魔法少女リリカルなのは〜半壊の天使に惹かれる少女達 作:エム3
久しぶりの長文です。そして駄文です笑笑
許してください。それではどうぞ!
ザフィーラに情報提供した後、刹那は自宅である事をしていた。それは、異能である創造を使って、クリスマスで行うプレゼントパーティー用のプレゼントを作ろうとしていたのだ。
刹那「・・・何がプレゼントならば、喜ぶだろうか・・・?」
エクシア「そうですねぇ。マスターはこういう経験はありませんから」
ラグナ「マスターは転生した身なんだよな?マスターの世界は、こんなことしなかったのか?」
エクシア「まあ、今は違いますけど、昔のマスターは・・・その・・」
ラグナ「いや、悪かった。言わなくて良い。」
ラグナは何が察したように謝罪をする。
刹那「・・・エス達に聞いてみるか・・・」
刹那は部屋を出て、エス達の元に向かう。リビングに到着し、扉を開けると、使い魔達全員がリビングに集まっていた。
エス「マスター、お部屋で作業をしていたはずでは?」
刹那「すまない。全員に聞きたい事がある。」
刹那の言葉に、ギル以外の全員が首を傾げる。ギルはと言うと、刹那に目を向け、微笑んでいた。
刹那「誰かにプレゼントを渡す時は何を渡せば良い?」
沖田「プレゼントを渡す時・・・ですか?」
刹那「そうだ。」
ギル「何か褒美でも渡すつもりか?マスターよ」
刹那「クリスマスではプレゼントが必要なのだろう?用意が必要だと思ったまでだ」
ギル「ほう。人間のする事は、理解に苦しむが・・・マスターが言うならば必要な事だろうな」
島風「マスター!島風は美味しいものがいいと思うのですよ!」
綾波「島風、プレゼント、ですよ?形に残る物の方が、いいと思うの、です」
リンデ「そうですね。私にはわかりませんが、マスター達人間にとってはとても大切な行事だと思います。なら、形にも、誰かの心にも残る物のほういいと思います」
ラグナロク 「それなら、アクセサリーがいいと思うわ。男性にも女性にもつけられそうなものをね」
刹那「アクセサリー?」
ラグナロクの提案を受け、刹那はアクセサリーを知らない為、首を傾げる。
ギル「我の宝物庫から見繕うか?我は寛大だ。マスターの頼みならば、協力するぞ?」
沖田「ギルガメッシュさん。プレゼントは、自分で用意してこそプレゼントになるんですよ?」
ギル「む?そうなのか。」
アルマス「なら、ネックレスとかイヤリングとか、小物にしてみたら?あまり凝ったものを送っても迷惑になりそうだし」
レーヴァテイン「珍しい・・・アルマスがまともな意見言ってる」
アルマス「レーヴァテインは私をなんだと思ってるの!!」
刹那「ネックレスかイヤリング・・・どういう物がある?」
刹那は使い魔達に聞く。何度も言うが、刹那はそう言った事は何も詳しくはない。カグラに言われ、様々な事に目を向けているが、アクセサリーなどの小物類の事は、何もわからなかった
エス「アクセサリー、一覧を検索。該当数、多数。女性用、男性用に種別。こちらが一覧になります。マスター」
エスは資料を渡す。エスはあらゆる情報、戦術などを知識として多く持っている。そして刹那が自宅に置いてある端末を使い、わかりやすく、且つ事細かに資料を作ってくれるのだ。他にも、使い魔達にはそれぞれ特技を持つ。
刹那「エス、すまない。ここからは俺が選ぶ事にする。邪魔をしたな」
アルマス「・・・これ、何度も言ってると思うけど、私達はマスターの使い魔。マスターが望む事ならなんだってする。代わりに、マスターも頑張って。わかった?」
ティニ「アルマス、マスターは頑張りすぎです。その休息にレーヴァテインさんはマスターを連れて、何処かに行っていたのでしょう?」
レーヴァテイン「別に・・・私が行きたいからマスターを連れてっただけだし」
レーヴァテインがそっぽを向き、言葉をこぼす。
刹那「・・・自分の体調は、自分でわかっている。俺は作業に取り掛かる。何かあったら、呼んでくれ」
刹那は自室へ向かう。その様子を使い魔達は見ていた。
ギル「存外疲れが残っているな。我のマスターは」
沖田「マスターは、私みたいに倒れなければいいですけど・・・」
ジャック「マスター、疲れてるの?」
魔神「もう一人の私は吐血・・・いや、体が弱いが、マスターは違う。多少の事なら、大丈夫ではないか?」
リンデ「疲労を甘く見てはいけません。魔神さん。私達は英霊であり、使い魔です。ですが、マスターは人間です。疲労が溜まれば、戦闘での被弾も多くなってしまいます」
魔神「・・・そうだったな。あれだけの強さと心を持っていても、マスターは人間だったな」
アルマス「あの調子なら、近い内に絶対倒れるわね。絶確信」
ティニ「レーヴァテインさんがしてくれたとはいえ、休息を取らなければ・・・本当に倒れてしまいますね」
レーヴァテイン「多分、マスターは休まないと思う。少なくても、自分からは絶対に。この状況だし」
ロンギヌス 「マスター・・・大丈夫じゃないですよね?」
ラグナロク 「今のままでは、そうね。だから、私たちがどうにかしないと、悪いとは思ってるけど、私はまだ他の人間は信用できない」
ラグナロクの言葉に、キル姫一同は全員頷く。
沖田「アルマスさん達は、まだ・・・なのはさん達を信用できませんか?」
アルマス「そうね。私はマスター以外信じない。これは決定事項」
ティニ「私はどちらでもいいです。マスターが信用してくれているならそれで」
レーヴァテイン「私も・・・マスターと一緒が良い。私は自由にのんびりできるし。それに・・・初めて私達を見てくれたから」
ロンギヌス 「わ、私はなのはさん達を信用してないわけじゃないです。でも、私は、ま、マスターが一番なんです!」
ラグナロク 「私もそう。あの子達はマスターと同じ。それはわかる。けど、信用はできない。人間は特に。マスターが信用してくれてるならそれでいい」
今までの人間からの仕打ちにアルマス達は人間達を信用できなくなっていた。だが、自分達のマスターである刹那は信用・・・いや、好意を抱いていた。
ギル「ふん、英雄色を好むと言うが、マスターは無意識でしているな。あの愚か者達もマスターを好いているようだ。」
沖田「愚か者達?」
ギル「マスターに群がる餓鬼どもの事だ。何かを成す力を持たず、ただ戯言を吐くのみ。愚か者と言わずしてなんと言う?」
魔神「高町なのは達の事か。私は、あの子達が好きだ。だが、確かに、マスターとの力の差は歴然。英雄の王が言っている事は理にかなっている」
力がなく戯言を吐く。まるで見てきたかの様なギルガメッシュの発言だが、魔神はそれを肯定する。
沖田「ギルガメッシュさん、なのはさん達だって頑張ってるんですから、その言い方はやめてください。」
ギル「ふん、病弱剣士、貴様は理解していないな。」
沖田「え?」
ギル「あの愚か者達が努力をしていると言うならば、我のマスターは努力していないと言いたいのか?」
沖田「そ・・それは・・・」
ジャック「ねえねえ、王様」
ギル「何用だ?」
ジャック「マスターは頑張ってるよ?他の誰よりも。」
ジャックの視線がギルガメッシュを見据えている。ギルガメッシュはジャックの表情を見ると、愉快そうに微笑んでいた。
ギル「ふん、貴様達よりも切り裂き魔の方が理解している様だな?」
ギルは何処か刺のある言い方をし、沖田達を見つめる。だが、沖田達は何も言い返せはしなかった。
場所は変わり、刹那の自室。エスからの資料を受け取った刹那はプレゼントを決める為、資料を見つめていた。
刹那「一概にアクセサリーと言ったが、これほど多くあるとは思わなかった」
ラグナ「まあ、こんなもんじゃねぇか?少なくてもバリエーション豊富の方がいいだろ?」
刹那「確かにそうではあるが・・・」
エクシア「女性は色々必要になるんですよ?オシャレが必要になる時があるんです」
刹那「オシャレ・・・?」
刹那は首を傾げる。
・・オシャレとは、以前のレーヴァテインの様な事を言うのか?・・
と、以前のレーヴァテインの服装の事を思い出す。
エクシア「マスターも女性の事を深く知っておいた方がいいですよ?カグラさんにも言われたじゃないですか」
刹那「確かに言われたが・・・」
ラグナ「まあ、そんな事いいじゃねぇか。今はプレゼントを選ぶんだろ?その話は今度でいいだろ」
エクシア「・・・仕方ないですね。マスター、しっかりサポートしますから、ちゃんと選んでくださいね?」
エクシアの言葉に刹那は頷き、資料に目を通す。
刹那「・・・・・・」
ネックレスやイヤリング、指輪など様々なアクセサリーが載っている資料に刹那は目を通す。そして、一つのものに目をつけた。
刹那「・・・これにするか」
刹那はそのアクセサリーを創造を使い、作り出す。作り終えた後、カレンダーを見る。パーティーの期日を確認した後、布団に入り、眠りについた。
翌日、自宅からアースラに転移し、訓練室に向かう刹那。扉を開く。
すると、無数の桃色の弾丸が通る光景を目にする。的に向かって直進した、弾丸は全て当たる事はなく、少なくない数が的から外れていた。
刹那「アリサ、訓練中だったのか」
アリサ「刹那。ええ、すずかも一緒あっちで訓練してる。こっちは射撃の練習、でも、うまく当たらなくて、もう!どうすればうまく当たるのよ!」
アリサは闇雲に射撃をするが、当たるはずもなく、全ての弾丸が外れていく。それを見て、刹那はアリサに聞こえないぐらいの溜息を吐き、アリサの後ろに周り、アリサの手に自身の手を添える。
アリサ「せ、刹那!?//な、何やってるのよ!?///」
刹那「感覚を教える。それを覚えて、練習を重ねろ」
アリサ「け、けど・・・きゅ、急に手を握るなんて・・・ずるいわよ・・・///」ゴニョゴニョ
刹那「なにかいったか?」
アリサ「な、なんでもないわよ!ほ、ほら!さっさと教えなさいよ!」
刹那「わかっている。まず、息を整えろ。」
刹那に言われ、アリサは深呼吸をする。
刹那「そのまま照準を合わせろ。実戦ではない。ゆっくりでいい。」
ゆっくりと的に照準を合わせる。そして
刹那「撃て」
アリサは引き金を引く。先程と同じくらいの弾丸が飛び、的に向かい飛んでいく。だが、先程とは違い、弾丸が全て的に当たる。その光景にアリサは目を見開き、刹那は手を離す。
刹那「この感覚を忘れるな。アリサならすぐに覚えられるだろう。俺はすずかの方へ向かう。」
刹那はただそう言い、刹那はすずかの元に向かう。アリサは刹那の背中をジッと見て。
アリサ「私達は・・・刹那のいる場所とはかけ離れてる・・・私は・・刹那の隣に・・・立つ事もできないの・・・?」
殆ど全ての事ができ、周りから天才と呼ばれ、多くの期待をされているアリサ。だが、先程の射撃の指導を受け、想い人である刹那との間に、深くそして大きな溝を感じてしまった。
アリサから離れた刹那は、続いてすずかの元へと足を運ぶ。すずかはナドレを纏い、ビームサーベルで素振りをしていた。
すずか「やあっ!たあっ!」
刹那「すずか」
すずか「あ!刹那君!」
刹那に気づいたすずかはビームサーベルを仕舞い、ナドレを解除する。
刹那「何をしていた?」
すずか「射撃の練習からビームサーベルの訓練に変えたところだよ?でも、うまくいかなくて。うーん」
すずかは何が悪いのかわかっていないのか、首を傾げている。
刹那「・・・・すずか、ナドレを纏え」
すずか「え?・・・う、うん」
すずかはすぐさまナドレを纏う。そして刹那もエクシアを纏い、gnソードを展開した。
すずか「・・・えっと、刹那君?何してるの?」
刹那「すずか、俺と戦闘訓練だ。武装は何を使っても構わない。だが、俺はGNソードしか使わない。いいな?」
刹那の言葉に、すずかは驚愕な表情になる。
すずか「な、何言ってるの!?刹那君!」
刹那「俺が、すずかの訓練相手になると言っている。好きに攻撃をしてこい。」
すずか「で、でも・・・」
まだ戸惑っているのか、すずかは迷いを見せている。
刹那「・・・すずか、お前はガンダムの知識がない。戦闘経験についても。だが、俺にはその両方がある。戦闘経験については参考にもなりはしないだろうが。」
すずか「・・・・っ」
すずかは表情を暗くする。刹那の過去を知っている皆として、先ほどの言葉は、刹那は以前も言っていたが、自身は「異常者」そう言っていると言っても過言ではない。
刹那「・・・無駄話は終わりだ。来い」
刹那は戦闘態勢をとる。すずかも決意したのか、ビームサーベルを構え、同じく戦闘態勢をとる。
すずか「・・・本気で行くよ?刹那君」
刹那「・・・訓練だという事を忘れるな。だが・・・俺を殺す気で来い」
刹那は自身の思った言葉で、すずかに伝えた。その言葉を聞いたすずかは体を震わせる。だが、折角の刹那との訓練の機会。逃すのは惜しい。
すずか「・・・月村すずか、ガンダムナドレ、行きます!」
すずかは、右手にビームサーベル、左手にビームライフルを持つ。そして、刹那に向かい、直進する。接近する際、ビームライフルを刹那に向け、引き金を引く。飛んでいく桃色の閃光は、刹那に当たるかに見えた。だが、刹那はGNソードを振るい、切り落とす。続いて、接近戦に持ち込み、すずかはビームサーベルを振り下ろす。刹那はGNソードで受け止め、二人の間に、鍔迫り合いが発生し、ぶつかり合う結果、プラズマが走る。
すずか「・くっ・!ううっ・・!」
刹那「・・・・・」
だが、性別の違いもあるのだろう。エクシアが徐々に押し始める。ナドレを纏うすずかも押し返そうとするが、力量の差なのか、押し返すことができない。そして刹那に押し返され、すずかは吹き飛ばされるが、すぐに態勢を整える。すると、刹那からアドバイスを受けた。
刹那「・・・正面から攻めるのは止めろ。相手との実力に差を感じたら、仲間がいる場合、連携を取れ。それが戦闘においての定石だ。だが、一人の場合は最悪逃げても構わない」
すずかは更に驚く。まさか刹那の口から逃げてもいいなど、聞けると思ってもいなかった。
すずか「で、でも!私だって戦えるんだよ!刹那君の事だって守れる・・「俺はお前とは違う」っ!」
すずかは反論しようとするが、刹那の言葉に押し黙ってしまう。
刹那「自身の身は自分で守れる。だが、すずか、お前は守れるか?自身の身をあの魔導士達から・・・シグナム達から守れるのか?アリサやなのは、フェイト達を守るために・・・奴らに刃を向けることができるのか?」
刹那はすずかに問う。だが、すずかは答えない。いや、答えられない。刃を向ける。それはつまり、命の奪い合いをする事。それができるのか・・・答えられるはずがなかった。
刹那「・・・お前が戦う必要はない。」
刹那はすずかにそう言った。
刹那「それが【普通】の反応だろう。戦う恐怖。そして常に纏わり付く死の恐怖・・・【普通】の反応だ。俺は、感情がないに等しい。確かに、嬉しい事があれば誰だって笑う・・・だが、恐怖や恐れは何もない。そんなものは必要ない。MSを・・・ガンダムの操縦には不必要だ」
刹那はいつもの無表情でそう言った。すずかは刹那に恐怖を感じた。
そして、刹那はその場を立ち去ろうとする。だが、一度立ち止まり。
刹那「・・・あの男の言う通り・・・俺は【異常】で【人殺し】なのだろうな」
そう言って、訓練室を出て行く。その後ろ姿にすずかは手を伸ばすが、何も言葉をかけられず、ただ、刹那の背中を見つめていた。
そんな出来事ごあった翌日、今日は遂に、クリスマスパーティーというものをやる日になった。パーティーは、学校が終わり次第、はやての入院している病院へ向かい、パーティーを始める事となっている。
島風「マスターさん!今日は遂に、パーティーというものをする日ですね!」
刹那「ああ」
ギル「マスターよ、褒美は用意できたのか?」
刹那「ああ。あの資料の中から、選んだものだが」
エス「それでもいいと思います。マスターが真剣に選んだプレゼントなら喜んでくれると思いますよ?」
刹那「だと・・・いいのだが・・・」
ギル「・・・我のマスターならば胸を張り、王の風格を見せぬか。貴様は我が認めたマスターなのだぞ?」
刹那「ギル・・・そう・・・だな。自信を持って渡す。それでいいか?」
ギル「ふん、貴様がいいならそれでよかろう」
使い魔達全員がギルの言葉を肯定するように頷く。その様子を刹那は微笑み見ていた。
そして、学校が終わり、なのは達と、はやてが入院している病院へ向かう。はやての病室へ着くと、すずかは軽くノックする。すると「どうぞー」と中から声が聞こえ、扉を開く。
すずか「はやてちゃん!元気そうだね?」
はやて「すずかちゃん!いらっしゃい!」
すずか「はやてちゃん、今日は私だけじゃないよ?他の人もいるんだけど、いいかな?」
はやて「ええよ!」
はやてから許可をもらい、刹那達も中に入る。そこにいたのは、ベットの上で、上半身だけを起こしているはやて、そしてその側にいる。シグナム、ヴィータ、シャマルの姿だった。
なのは「っ!?」
フェイト「・・・っ」
なのは達はシグナム達の方へ視線を向け、驚愕の表情を見せる。視線を向けられたシグナム達は、我関せずと言った表情だ。だが、視線は刹那に向けている。だが、刹那はその視線をあえて無視し、はやてに声をかける。
刹那「はやて」
はやて「あ!刹那君!刹那君も来てくれたん?」
刹那「ああ。誘われたからな・・・はやてが入院してるとは思わなかったが」
はやて「あはは・・・いやぁ、刹那君が帰ってから急に苦しくなって、入院したんよ。」
刹那「そうか。あまり無理はするな。」
はやてとの会話をしていると、すずかが刹那に声をかける。
すずか「刹那君、はやてちゃんと知り合いなの?」
刹那「すずかと同じだ。以前、図書館で知り合い、友達になった」
その言葉に、すずかたちは、納得したような表情になる。
その後、各自、はやてに自己紹介をした後、乾杯をした。病院のため、騒がしくはあまりできないが、みんな楽しんでいた。そして、いよいよプレゼントを、渡す時になる。それぞれがはやてにプレゼントを渡す。そして、刹那がプレゼントを渡す時になる。
刹那「・・・・プレゼントだ」
はやて「ありがとう。刹那君・・・開けてもええ?」
刹那「ああ」
はやてはプレゼントを開ける。中に入っていたのは・・・金色のネックレス。そのネックレスには、装飾が施されているわけではない。だが・・そのネックレスには・・・同じ金色の指輪が付けられていた。
はやて「綺麗・・・・」
刹那「あまり時間がなかった。それしかできなかったのだが・・・」
はやて「ううん!ほんまに嬉しいよ!その・・・ありがとう///」
刹那「・・・気にするな」
そして、クリスマスパーティーは終了となる。だが、病室へ出る際、俺達は出口に向かうわけではない。屋上へと足を運ぶ。そこにいたのは、先程まで同じ病室へいた。ヴァルケンリッターの騎士達が勢揃いしていた。
刹那「全員、揃っているようだな」
シグナム「ああ。主に楽しい時を過ごせてもらえた。礼を言う」
刹那「それよりも、説明をしたらどうだ?俺以外はわかっていないだろうからな」
シグナム「ああ」
シグナムはなのは達に自分達の目的、そして魔力を集めている理由を説明した。
なのは「はやてちゃんが・・・闇の書の主・・・?」
フェイト「魔力を集めないと・・・はやてが・・・?」
カグラ「マジ・・・なんだよな?冗談・・・ってわけじゃねぇよな?」
シグナム「我らの目的は話した。我らは主人を救いたいだけなのだ。それを邪魔するのであれば・・・」
セリカ「待ってください!私達もはやてちゃんを助けたいだけなんです!私達も協力します!」
シャマル「残念だけど、それはできないわ。私達は管理局を襲っている。その時点で協力は不可能に近い・・・それに、あなた達がいなくても協力してくれる人はいるから」
すると、シャマルは魔法陣を生み出す。その瞬間、後ろにいる、アリサとすずかにバインドが掛けられた。
アリサ「なっ!?なんなのよ!あんた達ははやてを助けたいんでしょ!?だったら、協力した方がいいに決まってるじゃない!!」
すずか「そうです!私達だってはやてちゃんを助けたいんです!」
なのは「全員で、はやてちゃんを「オラァァァァ!!!」きゃあっ!!」
なのはの言葉を遮るように、ヴィータは自身のデバイス、グラーフアイゼンをなのはに叩きつける。咄嗟にシールドを張り、攻撃を防ぐなのは。だが、勢いを殺しきれず、柵に叩きつけられる。
フェイト「なのは!」
シグナム「行かせん」
フェイトはなのはに駆け寄ろうとするが、目の前に、シグナムが立ち塞がる。
刹那「カグラ、セリカ、アリサとすずかを連れて、アースラに戻れ。あの二人はまだ実戦はまだ早い。」
カグラ「お、おう!」
セリカ「わ、わかった!」
刹那はGNソードを展開、二人を縛っているバインドを切り裂く。その後、カグラと、セリカは二人を連れ、アースラへと転移して行く。
なのは「うっ・・・・ヴィータ・・・ちゃん?」
ヴィータ「やっと・・・助けられるんだ・・・はやてを助ける為に・・今まで・・・頑張ってきたんだ・・あいつにも・・・謝りたいんだ」
なのは「あいつ・・・?」
ヴィータ「やっと・・・謝れるんだ・・・だから・・・邪魔すんなぁぁぁぉぁぁ!!!!」
ヴィータはグラーフアイゼンをもう一度、振り下ろす。もう一度、シールドにぶつかり合う。その刹那、轟音が鳴る。爆発が起こり、炎が立ち昇る。炎熱付与打撃。【フランメ・シュラーク】。その攻撃により、なのはは戦闘不能になるはずだった。だが、ヴィータが目にしたのは、立ち昇る炎の中を歩いてくるなのは。
何故、攻撃に耐えられたのか。それは、デバイス強化の際、レイジングハートはカードリッジシステム以外にも強化していた。その一つが、複合防御機能だ。その光景をヴィータは唇を噛み締めて、忌々しくなのはを見ていた。
ヴィータ「・・・悪魔が・・・」
なのは「悪魔で・・・・いいよ」
なのはは、レイジングハートをヴィータにむける。
なのは「あなた達を止められるなら・・・私は悪魔になってやる!!」
すれ違う彼女達の思い。それはシグナムとフェイトもそうだ。
フェイト「バルディッシュ、ソニックフォーム」
バルディッシュ「yes sir.」
フェイトはバリアジャケットを変化・・・いや、換装させていく。
黒いマントは消え、手足に光翼が生えていく。その姿は今までも見たことがない。
シグナム「それが・・・貴様が手に入れた力か?」
フェイト「はい、ソニックフォーム・・・私の強さである【速さ】に特化させたスタイルです」
シグナム「・・・防御を捨てにきたか・・・それが貴様の覚悟か?」
フェイト「覚悟なんてそんな大きなものじゃない・・・けど・・・あなた達を止めるには・・・強くならないといけないから!」
フェイト(それに・・・これは、私が考えたものじゃない)
フェイトはある事を思い出す。そう。このソニックモードを編み出す際、ある映像に・・・記憶を思い出していた。それは【ジュエルシード事件】の際に刹那が使っていたシステム・・・・【トランザム】だ。
フェイト「ソニックフォームは・・刹那がいたから生み出せた・・・だから・・・負けるわけにはいかない!全力で相手をします!!」
シグナム「・・・貴様の覚悟はわかった・・・テスタロッサ!!私も全力で行く!」
シグナムとフェイトは同時に駆け出す。シグナムのデバイス「レヴァンテイン】フェイトの【バルディッシュ】がぶつかり合う。二つの戦いは、屋上から離れ、それぞれの戦闘が繰り返される。その様子を見た後、刹那はエクシアを纏い、ザフィーラを見つめる。
刹那「・・・俺たちも始めるか?」
刹那はGNソードを構え、ザフィーラに問う。だが、ザフィーラは首を横に振った。刹那は怪訝な目をザフィーラに向ける。
刹那「・・・・はやてを救うのではなかったのか?」
ザフィーラ「・・・セイエイ・・・謝罪をさせてくれ。俺の失言で、貴様は・・・」
刹那「気にするな。それよりも・・・本当に戦う気はないのか?」
ザフィーラ「・・・少なくとも、今の俺にはない。」
刹那「そうか」
刹那は構えを解き、なのはたちの戦闘へ目を向ける。
なのは「アクセルシューター!」
ヴィータ「シュワルベフリーゲン!!」
なのはとヴィータの魔法。互いの魔法がぶつかり合い、相殺される。戦闘が開始されてから、拮抗した状態が続く。魔力も精神力も消費されていく。それは、フェイト達も同じ事だった。
シグナム「紫電一閃!」
シグナムの剣撃の一つ。【紫電一閃】レヴァンテインに炎熱変換を行い、魔力と炎を纏った一撃を放つ。だが、極限まで高まったフェイトのスピードを捉えることはできない。回避後、フェイトはサイズモードに変えたバルディッシュを振り下ろす。
フェイト「はぁっ!!!」
が、レヴァンテインを用いて、攻撃を防ぐシグナム。
フェイト「はぁ・・!やっぱり・・・強い!」
シグナム「あの時よりも格段に・・・!」
それぞれが相手の強さに驚愕するが、ヴィータはこの拮抗した状態に苛立ちを持ち、爆発した。
ヴィータ「ちっ!拉致があかねぇ!」
そういうと、ヴィータは、大型鉄球を使用した自身の持つ最大の一撃を放つ。
ヴィータ「コメートフリーゲン!!」
大型鉄球が打ち出される。その攻撃は、なのはに直撃する。白い煙が上がる中、ヴィータは勝利を確信した。だが、次に起こる現象に驚愕する。
ヴィータ「・・へへっ・・・なっ!?」
突如として、身動きが取れなくなるヴィータ。体を見ると、自身の手首と、足首に桃色の魔法がかけられていた。
ヴィータ「バインド!?いつの間に・・・!!」
そう。それはフェイトとの戦闘の際、なのはが使った切り札。【レストリクトロック】だった。そして、煙が晴れ、そこに現れたのは、収束魔法を構えている。なのはだった。
なのは「カードリッジ!!」
カードリッジが二発消費される。通常の収束魔法より、強化された。収束魔法が今、撃ちだされる。
なのは「ディバイン・・・バスタァァァーーー!!」
なのはの一八番。収束魔法【ディバインバスター】が撃ちだされる。強化された魔法は、通常よりも早く、ヴィータに向かって直進し、直撃した。
なのは「はぁ・・!はぁ・・!はぁ・・!」
荒く息を整えるなのは。もう一度、白い煙が上がっている。だが、その光景を見て、違和感を持った人物がいる。それは刹那だった。
刹那「・・・っ!!」
突如として、刹那は屋上から、飛び立っていく。すると、後を追うように、ザフィーラも飛翔する。
ザフィーラ「セイエイ!一体どうした!?」
刹那「ヴィータの近くに何かいる!これは・・・!」
嫌な予感がする。刹那は内心そう思っていた。そして、その予感は的中することになる。煙が晴れ、なのは達が見た光景は、無傷のヴィータ。そして・・・闇の書だった。だが、魔導書の形はしていない。蛇のようなものが形だっていた。
ヴィータ「・・・闇の書・・・」
シグナム「ナハトヴァール!?何故・・・!?」
ヴィータ「そうだ・・・こいつが・・・こいつがいたから・・・!」
ナハトヴァール「防衛プログラム作動。闇の書の完成を最優先。騎士システムを破棄。魔力の蒐集を開始します」
刹那「騎士システムの破棄・・・だと!?」
ナハトヴァールの言葉に全員が驚愕する。
ヴィータ「ふざ・・・けんな・・・!」
グラーフアイゼンを握るヴィータの手に力が込められる。そして。
ヴィータ「ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
ヴィータはグラーフアイゼンを振り下ろすが、闇の書は自身を囲んでいる蛇を操作し、グラーフアイゼンに叩きつける。瞬間、グラーフアイゼンは砕けちり、攻撃はヴィータに当たってしまう。
ヴィータ「あぐっ!!」
なのは「ヴィータちゃん!!」
ナハトヴァール「蒐集対象。敵勢力判明。拘束魔法による拘束。蒐集対象の魔力を蒐集します」
すると、全員の周辺に突如として、漆黒のバインドが展開される。突然の出来事だったが、刹那はGNブレイドを振るい、自身とザフィーラのバインドを断ち切る。だが、ザフィーラを除いた他の全員は、バインドに捕まってしまう。
シャマル「きゃあ!」
シグナム「くっ!!」
フェイト「あうっ!」
なのは「きゃあ!うっ・・!」
ヴィータ「なっ!くそっ!」
刹那「なのは、フェイト!!」
ザフィーラ「シグナム!ヴィータ!シャマル!」
ナハトヴァール「魔力蒐集対象からの魔力蒐集を開始します」
そして、シグナム、シャマル、ヴィータの胸のあたりから、それぞれのリンカーコアが現れる。
ナハトヴァール「The page」
シグナム「うあああああっ!!」
シャマル「くっ・・!!ああ・・・っ!!」
ヴィータ「シャマル・・・!シグナム・・・!ああああああ!!!!」
魔力を奪われていく3人。その様子を見て、刹那とザフィーラは駆け出し、ナハトヴァールへ攻撃を仕掛ける。
刹那「やめろぉぉぉぉ!!!」
ザフィーラ「ウオオオオオーーーッ!!!」
刹那はGNソードを振るい、ザフィーラは自身の拳をナハトヴァールに叩きつける。だが、ナハトヴァールを包む魔力の壁にぶつかり合い、攻撃が届かない。それどころか、GNソードは破損し、ザフィーラは装甲が砕けたり、右腕から鮮血が舞う。
刹那「なにっ!?」
ザフィーラ「ぬう・・っ!!おおああっ!!」
ナハトヴァール「残存システムを確認。魔力蒐集を開始します。」
ザフィーラ「がっ・・・!?くっ・・・!!オオオオオオオっ!!」
刹那「っ!?待て!!ザフィーラ!!!」
ザフィーラはリンカーコアが出現した状態でも、ナハトヴァールに、攻撃を仕掛ける。だが。
ナハトヴァール「The page」
その言葉の後、ザフィーラは攻撃を繰り出した。だが、眩い、光が辺りを包み、刹那は目を閉じる。そして、光が収まり、目を開けた刹那が見た光景、それは・・・そこには誰もいなかった。
刹那「みんなは!?エクシア!!ラグナ!!」
エクシア「闇の書は病院の屋上へ!シグナムさん達も一緒です!!なのはさん達はあのビルの間にある黒い空間の中です!!」
あの一瞬で、なのは達を隔離し、シグナム達を連れ、病院の屋上へ移動したらしい。
刹那「ラグナ!頼めるか!?」
ラグナ「俺は高町達のほうへいく!!マスターは、あの、バケモンのほうに行ってこい!!こっちはなんとかする!!」
刹那は静かに頷き、病院へ向かう。ラグナは黒い空間へ。
病院へ向かった刹那が見た光景は、植物の枝のようなものに囚われているシグナム達の姿と、魔導書の形に戻った闇の書だった。
エクシア「な、なんですかあれ!?」
刹那「あれも・・・闇の書が原因なのか・・・?」
すると、刹那はあるものに気づく。それは屋上の床に設置されているあるものだった。
刹那「あれは・・・魔法陣?」
エクシア「解析完了・・・!?あれは転移魔法です!!」
刹那「はやてを転移するつもりか・・!!」
エクシア「でも!転移させて、どうするつもりなんでしょうか!?」
刹那「わからない!!だが、阻止しなければならない!!」
刹那は自身の持つ全ての力を使い、転移を阻止しようと、闇の書に向かって突貫していった。だがその時、刹那の左腕の義手がなくなってしまう。刹那は驚愕するが、咄嗟に予備の義手を装備する。
エクシア「義手が消えた・・・?一体・・・?」
刹那「・・・ラグナ?」
刹那はその場にはいないもう一人の相棒の名前を呼ぶ。そう今つけていた、左腕の義手・・・それは【ブレイブルー】だった。
場所はかわり、闇の書の、バインドに囚われたなのは達は、黒い空間に縛られて、身動きが取れなかった。さらに、バインドには電流が流れていた。
なのは「うっ・・・!くっ・・ううっ・・・!!」
フェイト「くっ・・!ああっ・・・!!うっ・・・!!」
二人は少なからずダメージを受けていた。中の様子を知らない、ラグナもその空間の元へと辿り着き、自身の得物であるストレージデバイス【アラマサ】を振るい、空間を壊そうと必死になっていた。
ラグナ「おらぁ!!でりぁ!!くだけろぉ!!」
ラグナは何度も何度も獲物を振るい、拳を叩きつけたりするが、傷一つ付かない。その光景に、ラグナは酷く苛ついていた。
ラグナ「くそがぁ!!ビクともしねぇじゃねぇか!!!時間かけてられねぇんだよ!!」
怒りに身を任せ、攻撃を続けるが。何度やっても傷一つ付かない。その音は、中に囚われている、なのは達にも聞こえていた。
なのは「この・・声・・・ラグ・・ナ・・さん・・!!」
フェイト「私・・達も・・何か・・しな・・きゃ・・!」
二人は痛みに耐えながらも、どうにかしてバインドを切ろうと力を込める。中の様子を知らない、ラグナは一度攻撃をやめ、あることを決意していた。
ラグナ「仕方ねぇ!やるしかねぇか!!マスター、魔力使っちまうが・・・我慢しろよぉぉ!!」
ラグナは刹那に渡した、ロストロギアを自身の腕に転移させ、装着する。そしてあの詠唱を始めた。
ラグナ【第666拘束機関解放!!!】
ラグナ【次元干渉虚数方陣展開!!!】
ラグナ【見せてやるよ・・・!蒼の力を!!!】
ラグナ【蒼の魔導書(ブレイブルー )・・・!!起動!!!】
蒼の魔導書が起動される。ラグナの足元に蒼い魔法陣が展開され、最強で最凶の力が展開される。ラグナは自身の左腕を後ろに引き、黒い魔力を左腕に纏わせる。
ラグナ「ヘルズファング!!!」
ラグナは魔力を纏わせた、左腕を空間に叩きつける。大きな衝撃の後。次は右腕に魔力を纏わせ、追撃。すると、その空間に亀裂が走る。
ラグナ「ちっ!!まだ壊れねぇのか!」
「いや、良くやった。死神よ」
刹那、数多の武器が亀裂に向かい、飛翔する。ぶつかり合い、亀裂は広がっていく。そして、その時は訪れた。飛翔する武器の最後の一つが衝突した瞬間。空間は破壊され、なのはたちを捕らえていたバインドも破壊された。その光景を見て、ラグナはため息をつき、声のした方へ顔を向ける。
ラグナ「おせぇよ。英雄王」
そう。そこにいたのは黄金の鎧を纏った。英雄王、ギルガメッシュだった。
ギル「吠える犬の無様な姿を見物していた。だが、お前は猛犬とは違うようだ」
ラグナ「俺は犬なのかよ!まあ、否定はしねえ。前まではただ吠えるだけの犬みてぇなもんだったからな。っと。それどころじゃねぇ。英雄王。俺はマスターの方に戻るぜ!餓鬼どもの事は任せたぞ!」
ラグナは刹那の元へと向かっていく。
ギル「俺に命令するか・・・まあ、俺は寛大だ。許しておくか」
ギルはなのはとフェイト、2人の元へ近ずく。
なのは「はやてちゃん!!」
フェイト「はやて!!」
2人も後を追うように、飛び去っていく。ギルはなのは達の背中を失望の目で見ていた。そして、たった一言呟いた。
ギル「・・・愚かだな」
場所はかわり、ナハトヴァールと対峙する刹那。GNソードは破損しているため、使用不能。GNブレイドを両手に持ち、シグナム達を捕らえている植物のような物を切り裂いていた。
刹那「・・・キリがないな!」
エクシア「再生力の方が早いんです!トランザムを使っても無理ですよ!」
エクシアの、愚痴を聞きながらも刹那は切り裂いていく。すると、転移魔法が発動し、病院の屋上へある人物が転移される。それはやはり、八神はやてだった。はやては、捕らえられているシグナム達を見て、絶望の表情をしていた。
刹那「やはり、はやてだったか・・・!!」
すると、ナハトヴァールは、鋭い枝のようなものを4つ生み出して、シグナム達の目の前で止める。
刹那「・・・っ!!まさか!?」
エクシア「シグナムさん達を、貫くつもりですか!?」
刹那「・・そういうことか。闇の書の起動には恐らく条件がある・・・それが、魔力を集める事・・・そして・・・所有者が絶望を感じる事」
エクシア「シグナムさん達をはやてさんの目の前で・・!という事ですよね!?」
その予感は的中した。4つの鋭利な物が、シグナム達に突き刺さる。そして、騎士達はリンカーコアとなり、闇の書に吸い込まれる。
彼女達を目の前で失ったはやて。その光景は彼女が絶望に落ちるには充分なほどの光景だった。はやての足元に新たな魔法陣が現れる。そこから黒い魔力が溢れ、はやてを包み込もうとする。
刹那は急ぎ、はやてのもとへ行く。
はやても刹那に気づいたのか、光を失った目で、涙を流し、刹那を見つめる。
はやて「刹那・・君・・!シグナム達がぁ・・・!!」
刹那「わかっている。はやて、その闇を抑えられるか?」
はやて「む・・無理や・・・!私じゃ・・・抑えきれない・・!」
はやての言う通り、闇は広がり続けている。
はやて「うちは・・・もう・・何もない・・!!シグナム達を失って・・・うちは・・・!!うちはぁ・・・!!」
刹那「何もないわけではない」
はやて「・・・え?」
刹那「お前には・・・俺がいる。俺達がいる。」
はやて「刹那・・君・・」
刹那「お前が闇の中にいようと、俺が道を切り開く。シグナム達が捕らえられているなら、俺が必ず救い出す。お前達を見つけて見せる。」
刹那「俺は・・・もう二度と失いたくない」
刹那(ロックオン・・・リヒテンダール・・・クリスティナ・・・)
ソレスタルビーイングで失った仲間達を思い出し、刹那は覚悟を決めた目をはやてに向ける。
刹那「必ず・・・助けて見せる。安心しろ」
はやて「・・ほんまに・・?」
刹那「ああ」
はやて「・・・信用して・・・いいの?」
刹那「ああ」
はやて「・・うん。わかった。うちは、刹那君を信じる・・・だから・・・絶対・・・見つけてね?///」
刹那「・・・了解」
その言葉を最後に、はやては闇に飲まれる。刹那はその場から離れた。ナハトヴァールは、闇を広げ、1人の人物が現れる。白い髪に、漆黒の翼。赤い瞳から涙を流している女性。
今ここに、絶望が起動された。
その様子をある男が見ていた。
「ついに・・・始まっちまったか」
男は頭を掻きながら、その様子を見ていた。
「ここが正念場だぜ。嬢ちゃん達。しっかり耐えて見せろ」
「刹那・・・お前は早くここに来い・・・お前に・・・渡すもんがあるんだからよ」
男の後ろには、格納庫に眠っているMSがあった。その格納庫にはこう書かれてあった。
【GNー0000 OO GUNDAN 】と。
ご愛読ありがとうございます。
ようやくです!みなさんが望んだガンダムがようやく出せました!
僕も大好きな機体です!!
次回をお楽しみに!
次回予告。
ついに起動した闇の書。仲間と共に立ち向かう刹那。
だが、刹那とフェイトは闇の書に囚われてしまう。
そして、闇の中では、更なる再開が待っていた!
次回、魔法少女リリカルなのは〜半壊の天使に惹かれる少女達。
「成層圏の向こうを狙い撃つ男」
その男は、すべての標的を狙い撃つ!!
最新章で出す、ダブルオーの形態
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ダブルオーライザーまで
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ザンライザーまで