転校生   作:帰宅部係長

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 風邪を引いたり、考査の勉強したりで投稿が遅れてしまいました、すいません。ま、まぁ、不定期って書いてあるし…。
 今回は上手く書けた自信無いので、後々編集で直すと思います。




第18話

 

 —保健室—

 

「すいません、怪我しちゃったんで手当お願いします」

「少し待ってね」

「はい」

 

 テニスの授業中、転がってきたボールを踏んでしまった俺は、カッコ悪くコケて左腕を擦りむいてしまった。我ながら本当にどうしようもない…。

 近くにはクラスメイトが数人居たんだが、誰も手を貸してくれなかった…。

 

「ん? おぉ、比企谷じゃないか」

 

 いきなり近くのベッドのカーテンが開いて、中のから少し疲れた様子の雨矢上が出てきた。

 

「雨矢上? 何で保健室にいんだ?」

「ちょっと腹が痛くてな、ベッドで休んでたんだよ」

「腹? 何か悪いもんでも食ったのか?」

「…かもな。まぁ、すぐに良くなるから心配はするな」

「ん…? そうか」

「お前こそどうした、授業始まったばっかりだぞ——って見りゃ分かるけど」

「あぁ、盛大にコケた」

「比企谷くん、こっちに座って」

「あっ、はい。じゃあな雨矢上、お大事にな」

「おう」

 

 雨矢上が腹痛を起こすなんて、想像できなかった。あいつ事だから、病に関しては、人10倍気を付けている筈何だがな……。

 

        ×    ×    ×

 

 —昼休み—

 

 今日は、戸塚とペア組んでテニスができるという幸運のお陰で、俺の機嫌は頗る良かった。

 

「何ニヤニヤしてんだよ…」

「うおっ! 何だよ、雨矢上か。いやな、体育の時間戸塚とペア組んでテニスができてな」

「へぇ…よかったじゃないか」

「あぁ。…あの笑顔、守りたいなぁ…。お前も分かるだろ?」

「まぁ、分からなくも無いが…」

 

 指を顎にあて、考える様に答える。正直コイツがライバルになるのは避けたいのだが、戸塚の可愛さを共有できる相手がコイツ以外にいないんだよなぁ。……あれ? 誰か忘れているような…。

 

「あ、そういえば」

「ん?」

「戸塚からテニス部の勧誘を受けたんだが」

「…入ればいいんじゃねえの?」

「でも俺、奉仕部に所属してるだろ?」

「じゃあ、雪ノ下に許可取ればいいだろ? 何なら職員室にでも行って、平塚先生から直接許可とりゃいい」

「一応、雪ノ下に許可取ってから、平塚先生に許可取りに行くわ」

 

        ×    ×    ×

 

 —放課後—

 

「無理ね」

「いや、無理ってお前さ—」

「無理なものは無理よ」

 

 放課後の教室に響いたのは、厳しい一言だった。

 奉仕部の部長 雪ノ下雪乃は俺が考えた案を、斬鉄剣ばりにバッサリ切り捨てた。

 

「もっとも、あなたを排除する為に部員が一致団結することはあるかもしれないわね」

「けれど、それが彼ら自身の能力向上に向けられることはないわ。ソースは私」

「なるほど……え、ソース?」

「私、帰国子女なの。中学の時に編入したのだけれど、学校中の女子は私を排除しようと躍起になったわ」

「でも、誰一人として私に負けないよう自分を高める人間はいなかったわ」

「……あの低能ども」

 

 やべー…地雷踏んだかもしんない。どうしようか…。

 

「——そうでも無いぞ、雪ノ下」

 

 さっきまで、珍しくラノベを読んでいた雨矢上が、急に本を閉じてこっちに顔を向けずに話し始めた。

 雪ノ下は急に話し掛けられて少し驚いたようだが、すぐに雨矢上をキッと睨む。

 

「雨矢上君、それはどうゆう事かしら?」

「雪ノ下同様、俺も帰国子女で、同じく中学の時に編入した。だが、雪ノ下の言う様な事は起きなかった」

「何が言いたいのかしら?」

「単純に、男女の差なのかも知れないが、こういうのは大体自己紹介の時の第一印象で決まる」

「俺の場合、当たり障りの無い中性的なキャラで挨拶をしている。人畜無害だよって印象を相手に与えれば、基本そういったトラブルを未然に回避できる」

「それはあなたの場合でしょ? 私と貴方は違うしょう? 貴方にそれが出来ても私には——」

「雪ノ下」

 

 雨矢上の声が今まで感じたことの無いほど重くなる。声だけで圧殺できそうだ…。…何お前、美食屋四天王なの? でも、あの人は嘘を嫌うからどちらかと言えば雪ノ下タイプなんだけどな…。

 表情は見えないが、雨矢上は怒っている様だ。正直うちの母ちゃんより怖い。…変に茶化さない方がよさそうだな。

 

「っ…何かしら」

「お前はどんな印象をそいつ等に与えた? 大体予想がつくな、お前はそいつ等を見下すようにそっけない態度で自己紹介したろ? 思春の女の子にとって、いじめの恰好の的になる訳だ」

「あなたに私の何が分かるというのかしら? こっちに顔も向けずにさっきから!」

「おい、雨矢上その辺に…」

 

 雨矢上…何で火に油を注ぐような発言するんだ? 何時ものお前らしく無いぞ…。

 

「お前の事は分からない、お前自身の思いはお前しか分からないからな。でも、俺はお前の様な人間を何度も見てきた」

 

 最後に「見たくもないのに」と聞こえた気がした。

 

「彼等も雪ノ下同様に一人で、自分を曲げ無い強い人間だった…だけど、最終的には潰れてしまった…」

 

「雪ノ下。さっきお前は“学校中の女子"といったが、本当に全部の女子がお前の敵だったのか?」

 

「本当にお前を認めてくれる女子はいなかったのか? お前を尊敬して自分を高めようとしたやつは誰一人いなかったのか?」

「お前は“学校中の女子"と一括に否定して、ちゃんとそいつ等を見ていなかったんじゃないのか?」

 

「お前のそういうところは葉山にそっくりだな。違いは、葉山は、クラスの輪の中にいて、雪ノ下はその輪の外にいるって事だけだ」

「…まぁ、“自分"を騙している分葉山の方が——」

 

 突如として奉仕部の扉が元気よく開けられ、由比ヶ浜と戸塚が入ってきた。

 

「やっはろー! 今日は依頼人を連れてきたよ!」

「こ、こんにちはー」

「…ってあれ? ゆきのんとウッシー何か空気重くない? ヒッキーなんかあったの?」

「…実はだな。カクカクシカジカ」

「えぇーっ!! ウッシー何してんの? 馬鹿じゃなんじゃないの?! 早くゆきのんに謝って! ゆきのん泣きそうじゃん!」

「別に…泣きそうになんかなってないわ…」

 

 話を聞いた由比ヶ浜は案の定怒った、正直俺も言い過ぎだとは思った。少なくとも雨矢上が一方的過ぎた。こういうのは前に、三浦が由比ヶ浜にしていた事と同じだ。

 雪ノ下は、強がってはいるがかなり凹んでいる様に見える。さっきからずっと俯いちゃってるし…。

 

「由比ヶ浜に馬鹿とは言われたくない…」

「なにそれヒドい!」

「雨矢上、言い過ぎたのはお前だろ、ちゃんと謝れ」

「…だな」

 

 雨矢上は反省した様子で返事をし、何故か椅子を持って立ち上がった。

 

「ちょ、ちょっと! ウッシー何するつもり!?」

「あ? 何って別に」

 

 ガタン!

 

「!!」

 

 椅子を持った雨矢上は、俯いている雪ノ下の席の前に来て椅子を“わざとらしく"雑に置いた。雪ノ下はびっくりして俯いていた顔を上げ、目の前に座る雨矢上を見る。

 

「すまん雪ノ下」

「!」

 

 雨矢上は頭を深々と下げて謝罪をした。雪ノ下は頭を下げられるとは思わなかったのか少し戸惑っている。中々新鮮な光景だ。

 

「っ……頭を下げられたぐらいで許すとでも?」

「別に許されなくてもいい」

「…え?」

「俺は、両方悪いのに自分だけは正しい様に言う雪ノ下に少しイラついてしまった…。確かに雪ノ下は強くて正しいかもしれない、けど、そっけない態度で自己紹介されたら誰だって怒るし嫌な気分になるだろ? 雪ノ下はそれを分かってないだろ」

「それは…」

「ウッシー? 謝るんじゃ無いの?」

「うっ…すまん」

「…とにかく一方的に喋ってしまって悪かった」

「ゆきのん。ウッシーもここまで謝ってるんだし許して上げてもいいんじゃない?」

「…そうね、今回は許してあげるわ。でも、次からは許さないわよ」

「あぁ」

 

 救世主由比ヶ浜が来てくれたお陰で部活の雰囲気はだいぶよくなった。何時もアホの子だと思っていたが、こうして役に立ってくれると、あまりバカにできないな…。

 

 

        ×    ×    ×

 

 

「で、何で戸塚がいるんだ?」

「比企谷くんこそ、どうしてここに?」

「いや、俺は部活だけど」

「へぇ! 比企谷くんここに所属してるんだ!」

「半強制だけどな…」

「もしかして雨矢上くんもここに所属してるの?」

「あぁ…比企谷と同じく半強制にな…」

 

 二人して苦虫を噛み潰した様な顔になる。戸塚の前では自分の気持ち悪い表情を見せたく無いが、平塚先生を思い出すと、反射的になってしまうから仕方が無いのだ…。

 

「で、由比ヶ浜が連れてきたわけだが…」

「いや、なんてーの? あたしも奉仕部の一員じゃん?」

「だから、ちょっとは働こうと思ってさ。そしたらさいちゃんが困ってる風だったから連れてきたの」

 

 ふふん。と自慢げに由比ヶ浜はそう言って、鼻を鳴らした。

 

「由比ヶ浜さん」

「ゆきのん、お礼とかそういうの全然いいから、部員として当然のことしたまでだし」

「由比ヶ浜さん。別にあなたは部員ではないのだけれど…」

「違うんだっ!?」

「え? 違うのか? 比企谷」

「確かにあいつ…入部届出してないな」

「入部届をもらってないし顧問の承認もないから、部員ではないわね」

「書くよ! 入部届ぐらい何枚でも! 仲間に入れてよ!」

「必死だな…」

「仲間なのか俺達? 比企谷ならまだしも、雪ノ下とは仲間になれる気が永遠にしないんだが…」

「私も、雨矢上君とは仲良くなれる気がしないわ。仲良くしたく無いもの」

 

 確かに、俺も雨矢上ならまだしも雪ノ下はきつい、主に罵詈雑言が。

 雪ノ下の言葉のレパートリーは無駄に広いから、俺達は毎日違う暴言を喰らっている。……頭のいいやつは皆暴言のレパートリーが広いのかな…? これは雪ノ下だけであってほしいと切実に願う。

 

 

 

「——それで、テニス部を強くして欲しいわけね」

「う、うん」

「強く…してくれるんだよ…ね?」

「…由比ヶ浜さんがどんな説明をしたのか知らないけれど。奉仕部は便利屋ではないわ」

「あなたの手伝いをし、自立を促すだけで、強くなるもならないもあなた次第よ」

「…そう…なんだ…」

 

 残念そうに黙ってしまったな…。だけど、戸塚には悪いが雪ノ下の言う事はもっともだ。奉仕部は便利屋ではない。どこぞの万屋とは違うのだ。

 

「由比ヶ浜さんもあまり無責任な事言いふらさないでほしいわ」

「ん? んんっ?」

「でもさ——」

「ゆきのんとヒッキーとウッシーならなんとかできるでしょ?」

「俺もかよ…まぁいいか…」

「俺も指名されたんだ、逃さないぞ雨矢上」

「マジかぁ…」

 

 『なんとかできるでしょ?』何も考えてない由比ヶ浜があっけらかんと言った一言。これが、類まれな(皮肉)頭脳を持つ雪ノ下雪乃にかかればこう聞こえてしまう——

        

        『できないの?』と

 

「ふぅん。あなたも言うようになったわね、由比ヶ浜」

 

 あー…変なスイッチ入っちゃったよ。

 

「いいでしょう、依頼を受けるわ」

「あなたの技術向上を、助ければいいのよね?」

「は、はい」

「…ぼくがうまくなれば、みんな一緒に頑張ってくれる。と思う」

 

ガタッ

 

 隣で雨矢上が立ち上がる。俺は、某速い兄貴も驚くであろうスピードで、この場を立ち去ろうとする雨矢上の腕を掴んだ…。

 

「…離せ比企谷」

「…逃さないと言っただろ?」

「いや、面倒くさい事が起こるフラグが立ってるじゃん」

「面倒事はゴメンなんだが…」

「俺一人だけ巻き込まれるのは絶対に嫌だからな…」

「顔が怖いぞ比企谷…! 分かった、分かったから離せ」

「逃げるなよ?」

「…分かったよ…」

 

「で、どうやるんだよ」

「そうね。放課後には部活があるから——」

「昼休みに、死ぬまで走って死ぬまで素振りして死ぬまで練習、かしら」

「三回も死んでいるんですけど…」

「…ぼく死んじゃうのかな…」

「大丈夫だ、お前は俺が守るから」

 

「……ムゥ」

「…由比ヶ浜」

「ウッシー?」

「頑張れ…」

「っ! な、なんのことだしっ! ウッシーキモイ!」

「いや、なんで…。酷くね…?」

 

        

        ×    ×    ×

 

 —下駄箱—

 

「雨矢上、今日は家に来れるか?」

「そうだな、久しぶりにご馳走になるか」

「了解。自転車取りに行くついでに小町に連絡するから、先行ってていいぞ」

「おう、悪いな」

 

 その後、雨矢上に追い付いて暫く歩いていると近くの公園で一人の少女を見かけた。

 

「こんな時間に公園で一人か…」

「別にそこまでおかしくはないだろ」

「見た感じ、小学生っぽいぞ?」

「雨矢上お前…」

「おい、その顔やめろ…」

「公園の自販機で飲み物買うついでに少し話掛けてみるわ。少し待っててくれないか? 何なら先に帰ってていいけど」

「少しぐらいなら待っててやるよ」

「んじゃ、行ってくる」

 

 数分ぐらいで雨矢上は戻ってきた。

 思いの外早くて助かった。公園の近くで突っ立ってるってのは、不審者に見られそうで正直怖い。職質とか本当勘弁してほしいからな…。

 

「どうだった?」

「雪ノ下みたいな奴だった」

「マジかよ…」

「あの様子じゃ、多分いじめでも受けてんだろ」

「……そうか」

「世知辛いな、本当に」

「てか、あのまま放って置いて良かったのか?」

「迎えが来るらしいから、まぁ大丈夫だろ」

「そういえばお前、飲み物は?」

「あの子にあげた」

「なんだ、もうそんな仲良くなったのか?」

「なわけ。一言二言ぐらいしか話してねえよ」

「そうか…」

 

 雨矢上が歩き出し、俺はその半歩後ろについて行く。正直あの子事は気になるのだが…。まぁ、関係ない人間だしどうでもいいか…。他人の俺が変に突っかかる義理なんて無いしな…。

 

        ×    ×    ×

 

 —比企谷家—

 

「善兄さん、料理の味はどーですか?」

「うん、とても美味しいよ。小町ちゃんの料理の腕は中学生のレベルを軽く越えているな」

「えへへ…」

「お前、小町褒め過ぎじゃないか?」

「そうか? 本当の事しか言ってないつもりだが」

「善兄さんはポイント稼ぐの上手だなぁ…、うちの兄にも少しは見習ってほしいもんですなー」

「ちっ…」

「比企谷、舌打ちは良くないぞ…」

 

 小町ちゃんの料理の腕は、お世辞抜きで言ってもかなり上手い。何なら、毎日料理を作ってもらいたいぐらいだ。

 まぁ、色々問題があり過ぎて実現はしないだろうがな。

 

「…善兄さん、自炊大変じゃないですか? 何なら小町毎日料理作ってあげましょうか?」

「小町さん? 俺の飯は?」

「もちろん、お兄ちゃんも一緒にだよ」

「…ねぇ、善兄さん」

「ん?」

「善兄さんって、確か一人暮らしでしたよね?」

「そうだけど?」

「よかったら、うちで暮らしません?」

「……は?」

「うちに空き部屋なんてねえぞ…」

「何なら小町の部屋でm」

「待て小町ちゃん。それは駄目だ、色々アウト過ぎる」

「小町は別に構いませんよ? 何ならウェルカムです!」

「ウェルカムって…お前なぁ…」

「あまり人様の家に迷惑かけたくないから、気持ちだけ受け取っておくよ。それに自炊も案外楽しかったりするしな」

「……善兄さんって意外と鈍いですよねー」

「そうか? 自分で言うのもなんだが、俺ほど鋭い奴いないと思うけどなぁ…」

 

 難聴系主人公のスキルは、俺には無縁のはずだからな。そもそも、俺主人公じゃねえし。てか、難聴系って何だよ。

 

「ご馳走さま小町ちゃん」

「はい! お粗末さまです!」

「ん、そろそろ帰るか?」

「あぁ」

「今回は俺が見送ってやるよ」

 

 リビングから出て玄関に向かう。…ここなら小町ちゃんに話し声はあまり聞こえない筈だ。

 

「そうだ比企谷、帰る前に一つ警告して置く」

「何だよ、ヤブからスティックに」

「あまり雪ノ下に強い憧れを抱くなよ、もちろん俺にもだ」

「…どういう事だ?」

「まぁ、少し考えてみろ」

「じゃあな」

「お、おう…じゃあな」

 

 …さっきの話、小町ちゃんに聞こえていなければいいが…。

 強い憧れを持つのは非常に危険だ。人間は他人に対して、勝手に憧れて理想を押し付け、最終的に勝手に失望する事がある。

 例えば、強く憧れたその人に少しでも近づこうとして努力してきた人間がいるとしよう、でも、憧れの人が実は最低の人間だったと知ればどうなる? 自分のしてきた努力・時間全てが本人に否定されてしまう。大抵の人間はこの時点で、憧れが崩壊して精神が崩れかける。

 

 だから俺は、誰にも憧れを持たない。憧れは危険だから。

 比企谷はちゃんと分かってくれるのだろうか? 心配だなぁ…。まぁ、あくまで強い憧れの話だけど。

 

 




 新型コロナウイルスもありますし皆さん風邪には気を付けてください。主は学校以外基本外出しないのですが、風邪を引きました。……一番の敵は家族です。

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