魔法少女リリカルなのは〜半壊の天使に惹かれる少女達 作:エム3
大変遅くなってしまって申し訳ありません。
ロックオン「お?刹那!」
刹那「ロックオン、無事か?」
ロックオン「なんともねぇ。あいつとやり合ったが、あくまで向こうは時間稼ぎのつもりだろ。殺るつもりだったんだけどな。逃げられちまった」
俺達は、ロックオンと合流後、状況を整理しながら飛翔している。俺たちの前には、赤いGN粒子。サーシェスが載っているガンダムが飛翔している。
刹那「奴はなのは達の方へ向かった。恐らくその先にはリボンズ・アルマーク、そして、キリエ・フローリアン、イリスがいるはずだ。幾らなのは達と言えど、全員の相手は無理だ。」
ロックオン「だろーな。キリエちゃんだけでもなのはちゃん達はやられたんだ。サーシェスや他の奴らが混ざった戦闘になったら、死者が出るぜ。」
アリサ「・・・誰か・・・死ぬって事よね?」
ロックオン「それはあくまで最悪のケースだ。そんな事、させるわけねぇだろ?・・・つっても、イノベイターとサーシェス・・・俺達で抑えられるかと言えば・・・」
刹那「難しい。イノベイター、そして、アリー・アル・サーシェス・・・敵勢力は強大だ。最後に、システムU-D・・・それがどんなものなのか、俺達はわからない」
シュテル達も何も知らない様だったからな・・・あくまで使命だから。与えられた目的をこなしているだけにすぎない。
ロックオン「星の再生を可能とする代物だろ?それが、なんなのか・・・『物』なのか、『者』なのか・・・」
すずか「アインスさんみたいに、管制融合騎なのかな?」
刹那「それもわからない。ロストロギアの様なものなのか・・・どちらにせよ。奴らは止めなければならない。キリエ・フローリアン、そして、アリー・アル・サーシェスの目的もはっきりしている」
アリサ「目的?あんな奴に目的なんて物、あるのかしら?」
刹那「簡単だ。雇われているから。そして、この戦闘・・・いや、ガンダム同士の戦争が楽しいからだ」
奴の趣向は・・・俺が一番理解している。
ロックオン「・・・なぁ、刹那、お前に聞くのもあれなんだけどよ・・・」
刹那「・・・?何だ?」
ロックオン「イノベイター・・・いや、確か、リボンズ・アルマーク・・・だったか?そいつの目的・・・おまえなら、なんだと思う?」
刹那「・・・詳しい目的はわからない。だが、奴はダブルオーを欲していた」
すずか「ダブルオーを・・・?」
ロックオン「そういや、イノベイターは、お前を殺して、ダブルオーを奪うとか言ってたな・・・それが目的なのか?」
刹那「わからない。それに・・・」
すずか「・・・?それに?」
刹那「これは推測だが、イノベイターにとっても、ダブルオーは恐らく何も知らないんだ・・・いや、ダブルオーではなく、ツインドライヴシステムを・・・か。」
ロックオン「どう言う意味だ?まさか、ヴェーダの情報の中にも、ダブルオーの事は、何もないってことか?」
刹那「そこまではわからない」
だが、俺もさっき体験した。トランザムを発動した時、イノベイターやアリサ達の声・・・そして、俺は敵の攻撃を自身を粒子に変えて、回避した・・・。あれは一体・・・?
刹那(イオリア・シュヘンベルグが残した、イノベイターすら知らないツインドライヴシステム・・・このシステムでイオリアは一体何をしようとしていた・・・?)
ヴェーダに、その情報が残っているのか?俺達の世界で、イオリアが成し遂げようとしていた・・・何かが。
ロックオン「ん?お!あそこだ!なのはちゃん達の魔力光が見えるぞ!」
ロックオンが指を指す場所では、なのは達の魔法が飛び交っている。どうやらすでに戦闘が始まっているらしい。だが・・・
刹那「キリエ・フローリアンが見当たらない。おそらく、戦っているのは、イノベイターだ。リボンズ・アルマークもいない。」
ロックオン「って事は・・・あいつらも時間稼ぎか!いない連中で、システムU-Dの封印を解いてるってわけだな!だったら・・・
刹那!お前は夜天の書の方、行ってこい!!俺とアリサ達でなのは達の援護に向かう!」
刹那「了解。」
俺はロックオン達と別れ、ダブルオーの指示に従い、夜天の書の魔力を感知したはずの場所へと向かう。向かった先は、戦闘が行われていた場所から少し離れた場所だ。すると、視界に、紫の光が見える。リボンズ・アルマークや、キリエ・フローリアン、イリスの姿が見える。
俺はGNソードⅢライフルモードを構え、射撃。それをキリエ・フローリアンが防御魔法により、受け止める。
刹那「システムU-Dを起動させるわけには・・・!」
リボンズ「きたんだね。刹那・F・セイエイ。けど、もうすぐだよ。システムU-Dが起動する。君達に止めることはできないんだよ」
刹那「くっ・・・!」
俺はGNソードⅢを構え、リボンズ・アルマークに斬りかかる。だが、キリエ・フローリアンが自身の持つ剣で俺達の間に入り、攻撃を受け止められる。
キリエ「私の邪魔をしないで!」
刹那「それはこちらのセリフだ!何故、お前は奴らと協力している!!アリー・アル・サーシェスやリボンズ・アルマークと!」
キリエ「私の目的の為よ!わたしは目的の為!彼らは彼らの目的の為!利害の一致よ!!」
刹那「・・・っ!奴らはお前の目的などどうでもいいと思っている!お前の星が滅びる事も!」
キリエ「・・・っ!?」
刹那「リボンズ・アルマークの目的はわからないが、アリー・アル・サーシェスの目的は戦闘を楽しむ事だ!傭兵の仕事をこなしているだけにすぎない!報酬の為に動く奴のことだ!お前の目的よりも、イノベイターの目的の為!より報酬が多くなる方へ!そして、自分の目的の為ならば、簡単に協力者、利用した者を切り捨てる!」
キリエ「な、何を言って・・・!?」
刹那「わからないのか!?お前の目的は叶わない!リボンズ・アルマークがシステムU-Dを手にしてしまえば、貴様の星は滅びる事が確定すると言っている!!お前の家族も!全て!!」
・・・俺と仲間を利用したように。他者を犠牲にする事などを何とも思わない。それが奴らだ。だからこそ・・・駆逐しなければならない。イノベイターを。あの男を。
刹那「俺と・・・!ガンダムが・・・!世界の歪みを破壊する!!」
俺はキリエ・フローリアンを押し退け、リボンズ・アルマークに目掛けて接近する。だが、その瞬間だった。闇の書が輝き、光の柱が出来上がる。
ラグナ『な、なんだぁ!?あの光は!?』
ダブルオー『膨大な魔力です!もしや、システムU-Dが目覚めてしまったのではないですか!?』
刹那「・・・っ!?」
間に合わなかったのか!?奴らの思惑通りになってしまったのか・・・!?そう思いつつ、光の柱に注目する。すると、徐々に光が無くなっていく。そして、現れたのは、一人の少女。金髪、紫のバリアジャケットを身に纏った俺たちより幼い少女だ。
刹那「・・・っ、あれが・・・システムU-D・・・!」
リボンズ「ついに手に入れた!星すらも支配できる・・・無限結晶・・・!いや、システムU-Dを!!」
「・・・・・・」
現れた少女は、周囲を見回す。リボンズ・アルマークに目を向け、そして、俺に目を向けて、すると、何故か俺に目を合わせると、じっと俺を見つめている。
「・・・」ジーッ
刹那「・・・?彼女は俺の事を見ている?」
ラグナ『あ?なんだってマスターを見つめんだよ?会った事もねぇんだろ?』
ダブルオー『ですが、シュテルさん達もマスターの事を知っていましたし、彼女もマスターを知ってておかしくないんじゃないですか?』
確かにそうだ。シュテル達も、俺の事を認識していた。だがそれは、なのは達を元にして彼女達は生まれたからのはず。何も元のデータがない奴が俺を認識しているのはおかしい。そう思っていた時だ。
「蒼の魔導書・・・・・・そして、純粋種・・・・・・」
彼女の口からそんな言葉を聞いたのは。
刹那「・・・?純粋種・・・?」
・・・なんの話だ?蒼の魔導書を知っていたのも驚いた・・・だが、純粋種とは・・・?だが、俺の意識は彼女が発した言葉によって遮られた。
「そして・・・・・・私の・・・新たな主・・・・・・」
to be continue・・・
ご愛読ありがとうございます
最新章で出す、ダブルオーの形態
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ダブルオーライザーまで
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ザンライザーまで