魔法少女リリカルなのは〜半壊の天使に惹かれる少女達 作:エム3
今回は番外編!!そして特別編です。
ではどうぞ!!
なのは誕生日記念物語 想い人からのプレゼント
その時は突然に起こった。
アリサ「せ、刹那、ちょっといい?」
刹那「アリサ達か、どうかしたのか?」
いつも通り、学校でのひと時を過ごしていた刹那は、昼休み、昼食を取ろうとしていた時、アリサ、すずか、セリカ、カグラに話しかけられた。なのはは、今席を外しているのか、教室にはいなかった。
すずか「刹那君は、今日なんの日か知ってる?」
刹那「・・・・・・今日?すまない。わからない」
アリサ「そう・・・・やっぱり知らなかったのね」
刹那が答えると、アリサはため息を溢し、セリカとすずかは苦笑していた。だが、何も知らない刹那はただ首を傾げてしまう。
セリカ「今日はなのはちゃんの誕生日なんだ!!だから、何かお祝いしたいんだけど・・・私達、外せない用事が出来ちゃったの」
刹那「用事?」
すずか「うん、誕生日プレゼントを買いに行こうと思って」
刹那「・・・・誕生日というのは、プレゼントを渡さなければいけないのか?」
アリサ「まあ、渡した方が喜んでくれると思うわよ?特に、刹那からのプレゼントならね」
刹那「・・・・・そうなのか。だが、それを俺に伝えたのは何故だ?」
セリカ「どうせならサプライズにしたいなと思ったの!!それでね?」
すずか「刹那君に私達がプレゼントを買ってくるまで、なのはちゃんと一緒にいてほしいな」
刹那「わかった。それぐらいなら問題ない。」
アリサ「ありがと。じゃあ、よろしくお願いね?」
カグラ「責任重大だぜ?頑張れよ?」
話が終わり、アリサ達は自分達の席に戻る。それと同時に、なのはも教室に入ってきた。刹那は席を立ち、なのはの元へと向かう。
刹那「なのは、少しいいだろうか?」
なのは「刹那君?ど、どうしたの?」
刹那「今日の放課後、校門前で待っている。」
なのは「え?」
刹那「それだけだ。」
用件を伝え、刹那は自分の席へと戻っていく。窓に視線を向け、風景を眺めていた時、エクシア から念話が届いた。
エクシア 「マスター、なのはさんと何かあるんですか?」
刹那「今日はなのはの誕生日らしい。アリサ達が誕生日プレゼントというのを買いに行くと言って、それまでなのはと一緒にいて欲しいと言われた。それだけだ」
エクシア 「なるほど・・・・・ちなみに、マスター、マスターはプレゼントを・・・・用意してるわけありませんよね。」
刹那「ああ。」
エクシア 「そういうと思ったので、マスターに提案があります。」
刹那「なんだ?」
エクシア 「マスター、授業の時、マルチタスクは出来ますよね?」
マルチタスクとは、複数の事を思考し、判断と分析をする事である。エスとの修行中、基礎を学ぶ時に教わった。
刹那「エスとの修行で身につけた、それがどうした?」
エクシア 「マルチタスクを行い、授業内容と、渡すプレゼントを考えてください。それらを私が、処理し、エスさんに共有、レイさんに頼んで作ってもらいます。」
刹那「すまない」
エクシア「これぐらいどうって事はありません。さあ、マスター。考えておいてくださいね?」
エクシアとの念話を終え、刹那はなのはに視線を向ける。その時、なのはも刹那に目線を向けていたのか、目が合った。そして、なのはは頬を赤く染め、目をそらしてしまった。その理由を知らない、刹那はただただ首を傾げてしまっていた。
なのはside
なのは「はぁ、帝君もしつこいの。」
私は帝君に、お昼を食べよう!としつこく誘われるのを断り続け、ようやく教室に戻ってきた。そして、教室に入ると、刹那君達が話しているところだったの。
なのは(なんの話・・・・してるのかな?)
そんな事を考えていると、アリサちゃん達が自分の席に戻っていくの。話が終わったみたい。でも、すぐに刹那君が立ち上がって・・・・え!?こっちに来るの!?
刹那「なのは、少しいいだろうか?」
なのは「刹那君、ど、どうしたの?」
刹那君から話しかけてくるなんて思ってもなかったの!!うう〜緊張するのぉ!!へ、変な顔してないよね!?そんな事を考えていたけど、次の刹那君の言葉で私は固まってしまう。
刹那「今日の放課後、校門前で待っている」
なのは「え?」
刹那「それだけだ」
それだけを言うと、刹那君は自分の席に戻ってしまう。
でも私は、今、刹那君が言った言葉を思い出していた。
なのは(今日の放課後・・・・校門前で・・・・待ってる?)
確かに刹那君はそう言った。そしてその言葉を理解すると、私は顔が、熱くなっていくのがわかった。
なのは(そそそそそそそれって、一緒に帰ろうって事なの!!!???
いやいやでも、刹那君に他意はないだろうし・・・ででででででも!!刹那君から話しかけられたし、そういうことなのかな!!???夢じゃないよね!!??)
私の頭はパニックになっていた。刹那君に話しかけられた事、そして、先程の言葉。色々なことの処理が追いつかず、オーバーヒートしてしまった。
なのは「で、でも・・・・・・」
私は改めて、刹那君に視線を向ける。外の景色を見ているのか、刹那君は視線を外に向けている。その姿に私は見惚れちゃったの・・・・って、刹那君、いつの間にこっち向いたの!?!?それに、わ、私のこと見てる!?見惚れている時だろうか。刹那君は外の景色から視線を動かしていて、目があってしまった。私はとっさに視線を逸らす。
なのは「・・・・・・嬉しいなぁ/////」
刹那君は多分、いつも通り話しかけてきたと思うの。多分アリサちゃん達に何か言われたと思う。それでも、わかっていたとしても。私の胸は鼓動を早め、胸は暖かくなっていた。
刹那side
時間は放課後、刹那は約束通り、校門の前で、なのはを待っていた。待っている最中、様々な生徒から、声をかけられた。ほとんどは女子なのだが。「刹那君、またねぇ」や、「刹那先輩!!さようなら!!」などなどだ。刹那は、帝がしつこく付き纏っている女子を、助けたことがある。それは同級生、後輩を次々と、だ。その時から、刹那は様々な学年の女子から話しかけられ始めていた。刹那は微笑み、手を振り
刹那「ああ、また明日」と返す。すると、女子生徒達は、ガッツポーズをしたり、頬を赤らめてしまう。その時、エクシア にため息をつかれたのだが何故だ?
なのは「刹那くーーーーーーん!!!にゃあ!!??」
すると、学校の玄関から、なのはが走ってくる。だが、何かに躓いたのか、なのはが転びそうになる。
刹那「・・・・・・!!」ダッ ダキッ
だが、刹那がなのはの元へと駆け出し、地面へと激突する前に、なのはをキャッチする。
刹那「大丈夫か?」
なのは「う、うん・・・ありがとう///刹那君////
刹那「怪我がないならそれでいい、気をつけるといい」
なのは「う、うん。それより、刹那君、今日はどうしたの?」
刹那「・・・・・・一緒に帰ろうと思っただけだ。」
なのは「ほ、本当!?」
刹那「あ、ああ。だが、いいのか?俺となのはの二人だけだぞ?」
なのは「うん、全然大丈・・・・・二人だけ?」
刹那「ああ、二人だけだ」
刹那が答えると、なのはは後ろへ顔を向け、しゃがみ込む。その行動に刹那は違和感を覚え、なのはに声をかける。
刹那「な、なのは。どうかしたのか?」
なのは「な、なんでもないの!!ほ、ほら!!早く帰ろう!!??」
刹那「あ、ああ。わかった。だから、引っ張るな」
なのはは刹那の手を繋ぎ、駆け出す。突然の行動に、刹那はジト目をしてなのはを見るが、なのはは何故か笑顔で走っていた。その顔を見て、刹那は呆れた顔をして、されるがままに一緒に走った。
なのは(いっ、一緒に帰れるだけでも嬉しいなのに二人だけぇ!!??な、なんでこんなことになったのぉぉ!!??急なことで、刹那君の手握っちゃったぁ!!!で、でも、刹那君の手・・・・あったかい・・//」
刹那の手を握り、駆け出した、なのははこの心境だった。
そして、時間が経ち、場所は高町家へと移行する。ある程度の時間を過ごした。刹那達はアリサ達と合流。そして刹那を見てアリサ達は、満面の笑みをする。どうやらプレゼントは買えたらしい。
アリサ「刹那、時間稼ぎ、ありがとね」
すずか「お陰で、みんな、なのはちゃんのプレゼント買えたよ!!」
刹那「そうか。それならばいい。この後はどうするんだ?」
セリカ「誕生日パーティーやるみたいだから、参加しよ!!」
刹那「了解」
そして刹那達は、なのはの誕生日を祝った。料理を食べ、皆が笑顔で過ごした。そして、今はプレゼントを渡す時間だ。
アリサ「はい、なのは!!誕生日おめでとう!!」
すずか「誕生日おめでとう、なのはちゃん。はい私からも」
セリカ「私もあるよ!!誕生日おめでとう!!」
カグラ「俺からもあるぜ!!なのはちゃん おめでとう!!」
なのは「みんな、ありがとう!!」
アリサ達から、プレゼントを受け取り、なのはは笑顔でお礼を言う。そして、その後、みんなの視線は刹那に向けられた。
アリサ「刹那!!あんたからは何かないの!!??」
刹那「ああ。俺もある。なのは、誕生日おめでとう」
刹那は何やら二つのプレゼントをなのはに渡す。片方は何やら小さな箱。そしてもう一つは大きな袋であった。
刹那「箱の方は後で開けて欲しい。袋の方は開けても構わない」
なのは「う、うん。開けちゃうね。」
そして、なのはは袋の方のプレゼントを開ける。中に入っていたのは、大きな、熊の人形だった。
なのは「わぁぁ・・・かわいいぃ・・・・」
アリサ「せ、刹那。これ、あんたが作ったの?」
刹那「そんな技術、俺にはない。これはカグラに趣味を探せと言われた時、ゲームセンターに連れて行かれて、取ったものだ。すまない。誕生日と知っていれば良いものをあげれたのだが」
なのは「う、ううん!!そんなことないの!!ありがとう//」
刹那「・・・・・そうか」
そして、時間は過ぎ、パーティーはお開きになり、それぞれ自分の家へと帰宅する。そして全員が、帰った後。自分の部屋にいたなのはは、ふと思い出したように机へと目をやる。そこにあるのは、刹那からもらったもう一つのプレゼント。
なのは「・・・・開けても良いよね?」
そして、なのはは、箱を開ける。そこに入っていたのは、ペンダントだ。そして、そのペンダントを見たとき、なのはは驚愕した。ペンダントには私が持っているデバイス、レイジングハートともう一つ付いていたものがあった。
なのは「これ・・・・レイジングハートと・・・・」
もう一つ付いていたものは、一つの剣のようなものだった。だか、それはなのはも見た事がある。なぜならそれは、自分の想い人が使っていたものだから
なのは「刹那君がいつも持ってる剣・・・・だよね?」
その剣は刹那がエクシアを纏った時、使っているGNソードだった。それを見ていて、入っていた箱に視線を向けると、紙が入っていた。なのははそれを手に取り、目を通す。
刹那『なのは、改めて誕生日おめでとう。これは俺が作ったペンダントだ。なのはには、いつも世話になっている。だから、何か手作りの方がいいと教えてもらった。だから義手を装備して、作ったものだ。あまりうまくできなかったかもしれないが、気に入ってくれると嬉しい。
これからも、よろしく頼む。 刹那より」
なのは「刹那君・・・・////」
刹那の手紙を読み、なのはは顔を赤くする。
なのは「刹那君の手作り・・・・えへへ///」
なのは「刹那君・・・・・大好き////」
そして、なのはは、ペンダントを手に取り、そして、GNソードに似た剣にチュッっと口を当て、願う。
いつか、彼に対するこの想いを・・・・伝えるために。
ご愛読ありがとうございます。
だんだん書いていくたびに酷くなっていると思います。
すいません。
そして、高町なのはちゃん、誕生日おめでとう!!
・・・・で、いいんですよね?不安だ・・・:
最新章で出す、ダブルオーの形態
-
ダブルオーライザーまで
-
ザンライザーまで