魔法少女リリカルなのは〜半壊の天使に惹かれる少女達   作:エム3

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31話目です。
アンケートの結果、追加サバはジャンヌ・オルタとなりました!
だけど、口調が変だと思うので。この小説内ではこんなキャラという事で割り切っていただからと幸いです。


秘められた想い

クラスメイト達との決別をし、学校を終えた刹那達は、そのまま刹那の家へと向かうかに見えた。だが。突如として、刹那が歩みを止める。その様子になのは達は首を傾げていた。

 

カグラ「刹那、どした?」

 

刹那「・・・場所をおれの家から変更する」

 

カグラ「あ?どうしてだよ?」

 

刹那「・・・なのは達以外にも・・・説明をする必要がある。桃子達や・・・クロノ達にも」

 

刹那は、自宅へと連絡を入れる。

 

刹那「エス、今、家にいるのか?」

 

エス「はい。待機しています」

 

刹那「転移魔法で、桃子達をアースラに連れてきてくれ。理由は後で話す」

 

エス「了解しました。」

 

刹那は通信を切り、周囲になのは達以外の人物がいないかを確認する。そして、指をパチンっと鳴らすと、転移魔法が発動する。そして、刹那達は一瞬の間に、アースラへと転移していた。もちろん、エス達は桃子達を先に連れてきていた。転移場所はアースラの休憩スペース・・・いわゆる食堂のようなものだ。

 

クロノ「せ、刹那・・!」

 

刹那「・・・ギルから話は聞いている。俺の過去を見たと・・・」

 

グラハム「怒りは我らにぶつけるといい。リィンフォースに頼み、少年の過去を見ようとしたのは、私だ」

 

クロノ「いや!刹那の過去を見たいと言ったのは僕だ!責任は僕に取らせてくれ!」

 

刹那「・・・?俺は別に怒りしない。」

 

クロノ「・・・え?」

 

刹那「知りたいから知った・・・ただそれだけなら、俺は怒りはしない」

 

刹那は勘違いをしているクロノ達に向けて指摘をする。

 

刹那「俺がここにきたのは、聞きたい事がないか確認しにきただけだ」

 

クロノ「聞きたい事・・・?」

 

刹那「ここにいる全員が、俺とロックオンの過去を見たんだろう?その事について、質問がないかの確認をしにきただけだ。説明を聞きたいなら話す」

 

刹那は椅子に腰掛ける。他のメンバーも椅子に座り、大人数がその場所に集まっていた。

 

クロノ「じゃあ僕から・・・刹那、君は一体何者なんだ・・・?刹那の過去に写っていたロボットは・・・少なくともこの世界には存在しないものだ・・!君は・・・」

 

刹那「・・・簡単に言えば、俺はこの世界の人間ではない・・・俺は・・・死んだ人間だ」

 

なのは「・・・っ!!」

 

クロノ「ど、どう言う事なんだ!?」

 

刹那「俺やロックオンが存在していたのは、西暦2307年の世界・・・軌道エレベーターや太陽光発電・・・そして、3つの軍事勢力が支配していた世界だ」

 

アルフ「2307年!?」

 

ザフィーラ「軌道エレベーター・・・セイエイがエクシアというデバイスを纏っていた時、背後に映っていた建造物か?」

 

ロックオン「その通りだ」

 

ザフィーラの問いに、ロックオンが肯定する。

 

刹那「続けるぞ。俺達の世界では、戦争が絶えなかった。俺やロックオン・・・そして、他の仲間は、研究室で生み出された強化人間・・・家族や恋人を失った。そんな人物が集まって・・・俺たちの組織。

 

私設武装組織、ソレスタルビーイングが作られた」

 

フェイト「ソレスタル・・・・ビーイング・・・」

 

クロノ「刹那、ソレスタルビーイングと言う組織の目的は・・・なんなんだ?」

 

クロノはソレスタルビーイングに関する質問をしてくる。そして、刹那は機密情報など関係なく、刹那は淡々と説明をしていく。

 

 

刹那「武力による紛争や戦争の根絶」

 

シグナム「武力による・・・戦争根絶・・・だと!?」

 

ヴィータ「そ、そんなの本末転倒じゃねぇか!結局、力で黙らせてるなら、刹那達を狙って、また戦闘が起こるだろ!」

 

ロックオン「シグナム達の言いたい事も理解はできる。けどな。俺達はそうやって戦争を無くそうとしてきたわけだ。俺達のやってきたことを、否定すんのはゆるさねぇぞ?」

 

シグナム「・・・っ」

 

刹那「・・・そして、戦争根絶の為に、俺達が使用した方法が・・・ガンダムによる戦争の介入だ」

 

はやて「・・・ガン・・ダム・・・」

 

刹那「俺のエクシア。ロックオンのデュナメス。アレルヤのキュリオス。ティエリアのヴァーチェ。計4機のガンダムによる介入行動を行っていた。」

 

すずか「・・・たった・・・4機・・・」

 

アリサ「というか、私たちのデバイスが、そのキュリオスとヴァーチェっていう機体なの!?」

 

刹那「そうだ、俺の過去を見てきたならわかるはずだ」

 

クロノ「た、確かに。刹那とロックオンさん・・・それと2人の男性が扱っていたガンダムで4機になる」

 

クロノは納得したような表情をしてそう言った。

 

刹那「最初は俺達は問題なく任務を遂行していた。だが、俺達の他にガンダムの組織・・・トリニティと呼ばれる組織が現れてから、全てが変わった」

 

ユーノ「トリニティ・・・?」

 

刹那「トリニティは、ソレスタルビーイング内の組織の名前だ。ガンダムスローネと呼ばれる機体3機で構成されたチーム。」

 

セリカ「その、トリニティっていう人達は、刹那君と同じ目的で活動してたの?」

 

刹那「そうだ。だが、奴らは軍に属する人物以外にも、民間組織にすら武力介入を行い、多くの死者を出した。挙げ句の果てには、民間人が行なっていたパーティーにライフルを発砲し、襲撃した」

 

グラハム「あの時の3機のガンダムだな・・・多くの死者が出た。パーティーに出ていた一般人のほぼ全ての人が死んだと、私は聞かされた」

 

グラハムはその光景を思い出してしまったのか、苦虫を噛み潰したような顔をしている。

 

刹那「そして、俺達はトリニティを紛争幇助対象と断定し、武力介入を行った。同時刻、人類革新連盟・・・人革連と呼ばれている組織に擬似太陽炉が渡され、GNーXと呼ばれる・・・量産型のMSが開発された」

 

フェイト「GNーXって・・・闇の書の中で戦ったあのMS・・・?」

 

刹那「そうだ。俺達が戦った機体は・・・性能が下がっていたが、本来の強さは、ガンダムと同性能だ。それが量産され、俺達は劣勢を強いられた」

 

アリサ「ガンダムと同性能って・・・どれだけ強いのよ!?」

 

士郎「しかも量産されているということは・・・生産性にも秀でていると言うことか・・・」

 

刹那「だが、倒せないわけじゃない。GNーXの脅威は、性能ではなく、動力源として使われている擬似太陽炉が問題になる」

 

アリシア「強さが脅威じゃなくて、エンジンみたいなものが危険なの?」

 

刹那「GNーXやスローネには擬似太陽炉を動力源として組み込まれている。武装に使われているエネルギーも擬似太陽炉から生み出されたものだ。そして、1番の問題は、人体に害を及ぼすという事だ」

 

刹那の説明を聞き、全員は首を傾げる。

 

はやて「人体に害・・・?それって、どんな影響なん?」

 

刹那「体の一部を失えば、再生治療はできない。腕だろうと。足だろうと。細胞の再生阻害。それが、擬似太陽炉の特性のようなものだ」

 

リンディ「・・・もしかして、刹那君の右目もその影響なのかしら?」

 

刹那「・・・恐らくだがな。右目の傷は俺にもわかってはいない。だが、右目が見えなくなったのは、グラハムとの戦いの後だ。」

 

グラハム「私のGNフラッグとの決戦の際に負わせてしまった傷なのか・・・すまない。少年」

 

刹那「気にするな・・・話を戻すぞ。人革連は俺達に奇襲をかけた後、トリニティに対して攻撃を仕掛けた。宇宙にいた俺達は、人革連の行動を武力介入の対象と判断し、俺は仲間の一人、ラッセと一緒に俺は地球へと降下していった。その後の事は、俺たちの過去を見たなら、わかるはずだ。説明はしない」

 

桃子「ロックオンさんが爆発に巻き込まれた時ね・・・」

 

刹那の過去の一つ。目の前でのロックオンの死。その辛く、悲しい光景を知ったなのは達は、一斉に悲しみの表情をとる。

 

刹那「ロックオンを失った・・・だが、俺達は戦い続けた。ソレスタルビーイングに沈黙は許されなかった。そして、最後の決戦があった。敵はGNーX部隊にアレハンドロ・コーナーが操る巨大MAだ」

 

なのは「モビル・・・アーマー・・・?」

 

刹那「俺達が戦った金色の機体は、2つの形態があった。一つはMS・・・人形の機体。もう一つはMSを超えたMAと呼ばれる形態・・・ロックオンが使用したGNアーマーと同じだと思ってくれると助かる」

 

恭弥「そのMAっていうのと、刹那達は戦ったのか?」

 

刹那「そうだ。だが、プトレマイオス・・・俺達が乗っていた所属艦のクルーが3人死んだ。」

 

刹那から告げられた新たな事実に、ロックオンを除く全員が驚愕の表情をする。ロックオンは眉間にシワを寄せ、刹那に問いかける。

 

ロックオン「・・・誰が死んだ?」

 

刹那「リヒテンダールとクリスティナ、Dr.モレノだ」

 

ロックオン「・・・そうかよ・・・」

 

刹那「アレルヤとティエリアはわからない。だが、俺はラッセと共に、アレハンドロ・コーナーとの戦闘を繰り広げた。ラッセは戦闘不能になったが、アレハンドロ・コーナーとの戦闘には勝利した。その後、フラッグに乗ったグラハムとの決戦を行ったんだ」

 

クロノ「グラハムさんと戦闘を・・・?」

 

刹那「結果は相打ち。エクシアは大破。GNビームサーベルらパイロットが搭乗するコックピットの真横を貫いていた。その後は、宇宙空間を漂流して、俺は死んだ。そして、ある人と出会い、俺はこの世界に来た。これが・・・なのは達が知りたいと願った真実だ」

 

刹那は話を終える。全員が暗い表情をして、黙り込んでいる。

 

刹那「これ以上、聞きたい事はないのか?」

 

レーヴァテイン「・・・マスターは、この世界でも武力介入をするの?」

 

レーヴァテインは刹那に問い掛ける。

 

刹那「無論だ。この世界でも戦争が存在するなら、ガンダムを駆使し、戦争根絶のために動く。それが俺だ。だが、もしそうならば動くのは俺だけになる」

 

レーヴァテイン「・・・?どういう事?」

 

刹那「ロックオンにはリィンフォースがいる。手に入れた幸せを手放せというつもりはない。だからもし、この世界にソレスタルビーイングが必要になるならば、俺だけが動く。」

 

ロックオン「刹那・・・お前・・・」

 

刹那「ロックオンは新たな道を手に入れた。リィンフォースを救い、思いを伝える事で。自分の意思で未来を切り開いた。ならば、それを俺が破壊するわけにはいかない」

 

刹那は変わらずの無表情であったが、ロックオンを見つめるその瞳には明確な意志が込められていた。

 

刹那「ロックオン・・・今度こそ生きてくれ。生き抜いてくれ。俺が歩くことのできないその未来を・・・俺の代わりに」

 

ロックオン「・・・刹那に言われなくてもそうするさ。けどよ、刹那。お前を幸せにしたいって願ってる奴もいるんだぜ?」

 

刹那「・・・・?」

 

ロックオンの言葉に刹那は首を傾げる。だが、ロックオンの言葉の意味を刹那はすぐに知ることとなる。誰かが刹那に抱きついたのだ。刹那は抱きついてきた人物の顔を見る。

 

刹那「・・・・なのは?」

 

なのは「・・・・・」

 

名前を呼ぶ刹那。だが、なのはは黙ったまま返事をしない。

 

刹那「・・・どうした?」

 

なのは「刹那君は・:・どうしてそこまでするの?何で戦うの?」

 

刹那「・・・俺にはそれしかできないからだ」

 

なのはは刹那を見つめる。

 

刹那「過去に家族と暮らさず、あまつさえ多くの人間を殺してきた・・・そんな俺にできる事は、ガンダムを駆使し、戦う事だけだ。だから戦う。生きている限り、俺は戦わなければならない」

 

なのは「そんな事・・・ないよ・・・」

 

刹那「ジュエルシードの時も、闇の書の時も、俺にできた事は戦う事だけだ。」

 

なのは「そんな事ない!!!」

 

なのはの突然上げた大きな声に刹那は驚愕する。

 

なのは「刹那君はなのはを助けてくれた!!初めて会った時も!魔導士になった後も!ずっと!刹那君はなのはを助けてくれた!だからそんな事言わないで!例え刹那君自身でも許さないから!」

 

刹那「・・・しかし、現に俺ができた事は・・・」

 

フェイト「戦う事じゃないよ?刹那」

 

刹那の言葉を否定するように、フェイトが声を掛ける。

 

刹那「フェイト・・・」

 

フェイト「刹那は私や姉さん、家族のみんなを助けてくれた。刹那は戦う事以外をちゃんとできてる。刹那ができる事は戦う事だけじゃない。」

 

はやて「うちもそうや。シグナム達もリィンフォースも、刹那君達がいたから、うちは今、こんなに幸せなんよ?」

 

アリサ「そうよ!刹那は私やすずかを救ったのよ!その事実を知っている私達に!そんな事で否定するんじゃないわよ!」

 

すずか「うん。左腕がなくなっても、私を守ってくれた刹那君は、絶対に、それだけしかできないわけないよ?」

 

アリシア「刹那君、前にも言ったけど、一人で抱え込まないで。刹那君が戦ってくれたおかげで、救えたり、幸せになった人達だっているんだよ?」

 

なのはの言葉の後、少女達は肯定するように、次々に言葉を掛ける。

 

刹那「・・・・・」

 

ロックオン「言っただろ?刹那?惚れた男がいる女は強いって」

 

士郎「ロックオンさんの言葉に便乗するが、私も言ったはずだ。刹那君。君を大切に思ってくれている人物はこんなにいる。だから、君一人で抱える問題ではないんだ。もっと周りを頼ることを刹那君は知ってくれ。」

 

士郎の言葉に、全員が頷き、同意する。だが、刹那の表情は一瞬、驚愕に変わりはした。だが。

 

刹那「・・・・・それでも、俺は戦う」

 

桃子「・・・刹那君・・・!」

 

刹那「・・・俺は戦いの中で生き続けた。ソレスタルビーイングとしてミッション遂行の為に武力介入をし続けた。今の俺には、まだ何ができるのかを理解していない。だが、戦う事だけが今の俺にできる事だ。ならば、俺は戦い続ける。この世界で・・・ダブルオーやラグナ達と共に」

 

恭弥「刹那・・・」

 

美由紀「・・・・」

 

刹那「話は終わりだ。俺は戻る」

 

刹那はアースラから退場しようとするが、ある人物に呼び止められる、

それはらアリサの父親である。デビットだった。

 

デビット「・・・ちょっと、待ってくれ。刹那君」

 

刹那「・・・?」

 

デビット「実は、今度、私達は、温泉旅行に行こうと思っている。もちろん、高町さんや月村さん、セリカちゃんやカグラくん達も一緒に行く。君達は一緒に行かないかい?はやてちゃんやシグナムさん達も」

 

はやて「え!?うちも、行っていいんですか!?」

 

デビット「別に構わないさ。はやてちゃん達だけ、仲間外れにするわけには行かないからね。それでどうだろう?刹那君」

 

刹那「何故俺を誘う?お前達だけで行けばいいだろう」

 

デビット「そうだね・・・君にわかりやすく言うなら・・・アリサ達がそれを望んでいるから・・・かな?」

 

アリサ「ぱ、パパ!?///」

 

アリサが頬を赤く染め、デビットの方へと視線を向ける。

 

刹那(アリサ達が望んでいる・・・?)

 

刹那は首を傾げる。恋愛について少し、知識を身につけた刹那ではあるが、まだ知識不足のようで、アリサ達の気持ちや、行動に気づいてはいなかったのだ。

 

刹那「・・クロノ、俺への任務はもう無いのか?」

 

 

クロノ「ああ。追加で言うと、刹那への任務は今は入らない。闇の書事件の後始末や報告書を纏める事に時間がかかる。報告が終わるまでは、みんなフリーの時間だ」

 

刹那「・・・そうか。デビット、行くのは構わないが、一つ条件がある」

 

デビット「条件?」

 

刹那「ここにいるクロノやリンディ達も一緒に同行させてくれ。」

 

デビット「別に構わないさ。」

 

クロノ「どういうつもりなんだ?刹那?」

 

刹那「クライド・ハラオウンが・・・死んでいた父親が戻ってきた。家族で過ごす時間があっても誰も文句は言わないだろう。」

 

クロノ「・・・・っ!」

 

刹那の言葉にクロノは驚いた表情になる。

 

刹那「・・・俺は戻る。」

 

刹那はなのはを離して、転移ゲートへと歩き出す。使い魔達も後を追う。その姿を、クロノ達は黙って見続けていた。

 

 

 

そして、自宅へと帰ってきた刹那は、食事の準備をしている。使い魔達はと言うと。

 

島風「私はやっぱり速い機体がいいですね!トールギスにします!」

 

綾波「S覚醒、バルバトス・・・強いです。綾波に、合ってます。」

 

エス「私は、レッドフレーム改ですね。特殊格闘での大剣が私の剣に似てるので」

 

沖田「ちょっと私オルタ!レッドフレームを使うのはやめてください!私の機体なんですからぁ!」

 

魔神「私だってレッドフレームは使えるぞ?私も沖田だからな」

 

アルマス「それじゃあ、私は・・・この機体かな?デスティニー。」

 

レーヴァテイン「はぁ・・・煩い・・・そんなに面白いの?そのゲーム・・・?」

 

ラグナロク「まあ、マスターが使っている様なキャラというかロボットというか出てくるからじゃないかしら?あ、私は、ウイングゼロね。」

 

ロンギヌス「そ、それなら、私は、あ、アカツキにします!」

 

レーヴァテイン「ふーん・・・なら、私もやろうかな・・・?あ、このエピオンって機体・・・面白そうじゃん・・・」

 

ジャック「このロボットおもしろーい♪えーと、名前・・・忘れちゃった♪」

 

ギル「バエルというのだぞ?切り裂き魔よ。しかし、ゲームといったか・・・中々愉快な物だな。我より強い物達が多い。その愚か者達を超え、この我が王となる!」

 

ティニ「そういうギルガメッシュさんが、百式を使っているんですね。やはり、ギルガメッシュさんは金色がいいんでしょうか・・・?」

 

はい。皆さんご存知、マキオンをプレイしております。どうやら、レイが刹那の家に娯楽が少ない事を感じ、刹那もプレイしてくれそうな物をチョイスして、部屋に送り届けている。コントローラーは2つしかないので、使い魔達は交代制でプレイしている。

 

リンデ「あはは・・・皆さん白熱していますね」

 

刹那「・・・リンデも、エス達といても構わないぞ?食事の準備は、俺一人でもできる。」

 

リンデ「いえ、いつもマスターが食事の準備をしてくれているんです。このくらいは手伝わせてください。」

 

リンデは刹那の手伝いをしている。ちなみにリンデは料理ができる。腕前は、刹那と島風より上だったりする。

 

リンデ「マスターもあのゲームはプレイした事が?」

 

刹那「いや、俺はいい。お前達が楽しめるならばそれでいい。」

 

刹那は集中しているのか、手際よく料理をしながら、リンデの問いに答える。すると。エス達がいる方から、何か音が聞こえる。刹那とリンデは手を止め、視線を向けると、そこにはエス達以外の人物がいた。その人物は、髪が白く、鎧の様な物をつけている。だが、手には何故か旗の様なものがあった。

 

刹那「・・・お前は?」

 

「レイってやつに呼ばれたんだけど・・・あんたがマスター?」

 

刹那「・・・そうだと・・思う」

 

「そう。なら・・・サーヴァント、アベンジャー。ジャンヌ・ダルク。召喚に応じて参上しました。」

 

沖田「あれ?ジャンヌさんじゃないですかぁ!」

 

リンデ「ジャンヌさんも、マスターの使い魔として召喚されたんですね」

 

ジャンヌ「まあそういう事。にしても、すごい数いるわね・・・なんであんたまでここにいるのよ?英雄王?」

 

ギル「我が我のマスターと一緒にいて何が悪いのだ?竜の魔女よ」

 

ジャンヌ「英雄王のマスターなの?あんた。こいつのマスターでいいの?後悔するわよ?」

 

刹那「・・・後悔していない。それと・・・ジャンヌ。別に仲良くしろとも言わない。」

 

ジャンヌ「纏まらなくていいってわけ?なら、別にいいわ・・・それと、あんた達は何やってるのよ。」

 

ジャンヌはエス達がプレイしていたマキオンに興味を示している。

 

沖田「これはゲームです!楽しいですよ!一緒にやりましょうよぉ。」

 

ジャンヌ「やらないわよ。あんた達だけでやれば?」

 

沖田「えぇ〜?どうしてですかぁ?」

 

ジャンヌ「私はマスターと話があるのよ。今、どういう状況なのか。知る必要がね」

 

ジャック「ねぇ、一緒に遊ぼうよ〜」

 

綾波「綾波も、ジャンヌさんと遊びたいです」

 

島風「マスターさん!ジャンヌさんと遊んでもいいでしょうか!?」

 

ちびっこ3人がジャンヌを取り囲み、手を取っている。そして、島風が刹那に向けて問いかける。

 

刹那「・・・・構わない」

 

ジャンヌ「ちょっ!?マスター!?」

 

ジャック「やった〜♪なら、早く早く!こっち!」

 

ジャックはジャンヌの手を引っ張っている。綾波と島風はジャンヌの後ろに回り込み、背中を押す。

 

ジャンヌ「ちょっ!引っ張るな!ああ!もう!わかったわよ!やればいいんでしょ!やれば!そのかわり!やった事ないんだからちゃんと教えなさい!」

 

観念したのか、やけになったのか。ジャンヌはエス達と一緒にプレイを始める。

 

リンデ「・・ふふっ、また、賑やかになりますね?マスター?」

 

刹那「・・・・そうだな」

 

刹那とリンデは、この光景を薄く微笑みながら見ていた。この時間がずっと続くとそう思っていた。だが。

 

 

 

 

 

 

 

全員が気づいてはいない。蒼の中に潜む闇と。新たに地球で発生する戦闘が着々と近づいてきている事に。

 

 




ご愛読ありがとうございます。
はい、アンケートの結果、ダントツの一位で、ジャンヌ・オルタがトップでした。景虎とかアストルフォかなと思っていた自分にとってこれは予想外でした。余談ですが、あのアンケートにはなかったですけど、元々はスカサハが入っていたんです。ですけど、キャラの性格的に無理じゃね?と思ったのでやめました笑

次回予告

過去を打ち明けた刹那。それでも受け止めてくれる少女達。だが、彼は未だに呪縛を叩かれずにいた。休息の刻は着々と進んでいる。

次回 魔法少女リリカルなのは〜半壊の天使に惹かれる少女達

「Rest of the angel」

天使や戦士には休息が、必要である・・・

最新章で出す、ダブルオーの形態

  • ダブルオーライザーまで
  • ザンライザーまで
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