※今回やや過激な描写があるのでご注意下さい
大胆な犯罪行為でゴリ押すRTA、はぁじまるよー!
前回は姫和ちゃんと接触し、説得を試みた所で終わったので、そのまま続きをやっていきたいと思います。
現在5月の中旬頃となっていますが、前回の最後で言った通りひたすら鍛練と荒魂討伐を繰り返した結果、遂に東京都まで出張出来るようになりました。お陰で美濃関内では「全国飛び回ってたまに中等部に現れるへんなの」扱いされていますがガン無視して刀剣類管理局の犬になりましょう。
加えて一緒に稽古をしている可奈美ちゃん、毎週水曜日にバイク談義で駄弁っている暁ちゃん以外とは殆ど接触が無いので、舞衣ちゃんからの好感度はズタボロだと思いますがそれはもう仕方ない事と諦めます。
そんな訳で今週も東京にやって来た訳ですが、任務の合間に原宿に行って物資調達をします。
「ロングコート、か。似合うかなぁ」
衣類店に行けば、ありきたりなロングコート(フード付き)が売っているので購入しましょう。
これを装備する事で所謂「フードの刀使」状態になれます。防御力には何の変化もありませんが一定の隠蔽効果が付与され、面識のある者が至近距離まで接近しない限り正体を看破されなくなります。
(風景と)合体してるから(犯罪を行っても)安心!と言う訳ですね。
続いては刀剣商「青砥館」に足を運びましょう。
美濃関学院の刀匠専科等ショップ的な役割をする場所はそれなりにありますが、やはり青砥館の品揃えに勝る物はありません。
視聴者諸兄もRTAを走るに当たって拵えを変えたい、と思った時は先ずここに行ってみる事をオススメします。
まぁ買い物はしないんですが。
先程のロングコートと、チョコミント菓子の買いすぎで財布の中が素寒貧になってしまったので、無駄遣いしてる余裕は無いです。
では何をしに来たのかと言えば、盗み聞きです。今回もスルガに対して殴り込みをかける訳ですが、捜索イベントを発生させるには「南无薬師瑠璃光如来景光が行方不明になっている」と言う会話を聞かなければいけません。
これを満たさない限りどれだけ捜索してもスルガに辿り着く事は出来ないので、不審者扱いされようが厄介客だと思われようが何時間でも粘ります。
(刀使饅頭張り込み中……)
……よし、イベントが始まりましたね。
2時間近く待ってようやくとは、お前……中々焦らすじゃねぇか。
イベントを聞き終わってしまえばもう用はありません。さっさと移動してしまいましょう。
スルガが潜んでいる鎌府の施設は大まかには決まっているようですが、具体的な場所は毎回ランダムになっています。仲間を用いた人海戦術が使えない場合はしらみ潰しに探していく事になるので、戦闘も合わせて大変時間がかかります。
11.4倍速しても相当に時間が余るので
何故リディア・ニューフィールドを
彼女は新型のS装備を開発したDARPAの研究者ですが、その実態は『琉球剣風録』における黒幕です。新型ストームアーマーには珠鋼が密かに搭載されており、着装者に圧倒的な力を与える代わりに精神が汚染されると言う致命的な欠点があります。
加えて刀使としての力を失った人間でも迅移や写シを使えるようになる、と言う奇妙な能力もあり、彼女はこれを用いて折神紫への反抗を企てていました。
しかし、舞草と親衛隊の活躍によって決起は失敗。自らもS装備を使用した事によって精神に異常をきたし、現在は都内の精神病院に収容されています。
と言う訳で、彼女の折神家への敵愾心は相当な物です。
紫様とは1つ下の世代の刀使だったらしいので、恐らく嫉妬から来る物だと思われます。今回はこれを利用して彼女にほよ専用のS装備を作ってもらいます。
「三角形になって、3人で復讐しねえか?」とでも言えば割とアッサリと協力してもらえますが、万が一と言う言葉もありますので命の手綱を握ってやると良いでしょう。
なので三角形になるためにスルガを先に落としに来た、と言うのがここまでの経緯です。
「終わりだね」
「馬鹿な……吾レが、吾レが負ける……?」
さて、そうこうしている内にスルガを撃破しました。技量全振りに勝てる訳無いだろ!
この程度の相手に苦戦していたら可奈美ちゃんには勝てないって、はっきり分かんだね。
取り敢えず良い感じに床に這いつくばっているので、適当に縛り上げて吊るしておきます。
それでは早速──
「おい、待て。何をする!止め──」
──今回調教する荒魂は、スルガっ。
何とも表現し難いマスクと、均整の取れた体(嫉妬)
この年齢不詳の人っぽい荒魂は、私の交渉術に耐える事が出来るでしょうか。
それでは、ご覧下さい。
■■■
何と情けない事だろうか。
鎌府の者共に身体を弄くり回され、打ち捨てられ、挙げ句の果てに縛られて宙吊りとは、情けないにも程がある。
それもこれも、眼下で赤羽刀の山にはしゃいでいる女のせいだ。
「赤羽刀がひぃ、ふぅ、みぃ……鎌府もすんごい事をするなぁ」
今日の今日まで、折神紫への復讐心だけを礎に生きてきたと言うのに、このフードの刀使によって吾レの怒りはアッサリと打ち砕かれてしまった。
「なんだったのだ、吾レの戦いは」
「ん?」
悔しさよりも、悲しさよりも先に、空虚が襲いかかってくる。何も成せず、何も残せず、一体吾レの戦いに何の意味があったのか。
なまじ人の形を取っているが故に、鎖から抜け出す事も抵抗する事すら出来ない。
完全に、詰んでいた。
かくなる上は──
「──ッ!」
「あぁーっ!待った、待った!」
舌を噛みきって自害する。
もはやそれしか吾レに道は残されていないだろう。
最も、人では無いから死ぬ事も出来ないが。しかし人としての形を失えば、吾レの身体を構成するノロは
女が大慌てで駆け寄って来るが、もう遅い。
人としての死を迎えれば、まだ再起出来る。まだ戦える。まだ──
「だから、駄目だって!」
「ムグゥッ!」
口の中に指を突っ込まれ、無理矢理抉じ開けられる。指ごと噛み切ろうとしても、皮膚が鋼鉄の様に硬く変質し、まるで歯が立たない。
そう、八幡力と金剛身の合わせ技が、たった一つの選択肢すら吾レから奪い取ったのだ。
「ううーん。抵抗を止めるまで腕突っ込んどこうかな。ずっと口を開けっ放しなのも中々辛いと思うよ?」
「──!」
「大人しくする?」
誰が、誰がそんな事をするものか。
決意を籠めて睨み返せば、フードから覗く女の唇が吊り上がる。
と同時に吾レの舌を弄んでいた女の指が、喉奥にまで突き込まれる。
異物感が体を支配し、条件反射的に逃れようともがくが、じゃらじゃらと鎖を鳴らすだけに留まる。
それは真綿で首を絞めるかの様な穏やかな拷問。自分の中に異物が存在すると言う快感と苦痛の矛盾が、消える事なく吾レを苛む。
かつての実験ですら感じた事の無い、おぞましい「何か」が行われていた。
「ね?苦しいでしょう?大人しくしてくれたら、すぐに止めるんだけどなぁ」
「──!」
「ね?『トモダチ』になろうよ」
なんだ、この女は。
底知れぬ恐怖が体を突き抜ける。何を考えているのか。何がしたいのか。まさか、まさか吾レが屈服するまで弄び続けるつもりなのか。
ただその表情は間違いなく愉悦に歪んでいて、どうしようもなく楽しいのだと言う事が窺える。
「大人しくする?」
苦しい
「大人しくする?」
苦しい
「大人しくする?」
苦しい?
「大人しくする?」
──本当に?
「おとなしくする?」
吾レ、は────
・ほよ
やべーやつ。刀剣類管理局はこんなサイコを野放しにしちゃいけないと思うんですけど(名推理)
・スルガ
かわいそうなやつ。
鎌府の実験で苦痛には慣れてると思うんですけど、緩やかなのはどうなんでしょうかね。
・リディア・ニューフィールド
剣風録のやべーやつ。重傷を負って入院中だったけど現在は都内に移送されている。