5階層にて
「今日の稼ぎも少ないな・・・夢の自堕落生活も遠そうだな」
やはり下の階層に行かなければならないか、だが、装備も何もかも心許ない、しばらくは上層だな。
「ん?」
モンスターの気配がする。
「ヴモォォォォォォ!」
「ミノタウロスか・・やるか」
ナイフと少々短めの直剣にておかける、
「行くぜ?」
と思ったら目の前からミノタウロスはいなくなっていた。
「大丈夫・・ですか?」
確かロキ・ファミリアの「剣姫」だったかな?
まぁ少し部が悪かったしいいか
「どうも」
「怪我とかはありませんか?」
「気にするほどでもない」
そう言い残し
「では」
俺は返り血を頭に浴びたまんまホームへと足を進めることにした。
ホームにて
「今帰った」
「おっかえりいいいーー!べーるくーーーん!」
俺の主神ヘスティアだ。色んなファミリアに拒絶されてた俺を拾ってくれた、優しきロリ巨乳である。
「とりあえず、風呂入るわ、避けてくれ」
「もぉーもうちょっとこのままでいさせておくれよ〜」
「だめだ」
「ムゥー」
風呂にて
「ふぅ」
やはり風呂はいいな。
全てを忘れながら疲れを取れる。
剣姫か・・・あれからは何か違う感じがした・・・精霊の気配を感じた
「まぁ俺には関係ないか」
風呂から上がると神様はいなかった。
「あそこ行くか」
緑を基調とした、メイド服を着た美人が揃う「豊穣の女主人」である。
豊穣の女主人にて
「いらっしゃいませにゃー!」
と猫耳のあるメイド服を着た少女が近づいてきた
「お一人ですにゃ?」
「ああ、あといつもの」
「了解にゃ!」
実は俺はかなりこの店に来ている。
「お待たせしましたー」
そう言って料理を持ってきたのは、私をこの店に引き込んだ張本人
シル・フローヴァである。
この人をひと事で表すのであれば、
あざとい
このひと事につきる。
「ありがとう」
「どういたしまして❤️」
あざとい
そして、「いつもの」でいつも頼んでるメニューは、
・ステーキ
・パスタ
・ビール
きほんこの3つだ。
さて、ゆっくりと食事をしようと思ったのだが、どうやら平凡な食事はできないようだ。
「ご予約のお客様ご来店にゃ!」
はぁめんどくさい
「シルさん」
一応確認しとこう
「俺には何の危害はありませんよね?」
「多分・・・」
まぁいいか
そんな時
「おいアイズ!あの話みんなにしてやれよ!」
と言う声が響いた
声の主はロキファミリアの一員【凶狼】の【ベート・ローガ】だった
「あの話?」
とアイズが聞くと
「あれだって! 帰る途中で何匹か逃したミノタウロス、奇跡みてぇに5階層まで逃げてったやついたろ?
そのときによォ、アホみたいに叫んで逃げてるいかにも駆け出しって感じのひょろくせぇガキをみたんだよ!」
「ミノタウロスって17階層で襲いかかってきて返り討ちにしたら、すぐ集団で逃げ出していったやつのこと?」
と聞くティオナ
「それそれ! どんどん上層に上がっていきやがってよぉ。それで5階層に行ってみたらそのガキがめちゃくちゃ怯えながら逃げててよ!」
恐らく、俺のことだな。
とその時
「いい加減そのうるさい口を閉じろベート」
と凛とした声が響いた
その声の主は【九魔姫ナイン・ヘル】の【リヴェリア・リヨス・アールヴ】だった
リヴェリアは話を続ける
「ミノタウロスを逃したのは我々の不手際だ。それを棚に上げてその冒険者を酒の肴にしようなどと恥を知れ」
と一喝
流石大人の女性だ。
それに対してベートは
・・・まるで、3歳児だ。駄々っ子よりめんどくさい
「おーおー流石エルフ様。誇り高いこって。どこぞのハーフエルフ野郎とは大違いだな。でもよぉゴミをゴミと言って何が悪い」
「分かってんのかアイズ。自分より弱くて軟弱な雑魚野郎なんざお前の隣に立つ資格なんざねぇんだぜ。
何よりお前自身が認めねぇ!あんな英雄・・にもなれねぇ様なクソガキじゃ釣り合わねぇんだ!アイズ・ヴァレンシュタインにはなぁ!!」
はぁイライラする。
「シル」
と言ってシルを呼び出す。
「どうしましたか?」
そしてシルの前にかなりの額のヴァリスをだす。
「どうしたんですか!」
「飯代と、迷惑料」
「迷惑なんてかかってません!」
「今からかけんだよ」
そう言って俺は、気配と姿を消す。
そして、ベートの背後に近づき服を掴んで店の外に出す
「いってぇな!何だよテメェ!」
こいつのようなものを見ると反吐が出そうになる。
「さっきから聞いてれば自分たちのミスを棚に上げてあーだこーだと
見苦しい」
淡々と言葉を述べる
「お前あの時のトマト野郎じゃねぇか!」
「雑魚がイきんなよぉ!」
「イきってんのはどっちだ?」
そう言ってベートは鋭い蹴りを顔面に目掛けてあてにくる。
「やめろ!ベートか君の蹴りh」
フィンがたまに入る
だが、その蹴りを入れた足は、変な方向に向かっていた。
「うぐっ!」
ベートが距離を離す。
俺はその隙を逃さない。
ベートの腹に一発膝の突きをいれる
「グハァ!」
「その程度かよ」
弱すぎる、
「次は、一撃で決めてやる、苦しまずに済むようにな」
「雑魚がなめてんじゃねぇぞ!俺は強者だ!お前みてぇな雑魚に殺されるほど俺は弱くねぇ!」
哀れだ
「あっそ、じゃあ
苦しんで死ねよ?」
その光景を見ていた酒場の人達、ヤジを飛ばしていた部外者たちは、
何も言葉を発せなかった。何故かって?
ベートのありとあらゆる所が切りつけられ、完全に両足が折れている。
「これが現実だ」
所詮天下のファミリアでも、この程度か
「無様だな」
そこに倒れてる、駄犬に言う。
「お前が何と言おうと、俺の考えはかわらねぇ」
流石は天下のファミリアの、上位に組み込む冒険者だな、
少し手加減してやったのだがあれでも意識を保っているとわ
「少し痛いが勘弁しろよ?」
「Adferiad llawn」
俺がそう唱える。
そして、ベートの体にある傷や折れた足はみるみるうちに治っていく。
「ぐわああああ」
ベートの叫びが聞こえる。
この魔法は。危険ではあるが痛みに耐えればいいだけである。
「あっぐあ・・・」
ベートが気絶する。
「ミアさん、迷惑をかけたな」
そう言い追加で金を置く。
そして、ロキファミリアのほうに向かう。
幹部以外の人達が身構えるが気にしない、
「女神ロキ、この度は貴方の眷属に手を出して申し訳ない。聞くに耐えなくてつい手を出してしまった」
最大限の謝意を込め、
「ロキファミリアの皆様並びに主神ロキに大変迷惑をかけた。本当にす
まない。」
といい、
「これは、金で解決することじゃないが」
かなりの額のヴァリスを置く
「あいつの治療費に使ってくれ」
「ちょい待ち」
流石に丸く治らないか
「何でしょう?神ロキ」
「ウチらに申し訳無いと思うやったら」
「スキルについて、説明してもらおうか?」
やはり天界のトリックスター。
頭が回るのが早い。
「ここでは、人が多すぎます。後日私のファミリアのホームに来てください、そこで私の、ことを話しましょう」
「ええで、分かったわ」
「連れてくるのは、幹部の方だけにしていただけるとありがたい」
「分かったで」
「感謝します。女神ロキ」
そう言い残し。ホームへと帰るのであった