ピピピピピと音が鳴っている時計を止めて俺は布団から起きる事にした。
「もう朝か・・・・・けど着替えて飯の準備しなきゃな」
着替えた後は1階に降りてから朝ご飯の準備をしようとしたらご飯が出来上がってなかった。
「しまった!寝る前にスイッチ入れるのを忘れちまってたか」
仕方ないので俺は食パンを袋から2枚取り出してオーブンで焼いている間にサラダを作る事に決めたので冷蔵庫からレタスとトマトときゅうりを出して良く水で洗ってから包丁で切ってお皿に盛り付けた。ドレッシングが無かったのでポン酢を使い味噌汁は豆腐とワカメにしたけど豆腐は味が早いから気を付けなければならないが何だかんだしているとオーブンの中のパンが焼けたのでオーブンから出してお皿に置いたらマーガリンを縫って食べ始めた。朝ごはんを食べ終わって15分ぐらい経ってからトイレに行ってそれからカバンの中の荷物の確認と家の戸締まりをしてから玄関を出てカギを使って玄関のドアを閉めて閉まっているかの確認した後は自転車に乗って学校に向かった。
「今日から学校の先生か・・・数年前までは学生だったのにな」
俺の名前は倉崎奈央(くらさき・なお)歳は25で前までは違う所に住んでいたけど引っ越して来て今年から俺の家の近くにある学校で羽丘女子学園って所で今日から音楽の授業を担当する教師をやる事になった。まだまだ俺が教える事は無いだろうと思ってたら前いた音楽の先生が家の都合により辞めてしまったそうで今回から俺が音楽の授業で教える事に決まったみたいだが俺は学校の音楽の先生と言っても見習いみたいな者なので結構不安だったりする。だけど生徒から見たら関係ない事なんで割りきらなければならないけど、ちゃんと出来るんだろうか?しかも俺は入学式のような入学で入った訳では無く学生で言う転校生みたいに途中からこの学校に来たので余計にちゃんと人に教えられるのか?その事を考えさせられていたが何だかんだしていると学校に着いた。
「さってぇぇと!ここが羽丘女子学園か・・・・・」
「そこの貴方」
「うん?」
「ここは女子校ですよ?貴方のような男の人が何故この学校にいるのですか?」
「俺は今日からこの学校の音楽の授業を担当する見習い教師の倉崎奈央(くらさき・なお)だ。君の名前は?」
「失礼しました。私は氷川紗夜って言います」
「氷川紗夜だな・・・・・先生と言っても見習いだけどこれからよろしくな!氷川」
「よろしくお願いします。先生」
「早速で悪いんだが職員室まで案内してくれないか?」
「わかりました」
俺は氷川紗夜と名乗った生徒に職員室を案内して貰って歩いていると職員室が見えたので氷川にお礼を言った後に職員室に着いたので中に入ると先生達が沢山いました。
「遅れてすいませんでした!」
「いやいや!遅れてないから大丈夫ですよ」
「それなら良かった」
「それでは自己紹介をお願いします」
「はい!倉崎奈央って言います。よろしくお願いします」
「皆さんには前もって伝えてありましたが今日から倉崎先生が音楽の授業を担当する事になりました。倉崎先生はわからない事があったら皆さんにドンドン遠慮せずに聞いてくださいね。他の人達も倉崎先生に色々と教えてあげるようにお願いします」
「あの!質問しても良いですか?」
「何ですか?」
「どうして俺がこの学校に呼ばれたんですか?」
「それは君が音楽で凄い結果を出したからです」
「やはり知ってるんですね」
「知っていますよ?ここにいる先生達全員ね」
「なるほど」
「他に何か質問ありますか?」
「いつから音楽の授業が始まるんですか?」
「明後日からになりますね」
「わかりました」
「今日と明日の時間を使って倉崎先生に学校の案内をしてそれが終わったら音楽の授業の準備とか色々として貰います」
「わかりました」
「他には質問ありますか?」
「特に無いです」
「それじゃあコレで解散にしましょう!今いる担当する授業の先生は各自で準備してから授業を始めてください」
「「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」」
そして放課後になって今いる先生が俺に学校の案内をしてくれて今日は帰る事にした。それから数日が過ぎて担当していた音楽の授業をやったりした訳だが最初は何を教えるかで迷っていた。数日も経てば少しは慣れてきたけどまだまだ頑張らなければならないなって思っていてそんな気持ちを忘れたくて俺は出掛けていて家に帰ろうと思っていたがこのまま家に帰るのはつまらないと思ってそのまま家に帰らないで寄り道をする事にした。
「CiRCLE?ふーん・・・・・行ってみるか」
お店の中に入るとスタッフの人が俺に気付いて近づいてきた。
「いらっしゃいませ!」
「へぇ・・・・・初めて来た場所だけど結構な数の人が集まってんだな」
「・・・・・って!もしかして貴方は倉崎奈央さんじゃ!」
「俺の事を知ってるんですか?」
「はい!世界ナンバー1ピアニストとして注目されていますから知ってます」
「そっか」
「あの!出来たらサインください」
「サイン?良いけどちょっと待ってくれ・・・・・はいよ」
「ありがとうございます」
「誰かがライブでもしているのか?」
「これからPoppin'PartyとRoseliaとAfterglowとPastel*Palettesとハロー、ハッピーワールド!がライブするんです!それで今からPoppin'Party主催ライブが始まるんです」
「じゃあ今の世代のバンドの実力を見させてもらうとしますかね」
俺はスタッフさんと話が終わったので歩いていると今からライブが始まるのか話をしていた。ちなみにお金は払いましたよ?大丈夫だ!問題ない
「今日は初!主催ライブに来てくれてありがとうございます。楽しんで行ってください。それじゃあ・・・最初から全力で行きます。聴いてください・・・・Returns」
曲が始まって聴いて俺はある事を考えていた。
(このバンドの5人のメンバーの中では青いギターの子が1番上手いな)
そう思って見ていると2番目に出てきたのがハロー、ハッピーワールド!で3番目に出てきたのがPastel*Palettesで4番目に出てきたのがAfterglowで5番目に出てきたのがRoseliaだった。
「コレが今の・・・若い世代の実力か」
そう思いながらも俺は最後まで主催ライブを見ててお客さんが1人また1人と少しずつ帰って行ったのを確認して最後に残ったお客さんが俺だけになったので俺も帰ろうとしていたけど挨拶ぐらいしようと思って5つのバンドの子達に話しかける事にした。
「皆お疲れ様」
「えっと」
「誰ですか?」
「俺の名前は倉崎奈央で羽丘女子学園の音楽の授業を担当する事になった25歳の見習い教師だ。羽丘女子学園の子達は覚えてくれると嬉しいな」
「倉崎奈央・・・もしかして世界ナンバー1ピアニストの!」
「へぇ・・・・・君達みたいな若い世代が俺の事を知ってるとは思わなかったな」
「私は・・・知ってます」
「君は誰だい?」
「Roseliaでキーボードを担当している白金燐子って言います」
「白金燐子・・・確か俺が高校生の時にピアノで君は小学生の時に良く1位を貰っていたな」
「私は倉崎さんみたいな世界1のピアニストになりたくて今まで目標に頑張っていましたので」
「そう言われるとは思わなんだ。しかし俺は誰かの目標にされるほど自分自身が凄いとか思ってないよ」
「そうなんですか?」
「1人1人の実力がまったく違うからだ。スポーツにしても勉強にしてもな」
「どういう事ですか?」
「例えばAさんはスポーツは得意だけど勉強が苦手ってタイプでBさんは勉強は得意だけどスポーツは苦手って感じでそれぞれが違うのだから仕方ないんだよ」
「なるほど」
「俺の知り合いが君達のライブを見に行った事があるらしくてな?その時の様子を俺は動画として俺から見て思った話だがPoppin'Partyは全体で見るとまだまだ甘い所があるけど5人の中では青いギターの君が1番上手かった。2番目はドラムの子だったな」
「ありがとうございます」
「そうでしたか」
「ハロー、ハッピーワールド!は今ある5つのバンドの中で1番お客さんを楽しませていたって感じがあった。けど全体の実力としては、まあまあだけど今後に期待だな」
「儚い」
「Pastel*Palettesはデビューの時を後で知り合いに見せて貰った事あったんだがまさかのガッカリだった」
「うっ!」
「けど今のライブではしっかりと歌えてはいたけど今あるバンドの中では厳しい言い方すれば1番下手だった。まずは基本をしっかり練習して慣れてきたら他の事も練習した方が良いな」
「はい!」
「Afterglowは全体的に見れば5つのバンドの中で2番目に上手かった。全員での練習も大事だが各自で自分のペースで個人練習しといた方が良いかも知れないな」
「はい!」
「Roseliaは全体的に見れば5つのバンドの中では1番上手かったんだが・・・勿体無いな」
「何か不満な事でも?」
「実力としてはプロ1歩手前だろうが久しぶりに空っぽの曲を聞かされたよ」
「空っぽ?」
「ハロハピみたいに音楽を楽しんでるように見えないんだ。ただ今ある曲を機械的にやって見せてるだけ」
「そうなんですか?」
「ボーカルは上手いだけの人だった。まるで目的の為なら後の事は別に構わないし音楽の他は必要ありませんって言う感じに聞こえた。白金はもう少し自信を持って頑張りましょうって所でベースのギャルは周りに置いて行かれそうになりかけてるから注意しな!ボーカルは皆を置いて行くように歌うんじゃなくて皆と合わせるように歌わないと誰も付いて来れなくなるぞ?ドラムの子は白金の次に上手かった。だけど・・・」
「だけど?」
「氷川・・・お前は何を焦ってるんだ?」
「っ!?」
「もう1度だけ聞くぞ?お前は何を焦ってるんだ?」
「それは・・・」
「なるほどな・・・負けたくないヤツが近くにいて自分が今やってる音楽で追い抜かれそうだから気にしてるのか」
「何でわかったんですか?」
「お前の顔と目を見ていたらわかったんだ。」
「そうですか」
「お前はお前なりに努力して練習してるんだろうが無理は絶対するなよ?今日の所は疲れただろうから各自で気を付けて帰るようにな」
「「「「「はい」」」」」
「あの!」
「質問あるんなら手を上げな」
「はい!」
「ポピパの青いギターの子か!なんだ?」
「さっき先生は私達に色々と言いましたが先生も何かバンドをしているんですか?」
「しているよ」
「何て名前ですか?」
「バンド名はunion(ユニオン)って名前で俺達が中学1年生の時に始めたんだ」
「今もバンドしてるんですか?」
「していたけど昔みたいに時間が無いからなかなか集まらないけどね」
「そうなんですか!」
「活動休止で今の俺は学校の先生だが学校の先生になる前は海外で何年か過ごしていたんだ」
「凄いわね!」
「だけど俺達のバンドは中学3年の時に特別でFUTURE WORLD FESに出場して優勝した。」
「っ!?」
「中学校を卒業する前にスカウトの話が実際あって親とバンドのメンバー全員で話をした後に後日だけど俺達はスカウトを受けてプロ入りが決まって高校入学する前にデビューしてそれから時間が過ぎて今度は俺達の高校の卒業が近付いてきたんだけど・・・」
「何かあったんですか?」
「白金は俺がピアニストって事は知ってるんだよな?」
「はい」
「俺は小学生の時からピアノをしているけど高校の卒業が近づいてきた時に海外から来ていた人で俺のピアノを何回か見に来た事あったらしいんだ。その人が俺に海外でピアノをやりませんか?って話を実際にされたんだけど流石に突然だったから決められなかった俺は親とバンドのメンバーと話し合いをして高校を卒業した後に俺達のバンドは俺が海外に行ったからバンドは活動休止で残りの4人は個人練習をしながら連絡しては集まって話をしているようだ」
「先生達のバンドのライブ見たいね」
「そうね」
「そうしたいのは山々なんだが大人になるとな?学生の時と違って時間が少なくなっていくんだ。」
「時間が少なくなる?」
「学生みたいに春休みと夏休みとゴールデンウィークと冬休みとかだ。こういった長い休みが無くなるんから学生の内だったらまだ良かったんだが働いたり歳を取れば取るほど時間が無くなるんだ」
「そんなもんですか?」
「そんなもんだ。1年と2年は来年と再来年あるからな?まあ良いだろうさ?でも3年生は大学受験とか就職とかで考えたりしなきゃならないからね。」
「そうですね」
「この中に3年生が何人いるかは知らないが3年生だってヤツは将来自分は何がしたいか?何をやりたいか?そういった目標とかあると良いかも知れないな」
「先生のライブいつやるんですか?」
「メンバー4人に連絡してないからまだ知らないな」
「ぜひ見てみたいです」
「私達も!」
「じゃあ決まったら教えてやるよ」
「楽しみだね」
「俺はもう帰るけど羽丘の子達は学校でまた会おうな」
「はい」
「俺のライブが決定したら教えてやるよ」
そう言って俺は家に向かって帰る事にした。家に着いてからメンバー4人に連絡してみると4人とも全員が大丈夫だと言ったので会う事が決定して数日後にメンバーと会った後に練習をした。ちなみに俺は学校で会った白金にライブが決まったから他のメンバーに伝えとくように言っておいてそれから2日後・・・・・
「今日は俺達unionのライブに来てくれてありがとう!俺達の事を知ってる人達も知らない人達も楽しんで貰えたら嬉しいなって思いますがまずはメンバーを紹介します。まず1人目はギターの雪姫」
「こんにちは」
「ベースの優華理」
「こんにちは」
「ドラムの莉音」
「こんにちは」
「キーボードの奈々子」
「そしてボーカルの俺で奈央!女性4人と男性1人のバンドだけど今いる人達を全力で楽しませます!1曲目のタイトル名は・・・・・フルドライブ」
先生のバンドの曲が始まると圧倒的な実力に私は何も言えなかった。
「凄い」
「先生達のバンドを見てみると私達まだまだね」
「そうですね」
「これからもっと頑張らないと」
「先生達みたいにキラキラしてみたい」
「ブシドーです」
1曲目のフルドライブやった後は2曲目にSacred Forceと3曲目にDestiny’s Preludeと4曲目にロストワンの号哭と5曲目にシャルルをやって見せた。歌う曲が終わって全員がステージから完全に降りた時だった。
「「「「「「アンコール」」」」」」
「アンコールか・・・・・何年ぶりかは知らねぇが嬉しいな」
「でも出来れば応えてあげたいね」
「けどやる曲あるの?」
「それよね」
「うーん」
「だったらさ!シュガーソングとビターステップやらねぇ?」
「アレか」
「まあ私達4人とも知ってるけど・・・」
「出来るか出来ないかで言えば出来るね」
「じゃあやってみる?」
「そうしよう!」
「決まりね」
「よし!行くぞ」
少し迷ったけどアンコールに応える為またステージに戻る事にした。
「アンコールありがとうございます。それじゃあ次がラストの曲になります。タイトル名は・・・・・シュガーソングとビターステップ」
俺達のバンドのライブが終わって帰りは5人で俺の1人暮らしの家に連れて行って休む事にした。
「楽しかったね」
「数年ぶりのライブだったから疲れちゃったね」
「奈央が海外に行った後はライブしてなかったからね」
「連絡して会ってその後に練習だったら何回かしてたけどね」
「飲み物とお菓子を持って来たから良かったらどうぞ」
「ありがとう」
「お酒は無いの?」
「酒は無いな」
「残念」
「また俺の家に来てくれた時には用意しとくよ」
「ありがとう!奈央」
「気が利くね!リーダー」
「じゃあまた来ないと」
「迷惑にならないようにね」
「今日どうする?皆は泊まってく?」
「もちろん」
「私達」
「4人」
「一緒に」
「「「「泊まらせて貰うから」」」」
夕飯を食べてお風呂に入った後それからは5人で一緒に日付が変わるまで話をしていた。
「それじゃあ寝ようか」
「そうしましょう」
「また一緒にいられるし」
「話したい事はまた次の時に話せば良いからね」
「それじゃあ寝るぞ?おやすみなさい」
「おやすみなさーい」
数年ぶりのライブだったがまたやりたいなって思いながら寝る事にした。
最近体調が良くないので皆さんも気を付けてくださいね