魔法少女リリカルなのは〜半壊の天使に惹かれる少女達 作:エム3
遅れてすまん。言い訳はせん
私、高町なのは。今現在、お母さんと一緒にキッチンに立っています!
けど、私は料理のカタログ、いや、お菓子作りの本を見て、何を作るのか思考中です!
桃子「なのは、何を作るのか、決めたの?」
なのは「ま、まだ考え中!」
桃子「なるべく早く決めて、作ったほうがいいわよ?じゃないと明日、刹那君に渡せなくなるわよ?」
なのは「わ、わかってるよ//」
そう。私は今、刹那君に渡すためのお菓子を作ろうとしています。何故かと言うと、明日は2月14日。そう。バレンタインデーです。女の子達が好きな男の子に対して、チョコを渡す日です。だから私も、自分の好きな人・・・刹那君にあげたくてお母さんにお願いして、作ろうと思ったのです。けど。
なのは(刹那君って何をあげれば喜ぶのかな?確か、アルフさんの話だと、刹那君は甘い物は得意じゃないんだよね・・・)
フェイトちゃんやアリサちゃん達にも相談したら、アルフさんが刹那君は甘い物は得意じゃないって教えてくれた。だから、なるべく甘くないチョコをあげようと思ったのです。私達は全員で情報共有をして、刹那君に喜んでもらえるようなチョコをあげようと計画していたのです。
なのは(やっぱり、チョコ・・・かな?でも、クッキーでもいいよね?チョコ味の・・・)
なのは「うーん・・・よし!お母さん!これにするの!」
桃子「どれ・・・?わかったわ。頑張って作りましょう」
なのは「うん!」
刹那君に喜んでもらえるために!高町なのは!頑張ります!
なのはside off
フェイト side
フェイト「よいしょ・・・よいしょ・・・」
アリシア「フェイト〜、こっちも一緒に冷やしちゃおう〜」
アルフ「私のもお願いするよ」
フェイト「うん。姉さんとアルフのも、一緒に冷やそう」
あ、忘れてた。えっと、は、初めまして?フェイト・テスタロッサです。え?あ、え、えっと最初はこうするといいよって、作者が・・・
作者「いや、多分こういう風にセリフ以外の時もキャラに話させるの初めてやし」(メメタァ)
・・・作者は置いておいて、私と姉さんとアルフは、自分で作ったチョコを冷やして固めようとしています。3人が作ったチョコを家の冷蔵庫に入れています。うまくいけば明日にはちゃんと固まってると思います。
アリシア「うまくできてるといいなぁ」
アルフ「大丈夫だよ。リニスもプレシアも手伝ってくれたし、うまくいけば刹那も喜んでくれるだろうさ」
フェイト「・・・そうだといいな」
私達がチョコを作ってる理由はただ一つ。バレンタインデーに刹那にチョコをあげるためです。理由は単純。バレンタインは、好きな異性にチョコをあげる日。なので、私達は自分の好きな人・・・刹那にチョコをあげたくて作ってます。母さんやリニスにも手伝ってもらって、自分の中ではうまくできたと思っています。・・・本当は自分だけで作りたかったし、母さんやリニスからすごく優しい笑顔をされたけど・・・今は気にしない。
フェイト「・・・明日・・・か」
アリシア「フェイト〜?」
フェイト「っ!?な、何?」
アリシア「刹那君にチョコをあげるときなんだけどさ、一人で渡したい?それとも一緒に渡す?」
フェイト「えっ!?///」
ひ、一人で!?そ、それって刹那と二人きりでチョコを渡すって事!?そ、それはハードルが高い・・・けど、逆に考えたらこれってチャンスだよね?刹那に気持ちを伝えるチャンスだよね?
フェイト「が、頑張って一人で渡すよ!」
アリシア「だ、大丈夫?」
アルフ「フェイト、まだ、時間あるし、明日までに考えればいいさ!すぐに答えを出す必要はないんだからさ」
フェイト「だ、大丈夫!平気だよ!」
姉さんとアルフから心配されたけど、平気だと言って、私達は自分の部屋へと戻った。パジャマに着替えて、ベットに入る。すぐに寝れると思ったけど。
ドクン ドクン
自分の心臓の鼓動が聞こえてくる。まだ明日のはずなのに、刹那にチョコを渡す事を考えたら、鼓動が速くなっている。まだ、明日だと言うのに、私は緊張と恥ずかしさで、眠れなかった。
フェイトside off
はやてside
はやて「こんな感じでええのかな・・・?けど、もうちょっと凝ったものにしたいんやけど・・・」
うちは今、チョコを作っています。ほろ苦い、ビターなチョコレート。自分の中ではうまくできたと思ってる。けど、これでいいのかと心配になってしまう。
ザフィーラ「主、何か、考え事ですか?」
すると、狼の姿のザフィーラが、うちに近づいて来る。
はやて「ザフィーラ。今、チョコを作ってるんや。」
ザフィーラ「チョコ・・・以前、ヴィータがうまいと言っていたお菓子のことですか?」
はやて「そうや。」
ザフィーラ「ですが、主、何故、主がそのチョコを作っているのですか?」
はやて「実は、ザフィーラ。明日、うちらのイベントでバレンタインって言うイベントがあるんよ」
ザフィーラ「バレンタイン・・・ですか?」
はやて「うん。簡単に言ったら、女の子が好きな人にチョコをあげる日なんよ。だから、うちも作ろうおもて」
・・・改めて説明するのは恥ずかしいな?//まあ、ザフィーラ達も知らんみたいやし、簡単に説明しとかな。
ザフィーラ「では、主にも好意を向けてる男がいるのですか?」
はやて「・・・そやね。うちを助けてくれたあの日から、うちはその人が好きや。大好き。」
ザフィーラ「・・・やはり、そうでしたか。主は刹那を・・・。主。ご武運を」
はやて「うん。ありがとうな。そういえば、ザフィーラ、シグナム達はどないしたん?さっきからいないんやけど・・・」
ザフィーラ「シグナムは、主が集中しているようだからと、外に出かけました。ヴィータは月村の家に、シャマルはクロノ達の元へ言っています。」
ザフィーラの言葉を聞いて、うちは一つの考えにたどり着いた。集中しすぎて、気を使われてしもたらしい。けど。一つ気になることがあった。
はやて「シグナムやシャマルはわかるんやけど・・・ヴィータがすずかちゃんの家に?」
ザフィーラ「正確には、月村とバニングスとマーキュリーと一緒らしいです。何やらヴィータは二人と約束をしていたようなので。」
はやて「・・・もしかして、ヴィータも何やろか?」
何か嫌な予感するなぁ・・・刹那君の好きな人はいっぱいおるんやもん。アインスもロックオンさんにチョコを作ってたみたいやし。うちも負けへんようにせんと。
はやてside off
アリサ すずか セリカ ヴィータ side
ヴィータ「こ、こうか?」
アリサ「そうそう。後は、少しオシャレにデコレーションでもしてみたらどう?入れ物とかに」
すずか「リボンとか持ってきてるから、いろいろ試してみよう?」
セリカ「可愛くしちゃおう!ヴィータちゃん!」
ヴィータ「お、おう!」
私はすずかとセリカとヴィータと一緒に、チョコを作ってるわ。まあ、もう作り終わって、プレゼント用のデコレーションをしてるんだけど。派手すぎるのもアレだから、ピンクのリボンを使って・・・っと。
アリサ「よし!出来たわ!」
すずか「私も完成したよ!」
セリカ「私も!」
ヴィータ「私も出来たぜ!」
みんなそれぞれの、デコレーションをして全員のチョコが完成した。
ヴィータ「3人ともありがと。あたし一人だけじゃチョコなんてできなかったぜ」
アリサ「気にしなくていいわよ。そんなの。けど、意外ね?ヴィータはバレンタインなんて気にしないと思ってたんだけど」
ヴィータ「い、いや・・・そう・・・なんだけどさ。」
すずか「ヴィータちゃんも、刹那君にあげるんだよね?」
ヴィータ「なっ!?//・・・お、おう//は、恥ずかしいけどさ//」
ヴィータは頬を赤くさせ、帽子を深く被り顔を隠した。
・・・いくらなんでも、わかりやすいわね。
アリサ「まあ、私も人の事言えないけどね?私も刹那の事は好きだし、好きじゃなかったら、わざわざチョコなんて作らないわよ」
すずか「あ、あはは(苦笑)
セリカ「多分、なのはちゃん達も手作りだよね。皆んな、チョコ渡せるといいなぁ」
アリサ「刹那の事だから、バレンタインの事、知らないと思うわよ?それこそ、ロックオンもそうじゃない?」
3人とも大きく頷いた。あんな過去があったから、二人とも・・・特に、刹那はこんなイベントのことなんて知らないと思う。
すずか「けど、二人とも、今は普通の生活をしてるんだし、行事とか楽しんでいいと思うけど」
アリサ「そんなの当たり前じゃない。だから、私達で、【普通】の生活を二人に楽しんでもらうのよ。」
セリカ「そうだね!絶対できるよ!私達、みんなで!」
私達は、密かに決意しながら、3人と別れて、私は家に帰宅する。
そして、私達にとっての勝負の日を迎えようとしていた。
アリサside off
刹那side
刹那「・・・ん・・・」
いつも起きる時間に目覚め、俺は体を起こす。着替えを終えて、ダブルオーとラグナを持ち、リビングへと降りる。リビングには既に起きている、ロンギヌス、ラグナロク、オルトリンデ達が起きていた。
刹那「おはよう」
ロンギヌス「お、おはようございます!マスター!」
ラグナロク「おはよう、マスター。」
リンデ「おはようございます。マスター」
俺は、いつも通り、朝食を作ろうとすると、服の裾をクイっと引っ張られる。俺は振り返ると、そこには頬を赤らめているロンギヌスの姿があった。
刹那「なんだ?ロンギヌス」
ロンギヌス「あ、あの!マスター!今日はなんの日かご存知でしょうか!?//」
刹那「今日・・・?」
俺はカレンダーを見る。今日は2月14日。だが、俺はロンギヌスの質問の意図がわからなかった。
刹那「・・・何かあったのか?」
俺はロンギヌスに問うと、ロンギヌスはモジモジと体を動かす。すると、ロンギヌスが俺の前に何かを出した。そこには綺麗に包装された箱が彼女の手に握られていた。
刹那「・・・これは?」
ロンギヌス「え、えっと!きょ、今日は!バレンタインデーなので!ま、マスターにチョコを作りました!う、受け取ってください!!//」
刹那「・・・わかった。貰おう。ありがとう。」
俺は、ロンギヌスからチョコを受け取る。すると、ラグナロクとリンデも俺に、箱を渡してきた。
ラグナロク「もちろん、私も作ったわ。受け取ってくれる?マスター?」
リンデ「私も、作ってみました。マスターのお口に合えばいいと思ったのですが・・・」
俺は、ラグナロク、オルトリンデからもチョコを受け取り、俺は朝食を食べて、学校へと向かう。向かう前に、他の女性使い魔達からも、チョコレートを受け取ったりもした。アルフやリニスからも貰ったぞ。だが、
【長すぎるので今回は省略する】と作者が言っていたぞ。
俺は、学校へと向かうために、いつも通りなのはの迎えに行く。インターホンを鳴らし、少し待つと、扉が開き、なのはが出てきた。
刹那「おはよう。なのは」
なのは「お、おはよう!」
刹那「ああ。」
俺は、なのはと一緒に学校へと向かおうとするが。
なのは「ちょ、ちょっと待って!刹那君!」
なのはに呼び止められ、俺は歩みを止め、なのはの方へ視線を向ける。
刹那「何だ?」
なのは「あの、えっと。あのね?」
刹那「・・・?」
なのは「今日って、ば、バレンタインだって、刹那君は知ってる?」
刹那「ああ。ロンギヌス達からチョコを貰ったからな。一応は。」
なのは「そ、そうなんだ。そ、それでね!」
すると、なのはがカバンからピンクの紙で包装されたチョコを取り出し、俺の方へと渡す。
なのは「わ、私もチョコ作ったから、う、受け取って欲しいな・・・ダメ・・・かな?」
上目遣いをしながら問いかけるなのは。俺は、彼女から渡されたチョコを受け取る。
刹那「ありがとう。なのは」
なのは「う、うん!!えへへ//」
なのはからのチョコを受け取り、俺達は学校へと歩みを進める。登校中、なのはが手を握ってほしいと言っていたので、軽く握りながら登校した。終始、なのはが笑顔だったのは何故だろうか?まあ、あまり気にしないでおこう。その後、アリサ達と合流し、学校へと登校し、昼食を取ろうとしたが。
フェイト「せ、刹那、ちょっといいかな?」
刹那「フェイト?」
フェイトに話しかけられ、昼食の手を止める。
刹那「何だ?」
フェイト「え、えっとね?刹那に渡したいものがあるんだ//だ、だからね?屋上に行こう?//」
刹那「・・・了解」
俺はフェイトについて行くように、屋上へと向かう。教室を出る際、何やらヒソヒソと誰かが話していたが、俺は気にせず、フェイトの後を追う。屋上へと着くと、フェイトは俺と向き合うように、立つ。幸いなのか、俺とフェイト以外には誰もいなかった。
刹那「それでフェイト、渡したいものとは何だ?」
フェイト「う、うん!ちょっと待ってね?//すぅー・・・はぁ〜・・・」
何故か、軽く深呼吸をするフェイト。そして、彼女は決心したような表情をして、俺に何かを渡して来る。なのはの物とは違い、黄色の紙で包装されている箱。
フェイト「ば、バレンタインのチョコを作ったから!受け取ってくだしゃい!!」
刹那「・・・・・・」
静寂が俺達を包み込む。なんとも言えない気まずい雰囲気の中、俺は彼女からのチョコを受け取る。
刹那「ありがとう。フェイト」
フェイト「・・・あう・・・//」
恥ずかしさからなのか、彼女の頬は真っ赤になっている。何か声をかけようと思ったらその時。
「あれ?先客がいたんや。」
刹那「はやて?それに、アリサ、すずか、セリカ、アリシアも?」
そこに現れたのは、はやて達だった。彼女達も手に、それぞれのカラーの紙で包装された箱を持っている。今までの流れを見るに、おそらくチョコレートだろう。
はやて「うちも、チョコ作ってみたんよ。受け取ってくれへん?」
アリサ「わ、私も作ったわよ!ありがたく受け取りなさい!!」
すずか「私も作ったんだ。受け取ってくれるかな?」
セリカ「わたしも、アリサちゃんとすずかちゃんと一緒に作ったんだよ!さっきカグラ君にもあげたから!今度は刹那君の番!はい!」
アリシア「ふっふっふっ・・・!私も作ったぞぉ〜?ありがたく受け取るのだぁ〜」
はやて達からも俺はチョコを受け取った。それぞれ全員分ひとつ食べたが、甘さは控えめで俺でも食べられるようなものだった。とても美味しかった。その後、カグラとバレンタインでの雑談をしていた。例えば、チョコをなんか貰ったとか。そんな感じの雑談を。
学校が終わり、なのは達と別れ、帰り道の途中、家に到着すると、玄関の前に誰かが立っているのがわかった。俺は近づくとその人物がわかった。
刹那「ヴィータ?」
ヴィータ「よ、よう。」
その正体はヴィータだった。彼女は守護騎士の姿ではなく、動きやすい私服で俺の家の前に来ていた。
刹那「ヴィータ、何か用か?・・・まあ、なんとなく予想はついているが」
ヴィータ「お、おう。きょ、今日はチョコを送る日なんだろ?だ、だからな?ほ、ほら!!」
ヴィータは俺にチョコを手渡す。
ヴィータ「ちゃんと私のチョコ食って、ちゃんと感想伝えろよ!!ギガ上手いはずだからな!」
ヴィータは足早に、去っていく。俺は彼女を見送り、部屋へと入る。バックを置き、彼女達から貰った、チョコを少しずつ食していく。
そして、リンデに入れてもらったコーヒーをもらいながら、チョコを食べている。だが、あまりにも多くもらったからなのか、あまり減っていない様に見える。
刹那「多いな」
ラグナ「それだけ慕われてるってことだろ?」
ダブルオー「それはそうですね。今までのマスターの行動を考えてみれば」
刹那「・・・まあ、たまにはこういうのもいいだろう。」
そうして、俺は、ゆっくりと貰ったチョコレートを着実に少しずつ、チョコを食していった。甘さが控えめのチョコがあったのは幸いだろう。
ゆっくりと時間をかけて、俺は、彼女達から貰ったチョコレートを完食していった
2年間の間話。バレンタイン編 END
ご愛読ありがとうございます。
今後は、本編に力を入れていきます。うまく書けるかは別ですが
最新章で出す、ダブルオーの形態
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ダブルオーライザーまで
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ザンライザーまで