魔法少女リリカルなのは〜半壊の天使に惹かれる少女達   作:エム3

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32話目です。
今回は、温泉回第一話をお送りします。
最近、この小説の書き方がわからなくなってしまっています。
なので、変な部分が多いと思いますが、何卒ご了承下さい。


Rest of the angel

刹那とリンデが料理を作り終え、他の使い魔達を呼び、食事を取り始める。

 

ジャンヌ「・・・美味しいわね。」

 

刹那「口に合った様で何よりだ。」

 

ギル「それよりマスター。貴様、愚か者達と宿場に行くといっていたな?荷の準備は済ませたのか?」

 

刹那「・・・いや、食事や風呂が終わったら、済ませる。やる事もあるからな」

 

ギル「ほう?すべき事があると?」

 

刹那「そうだ」

 

ジャンヌ「どうでもいいけど、さっさと教えなさいよ。今はどういう状況なの?というか、英雄王がここにいる時点で嫌な予感しかしないけど」

 

ジャンヌに、急かされ刹那は今までの出来事をなるべく細かく教える。転生後の出来事を全て。すると、ジャンヌは呆れた様な表情になる。

 

ジャンヌ「この世界に来たら、女の子の誘拐現場を見つけて、その女の子達を助けに行ったら左腕がなくなって。ジュエルシードって言うロストロギアが絡んだ事件に巻き込まれて、挙げ句の果てには闇の書まで顕現してた・・・とんだお人好しで、不幸体質ね?これだけ、使い魔がいるのも頷けるわ」

 

刹那「・・・?どう言う意味だ?」

 

ジャンヌ「あんたみたいなマスターが無理しない様にこれだけの使い魔がいるって事でしょ?どうせ、聞かずに無理してるんでしょうけど・・・」

 

ジャンヌの指摘に使い魔達は苦笑する。今までの刹那の行動や、戦闘、怪我などを思うと、確かに無茶しすぎている様に思える。

 

ジャンヌ「ある程度の状況はわかった。私から頼み込んだんだし、マスターの指示には従うわ。」

 

刹那「よろしく頼む」

 

ジャンヌ「それと、レイ・・だっけ?そいつからも伝言よ。」

 

刹那「・・・レイから?」

 

ジャンヌ「【次に救って欲しい人達は2年後に現れる。数は6人。救い方は任せる。それとマスターのデバイスに強化プランのデータを送っておいた】だって」

 

刹那「・・多いな。」

 

2年後に6人を救う。今までとは違い、多くの人を助けることになる。刹那は少し、眉間にシワを寄せる。

 

魔神「マスター。先の事を見ていても仕方がない。今は、旅行について話し合いをしよう。食事をしながらな」

 

魔神は、料理を口に運びながら、そう言った。

 

刹那「・・そうだな。考えないとはいかないが。」

 

綾波「そういえば、マスターさん。旅行にはみんなで行く、です?」

 

刹那「そのつもりだ。」

 

島風「ですけど、全員で行ったらご迷惑ではないでしょうか?お留守番をする人がいてもいいと思います!」

 

島風の提案に思考する刹那。確かに、迷惑になると言う可能性を考えなかった刹那ではない。その可能性も考えていた。

 

レーヴァテイン「マスターが行くなら・・私は行くよ?」

 

ギル「なら、王とは城に存在し、皆を導くもの。我は城に残るとしよう」

 

刹那「・・・いいのか?ギル?」

 

ギル「構わぬ。我は好きに過ごす」

 

リンデ「それなら、私も残ります。ギルガメッシュさんの食事を用意したりします。私もこちらでやりたい事もありますので」

 

島風「提案したのは島風なので!島風もお留守番をします!」

 

ジャンヌ「なら、私はパスするわ。別に行く必要ないし」

 

ラグナロク「私も今回は残るわ。マスターが行った図書館ってところにも行きたいから」

 

そして、留守番組は、ギルガメッシュ、リンデ、島風、ジャンヌ、ラグナロクとなった。

 

その後、旅行組は、各々の準備をしていた。だが、刹那は早々に準備を終え、自室にある作業台の椅子に座っている。ダブルオーを手にし、ある画面を見ていた。

 

刹那「これが・・・レイからのデータか・・・・」

 

ダブルオー「すごいですね・・・ダブルオー以外のガンダムの後継機のデータもありますよ・・・あ、これじゃないですか?ダブルオーのサポートデバイスって」

 

刹那「ケルディム・・・アリオス・・・セラヴィー・・・そして・・オーライザー・・・」

 

表示されていたのは、各ガンダムの後継機のデータとダブルオーのサポートデバイス、オーライザーのデータだった。

 

刹那「各デバイスを開発、そして、ラグナとダブルオーには仮想空間での性能チェックをしてもらいたい。オーライザーは俺がやろう」

 

ラグナ「俺達は、その3機のガンダムのデータを取ればいいのか?」

 

刹那「そうだ。開発と運用、無理をさせてしまうが、頼めるか?」

 

ダブルオー「任せてください。必ず仕上げて見せます」

 

ラグナ「わかった。俺は試す事しかできねぇけど、できることはするぜ」

 

頼りになる二人の相棒に任せ、刹那は机に置いてあるコーヒーを手にとり、一息をつく。

 

刹那「・・・2年後・・・か。」

 

レイの伝言が刹那の頭をよぎる。ジュエルシードや闇の書とは違い、2年と言う長い猶予はある。だが、刹那にとっては、たった2年しかないとも感じられた。

 

刹那「ガンダムの性能には問題ない・・・だが・・・今回のあの男の様に、何かがあるかも知れない・・・それに・・・帝や、他の転生者達が何か仕掛けてくるかも知れない。念入りに準備をするか」

 

刹那は、端末を操作し始める。この事が吉と出るか、凶と出るか、それは誰にもわからない。

 

 

 

 

翌日、目覚めた刹那は自分の右手を見る。ブレイブルーの効力により、1日で右腕の怪我は完治されていた。その後、朝食を食べ終え、家を出る。刹那達はなのはの家が近いため、そこで合流することになっていた。そして、なのはの家に到着する。

 

なのは「おはよう!刹那君!」

 

刹那「ああ。おはよう」

 

士郎「刹那君、後ろの人達が君の家族なのかい?」

 

刹那「ああ。」

 

恭弥「刹那の家は、刹那以外、女性なのか?」

 

刹那「いや、別にそうではない。留守番をすると言っていた。ここにいる俺達は旅行に行く者達だ」

 

刹那は自身の家族の事をなのは達に説明する。説明後、刹那達は車に乗り込み、旅館を目指し、出発する。アリサ達とは旅館で合流する形となっている。刹那は車の中で、目を閉じ、座っている。使い魔達は刹那が到着次第、魔力感知をして転移魔法で行くと言っていたので、車の中にはいない。そして、その隣には、なのはが不思議そうな表情で刹那を見ている。

 

なのは「刹那君・・・?寝てるの・・かな?」

 

刹那「・・・・・」

 

ユーノ「多分寝てるんじゃないかな?ジュエルシード事件や闇の書事件・・・最近で大事な事件ばかり起こってるからね。刹那も疲れがたまってるんだよ。そっとしておいてあげよう」

 

すると、ここでハプニングが起きる。車が揺れ、眠っている刹那は、なのはの方へ倒れていく。だが、なのはがいる為倒れる事はない。だが、刹那がなのはに体を預ける状態になる。突然の出来事に、なのはは固まってしまう。すると、ユーノがなのはに小さな声で囁く。

 

ユーノ「なのは、今動いたら、刹那が起きちゃうよ。旅館に着くまで、そのままで。ね?」

 

ユーノの言葉になのはは驚愕の表情をするが、動こうとはしなかった。それどころか、頬を赤く染め、顔を俯かせてしまう。その時、パシャリと音が鳴る。その方へ、なのはが視線を送ると、美由紀と桃子がニヤニヤと笑っていた。そして手には何処から取り出したのか、カメラを手に持っている。なのはは更に赤く染める。この現状はなのはにとって、嬉しさ半分、恥ずかしさ半分の状況であった。

 

それから数時間後、車が停止する。

 

士郎「みんな、着いたから、自分の荷物を持ってくれ。」

 

刹那「・・っ・・・?着いたのか・・・?」

 

なのは「う、うん!着いたよ!刹那君!///」

 

刹那「そうか・・・ん?」

 

目が覚めた刹那は、なのはの顔を凝視する。

 

刹那「なのは、顔が赤い・・・何かあったのか?」

 

なのは「う、ううん!なんでもないの!//」

 

刹那「・・・?なら、いいが・・・エス、到着した。転移魔法で転移しろ」

 

エス【了解しました】

 

エスとの通信を終えた直後、転移魔法でエス達が転移してくる。

 

士郎「これが魔法か・・・自分の目で見ると、魔法が身近にあると感じてしまうな」

 

刹那「・・・やはり、なのはが魔法に関係しているのは、士郎は嫌なのか?」

 

士郎「どうだろうね。父親としては娘が危険な事をしているのは容認はできない。魔法というものは確かに便利だろう。だけど、その反面、使い方を誤れば危険だ。体にも負担が掛かる。敵だっているんだろう?いつか大怪我をするんじゃないかと、心配ではあるさ」

 

刹那「・・・だから、俺が無理をしている。」

 

刹那は士郎を見つめる。士郎も刹那の目を見据える。

 

刹那「なのはやフェイト達には家族がいる、俺にも血は繋がっていないがエス達がいる。士郎が自分の命を軽く見るなと言った。俺は別に自分の命を軽く見ているつもりはない」

 

士郎「・・・刹那君、君は・・・・」

 

刹那「だがそれは理由にはならない。命を賭けて戦う事しか俺にはできない。俺は戦う事しかできない破壊者だ。少年兵として戦った俺は負傷には慣れている。そして・・・」

 

刹那は一度言葉を区切る。そして、士郎にとって、衝撃的で、そして子供からは出てこない言葉が刹那から発せられた。いや、刹那だからこそ出てくる言葉だった。

 

 

 

 

 

刹那「代わりに自分が負傷するだけだ。死ぬわけじゃない」

 

士郎「っ!!それは・・・!!」

 

刹那「死ななければ、傷は治療できる。現に今の俺がそうだ。誰かを守る為に左腕を失おうと、右目が見えなくなろうと、生きていける。感情がなく、痛みには慣れている俺が身代わりになっているだけだ。」

 

刹那「だから、俺がなのは達を守る。俺は・・・俺の意思で、彼女達を守る。任務の遂行のために・・・ダブルオーとラグナと共に。彼女達の未来を守る。それが俺が戦う理由だ」

 

士郎「刹那君・・・刹那君は自分の未来はどう思っているんだい?」

 

刹那「そんな物必要ない」

 

そう刹那は士郎に言った後、旅館へと歩みを進める。士郎は刹那の背を見て。

 

 

 

士郎「・・・刹那君・・・その意思を否定する事は僕にはできない・・だが・・その意思のせいで・・・君は・・取り返しのつかない事になるぞ・・・」

 

 

 

 

その後、アリサ達と合流した刹那達は、割り振られた各部屋に行こうとしていたのだが。

 

刹那「・・・どういう事だ?これは」

 

刹那は自分の泊まる部屋に足を運んでいた。だが、そこにいたのは、なのは、フェイト、はやて、アリシア、セリカ、アリサ、すずか、カグラ 、ユーノ、クロノ、グラハム、ロックオンとリィンフォース、そして守護騎士達だった。

 

刹那「デビットが予約していた旅館・・・広い事は予測できていたが・・どうしてこのメンバーなんだ?」

 

アリサ「折角だから、仲のいい友達同士で部屋になりなさいってパパが・・」

 

刹那「・・・それは別に構わないが・・クロノは良かったのか?」

 

クロノ「僕は父さん達には話してきてある。それに・・これからも家族がみんな一緒にいるんだ。これから先幾らでも話す機会はある。だから、今日は親友と一緒にいようと思ってね」

 

刹那「そうか・・・ロックオンとリィンフォースは良かったのか?」

 

ロックオン「別に構わねぇよ。俺達は、いっちまえばお前達の保護者としてここにいるわけだしな。シグナム達も似たようなもんだ。グラハムもな」

 

ロックオンとリィンフォース、守護棋士達とグラハムは保護者枠としてこのメンバー入りをしたらしい。

 

ロックオン「さて、荷物置き終わったら、とっとと温泉入ろうぜ。ここ、デビットの話じゃあ、最高らしいからな!」

 

ザフィーラ「ふむ。俺も初めて温泉というものに入るな。」

 

刹那「ザフィーラは幻影魔法で、耳と尻尾は隠しておくぞ?」

 

ザフィーラ「感謝する。セイエイ」

 

グラハム「少年達と裸の付き合いをする事になるとは・・・これもまた一興!」

 

ユーノ「温泉なんて初めてだよ。どんな感じなんだろう・・・」

 

クロノ「基本的には風呂と変わりはないんじゃないか?」

 

男性陣が、それぞれに着替えを持ち、浴場へと向かって行こうとしていた時だった。ある人物がここで爆弾発言をする。

 

アリシア「ねぇ〜刹那君?」

 

刹那「・・?どうした?アリシア?」

 

アリシア「刹那君も一緒に入ろうよぉ〜?」

 

刹那「・・なっ!?」

 

アリシアの爆弾発言に、その場にいた全員がアリシアに視線を向ける。

 

刹那「な、何を言っている!?」

 

アリシア「あのね?デビットさんから聞いたんだけど、ここって10歳までなら、女湯でも男湯でも入っていいんだって!刹那君まだ10歳じゃないでしょ?なら一緒に・・・入ろう?//」

 

刹那「・・・・」

 

アリシアは頬を赤く染め、上目遣いで刹那に問い掛ける。刹那はアリシアを鋭い目で見ていた。だが、しかし、ここで思わぬ展開になる。

 

ロックオン「いいんじゃねぇか?」

 

刹那「・・!?ろ、ロックオン!?」

 

ロックオン「いつも嬢ちゃん達には心配かけさせてんだろ?たまには、嬢ちゃん達のお願いを聞くのもいいんじゃねぇか?」

 

刹那「・・・いや・・しかし・・!」

 

ロックオン「あ、ちなみに、士郎達にはデュナメスで連絡とって、もうこの話は伝わってるからな?ちなみに士郎達はOKだってよ。どうする?」

 

ロックオンの言葉を聞いて、刹那は悟った。

・・・撤退ルートがなくなった・・?と。そして、刹那はため息をつき、諦めた。

 

刹那「・・・仕方ないか」

 

アリシア「わぁーい♪なら、早く行こう!」

 

刹那「おい!引っ張るな!」

 

フェイト「ま、まって!姉さん!」

 

アリシアが刹那の手を引っ張り、走って浴場へ向かう。なのは達も後を追うように走っていく。はやてはまだ、リハビリが完了していないため、シグナム達が手を引きながら、後を追う。その背中を見送ったロックオン達は。

 

ロックオン「・・・うし。後は嬢ちゃん達次第か。」

 

クロノ「これで良かったんですか?ロックオンさん」

 

ロックオン「おう。これで刹那もゆっくりできるだろ?嬢ちゃん達もいるしな」

 

グラハム「・・・それにしても、意外な方法だな。少年に休息を取ってもらうために、あの様な話をするとは・・・」

 

ロックオン「あいつは、一人だと休むって事を知らねえからな。周りに無理矢理休ませねぇとずっと、あんな感じだからな。」

 

ザフィーラ「・・・そうなのか?」

 

ロックオン「まあ、後は向こうに任せて、俺達はゆっくり温泉に浸かろうとしようぜ。こっちで刹那が何やらかしてるのか知りたいからな」

 

刹那を除く、男性陣は一斉に、浴場へと向かっていった。

 

 

 

 

 

そして、浴場へと到着した刹那達。途中、使い魔達や桃子達とも合流し、脱衣所へと入る。

 

アリシア「よーし!早く脱いで入ろうよ!」バサッ!

 

フェイト「ね、姉さん!//刹那もいるんだから!脱ぐのが早いよ!//」

 

なのは「うぅ〜//せ、刹那君!こっち見ちゃダメなの!//」

 

刹那「わかっている。」

 

刹那はなのは達に視線を向けないようにして、自分の衣服を脱ぎ、タオルを腰に巻く。

 

刹那「・・・ロンギヌス、義手と眼帯を外してくれないか?」

 

ロンギヌス「は、はい!」

 

ロンギヌスに頼み、右目についている眼帯と、左腕の義手を外してもらう。なのは達は自分達の衣類を、刹那に視線を向けながら、脱いでいく。右目の傷痕や、よく見ると体中に無数の傷跡がある事に気がついた。

 

桃子「刹那君、その傷跡は・・・?」

 

刹那「・・?ああ。少年兵の頃、本物のナイフや拳銃を扱って訓練をしていたからな。多少の傷はできる。それに、今までの戦闘での負傷もある。だが、つい最近の事ではあるが、それはもう過去の事だ。なのは達を救えた事。それに比べれば、微々たる負傷だ」

 

アルフ「刹那は・・・忘れようとはしなかったのかい?昔の事を」

 

刹那「忘れない・・いや、忘れてはならない。この傷跡は俺達の進んできた結果だ。紛争根絶の為に戦った俺達、ソレスタルビーイングとしての証のようなものだ。だから・・それを忘れてはならない」

 

リニス「・・・自分達の罪だからですか?」

 

刹那「さあな」

 

刹那は浴場へと歩みを進める。なのは達も気分を切り替えて、浴場へと進んでいった。温泉というだけはあり、様々な効能を持つ温泉が並んでいる。各自で、温泉に入る中、刹那はというと。

 

綾波「マスター・・痒いところはないです?」

 

刹那「問題ない。」

 

綾波に頭を洗ってもらっている。ラグナはロックオンに預け、男湯に入っているだろう。なので、前に何度か風呂に入っている綾波の頼みで、こうなっている。

 

刹那「すまない。後は問題ない。綾波も、なのは達と入ってくるといい」

 

綾波「わかりました、です」

 

綾波はトコトコと転ばないように注意をして、なのは達のもとへと向かう。刹那は綾波が離れた後、シャワーを浴びて、泡を洗い落とし、温泉へと入浴する。

 

刹那「・・・これは・・・」

 

温泉に入った刹那は驚いた様な声を出す。お風呂と変わらないだろうと刹那は思っていたのだが、いざ入ってみると、かなり違うことがわかった。

 

刹那「暖かいな・・・」

 

刹那は薄く微笑み、体を温泉で温める。すると、刹那の元へ向かう人物がいた。それは、ヴィータだった。

 

ヴィータ「刹那は、一人で入ってるけど、いいのか?なのは達の方に行かなくて」

 

刹那「見張り役とはいえ、男一人があの中に行くのはどうかと思うぞ」

 

ヴィータ「そ、そうか。な、なら・・・い、一緒に入ろうぜ//」

 

刹那「・・・?構わないが・・・」

 

ヴィータが顔を赤くして尋ねると、刹那は首を傾げながらも、了承する。すると、ヴィータが刹那の隣へと来る。

 

刹那「・・・・」

 

ヴィータ「・・・・・//」

 

沈黙が二人を包む。すると、その空気を壊したのはヴィータだった。

 

ヴィータ「・・・刹那・・・ありがとな」

 

刹那「・・?何がだ?」

 

ヴィータ「アタシ達を・・・はやてを・・助けてくれた事だよ。」

 

刹那「別に気にする事はない。はやてを助けたとしても、ヴィータ達がいなければ意味がないと思った。だから救った。それだけだ」

 

ヴィータ「それでもだ。刹那にその気はなかったとしても、アタシは・・その・・・感謝してんだよ//」

 

刹那「・・・そうか。」

 

「我らも同じだぞ?セイエイ」

 

突然の声に、刹那とヴィータは視線を向けると、シグナムとシャマル、はやてがそこにいた。

 

刹那「シグナム・・・シャマル、はやても一緒か。」

 

はやて「うん。改めて刹那君にお礼言っとこうと思うてな?」

 

シグナム「主と我らを救ってくれた事、感謝する。セイエイ」

 

シャマル「ありがとう。刹那君」

 

刹那「別に気にするな。それより、ここに来たのは、ただ礼をするだけではないだろう。何かあったのか?」

 

はやて「あ、やっぱり、バレてたん?いや、あっちに露天風呂があるから、刹那君も一緒にって思うてな?」

 

はやての指の刺す方向には確かに、露天風呂があった。

 

刹那「わかった。」

 

はやて「なら、早く行こう!レッツゴーや!」

 

刹那「・・・元気だな。」

 

はやては刹那の手を握り、露天風呂へと向かう。後を追うように、シグナム達も露天風呂へと向かう。刹那は呆れた声を上げながらも、握られた手を離そうとはしなかった。

 

 

 

場所は変わり露天風呂。先に移動していたなのは達は、温泉を満喫していた。

 

ジャック「すごーい♪あったかーい♪」バシャッバシャッ!

 

沖田「じゃ、ジャックさん!温泉は泳いだらだめですよぉ!」

 

魔神「いいではないか。私も泳いでみてもいいだろうか?」

 

レーヴァテイン「あっちは楽しそうね?」

 

なのは「あの、レーヴァテインさん。何か雰囲気が変わりました?」

 

レーヴァテイン「え?ああ。折角の温泉だし、こんな感じがいいかなぁって。ディスラプターズっていうキラーズ・・・ああ、でも長続きしない・・・面倒くさい・・・」

 

フェイト「・・・・・」

 

アリサ「フェイト?さっきから黙ってるけどどうしたのよ?」

 

フェイト「え?あ、うん。その・・・れ、レーヴァテインさん、やっぱり大きいなぁ・・・って、思って・・・」

 

レーヴァテイン「え・・・?何が・・?」

 

レーヴァテインが問い掛けると、フェイトは視線を逸らす。だが、チラッチラッと、視線を向けては外し、向けては外しを繰り返している。すると、綾波が気づいた。

 

綾波「もしかして・・・胸の話、です?」

 

フェイト「えっ!?あ!いや・・!」

 

レーヴァテイン「・・・そんなに大きい・・・?」

 

レーヴァテインは自身の豊満な胸部に手を当てる。柔らかな二つの双丘は形を変える。その様子を、なのは達はジーッと見ていた。すると、すずかが。

 

すずか「でも、フェイトちゃん、レーヴァテインさんの・・その・・む、胸を見て、何でそんなに真剣な表情だったの?」

 

フェイト「え・・・えっと・・・//その・・・//」

 

すずかの問いに、フェイトは指を合わせ、言いづらそうにしている。すると、何かに気づいたのか、セリカが声を上げる。

 

セリカ「あ!もしかして!刹那君が胸の大きい人が好きなのか、フェイトちゃん気になってるんだ!!」

 

「「「「!!??」」」」

 

セリカの爆弾発言に、露天風呂にいた全員の視線がセリカに向けられる。

 

フェイト「せ、セリカ!そんなに大きい声で言わないでよ!」

 

アリサ「刹那がまだこっちに来てないから幸いね・・・というか、確かにそうね。刹那って、そういう事気にするのかしら?」

 

レーヴァテイン「・・・どうだろう・・・マスターが胸の大きいとかで好きになるとかはないと思う・・・多分だけど。それに、もしそうなら、私以外にも大きい人なんているし・・・エスとか」

 

エス「・・・?呼びましたか?」

 

エスがレーヴァテイン達の方へ、視線を向ける。なのは達はエスに視線を向けた。確かに、身長などに似合わず、大きな二つの双丘がそこについている。なのは達は、自身の体を見て、落ち込んだ様に、ため息をついた。

 

セリカ「だったらこの際だし!刹那君に聞いてみようよ!」

 

「「「「「えっ!!??」」」」」

 

セリカの特大の爆弾発言炸裂である。

 

セリカ「だってみんな要するに、刹那君の好きなタイプを知りたし訳だし!この際、ちゃんと聞いてみようよ!」

 

なのは「そ、それは・・・そうだけど!!//」

 

フェイト「ででででも!そそそそんな事///」

 

アリサ「そ、そんなの聞ける訳ないでしょ!?//」

 

すずか「刹那君の・・・//好きなタイプ・・・//」

 

アリシア「あ!私は賛成〜♪刹那君って自分の好きなものとか、あんまり話してくれないから!」

 

アリシアは一人ノリノリである。すると、はやてに連れられて、刹那も露天風呂へと入ってくる。

 

刹那「広いな」

 

はやて「わぁ〜♪うち、温泉なんて初めてやけど、こんなにいいとこなんやねぇ」

 

刹那「体が冷える。さっさと入るぞ」

 

はやて「そうやね♪」

 

刹那達は、温泉に浸かる。その時に、何故かはやては刹那の隣に座り、腕を絡ませてくる。刹那ははやてに視線を向けると、はやては幸せそうに微笑んでいた。その表情を見て、刹那は指摘をする気が失せ、ため息を吐く。すると、なのは達の母親勢が集まってきた。

 

ジョディ「どう?刹那君?温泉は楽しめてる?」

 

刹那「初めて温泉に入ったが・・・悪くない」

 

桃子「そう♪刹那君も楽しめてるみたいでなによりだわ。」

 

刹那「ジョディ、デビットに俺を誘ってくれた事、感謝すると伝えてくれ。もちろん、ジョディにも感謝している。ありがとう」

 

ジョディ「別に気にしなくていいわ。その代わり、刹那君はちゃんとみんなと同じように、楽しみなさい!」

 

刹那「・・・了解」

 

刹那の返答に、ジョディや、桃子、プレシアや忍は笑顔で微笑む。すると、そこにセリカが近づいてくる。

 

セリカ「ねぇねぇ!刹那君!聞きたいことがあるんだけど聞いてもいいかな?」

 

刹那「・・・?何だ?」

 

セリカ「刹那君の好きな女性ってどんな女性?」

 

刹那「!?」

 

セリカの問いに、刹那は驚愕の表情を取る。だが、直ぐに、刹那の表情は元に戻る。

 

刹那「・・・好きな女性?」

 

セリカ「うん!こんな女の人が好きとか、どんな人が良いとかないかなぁって!」

 

刹那「・・・・・」

 

刹那は思考する。だが、そんなものは気にしたことがない・・・いや、そもそも恋愛というものをつい最近学んでいたとはいえ、それまで何も知らなかった刹那がそんなものを考えた事があるかと言われれば答えはNO一択である。

 

刹那「・・・特にない・・・いや、考えたことが無かったな。」

 

セリカ「えぇ〜?そんな事ないと思うけどなぁ」

 

刹那「・・・本当の事だ。はやてに勧められて恋愛について、学んではいるが、好きな女性などいない・・・特に拘りがあるわけでもない」

 

セリカ「そうなの?それなら、私たちにも、チャンスがあるってわけだね!」

 

刹那「・・・チャンス?」

 

セリカ「そう。チャンス!だって、私達は刹那君の事がs「わぁー!わぁーわぁー!!」むぐっ!?」

 

セリカが何か言おうとしていたが、突如として、なのは達が大声を上げて、セリカの口を塞いできた。突然の行動に刹那は訝しむ。

 

刹那「・・・何だったんだ?今のは」

 

ヴィータ「さあ?まあ、いいだろ。そ、それより、もっとこっち来いよ!//」

 

ヴィータに引き寄せられ、刹那はヴィータと肩が触れ合う距離まで近づく。

 

シグナム「私も、隣に行ってもいいだろうか?セイエイ」

 

シグナムは刹那が答えを返す前に、ヴィータの反対側に周り、刹那の隣を占領する。その光景をシャマルは目にしていて、ワタワタと刹那の方へ近づいてくる。

 

 

いまだに、騒がしいなのは達。その様子を微笑ましく見ている親達。刹那を囲み、温泉を堪能している守護騎士達。このカオスな光景を見て、刹那は半分呆れつつ、少し微笑んでいた。

 

 

 

 

 

だが、この後、更なるイベントがある事を彼はまだ知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ご愛読ありがとうございます。
1話で纏めるつもりがまさかの続きます。
流石に一本では纏められませんでした。それと、一つご相談がありまして、全員の救済が刹那の目的なのですが、ティーダ・ランスターおクイントさん達を助けるタイミングはいつですか?コメントで教えてください。何卒よろしくお願いします!

次回予告

日々の疲れを癒す刹那達。温泉から上がり、食事を済ませた後、アリサとすずか、そしてセリカからゲームで遊ぼうと提案が上がる。そのゲームとは・・・

次回

魔法少女リリカルなのは〜半壊の天使に惹かれる少女達

「Lively Night」

これは、命令絶対の遊戯の幕開けである。

最新章で出す、ダブルオーの形態

  • ダブルオーライザーまで
  • ザンライザーまで
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