早速突撃──と行きたい所ですが、その前に鞘を捨てておきましょう。これが最終決戦なのでもう御刀を収める事はありませんし、抜刀術も使えないのでデッドウェイトにしかならない鞘は必要ねぇんだよ!
只でさえ重い赤羽刀を三振りも所持してるせいで重量超過しかかっていますから、とっとと捨てておくに限ります。
融合体ですが、戦闘能力としては取って付けた様なほっそい6本の腕に保持された巨大な刀と、口から発射される着発タイプの火球、そして全身から電撃を放射する範囲攻撃を持ちます。
お前マジシャンみてぇだな(風評被害)
何れも攻撃範囲が広い上に火力が高く生半可な装備や育成だと瞬く間に蹴散らされてしまう、正に高難易度ボスに相応しいスペックを保有しています。
特に電撃放射は極悪で、自身は空中でとぐろを巻いているくせに融合体より下方ほぼ全てが射程内と言う回避盾泣かせな攻撃範囲で此方を苦しめます。
では剣術や火球が楽なのかと言えばそんな事は全くなく、どちらも予備動作無しで使用してくる上にコンボに組み込んできたりする鬼畜さを持つので、真にやり込んだ者にのみ攻略が許される裏ボス、と言うのが
が、しかし一見非の打ち所も無いこのボスにも1つだけ弱点があります。
なんと戦闘開始直後は電撃放射しか使用せず、しかも分かりやすい予備動作で隙を晒してくれるオマケまで付いてきます。
なのでこの間に上を取るのが攻略の定石とされていますが、私もこの戦法に倣い戦闘が始まり次第足場を使ってひたすら上を目指します。
「──上! 取ったぁ!」
「我を見下すか……!」
ミスも無く融合体の頭上まで一気に駆け上がれたので、軸を合わせて──
ジャベリンはぁ! こう使う!
いやまあ全然ジャベリンでは無いのですが、隙を見つけたので赤羽刀を投擲します。赤羽刀は左右への誘導は壊滅的ですが上下はそこそこ優秀な軌道で飛んで行ってくれますので、軸さえ合えば後は適当に投げても当たります。
「■■■──────!」
第1投は無事頭部に命中しましたね。しかも眉間のど真ん中とはおっp、おっぱげた……。
耳障りな悲鳴を上げながら
ここで大切なポイントは、融合体の体表でおっぴろげてる目玉を片っ端から潰していく事です。
どうやらこの目玉は放電器官を兼ねているらしく全て破壊すると電撃放射の威力が下がるので、取り零しが無い様丁寧丁寧丁寧に潰しておきましょう。
「我にィ……近寄るなァ!」
「おおっと……」
暴れんなよ……暴れんなよ……(懇願)
1回で全て破壊するのは間に合いませんでしたか……。
潰せた目玉は凡そ半分です。が、しかしこちらの手元には後2本も赤羽刀が残っていますので倒しきるには十分でしょう。
なのでこのまま攻撃を続行します。ここで退いて相手に主導権を渡したら大幅なロスに繋がりますからね。
では第2投、振りかぶって──
そぉい!
よしよし、ちゃんと胴体に当たりましたね。流石にこれを外したら話になりませんから、一安心です。
再度融合体がスタンしたので、このまま一気に畳み掛けましょう。計算通りなら今回の攻勢でHPを削りきる事も可能な筈!
大荒魂、お覚悟を──
「──ダメ! 百重奈ちゃん!」
ファッ!?
いきなり可奈美ちゃんが組み付いて来て──流行らせコラ!
「いや! 絶対に逝かせない! 百重奈ちゃんに殺らせる位なら私がやる!」
何か勘違いしてますよこの子!
別に死ぬつもりはありませんし夜見ちゃんもちゃんと救出しますから!
って言うか力強っ。全然引き剥がせないじゃないですか!
ちょっと姫和ちゃんもそこで見てないで助けて!
「いや、その、すまん。可奈美を焚き付けたのは私だ」
お前味方じゃないのかよぉ! (驚愕)
あーもう、流行らせコラ(琉球剣風録)……流行らせコラ!(みにとじ)ムーミン野郎お前放せコラ!(人違い)
いやマジでスタン切れちゃうから離して下さいよ!
「──寂滅せよ」
ほらー!
スタン時間終わっちゃったし、アイツの事無視するから怒って放電してるじゃないですかぁ!
ね、だから1回離そう?まだ間に合うから──
「──邪魔」
「なんと──!」
さ、沙耶香ちゃん!?
確かに時間経過によって、仲間にしたキャラ達が救援に来てくれる仕様にはなってますけど、いくらなんでも早すぎるんとちゃう?
て言うかこの子、雷を斬っちゃいましたよ……。いくら覚醒してるからってどんなレベルになってるんですかねこの子は。
可奈美ちゃんじゃあるまいし、(キャラとルートが)違うだろぉ!?
「百重奈」
「は、はい……」
「──後で怒るから」
なんで?
何も悪い事してないじゃーん!
と言うより、沙耶香ちゃんが此処に来てるって事は──
「お待たせ、可奈美ちゃん!」
「Oh,アレがタギツヒメ……デスか薫?」
「いや、どう見たって違うだろエレン。オレでも分かるぞ」
「十条さん、遅くなりました!」
他の人達も来たみたいですね。今回は岩倉さん以外はデフォルトのメンバーですのでこれで全員でしょう。
ここのボイススキップ出来ないからこれ以上来られても困りますし……
「夜見……今僕が助けるからな」
「あら、それを言うなら『僕達』でしょう、真希さん?」
「ふぅん。アレが大荒魂? 1番強いって言うし、楽しめると良いなぁ」
は?
冗談はよしてくれ(タメ口)
既に過剰戦力なのに親衛隊まで駆け付けるとか、お前のチャートガバガバじゃねーかよ。
今走ってるのは本当に漫画版か?
実はとじともルート走ってたりしないか?
これもう何もわかんねぇな(CPU使用率100%)
「皆の力を合わせれば夜見ちゃんだって助けられる! 百重奈ちゃんが1人で死ぬ覚悟をする必要なんて無い!」
「……うん!」
そうだよ(全面的に肯定)
だから最初から死ぬ気は無いって言ってるダルルォ!
可奈美ちゃんが滅茶苦茶やる気を出しているようですし、もう何から何までしっちゃかめっちゃかですが最後までやり遂げるしかありません。
取り敢えず可奈美ちゃん達に頭部への集中攻撃を指示して、その間にホモちゃんにはトドメの準備をしてもらいます。
先に赤羽刀をパージします。事ここに至ってはこれに頼る必要はありません。
「……また、
今回は先程捨てた鞘を拾い直して、抜刀術の一撃で止めを刺します。やっぱり頼れるのは君だけなんやな…って(全幅の信頼)
いくら融合体でも数の暴力の前では無力なので、地上に墜ちてきた所を思う存分痛め付けてやりましょう。
「■■■──────!!」
「よっしゃ、行ったぞ白黒女!」
お、今回決めてくれたのは薫ちゃんですか。まあ彼女の一撃はほぼ全てスタン値高めなので妥当でしょう。
それにしてもホモちゃんの美貌を見ても白黒女呼ばわりする辺り、薫ちゃんはノンケですね、間違いない(悪意のある決め付け)
冗談はここまでにして──融合体にはここで往生してもらいます。
ここでタイマーストップ