魔法少女リリカルなのは〜半壊の天使に惹かれる少女達   作:エム3

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5話目です!
ようやく原作開始です。基本は映画を主軸にしていくことにします。
温泉回や、日常的なイベントも書いていくつもりですが、基本は映画です。
あと、戦闘描写はどう書けばいいか、わかりません!
頑張って戦闘描写は、気長にみてください


原作開始 無印
天使再臨 邂逅と戦闘


刹那は家族にラグナ、島風を加えてリビングで夕食を食べていた。

今は家族全員で談笑をしている。

 

刹那「島風、料理はどうだ?口にあったか?」

 

島風「はい!とっても美味しいです!マスターさんは料理が上手なんですね!」

 

綾波「当然、です。マスターさんはいつもご飯を作ってくれる、です」

 

島風の褒め言葉に何故か綾波が、胸を張る。

本人曰く「マスターが褒められるのは私も嬉しい、です」らしい。

 

島風「え?もしかして毎日マスターさんが作ってるんですか?」

 

刹那「ああ、まあ楽しいからな」

 

料理は刹那が見つけた趣味の一つでもある。今まではそうでもなかったのだが、カグラに趣味や娯楽のことを聞かれ、色々試してみた結果、料理が好きになってしまったのだ。

 

島風「そうなんですか、でも良ければ私もお手伝いさせてください!

マスターさんのお役に立ちたいんです!」

 

島風は刹那を見つめそう告げる。島風の意思は堅そうだ。

 

刹那「そうだな、今度は手伝ってもらう」

 

刹那がそう告げると島風は微笑み、夕食を食べ進める。

するとラグナが談笑に加わった。

 

ラグナ「しかし、この家族はマスター以外全員女なんだな」

 

刹那「・・・ラグナは男だろう?それにお前も家族だぞ?」

 

ラグナ「嬉しいこと言ってくれるじゃねぇか、まあ、俺はデバイスだからな、カウントしなくていいだろ?」

 

綾波「じゃあ、ラグナさんは中性なんです?」

 

ラグナ「いや、男だよ!?どこをどう考えたら俺が女になる!?」

 

綾波がボケてラグナがツッコむ、これが刹那家の定番なのである。

いつもの光景を見て、刹那は静かに微笑んでいた。

その後は夕食を食べて、刹那は風呂に入り、眠りについていた。

 

刹那「・・・zzz」

 

そして刹那は夢を見ていた。

 

「・・・・・・・?」

 

刹那は見慣れない風景の場所にいた。周りは木が生い茂っていた。

だが、奥には人が歩ける様な道がある。

すると刹那の前を誰かが走り抜けていく。見慣れない服の金髪の男の子だ。男の子は何かを追いかけていた。刹那は少し気になり後をつけていた。

 

刹那「・・・なんだ?あの生物は?」

 

男の子が追いかけていたのは見たこともない生き物だった。ゲームで見た事のあるようなスライムのような生物。額には宝石みたいなものがついていた。

 

「お前は・・・こんなところにいちゃいけない」

 

すると男の子は右手を上げ、生物に向ける。すると右手の前に見慣れたものが顕現した。

 

刹那「魔法術式!?奴も魔法が使えるのか・・・・」

 

そう、顕現したのは魔法術式だった。刹那はエスとの訓練で、術式を使っているのですぐわかった。そして男の子は、言葉を紡ぎ最後にこう言った。

 

「ジュエルシード、封印!!!」

 

刹那「・・・・ジュエルシード?」

 

聴き慣れない言葉に刹那は首を傾げる。だがどうやらあの魔法は封印魔法らしい。魔法を受けた生物は苦しみだす。だがすぐに魔法から脱出し、男の子に向け、攻撃をしその場から逃げてしまった。

男の子は攻撃を受けたのか、体中ボロボロになり倒れてしまった。

 

刹那「おい!だいじょ・・・」

 

刹那は駆け寄ろうとしたが、突然男の子が光りだした。

刹那はあまりの光に目を閉じてしまう。最後に見たのは、男の子がいた場所に現れた動物の姿と、近くにある赤い玉のようなものだった。

 

刹那「・・・・・・・・」

 

そして刹那は目を開けると、自分の部屋の天井であった。

 

刹那「・・・・なんだったんだ、あの夢は?」

 

刹那はあの時の光景は夢だと決め付けていた。だがこれは始まりのきっかけに過ぎなかった。

刹那は着替えをし、ラグナを右手首につけ、エクシアを首につける。

リビングに降りると島風が、朝食を作っていた。

 

島風「おはようございます!マスターさん!」

 

刹那「ああ・・おはよう、すまないな、朝食を作ってもらって」

 

島風「いえいえ!!気にしないでください!!マスターは新聞でも見ててください!」

 

刹那「そうさせてもらう」

 

島風に朝食を任せ、刹那は新聞を手に取る。だが、刹那の意識は新聞には向いていなかった。

 

刹那(・・・ジュエルシードか)

 

刹那の意識は今朝見た夢に向けられている。男の子や生物、気になることはあるが、一番はジュエルシードと呼ばれるものであった。

 

島風「マスターさん!朝食ができました!皆さんを起こしてきますね!」

 

島風はエス達を起こしにいく。数分後、島風が戻ってくる。エスと綾波も眠そうだが起きてきた。そして朝食を食べている。刹那も新聞をテーブルに置き、朝食を食べている。

 

刹那「・・・美味いな」

 

島風の料理を食べ、刹那は一言そう言った。その言葉を聞き、島風は頬を赤らめ、照れながらも笑顔だった。

 

島風「そ、そうですか!?う、嬉しいです////」

 

刹那「ああ」

 

刹那は島風に一言そう言い、朝から気になっていたことを聞いてみることにした。

 

刹那「3人に聞きたいことがある」

 

「「「???」」」

 

刹那「ジュエルシードという言葉を聞いたことはあるか?もしくは物だ」

 

エス「・・・すみません、マスター、私はわかりません」

 

綾波「私も、です」

 

島風「私もわかりません」

 

刹那「・・・・そうか、すまないな」

 

3人とも聞き覚えはないらしい。そうなると他の人も知るはずがない。刹那はそう思った。するとエスが、違う話題を振る。

 

エス「マスター、学校の事ですが、少し早く家を出てみてはどうでしょう?」

 

刹那「・・・・なぜだ?」

 

エス「マスター、いつも一人で登校してますよね?たまには友達と一緒に登校してみてはいかがですか?」

 

そう。刹那はいつも一人で登校している。一人と言っても、エクシア と一緒でもあるが、最近はラグナも一緒である。

 

刹那「・・・なのはと登校しろと?」

 

エス「なのはさんというのですか、たまにはいいのではないですか?」

 

後日分かったのだが、刹那の家となのはの家は意外と近所なのだ。なので一緒に登校するのは簡単なのである。だが刹那には一つ問題がある。

 

刹那「・・・・帝がいる」

 

そう、帝がなのはと登校している。だがなのはは、迷惑しているらしいが。

 

エス「まあ、なのはさんを助けると思えばいいじゃないですか」 

 

刹那「・・・・そうだな、たまにはいいだろう」

 

刹那はそう言い、朝食を食べ終え、なのはの家に向かう。

そして刹那はなのはの家に到着する。インターホンを鳴らし、少し待つ。すると「はーい」という言葉の後扉が開く出てきたのは桃子だった。

 

刹那「おはようございます、桃子さん」

 

桃子「あら!?刹那君じゃない!?怪我は大丈夫なの?」

 

刹那の頭を見て桃子はそう言う。どうやら木刀で殴られた傷のことを聞いているらしい。

 

刹那「問題ありません、幸い軽傷なので」

 

桃子「そう・・よかったわ、あの後、恭弥にはOSHIOKI⭐︎しておいたから安心してね?」

 

・・・!?なんだ!?今のプレッシャーは!?・・・

 

桃子から発せられるプレッシャーに刹那は身体を強張らせていた。

だが桃子はすぐにいつもの雰囲気に戻る。

 

桃子「それで刹那君、今日はどうしたの?」

 

刹那「・・・たまにはなのはと一緒に登校しようと思って、なのははいますか?」

 

桃子「あら♪そうなの?ごめんね?なのはならまだ寝てるのよ・・・・そうだわ♪刹那君、ちょっといいかしら?」

 

刹那「・・・・・?」

 

桃子は刹那を手招きし、刹那を家に上げる。そして桃子は微笑みながら刹那に耳打ちをした。

 

なのはside

 

なのは「・・・・うーん・・・ふあぁぁぁ」

 

私は身体を起こし、小さくあくびをした。窓を見ると、太陽の光が部屋を射していた。

 

なのは「・・・なんか・・変な夢・・・」

 

私は今朝、夢を見たの。男の子が変な生き物を追いかける夢。なんだったんだろう?私はそう思いながら、リビングに降りる。

 

なのは「おはよう・・・」

 

桃子「おはよう、なのは」

 

なのは「おはよう、お母さん・・・・・・あれ?」

 

私はお母さんに挨拶を返す。だけどおかしい。だっていつもならお母さんは朝ご飯の準備をしてるはずなの!でもキッチンから音がする。誰かいるのかな?キッチンの方を見るとお姉ちゃんがいるの。

 

なのは「お母さん、まさかお姉ちゃんに朝ご飯作ってもらってるの?」

 

桃子「ふふふふ♪今日はある子が作ってくれてるの」

 

なのは「ある子?」

 

お母さんと話をしていると、キッチンから話が聞こえるの。

 

美由紀「美味しい!!どうしてこんなに美味しいの!?」

 

「いつも家で料理をしているからだ。それに趣味でもある。」

 

美由紀「料理が趣味なの!?なんて家庭的な子!!」

 

「・・・・・できたぞ」

 

お姉ちゃんが誰かと話してるの。するとお姉ちゃんが料理を運んできたの。スクランブルエッグにタコさんウインナー、お味噌汁にサラダ、一般的な朝食なの。けどお姉ちゃんじゃないなら、誰が作ったの?

 

「桃子さん、料理ができました」

 

するとキッチンから男の子が出てきたの。私はその男の子を見て驚愕したの。

 

なのは「せ、刹那君!?」

 

そう、料理を作っていたのは、刹那君だったの!!

 

 

 

刹那side

 

刹那の姿を見てなのはは目を見開いていた。だが刹那は真顔で表情を変えない

 

刹那「おはよう、なのは」

 

なのは「あ、うん・・おはよう・・じゃなくて!!な、なんで刹那君が家にいるの!?///」

 

顔を赤らめ、なのははそう聞いた。その質問には桃子が返す。

 

桃子「刹那君は、なのはと一緒に学校に行こうと思ってきてくれたのよ?」

 

なのは「・・え?本当?」

 

刹那「ああ、本当だ。その時に桃子さんになのはを驚かせようと言われてな。それがあれだ。それ以外にも俺が料理をしていることを話したら食べてみたいと言われてな。作っていた」

 

なのは「そ、そうなんだ・・ありがとう、刹那君////」

 

刹那「礼を言われることはしていない」

 

顔を赤らめ、お礼を言うなのはに対し、刹那は気にするなと真顔でそう言った。だが、桃子の次の言葉で雰囲気は変わる。

 

桃子「ところでなのは、学校があるんでしょう?着替えてきたらどう?」

 

なのは「・・・え?」

 

なのはは、自分の格好を確認する。パジャマの格好で寝癖がたっている。目の前には刹那がいる。静寂が部屋を包むが、数秒後

 

なのは「にゃああああああ!?」

 

顔を赤らめ、なのはは部屋を出る。ビューン!と音が出るのではないかと思うほどだ。

 

数分後、なのはが部屋に戻ってくる。パジャマから制服になり、髪を整えようとしているが、慌てているため、上手く纏まらない。

 

なのは「髪が纏まらないよぅ、どうしようぅ」

 

涙目でなのはが桃子に聞いている。すると刹那は呆れたような顔をし、桃子に質問する。

 

刹那「桃子さん、くしはありますか?」

 

桃子「え?あるけど・・・あ、そういうことね♪♪」

 

刹那の質問の意味が分かったのか、桃子は笑顔になる。桃子さんはくしを刹那に手渡した。

 

刹那「なのは、こっちに来て、座れ」

 

なのは「え?・・・・う、うん」

 

なのはを手招きし、刹那の前に座らせる。すると刹那はなのはに耳打ちをする。

 

刹那「髪をこっちに向けろ・・少し我慢しろ」

 

なのは「え?ひゃあ!?////」

 

刹那はなのはの髪を整え始める。

 

桃子「あらあら♪上手ねぇ、刹那君、やったことあるの?」

 

美由紀「そうだね、初めてとは思えない手つきだよ?」

 

桃子と美由紀が、刹那に質問をする。どうやら周りが見てもわかるぐらい上手らしい。

 

刹那「・・家族にも似たような奴がいる。いつも俺が整えているからな。・・・・桃子さん、なのはの髪にリボンを結んでくれませんか?」

 

桃子「いいわよ、任せておいて・・・・はい、できたわ」

 

刹那「ありがとうございます・・・・よし、できたぞ」

 

桃子は素早い手つきでなのはの髪を整え終えた。いつものサイドテールだ。

 

刹那「・・・すまないな、女の命と言われてる髪を簡単に触ってしまって」

 

刹那はなのはに謝罪をする。エス曰く、髪は女の命と言われているらしい。それを簡単に触れてしまったのだ。気分を害してしまったと思い、謝罪する。しかし本人のなのはは

 

なのは「う、ううん!?別にいいよ!?・・・むしろ、触って欲しいと言うか・・・・」

 

刹那「何か言ったか?」

 

なのは「な、なんでもないよ!?」

 

その後、朝食を食べ終えたなのはと刹那は一緒に学校に登校していた。

だが、なのはの様子がおかしい。顔を赤らめ、刹那の顔をチラチラと視線を向けるが、刹那が視線を向けるとプイッと視線を逸らす。

 

刹那「・・・なのは?」

 

なのは「にゃ!?ど、どうしたの?刹那君」

 

刹那「顔が赤いが、風邪でもひいたのか?」

 

なのは「う、ううん!?大丈夫だよ!?」

 

刹那「・・・・そうか」

 

なのは本人がそう言っているのなら大丈夫なのだろうとそう思った刹那はこれ以上は聞かなかった。その後二人はバスの中でアリサ、すずかと合流し、学校へ登校し、授業を受けていた。

 

そして放課後、刹那達は公園へ向かっていた。すると湖にかかっている橋とボートが壊れていた。そこには数人の男の人と警察がいた。

 

「ああ、危ないから、入っちゃいけないよ?」

 

アリサ「あ、はい、あの、何かあったんですか?」

 

「ああ、橋とボートが壊れてしまってね?片付けているんだよ、勝手に壊れたような感じでもないし、我々警察も調べてもらってるんだよ」

 

アリサは警察の一人と話している。刹那は風景を見ながら感じていることがあった。

 

刹那(この場所は・・・夢で見た場所と同じか?)

 

そう、今朝見た夢の風景と同じなのである。その時

 

「助けて・・・・・」

 

刹那「・・・・・?」

 

声が聞こえた時、刹那は周辺を見る。すると、なのはが突然走り出してしまった。刹那達はそれを後を追うように走り出す。走っている最中刹那はなのはの行動に疑問を持っていた。

 

刹那(なのはにも・・あの声が聞こえていた?・・対してアリサとすずかには聞こえていない・・・どういうことだ?」

 

そんな事を考えていると、刹那達はなのはに追いつく。するとなのはの手に何かが抱かれていた。よく見ると動物のようだ。

 

刹那「・・・なんだ?その生き物は?」

 

アリサ「傷だらけじゃない!!どうしたのよ!?」

 

すずか「なのはちゃん、その子どうしたの!?」

 

なのは「この子ボロボロのなの!お医者さんに見てもらおう!!」

 

刹那「近くに動物病院がある、急ぐぞ」

 

刹那は内密にエクシアに周辺の動物病院を特定してもらっていた。刹那達は急いで動物病院に向かう。獣医さんに見てもらうと、命に別状はないらしい。

 

すずか「よかったね、あの子無事で」

 

アリサ「そうな、でもなんであのフェレットボロボロだったのかしら?」

 

刹那「・・・・フェレット?」

 

なのは「うん、あの子フェレットって動物なの、でもそうだね、珍しい動物だし、何かに襲われたのかな?」

 

どうやらあまり生息していない動物らしい。そんな話をした後、なのは達と別れ、刹那は帰宅していた。するとラグナとエクシアが刹那に話しかける。

 

ラグナ「マスター、どうやらあの獣野郎には何かあるぜ」

 

刹那「どういう事だ?」

 

エクシア「あのフェレットから微弱ですが、魔力反応があります。魔法で変身しているのだと思いますよ」

 

刹那「そうか、覚えておこう」

 

そんな話をして、帰宅後、夕食を島風と一緒に作り、食事をした後、刹那は部屋でのんびりとしている。その時

 

「助けて・・・・」

 

またこの声だ。頭に響くこの声は一体なんなんだ?刹那は頭を抑えながらそう考える。するとエクシアとラグナから話しかけられた。

 

エクシア「マスター、この声は動物病院からしてますよ?」

 

刹那「動物病院だと?一体誰が・・・・」

 

ラグナ「まあ十中八九あの獣野郎だろうな、そして魔力反応だ、生体反応も近く、動物病院だ」

 

刹那「わかった、向かうぞ」

 

刹那はラグナとエクシアを手に取り、動物病院へ向かう。病院に着いた後刹那は驚愕していた。道路には砕けたような跡があり、病院は見る影もなくなっていた。その時、大きな音が響いた。

音のした方へ向かうと、なんとなのはがフェレットを抱え、ある生物から逃げていた。よく見ると夢で見たものと同じだ。

 

刹那「エクシア、セットアップだ」

 

エクシア「了解です、マスター、SET UP」

 

刹那はエクシアを纏う。いつものエクシアリペアの姿になった。

刹那はGNソードを展開し、戦場を駆ける。

 

刹那「エクシア、目標を駆逐する」

 

 

 

なのはSide

 

なのは「ええ?ええええ!?」

 

私はまたあの声が聞こえてから動物病院に行ったの。そしたら変な生き物があのフェレットを襲っていた。私はフェレットを抱えて生き物から逃げていた。

 

「君!聞こえているかい!?」

 

するとまたあの声がした。でも周りには誰もいない。すると抱えていたフェレットが離れて、首にかけている赤い玉を外した。

 

「こうなったら封印するしかない!でも僕じゃできないから君にやって欲しい!」

 

なのは「フェ、フェレットが喋った!?」

 

そう、声の主はフェレットだった。フェレットから赤い玉を受け取る。

 

「僕の後に続いて、言葉を言って!!」

 

なのは「え?う、うん。わかったの!」

 

だがその直後、あの生物が私たちに攻撃をしてきた。フェレットとの会話に夢中になっていたから避けられない。私はそう思い、目を閉じた。

だけど、痛みは襲ってこない。

 

なのは「・・・・あれ?」

 

不思議に思い目を開けると、私と生き物の間に割って入った人がいた。いや、人ではないのかもしれない。なぜならそこにいたのは、

 

 

 

 

 

天使のような半壊の蒼いロボットだったのだから。

 

 

 

 

 

刹那side

 

刹那「・・・・・・」

 

刹那は無言で化物の攻撃を弾いていた。そして隙を見せた時、奴に蹴りを入れ、距離を離す。

 

なのは「え・・・・ロボット?」

 

「こ・・・・これもデバイスなのか!?」

 

なのはとフェレットは驚いたような声を上げる。刹那はエクシア越しに声をかける。

 

刹那「大丈夫か?」

 

なのは「え!?刹那君!?」

 

刹那「ああ、怪我はしていないか?」

 

なのは「う、うん!!大丈夫なの!!(また助けてもらった//かっこいいなぁ刹那君///)

 

顔を赤らめ、なのははそう答える。どうやら外傷はないらしい。

 

刹那「そうか、少し離れていろ。俺は奴の相手をする」

 

「ま、待ってください!!」

 

フェレットは刹那に話しかける。刹那はフェレットが、人間である事は知っていたが、知らないふりをしてフェレットに話しかける。

 

刹那「・・・フェレットが喋った?」

 

「あれは普通に戦っても倒せません!奴に付いているジュエルシードを封印しないとダメなんです!!!」

 

刹那「・・・・ジュエルシードだと?」

 

刹那は視線をフェレットから、化物へと視線を向ける。奴の体には一つの宝石が付いていた。

 

刹那「あれを封印するのか?だが俺は封印なんてできない、何か策があるのか?」

 

「はい!少しの間でいいです、時間を稼いでくれませんか?」

 

刹那「了解した、封印は任せる」

 

そう言い、刹那は化物へと向かう。化物は触手のような物を伸ばし、刹那を攻撃する。

 

刹那「エクシア、目標を駆逐する」

 

刹那は攻撃を避け、GNソードで斬りかかる。そして距離を取り、ライフルモードへと変形させ、化物を撃ち続けていた。

すると、なのは達がいる方が突然、輝き始めた。そして光が収まると、刹那は目を疑った。なのはの服が私服から学校の制服のようなものに変わっていたのだ。

 

「よし、成功だ!!」

 

フェレットは歓喜の声を上げる。刹那は化物の相手をしながら、なぜなのはが変わったのかずっと考えていた。

 

刹那「なぜ、なのはの服装が変わる?それにあの杖は・・・」

 

そう、なのはの変わった所は服だけではない、手には機械のような杖が握られていた。青と白の杖、先端には赤い玉のような物が付いていた。

 

エクシア「多分私達と同じデバイスじゃないですか?」

 

刹那「・・なるほどな、レイの言っていた戦闘というのはこういうことか」

 

エクシアの言葉に刹那はレイの言っていた事を思い出す。この世界では戦闘があると。どうやらジュエルシードが関連して戦闘が起きるらしい。

 

「あの!ジュエルシードを封印します!」

 

刹那「了解」

 

刹那は刀身をだし、化物を切り裂く。そして化物から離れると桃色の閃光が、やつを包み込んだ。視線を向けるとなのはが撃ち出した物らしい。

 

エクシア「・・・すごい威力ですね、どれだけの魔力量なんですか、なのはさん」

 

刹那「ああ(ヴァーチェのGNバズーカよりは威力は下か・・・)」

 

なのは「リリカル マジカル!ジュエルシードシリアルXXI封印!」

 

なのはがジュエルシードを封印したらしい。それを見て刹那はなのはの近くへと駆け寄った。そしてフェレットに声をかける。

 

刹那「・・これが策か?」

 

「・・・すいません、これしかなかったんです」

 

刹那は少し怒気を含みながら、フェレットに話しかける。なのはを戦闘に参加させた事、刹那はそれに対して少し怒っていた。

フェレットはわかっていたのか、申し訳ないような顔をして謝った。

 

刹那「・・・それはいいが、急いでここを離れるぞ」

 

なのは「え?どうして?」

 

なのはが首を傾げながらそう尋ねる。

 

刹那「なのは、今の騒動を他の奴が聞こえていないと思うか?」

 

そう言うと、パトカーの音が響いできた。どうやら誰かが通報したらしい。

 

なのは「にゃ!?ご、ごめんなさい〜〜!!」

 

そう言い、なのはは飛び去ってしまう。

 

刹那「・・・追いかけるぞ、肩に乗れ」

 

「あ、うん。わかったよ」

 

フェレットを肩に乗せ、刹那はなのはの後を追いかける。追いついたのは公園に着いた時だった。

 

なのは「ご、ごめんね刹那君、急に飛んでっちゃって」

 

刹那「問題ない、さて話してもらうぞ?お前が何者で、ジュエルシードとはなんなのか」

 

「う、うん。話すよ」

 

フェレットの話はこうだ。ジュエルシードは発掘された物、輸送中、ジュエルシードを落としてしまった事などなどだ。

 

刹那「つまりジュエルシードとは、歪んだ形で願いを叶えてしまう危険な物という考えでいいか?」

 

「うん、それでいいよ」

 

刹那「そうか、それでお前はどうする?まさか一人で探すつもりか?」

 

「これは僕の責任でもあるんだ。なら僕がやらないといけないんだ」

 

フェレットからは覚悟が感じられる。だが、一人で探すには効率が悪すぎる。

 

刹那「なのは、今の話を聞いてお前はどうしたい?」

 

なのは「・・・・・え?」

 

刹那「お前にはジュエルシードを封印する力がある。ならばお前には戦いに参加してもらうという事だ。だが一番大事なのは、自分がどうしたいかだ。やりたくないならそれでも構わないんだろう?」

 

「うん、僕が頼んだだけだからね、どうしたいかは彼女に決めて欲しいかな」

 

フェレットの言葉になのはは考える仕草をとる。数分後、なのはは覚悟を決めたような目をしていた。

 

なのは「私も手伝わせて。一人で探すよりも見つかるだろうし、それにほっとけないもん!」

 

刹那「そうか、なら俺も参加させてもらう」

 

「え?」

 

刹那「なのはだけでは心配だからな」

 

なのは「刹那君・・・・///」

 

なのはは顔を赤らめながら、刹那に視線を向ける。

 

「ありがとう、それじゃあ自己紹介をしておくね、僕はユーノ・スクライア、ユーノでいいよ、よろしく」

 

なのは「私は高町なのは、よろしくね!ユーノ君!!」

 

刹那「刹那・F・セイエイだ、よろしく頼む ユーノ」

 

その後、刹那はなのはを家に送った。なのはの家に着いた時、恭弥に謝罪をされ、少し刹那は戸惑ったが、妹のためなのだろうと刹那はあまり気にしないように言った。そして今、刹那は帰宅していた。

 

刹那「エクシア、今の戦闘データを取っていたか?」

 

エクシア「はい、取ってましたが、どうかしましたか?」

 

刹那「いや、自分がエクシアを纏った時の戦闘データを取ることがなかったからな、エスと訓練していた時はエスが評価してくれてたからな、自分で見てみたかったんだ」

 

エクシア「なるほど、了解です。マスターの端末に送っておきますね?」

 

刹那「了解」

 

そして、刹那は家へ向かう。

 

 

 

 

 

 

これから始まるのは出逢いの物語でもあり、3人の女性が刹那に惚れる話でもあり、新たな未来を切り開く話である




ご愛読ありがとうございます。
着々とお気に入りも増えていっていてとても嬉しいです。
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よろしくお願いします

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