魔法少女リリカルなのは〜半壊の天使に惹かれる少女達 作:エム3
前回の後書きに行っていた通り、数キャラ出しました!
出ているキャラは自分の好みなのでご了承下さい!
帝「覚悟しやがれ!!このモブ野郎!!」
刹那「・・・・・・」
帝が刹那に罵声を浴びせ、刹那は表情を変えず、帝に視線を向けている。どうしてこうなったかと言うと、時間は少し巻き戻る。
数時間前……
なのは「ご・・ごめんね?刹那君・・急に抱きついたりして・・///」
刹那「気にするな。それより説明をした方がいいんじゃないか?」
刹那の言葉にクラス全員が首を縦に振る。なにせ今日転校してきた男の子に、なのはが抱きついたのだ。説明は必要だろう。
アリサ「そうよ!なのは、刹那と知り合いだったの?」
刹那「アリサやすずかと会う前になのはとは知り合った。海鳴市を散歩していたら、口論が聞こえてきてな、気になって見に行くと、なのはと銀髪の男が口論していてな、そこを助けて、知り合ったんだ」
すずか「・・・刹那君、もしかしてその男の子、オッドアイだったりした?」
刹那「・・・確か、目の色が左右違かった気がするが、それがどうかしたか?」
刹那の言葉に全員が視線をある人物に向ける。刹那も視線を向けると、銀髪の男が視線を逸らしていた。
アリサ「帝!!あんた、前からそんなことしてたの!?」
すずか「帝君、それはさすがに・・・ね?」
アリサやすずかの言葉に、帝は肩を震わせる。だが帝は、すぐに視線を刹那に向けて、睨んでいた。
帝「お前があの時の奴か!!お前がいなかったら、あの時は俺がなのはと遊んでたんだ!」
刹那「それをなのはは嫌がっていただろう、嫌がっている奴を無理矢理連れて行き、自分と遊べば喜ぶとでも思っていたのか?」
帝「なのは達は俺の嫁なんだ!!俺と遊べば喜ぶに決まっているだろう!!」
帝の言葉に、クラスの女子の全員が冷たい目で帝を見ていた。
刹那「なのは達は自分で相手を選ぶだろう。お前が勝手に思っている事を押し付けるな。」
刹那の言葉になのは達は同意する。
なのは「そうなの!私達は帝君のお嫁さんになんて絶対ならないよ!」
アリサ「そうよ!あんたのお嫁なんて御免だわ!」
すずか「私も嫌だなぁ、帝くんみたいなタイプは私苦手だから」
なのは達の言葉にクラスの女子は首を縦に振る。帝は目を見開き驚いていた。
そして3人の次の行動に帝はさらに驚愕することになる。それは刹那も例外ではない。
「それに」と言い3人は刹那を囲むように集まる。刹那はその行動に怪訝な目を向けていた。そして3人は意を決した表情をした瞬間、なのはは、刹那の右腕を抱きしめ、すずかは刹那を左から抱きしめ、アリサは後ろから刹那に抱きついていた。
刹那「なっ!?」
「「!!??」」
突然の行動に刹那は声を出してしまうほど驚き、クラスの全員は驚愕の目を向ける。そして唖然としている帝にトドメの言葉を言う。
なのは アリサ すずか
「「「お、お嫁さんになるなら刹那(君)のお嫁さんになる(の)!//」
顔を赤くし、3人はそう言った。その言葉にクラスの女子は黄色い歓声をあげる。男子は悲鳴を上げていた。ちなみに帝だが、その言葉で気を失っていた。
エクシア「モテモテですねぇ、マスター。」
刹那「・・・俺は特に何もしていないが?」
エクシア「彼女達にとっては、マスターの行動は充分に好きになる理由じゃないですか?」
エクシアの言葉に刹那は首を傾げる。そんなやりとりをしていると、帝は意識を取り戻し、刹那に罵声を浴びせる。
帝「お前!なのは達に何を吹き込んだ!?お前が洗脳したんだろう!?」
帝はそんな意味不明な事を言い出した。これには刹那はもちろんのこと、クラスの全員が怪訝な目を帝に向ける。
刹那「なぜそうなる?俺は彼女達と友達になった。それだけだ」
その言葉に帝は怒りの表情をしながら刹那を睨みつけている。そして刹那に指をさした。
帝「刹那・F・セイエイ!!俺と勝負しろ!!」
刹那「・・・勝負?」
帝「そうだ!この後に体育の授業がある!その時に俺と勝負しろ!
そして俺が勝ったら二度となのは達に構うな!!」
帝のその発言に、なのは達3人は、苦言を言っていた。
なのは「帝君!!何言ってるの!?」
アリサ「そうよ!何勝手に決めてるのよ!?」
すずか「そうだよ帝君!!私達は好きで刹那君と友達になったんだよ!!」
3人の言葉とは別に刹那は帝に視線を向けていた。帝は刹那に視線を向け、不適に笑っていた。これで逃げられないなとでも言うように。
刹那「・・・・・わかった。勝負を受けよう。」
なのは アリサ すずか
「「刹那(君)!?!?」」
俺の返答に3人は驚愕の声を上げた。
刹那「ただし、条件がある。」
帝「なんだ?ハンデが欲しいのか?」
刹那「ハンデなどいらない、条件は俺が勝ったら、このクラス全員の願いを一つずつ叶えてもらう。」
帝「・・・・・・ゑ?」
帝は口を呆然とした顔をしながら聞き返す。
刹那「俺の願い以外にクラス全員の願いを叶えてもらう。ただそれだけだ。」
刹那は帝にそう言った。帝は刹那を呆然とした顔で見ていた。刹那は呆れながら帝に言った。
刹那「お前が勝ったらなのは達に近づかないという条件を俺は飲んだ。ならば俺の条件を受けないと平等ではない。それとも負けるのが怖いのか?」
刹那は帝を挑発する。その挑発に帝は顔に青筋を浮かべ、刹那を睨む。
帝「望むところだ!!!首を洗って待っていろ!」
帝はそう言うと自分の席に戻って、腕を組んでいた。
刹那は視線をクラスの全員に向ける。
刹那「みんなすまない。俺のせいで面倒なことになってしまった。許して欲しい」
刹那は頭を下げ、謝罪する。刹那は自分のせいで全員の授業を妨げてしまったと思ったからだ。だがクラスメイトは
「気にすんなよ!帝にはみんな迷惑してんだからさ!」
「そうだよ!刹那君、帝君なんかに負けないでね!」
クラスのみんなは、気にせず、刹那の応援をしていた。どうやらみんなも帝には迷惑しているらしい。刹那はクラスの全員に目を向ける。
刹那「了解した。必ず勝ってみせる。」
刹那はそう宣言した。
そして現在に至る。場所は体育館で刹那と帝は向かい合っている。他のみんなは2人から離れ、見守っている。
帝「よく逃げずにここに来たな!!」
刹那「逃げる必要がないからな、負けるつもりはない」
帝は刹那に向けて嫌味を言うが、刹那は全く反応せず、返答する。
帝は悔しがっていたが、すぐに微笑を浮かべる。
刹那「・・・・一つ聞いていいか?勝負をすると言っていたが、何をするんだ?」
そう、刹那は対戦内容を知らないのだ。帝は場所は指定したが、勝負の内容は説明しなかったのだ。
帝「勝負するのは、ドッジボールだ!!」
刹那「・・・ドッジボール?」
刹那は首を傾げる。刹那は紛争に参加していたため、娯楽や遊びに関しては全くの無知なのである。
すずか「せ・・刹那君?私が教えるね?ドッジボールは・・」
刹那のもとへすずかが駆け寄り、ドッジボールの簡単な説明をした。
どうやら奴が持っているボールをキャッチや避け、相手にボールを当てた方が勝利らしい。
刹那「すまない、すずか・・・ありがとう(ニコッ)」
すすか「・・!?//う・ううん!?これくらい別にいいよ!?//」
すずかは顔を赤くし、刹那にそう言う。その時に何故かなのはとアリサは複雑そうな顔をしていた。
帝「おい!ルールはわかったのか!?」
刹那「ああ、待たせてすまない、始めよう」
刹那がそう言うと、先生がホイッスルを鳴らす。試合が始まった。
帝「初めから全力だ!おりゃああああああ!!」
帝は刹那に向けてボールを投げる。なかなかの球速だったが、刹那にとっては遅すぎる、右手を上に上げ、飛んできたボールを受け止める
帝「な、なんだと!?。
帝は驚愕の声を上げる。何故片手でボールを受け止める力があるのか。帝は刹那を見てそう思った。
刹那「これを奴に当てる・・」
刹那はそう言い、帝に向けてボールを投げる。投げられたボールは帝に向けて一直線に飛んでいく。帝はボールを受け止めようとしたが、勢いを殺すことができず、ボールが弾かれた。そしてボールは地面に落ちる。
先生「・・・はっ!?しょ、勝負は刹那君の勝ち!!」
先生が宣言すると体育館に歓声が上がる。刹那が圧倒的な勝利をした。その事にクラスメイト達は喜び、刹那を囲んでいた。だが帝一人は悔しがっていた。
帝「う、嘘だ!?俺が負けるはずがない!!」
刹那「現実を受け入れろ、勝負は俺の勝ちだ。条件はのんでもらうぞ?」
刹那は帝に向け声をかけた。だが次の行動にクラスメイト達は驚愕する。
帝「ふ、ふざけるなぁ!!なのは達は俺の嫁だぁ!!!」
帝は怒りながらボールを刹那に向けて投げたのだ。刹那はボールを避けたが、その直後悲鳴が上がる。刹那はボールに視線を向けると、飛んでいく方向に女の子がいた。女の子は避けようとしていたが、間に合わない。
刹那「!!ちっ!」
刹那は舌打ちをし、女の子の前に出る。そして右手でボールを受け止めた。先程より球速が増しており、受け止めた時に右手に痛みが走る。刹那は顔を歪めたが、なんとかボールを受け止めた。
刹那「・・・・大丈夫か?」
刹那は女の子に声をかける。
「う・・・うん。ありがとう///」
女の子は顔を赤らめている。その時エクシアに「またですか・・マスターはフラグを立てすぎですよ」そう言われたが、フラグとはなんだ?
刹那「お前に怪我がないならそれでいい。」
「う・・うん。あ、私はセリカ=A=マーキュリー、セリカでいいよ。」
刹那「そうか、なら俺は刹那でいい。よろしく」
セリカと刹那は挨拶を交わす。そこへなのは達と一人の男子がやってきた。
なのは「せ、セリカちゃん!!大丈夫!?」
アリサ「全く帝のやつ!セリカに当たったらどうするのよ!」
すずか「本当だよ、でも無事でよかったよ」
「セリカちゃん!!大丈夫か!!」
セリカ「うん!みんな心配してくれてありがとう!」
なのは達はセリカ達の無事を確認した後、セリカを連れて帝のところへ向かった。どうやら俺の提案した条件、願いを帝に言いに行ったらしい
。
刹那は自分は最後にすると決めていた。壁に背を預けて、帝へ視線を向けている。そこへセリカを心配していた男子がやってくる。
「セリカちゃんを守ってくれた事、礼を言わせてくれ。ありがとう」
刹那「・・気にするな。それよりお前は?」
「ああ、すまない。俺はカグラ=ムツキ、カグラでいいぜ。」
刹那「改めて刹那・F・セイエイだ。俺も刹那で構わない」
カグラ「応よ!これからよろしくな!」
カグラはニカッと笑い、刹那は薄く微笑んでいた。
刹那「よろしく頼む、それでカグラ、帝への願いは決まったのか?
カグラ「そうだな。あいつが迷惑をかけた、女の子に手を出すなって言うつもりだ、刹那はどうするんだ?」
刹那「・・特に考えてはいない」
刹那はあまり帝に何をさせるのか思い付かずにいた。
自分がやって欲しいこともない。やらせたい事もないそんな感じだ。
カグラ「まあ、ゆっくり考えればいいんじゃないか?時間はある」
刹那「・・・・・そうだな、時間はある」
その後、刹那はカグラとしばらく談笑していた。
カグラは刹那に「友達になろうぜ」と言われ、了承していた。
そんな刹那に視線を向ける、女の子がいた。セリカだ。
セリカ「刹那・F・セイエイ・・刹那君か・・///」
余談だが、刹那の願いはなるべく仲良くしようだった。
そして今は昼休みである。刹那は家で作った弁当を机に広げ、食べようとしていた。その時であった
セリカ「刹那君、ちょっといいかな?」
刹那「セリカか・・何か用か?」
セリカ「みんなで屋上で一緒に食べようって、刹那君もどうかな?」
セリカは刹那を誘いにきた。その光景に男達は刹那を睨んでいた。
刹那「・・他には誰がいるんだ?」
セリカ「え?えーと、なのはちゃん、アリサちゃん、すずかちゃんとカグラ君かな?」
集まる人物達の名前をセリカは言う。刹那は全員の名前を聞き、答えを出していた。
刹那「・・・屋上でいいのか?」
セリカ「・・・え?」
刹那「集まるのは屋上でいいのか?俺も行こう」
セリカ「本当!?やった!!なら一緒に行こう!!」
セリカは刹那の腕を引っ張り、屋上に向かう。
刹那「おい、引っ張るな」
セリカ「私がしたいからしてるの!いいでしょ?」
刹那「・・・・・・好きにしろ」
刹那はセリカの発言に呆れながら返す。セリカは微笑みながら、腕を引っ張り、屋上に向かう。道中周りからの視線が集まっていた。
「え!?セリカさんが男の子を連れてる!?」
「あれって、確か転校生の子だよね!?」
「え!?あんなにカッコいい子が転校生!?」
「もしかして二人とも知り合いとか?」
「確か、さっき転校生と帝が、ドッジボールで勝負して、帝が投げたボールの先にセリカさんがいて、転校生がそれを助けたらしいよ?」
「何それ!?すごくカッコいいじゃん!!」
そんな言葉が道中聞こえていたが、刹那には訳が分からず小首を傾げていた。どうやら刹那の評価はクラス以外の生徒でもうなぎ登りらしい。ちなみに腕を引かれてしまったため、弁当を置いてきてしまったので、一度教室に戻ったのは別の話。
数分後、刹那とセリカは屋上に到着した。屋上にはすでになのは達が、到着していた。
なのは「セリカちゃん、待ってた・・・・の・・・」
アリサ「セリカ!遅いわよ!どこ行って・・・・」
すずか「?二人ともどうした・・・の・・・」
なのは達は刹那達の方を見て絶句していた。なぜならそこには刹那の腕に抱きついているセリカがいたのだから。なぜそうなっているかと言うと、数分前に遡る。
数分前
セリカ「ねぇ、刹那君」
刹那「なんだ?」
セリカ「ちょっと悪戯をしない?なのはちゃん達に」
セリカが小悪魔の様な顔をして、提案する。だが、刹那は悪戯というのがわからない。
刹那「・・悪戯とはなんだ?」
セリカ「え?えーと、なのはちゃん達を驚かせる事かな?」
刹那「・・・具体的には何をする?」
セリカ「簡単だよ!私が刹那君の腕に抱きついて、屋上に入ればいいの!」
セリカの発言に刹那は首を傾げる。それがなのは達を驚かせることができるのか?
刹那「・・・そんな事でなのは達が驚くのか?」
セリカ「うん!多分なのはちゃん達は・・・ね?」
刹那「・・・意図はわからないが、それでいいならそれでいい」
セリカ「じゃあ、早速行こう!」
その様なやり取りがあり、現在に至る。
セリカの言う通り、なのは達は驚愕していた。
セリカ「悪戯大成功だね!刹那君!」
セリカは刹那に向けて右手をあげる。刹那は首を傾げながらも、同じように右手をセリカに向けてあげる。そしてセリカは刹那の右手を叩いた。
刹那「・・・これはなんだ?」
セリカ「今のはハイタッチっていうんだよ!嬉しい事や楽しいことがあったときにやるんだよ!」
セリカは微笑みながら、刹那にそう説明する。どうやら悪戯がうまくいったことに喜んでいるらしい。
すると、驚愕していたなのは達は我に帰り、刹那に問い詰めていた。
なのは「刹那君!?な・・なんでセリカちゃんが刹那君に抱きついてたの!?」
アリサ「そ・そうよ!ま・まさかあんた達そういう関係なの!?」
すずか「刹那君!!説明してくれるよね!?」
なのは達は、刹那に詰め寄り問い詰める。
刹那「落ち着け、俺はセリカに言われてそうしただけだ。詳しくはセリカに聞け」
刹那がなのは達に説明すると、なのは達はセリカに視線を向け、詰め寄っていた。
セリカ「えーと、刹那君?女子同士で話したいからカグラ君と一緒にいてくれない?」
刹那「・・・了解した、俺がいると話しづらいことなのだろう?俺は先に行っている」
刹那は足早にカグラのところへ向かう。カグラは怪訝な目を向けて刹那に声をかける。
カグラ「刹那?なんでお前セリカちゃんに抱きつかれてたんだよ?」
刹那「セリカに悪戯を提案された。その悪戯が、あれだったんだ。詳しくは知らないが、あれをすれば、なのは達は絶対に驚くと言われた」
刹那はカグラに説明をした。だが説明した本人である刹那もなぜこのような事をしたのかよくわからない。
カグラ「そうか・・・そういうことか・・・」
刹那「・・・・・・・?」
だがカグラは納得したような仕草を取っていた。刹那はカグラの行動に首を傾げていた。その後セリカ達が戻ってきたがなのは達は顔を赤くしながら戻ってきたのだが、何故だ?
セリカside
なのは「セリカちゃん!?なんであんな事したの!?」
なのはちゃんの質問に対し、アリサちゃん達も首を縦に振っている。私が刹那君と一緒にした悪戯の事を聞いているらしい。
セリカ「うーん、なのはちゃん達の反応を見たかったからかな?」
アリサ「私たちの?」
すずか「どういう事?セリカちゃん?」
私の返答にアリサちゃん達は疑問符を浮かべている。
これは正直に聞いたほうがいいかな?
セリカ「え?だって、3人とも刹那君のこと、好きだよね?」
なのは アリサ すずか
「「「!!!!????」」」
私が言うと、3人とも顔をボンッと音がしそうなくらい顔を赤くした。
わかりやすいなぁ。
なのは「な、なななななにいってるの!?セリカちゃん!?」
アリサ「そ、そそそそうよ!!わ、私達がせ、刹那を好きだなんて!」
すずか「そうだよ!せ、刹那君を好きだなんて!!」
3人は顔を赤くしながら反論してくる。顔を赤くして動揺しながら反論されてもなぁ。
セリカ「そう?なら・・・私がもらってもいい?」
「「「!!!???」」」
私の発言に3人は驚愕の表情をする。まあそうだよね?
セリカ「私は刹那君の事、好きだよ?刹那君が守ってくれた時、すごく嬉しくて、胸がドキドキしてたんだもん。3人が好きじゃないなら私が刹那君と付き合ってもいいよね?」
刹那君が、守ってくれた時、声をかけてくれたとき、私はすごく嬉しくて、身体が暖かくなる感じがした。その時わかったんだ。私は刹那君を好きになったって。
なのは「だ・・・ダメなの!!」
突然なのはちゃんが声を上げた。アリサちゃん達はなのはちゃんが声を上げた事に驚いていた。
なのは「わ・・私も刹那君が好きなの!!4年前に私を助けてくれた時からの初恋なの!!この想いは誰にも負けないの!!」
なのはちゃんは、そう宣言した。4年前から・・か。なのはちゃん達はそんなに前から刹那君と会ったんだよね・・羨ましいなぁ。
セリカ「そっか・・・二人はどうなの?」
私はアリサちゃん達に声を掛ける。アリサちゃんとすずかちゃんは、顔を向かい合わせて、そして意を決した様な顔をして、私に視線を向けた。
アリサ「私も刹那が好き・・4年前に助けてくれた時から・・あの時の姿が忘れられない・・だからこの想いはみんなには負けない!!」
すずか「私もだよ、誘拐犯から助けてくれた刹那君はカッコよくて、笑った時の顔が好きなの、だから私も負けないよ?」
3人の彼に対する想いは、とても大きく暖かいものだった。でも私も刹那君が好きなの。だから・・・・
セリカ「私も負けないよ?」
刹那side
刹那はカグラとの談笑を楽しんでいた。
カグラ「じゃあ、刹那は好きな物とかあるのか?」
刹那「あまりないが、ホットドックが好きだ」
カグラ「ホットドックか、あれうまいもんなぁ。他にないのか?動物とかスポーツとか、趣味とかでもいいぞ?」
刹那「・・・趣味とはいえないが、筋トレをしている。と言っても腹筋ぐらいだがな」
刹那は自分のベッドに足をかけ、腹筋をしている。これが日課となっており、5歳の頃からずっと続けていた。
カグラ「なるほどねぇ・・・刹那はあまり遊びとか、食べ物に好みとかはあまりない感じか?」
刹那「そうだな、あまりないな」
カグラ「だったら、学校が終わったら翠屋に行ってみないか?」
刹那「翠屋?」
カグラ「ああ、なのはちゃんの両親が経営してる喫茶店だ。なかなか旨いぜ?なのはちゃんも刹那が来てくれたら喜ぶだろうよ」
・・何故俺が翠屋に行く事でなのはが喜ぶ?・・
そう思ったが、刹那に答えは出なかった。
刹那「興味がある。頼めるか?」
カグラ「ああ、任せとけ!あ、だけどよ、なのはちゃんには刹那から頼んでくれないか?」
刹那「了解だ」
しばらくしていると、なのは達が戻ってきた。
刹那「話し合いは終わったのか?」
セリカ「うん、ごめんね?待たせちゃって」
刹那「問題ない」
その後俺達は昼食を食べ始める。するとなのはが刹那に話しかけた。
なのは「刹那君のお弁当美味しそうなの!」
刹那「・・・別に普通だと思うが?」
なのは「だけど美味しそうなの!お母さんが作ってくれてるの?」
なのはの一言にアリサ達は、食べるのをやめ、暗い表情になる。
なのは「?アリサちゃん、すずかちゃん、どうしたの?」
すずか「え・・・・あ・・・」
アリサ「えっと・・・・なのは・・刹那は・・・」
アリサ達は刹那に視線を向けている。刹那の過去を知っているから刹那に気を使っていた。
刹那「・・・・俺に家族はいない」
なのは「・・・・・・・・え?」
刹那の言葉になのはとカグラ、セリカは驚愕する。
カグラ「せ・・刹那、今・・なんて言った?」
刹那「俺に家族はいない、一緒に暮らしている奴もいるが、血は繋がっていない」
なのは「血が繋がっていないって・・・」
刹那の言葉になのはは反応する。そして刹那は一度目を閉じ、言葉を紡ぐ。
刹那「俺は・・・家族を殺したんだ」
「「「!!!???」」」
なのはとカグラ、セリカは息を呑む。自分と同じ歳の男の子が、自分の手で両親を殺害した。そう言ったのだから。
カグラ「じ・・自分の家族を!?何やってんだお前!?」
カグラは怒声を上げ、刹那の胸ぐらを掴む。だがアリサとすずかは刹那を庇う。
アリサ「カグラやめて!!刹那は悪くないの!!」
カグラ「どこがだ!!家族を殺害して悪くない!?ンなわけねぇだろうが!!!」
その時、パチンッ!!と音がなった。刹那が視線を向けると、すずかがカグラの頬を叩いたのだ。
カグラ「す・・・・すずかちゃん?」
カグラは呆けた顔をしてすずかに声を掛ける。すずかは涙を流しながら、カグラを睨んでいた。
すずか「カグラ君に・・何がわかるの・・!!刹那君の過去を知らないくせに・・・!!」
カグラ「刹那の・・・過去?」
刹那の過去。その言葉になのはとカグラは反応する。二人は刹那の過去を知らない。だからカグラの反応は至って普通の事なのだ。
アリサ「刹那・・・話してもいいの?」
刹那「・・・いずれ知る事だ。話しても問題はない」
アリサの質問に刹那は許可を出す。そしてアリサは二人に刹那の過去を話した。紛争の事、サーシェスの事、仲間を失い、洗脳され家族を殺害した事、そして今暮らしているエスと綾波の事、全て話終わった後、なのはとセリカは涙を流し、カグラは苦虫を潰した様な顔をしていた。
アリサ「これが・・・刹那の過去よ」
なのは「こんなの・・・こんなのってないよ・・」
カグラ「刹那・・すまない・・お前がこんな辛い目にあってるとは知らず・・あんな事しちまって」
カグラは、先程の行動に対し、刹那に謝罪していた。
刹那「気にしなくていい、カグラの行動は普通の事だ」
刹那がそう言うと、なのはが刹那の背中から手を回し抱きしめていた。
刹那が視線を向けると、涙を流すなのはがいた。
刹那「・・・アリサやすずかもそうだが・・何故泣く?」
なのは「だって・・・だってぇ・・・!」
刹那「今は辛くはない、血は繋がっていないが、家族に会えた。それにお前達の様な友達もできた。それだけでも俺は嬉しい」
刹那の言葉に全員は驚き、少し経つと笑顔に変わる。
刹那は友達になれたのが嬉しいとはっきりと言葉にしてくれたのだから。
刹那「それよりなのは、少しいいか?」
なのは「どうしたの?刹那君?」
刹那「放課後に予定はあるか?」
「「「!!!???」」」
刹那の発言に、セリカ達が驚く。カグラは笑いを堪え、なのはは呆気にとられた顔をしていた。
なのは「・・・え?」
刹那「放課後にカグラと翠屋に行く事になった。なのはの両親の店だと言うから、案内を頼みたいのだが・・」
なのは「う、うん!いいよ!」
刹那「そうか、助かる」
なのは (刹那君がお店に来る・・・緊張するよぉ///)
そして放課後、なのはと一緒に翠屋に向かっている。カグラは用事が入ってしまったらしく、帰ってしまった。帰る直前に「なのはちゃん、頑張れよ?」と言っていたが、何のことだ?
だが、刹那にはもう一つ気がかりがある。
刹那「・・・・アリサ達も来たのは何故だ?」
そう、アリサ達も、一緒に来たのである。なので現在はなのは達と一緒に向かっている。俗に言うハーレムである。
アリサ「あー、刹那は知らないのよね?なのはのお兄さん、恭弥さんって名前なんだけど、重度のシスコンなのよ」
刹那「・・・シスコンとは何だ?」
すずか「うーん、何ていえばいいのかな?なのはちゃんの為なら何でもする人かな?」
セリカ「そうだねぇ、でも会ってみた方がわかるかな?」
なのは「着いたの!」
そんな話をしていると、翠屋に到着する。夕方だというのに、お客さんが沢山いる。相当人気らしい。
なのは「ただいまーー!」
「おかえりなさい、なのは」
アリサ すずか セリカ
「お邪魔しまーす!」
刹那「・・・お邪魔します」
「アリサちゃん達もいらっしゃい・・・あら?初めての子もいるのね?」
刹那は女性に視線を向ける。なのはと同じ茶髪でロング、エプロンを付けている。年齢はわからないが、若そうだ。
刹那「はじめまして、刹那・F・セイエイです。今日からなのはのクラスメイトになりました。」
「!!そうなの・・・あなたが・・」
刹那「・・・?」
女性の反応からして、刹那の事を知っているらしい、だが刹那は女性とは初対面のはずだ。
「ああ、ごめんなさいね?私は高町桃子、なのはの母親です」
刹那「・・・母親?」
桃子の発言に刹那はなのはと桃子、交互に視線を向けた後、怪訝な顔をする。
刹那「・・・・若くないか?」
桃子「あら?嬉しい事言ってくれるわね?」
刹那の発言に桃子は微笑み、刹那の頭に手を乗せ、撫でていた。
刹那は4年前、忍にも頭を撫でられている為、あまり気にしていない。
刹那「桃子、さっき驚いていた様だが何故だ?」
刹那は質問をした。さっき刹那が名乗った後、桃子は驚いた反応をしていたから、少し気になっていた。
桃子「前になのはが、遅くまで帰ってこない事があってね?帰ってきた時になのはが顔を赤くして帰ってきた時があったのよ、その時から我儘を言うようになってね?何があったのか気になって聞いてみたのよ、そしたら、男の子に勇気をもらったって言ってね?
名前を聞いてみたら、刹那君だったのよ」
刹那「・・そうか、ちゃんと伝えたんだな」
桃子「だからお礼を言わせて、ありがとう、なのはを勇気づけてくれて」
刹那「・・・気にするな」
刹那はそんな話をしながら、なのは達に視線を向ける。3人は頼んでいたケーキを食べながら談笑していた。その時、カウンターから強烈な殺気を刹那は感じていた。視線を向けると、男が刹那を睨みながら、立っていた。
刹那「桃子、あそこにいる男は何者だ?」
桃子「あら、恭弥、来てたの?」
男の名前は恭弥というらしい。確かなのはの兄だったか?
恭弥は刹那を睨みながら近づき、突然木刀を振り下ろす。
刹那「!?」
油断していたからか、刹那は反応が遅れてしまう。そして刹那は確信した。避けれないと。刹那は桃子を突き飛ばし、木刀が当たらない様にする。そして木刀は刹那の頭に直撃した。ゴスッ!!という鈍い音が鳴る。頭から暖かいものが流れる。手で触れると鮮血が手についていた。
音がなった後、なのは達は音のなった方は目を向ける。
そして刹那の姿を見た後、すぐに駆け寄っていた。
アリサ「刹那!?大丈夫!?」
すずか「刹那君!頭から血が!!」
セリカ「きゅ、救急車!?それとも応急箱!?」
刹那「問題・・ない」
刹那は意識が朦朧としている中、店の中から出た。
数歩歩いた後、限界が来たのか、刹那は意識を手放す。
余談だが、恭弥はなのはに嫌われて、体を白くしたらしい。
刹那「・・・・ん・・?」
刹那は意識を取り戻す。だが目が覚めた場所は翠屋でも病院でもない。白い空間だ。だが刹那はここに見覚えがあった。
刹那「ここは・・確か・・・」
するとそこに突然女性が現れた。
「やあ、久しぶりだねぇ^ - ^元気してた?^ - ^」
刹那「・・・またあったな、レイ」
そう、刹那が初めて名前をつけた女性レイだった。
刹那「レイ、何故俺はここにいる?俺は死んだのか?」
レイ「いや?死んではいないよ、気絶してるだけだね(・ω・)」
レイが言うには、出血による、血の不足で倒れただけらしい。
まあ、死んでいないだけよしとしよう。
刹那「それでレイ、俺に何か用か?」
レイ「あれ?解っちゃうの?(・ω・)」
刹那「お前が来たんだ、俺に何か用があるか、暇つぶしか、どちらかだろう?」
そう、刹那がこの世界に来る前レイに言われたことがある。「何か用事がある時に呼ぶ時があるからよろしくねぇ」と言われたのだ。
レイ「まあ、用事というほどでもないんだけどね?単刀直入に言うと、使い魔とデバイスをあげようと思ってね?」
刹那「使い魔とデバイスをか?」
レイ「うん、家族は多い方がいいし、いざというとき、エクシアだけじゃ対応しきれないかもだからね」
刹那「了解した」
レイ「じゃあ、こっちで使い魔とデバイスを用意しとくから、目を覚すといいよ?」
刹那「そうだな、行ってくる」
レイと別れの挨拶をし、刹那は再びあの世界へと飛び込んだ。
刹那「・・・・ん・・・」
刹那の意識は覚醒する。天井は見知った天井だった。身体を起こし、周辺を確認する。
刹那「俺の部屋か・・ん?」
刹那は机に目を向けた。机の上にはエクシア以外にもう一つ腕輪があった。GNソードの様な白ではなく、赤黒い色である。
刹那「これが新しいデバイス・・・」
「お前が俺のマスターになるんだな?」
刹那「ああ、お前に名前はあるか?」
「ああ、俺はラグナだ。他にも武器が大剣で、色が血の色みたいだからブラッドエッジって名前もあるぜ?」
刹那「ならラグナと呼ばせてもらう。これからよろしく頼む」
ラグナ「ああ、よろしく頼むぜ?マスター」
ラグナと挨拶をし、刹那はリビングに降りる。そこにはエスと綾波がいた。
エス「マスター、お身体は大丈夫ですか?」
刹那「問題ない、大した怪我でもないからな」
そんな話をしていると、突然部屋の中が光り出す。あまりの眩しさに部屋にいた全員は目を閉じる。光が収まり目を開けるとそこには女の子がいた。ウサギ耳を生やし、日本刀を腰につけた女の子だ。
「あなたがマスターさんですね!!」
刹那「あ、ああ、そうだが?」
「申し遅れました!!私、島風と言います!!今日からマスターさんの使い魔になります!!ご迷惑をおかけしますが、ご指導ご鞭撻よろしくお願いします!!!」
刹那「ああ、刹那・F・セイエイだ、よろしく頼む、島風」
島風「はい!!」
こうして、刹那の家族は島風、ラグナを加えて5人家族になった。
これから騒がしくなりそうだなと、刹那は感じていた。
同時刻
海鳴市に21の光が降り注ぐ。そして物語は始まりを迎えようとしていた。
ご愛読ありがとうございます!
今回から、ブレイブルーより、カグラとセリカ、ラグナを登場させました!そしてアズールレーンからはps4ゲームより島風を登場させました!
性格や言動は違うかもしれませんが、そこはすいません!
次回からは原作に入っていこうと思います。
アニメか映画、どちらをもとに作るかわかりませんが気長に待ってください
最新章で出す、ダブルオーの形態
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ダブルオーライザーまで
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ザンライザーまで