人の訓練に付き添ってもらっている。心配するな。少年」
刹那「・・・了解した。」
どうやら過度な訓練はさせていないらしい。その言葉に刹那は心の内でホッとしていた。
その後、4人は訓練室へ移動する。なのは達は先に訓練室で刹那の考えたトレーニングを行なっているらしい。と言っても、軽めの腹筋や腕立てなどだ。
そして訓練室の扉が開き、部屋に入ると、セリカとアリシアが、フェイトとなのはの足を抑えて、腹筋を行なっていた。
アリシア「はい!二人ともここでやめとこっか!」
なのは「はぁ〜、つ、疲れたの・・・・」
フェイト「はぁ・・はぁ・・・けど・・これだけじゃあ・・」
セリカ「フェイトちゃん、焦りは禁物だよ?そんなに急いでも結果はついてこないし、あくまでも体力をつける為のトレーニングなんだから、刹那君も二人の事がわかってるから、これぐらいのトレーニングなんだと思うよ?それに・・・ちょうど来たみたいだもん♪」
なのは フェイト
「「え・・・?」」
セリカはそう言い、部屋の入り口へと視線を向ける。二人も後を追うように視線を向けると、二人は驚愕の表情になった。
なのは「せ、刹那君!?ど、どうしてここに!?」
刹那「レーヴァテインに連れてこられた。それに、クロノからの頼みがあって来た。ただそれだけだ」
フェイト「頼み?それって・・・」
クロノ「それについては僕が話す。なのは、フェイト、二人にはこれから模擬戦をしてもらう。疲れはあると思うがやってもらえるか?勿論休憩を挟んだ後でいい。」
グラハム「いつもトレーニングばかりでは流石に気が参るだろう。」
グラハムとクロノがそう言うと、なのはは表情を笑顔に変える。だが、フェイトは真剣な表情に変わる。
なのは「やる!やりたい!」
フェイト「私もやりたい。今、自分がどこまでできるのか、知りたいから」
クロノ「そうか。じゃあ、早速準備をしてくれ。念入りに頼む。」
なのは「ところでクロノ君、模擬戦って私とフェイトちゃんでするの?」
クロノ「いや、二人にはしてもらうが、相手は刹那とグラハムさんだ。だから、準備を念入りにしてくれと言ったんだ」
クロノの言葉に二人は驚愕の表情を取り、刹那とグラハムに目を向ける。
なのは「刹那君と模擬戦するの!?」
刹那「二人に頼まれた事がそれだ。グラハムとパートナーになり、お前達、二人の訓練相手になれと言われた。」
グラハム「勿論やるからには全身全霊を持って、君達の相手をさせてもらう。君達も全力でかかってくるがいい。」
フェイト「・・・よろしくお願いします。グラハムさん。」
フェイトは鋭い視線をグラハムに向けた。その目を見て、グラハムは一つの懸念を抱いていた。
グラハム(フェイト・・・彼女は危ういな。焦りが明らかに出ている。シグナムという魔導士に負けたのが理由か・・・少年の事が原因か・・どちらもあるだろうが、恐らく後者であろうな。それだけ、少年は彼女に思われているのだろう)
そんなことを考えながら、グラハムは初期位置へと移動していく。4人が向き合っている。
クロノ「みんな、準備はいいか?」
刹那「問題ない」
グラハム「私も問題はない」
なのは「うん。大丈夫。」
フェイト「私も大丈夫。いつでもいけるよ」
クロノは各自に確認を取ったあと、クロノは頷き、右腕を上に上げる。そして模擬戦開始直前にグラハムは刹那に話しかけていた。
グラハム「少年、フェイトの相手は私にさせてはくれないだろうか?」
刹那「フェイトの相手を引き受けるのか?」
グラハム「私は彼女に伝えなければならない事がある。」
刹那「・・・了解、エクシア、刹那・F・セイエイ。ターゲットを高町なのはに変更。目標を駆逐する」
クロノ「模擬戦・・・開始!」
開始の合図と同時に、刹那はGNソードを展開し、なのはに向かって直進する。GNソードを振るうが、なのはは飛行魔法を発動し、空中へ回避する。それを追うように、刹那も空中へ向かうが、フェイトとグラハムは向き合ったまま動かずにいた。
フェイト「あなたの相手は私です。グラハムさん」
グラハム「それは暁光。私も君の相手をしたかったのだよ。フェイト」
グラハムはデバイスを展開する。それは、黒色に染まったフラッグ。刹那と戦った、オーバーフラッグた。擬似GNドライブは取り除かれてはいるが、あの時のフラッグと同じであった。
グラハム「フェイト、君は何を悩んでいるのだ?」
フェイト「・・・っ」
グラハム「先程、君は少年に声をかけなかった。それに、他の者・・・いや、少年は気づいているのかもしれないが、君は、一度も少年と目を合わせようとしなかった。それは何故だ?」
フェイト「・・・・・」
グラハム「・・・少年の助太刀に入ったはずなのに、少年に迷惑をかけたと悔やんでいるのか?」
フェイト「・・っ!それは・・!」
グラハム「その心意気は良し。だが、君と少年には圧倒的な差がある。その差を埋めるのは容易ではない。彼の手助けなどできなくて当然なのだ」
フェイト「・・なっ・・・!それじゃあ、刹那に追いつくことは出来ないって言いたいんですか!!!」
グラハム「それが現実だ。現に、あの魔導士と戦い、渡り合えたのは少年だけだ。君達は敗北し、挙げ句の果てには魔力を奪われた。そうだろう?フェイト・テスタロッサ」
その言葉の後、グラハムはフェイトを睨む。その視線にフェイトは押し黙ってしまった。だが、未だに目はグラハムを睨んでいる。
グラハム「言葉で分からないのであれば、分からせる。かかってくるがいい。今の私は・・・阿修羅をも凌駕する存在だ」
フェイト「っ!!行くよ!!バルディッシュ!!」
バルディッシュ「yes sir」
フェイトはバルディッシュを鎌の形に変え、グラハムに斬りかかる。グラハムはソニックブレイドを展開させながら、時に受け流し、時に回避をする。だが、殆どの攻撃を回避している。
グラハム(怒りに身を任せた攻撃など当たるわけがないが・・・やはり、この少女も・・・)
フェイト「・・・っ!この・・っ!!なんで・・・!!」
バルディッシュ「sir、一度、落ち着いてください。冷静になってください!」
フェイト「うるさい!!プラズマランサー!!」
グラハム「・・・愚かな・・・」
フェイトがプラズマランサーを放つが、グラハムはリニアキャノンを撃ち込み、相殺する。その光景に、フェイトは驚愕の表情をして、動きが止まってしまう。その瞬間を逃さず、グラハムはフェイトの腹部に蹴りを入れる。
フェイト「ごふっ・・・!」
蹴り飛ばされたフェイトは、地面を転がる。もう一度起き上がろうとするが、グラハムがリニアキャノンをフェイトの頭に向けて構えていて、フェイトは起き上がれずにいた。
グラハム「私にも勝てない君が、少年の隣に立つ事などできるわけがない。」
フェイト「くっ・・・!」
グラハム「何故そこまで、少年に拘るのだ?。少年は強い。この中の誰よりも強い。そんな少年を何故君はそこまで・・・」
グラハムは刹那の実力を知っているからこそ、そう言った。ガンダムは元の世界で圧倒的な性能を見せつけた。そして刹那のパイロットとしての実力。負ける要素などグラハムには思いつかなかった。
フェイト「・・・・ですか」
グラハム「・・・何?」
フェイトは何か言ってるようだが、グラハムは聞こえず、もう一度聴き直す。だが、その時気づいた。何かが地面に落ちている。水滴のような何か。そして、フェイトが顔を上げた時、グラハムは気づいた。フェイトが涙を流している事に。
フェイト「だったら・・・!刹那は・・・!誰に・・!助けてもらうんですか・・・!!!」
グラハム「君は・・・・」
フェイト「刹那が強いのは・・!!私にもわかります・・・!けど!それなら誰が刹那を助けるんですか!?刹那が苦しんでる時!誰が助けてあげられるんですか!?」
フェイトはリニアキャノンが向けられているにも関わらず、グラハムに自身の拳を叩きつける。。力はそれほど入ってはいない。振り払うことはできる。だが、何故かグラハムにはそれができずにいた。
フェイト「私は、刹那の事は何も知らないです!でも!私達の中でも刹那が一番苦しんでる!!辛い思いをしてる!!表情は変わらないけど、苦しんでるはずなんです!!けど!誰も助けてあげられないんです!!手を伸ばせないんです!!」
グラハム「・・・」
フェイト「もし、私たちに無理だって・・・できないっていうなら!あなたが刹那を助けてあげてよ!!お願いだから・・・!!
刹那を一人にしないでよぉ・・・!!!!」
フェイトは膝から崩れ、両手を顔に当て、嗚咽を溢し、泣く。その光景をグラハム、そしてクロノは眺めることしかできなかった。
場所は、なのはと刹那の戦闘へと変わる。一定の距離を保ち、なのはと刹那は戦闘を繰り広げていた。
なのは「アクセルシュート!!」
刹那「ふっ!はぁ!」
なのはは、アクセルシュートを撃ち出し、刹那は、GNブレイドを振るい、アクセルシュートを切り裂いていく。隙を見て、なのはに斬りかかるが、回避されてしまう。
ラグナ「なのはの野郎、ここまで強くなってたんだな。少し驚いてるわ」
エクシア 「本当ですね。まだ、マスターの敵じゃないですけど」
ラグナ「いや、そもそも敵じゃねぇだろ!!」
刹那「・・・っ!!」
エクシアとラグナが漫才のような言葉を交わす中、もう一度、斬りかかろうとした刹那は突如、動きを止められてしまう。足元を見ると、ピンクのバインドが、足についていた。
刹那「いつの間に・・・!っ!!」
バインドに目を向けていると、突如、刹那はなのはに目を向ける。そこには、レイジングハートを構え、収束砲撃の準備をしているなのはがいた。
なのは「カードリッジ!!ロード!!」
カードリッジシステムを作動させる。そして、その魔法は撃ち出された。
なのは「スターライトォ・・・ブレイカァァーーーー!!」
なのはオリジナル魔法『スターライトブレイカー』が刹那に向けて撃ち出された。バインドで身動きが取れない刹那は直撃するかに見えた。だが、刹那は冷静にバインドを切り裂く。そして、あのシステムを発動させた。
刹那「トランザム!!」
トランザムシステムが発動し、エクシアが赤く染まる。そして楽々と収束砲撃を交わし、GNブレイドを構え、なのはに直進する。なのはは急ぎ、防御魔法を発動させるが、GNブレイドを刹那は振るう。そして、ぶつかり合った瞬間、防御魔法が砕け散った。エクシアの剣の殆どはGNフィールドに対抗の為に作られた剣である。エクシアが言うには、防御魔法はGNフィールドより、脆いらしい。ならば切り裂けないわけがないであろう。
なのは「嘘!?」
刹那「・・・・」チャキッ
刹那はGNブレイドをなのはの首に当てる。
クロノ「模擬戦は終了だ。全員戻ってきてくれ。」
クロノの一言に、刹那はGNブレイドをしまう。そして、なのはに何も言わずに、クロノの元へと向かっていく。なのはも急いで後を追う。ついた二人が着いた時、すでにグラハムとフェイトは到着していた。だが、どこか二人の様子がおかしい。だが、刹那には何が原因なのかそれはわからなかった。
クロノ「今回は刹那達の勝ちだ。刹那、グラハムさん。何か二人に言うことはありますか?」
刹那「なのはは、実力がついてきている。それは問題ないが、アクセルシュートを撃つ時、動けるようにしておけ。止まって撃つのと、動きながら撃つのは大きく違う。今のままでは、近接戦闘の相手にはいい的だ」
なのは「う、うん!」
グラハム「フェイト、今回はあまり何も言えないが、魔導士と戦った際、攻撃を受け止めず、回避に専念しろ。回避できない場合に限り、攻撃を防ぐといい。君の持ち味はそのスピードなのだからな」
フェイト「わかり・・・ました」
クロノ「よし、刹那、今日はありがとう」
刹那「いや、気にしなくていい。俺は地球に戻る。レーヴァテイン、行くぞ」
レーヴァテイン「・・・うん。」
刹那達は部屋を出ていく。続いて、なのはとフェイトは地球へ戻っていく。その時、フェイトが暗い表情をしていたからか、なのはが心配の表情をしていた。そして、残されたのはクロノとグラハムの二人。
グラハム「少年を助けてくれ・・・か」
クロノ「フェイトは・・・本当に刹那を想っているんですね。」
グラハム「少年の過去はある程度は知っているが・・・過去だけではなく、少年は今も・・・辛い日々を送っているのだろうか?」
フェイトの言葉が頭に残ってしまった二人は、刹那の事を気にかけようとこの時誓ったのだった。
そして場所は変わり、ここはまだ誰にも知られていない場所。
そこには銀髪で、目に光がない女性が、鎖で捕らえられていた。
「・・・・・・」
「よっ、お嬢さん。元気にしてるかい?」
そこに現れたのは、茶髪の男だ。その男は、刹那と同じ眼帯を右目にしている。その男を女性は鋭い目で見ていた。
「・・・貴様か。」
「おいおい、そんな目で見るなよ。」
「一体何の用だ?」
「なぁーに、暇そうだから話をしにきたのさ。俺の話、聞いてくれるかい?」
「・・・断っても、話すのであろう?」
「ちゃんと面白い話だから、安心しろよ。」
「また、ソレスタルビーイングという組織の話なのか?」
「まあ、そうなんだけどよ?今回はちょっと違う話をしにきたのさ」
「違う・・・?」
「そうさ。今回は・・・俺が一番頼りにしてる・・・ガンダム馬鹿の話さ」
そう言った男は、とてもいい笑顔でそう言ったのだ。
ご愛読ありがとうございます!
最後に現れた二人はなんとなくわかるのではないでしょうか!!
次回をお楽しみに!
次回予告
模擬戦を終えた刹那は、使い魔達からクリスマスが近いとの話を聞く。そして、学校で、すずかが新しく友達になった子を紹介してくれるという。だが、それは引き金となるのであった。
次回
魔法少女リリカルなのは〜半壊の天使に惹かれる少女達
「始まりの兆し」
それは、運命の時の始まりである
最新章で出す、ダブルオーの形態
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ダブルオーライザーまで
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ザンライザーまで