傷吐き   作:めもちょう

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IF 2-5(終)

 痛く、ない。

 

 静かだ。歓声か悲鳴か分からない声ばかりが上がる、あの場所じゃない。

 涼しいな。日差しに肌が焼けていく感覚は一切無い。あぁ、快適だ。

 

 ここは、どこ? 

 白いカーテンが俺を囲むようにかかっていて、天井が見えるってことは、俺は寝ていて……。これ、ベッドか。なら、ここはもしかして、リカバリーガール出張保健所?

 

「あの……」

 

 体は動かない。けど、現状を知りたい。体育祭は終わってしまった? 終わったのなら結果を知りたい。思ったよりしっかり出た声で、居るであろうこの部屋の主に呼びかける。その人は可愛らしい、けれど貫禄を感じさせる声で「おや」と、俺の声に気がついたらしい声を上げた。

 足音がして、人の気配が近づいてくる。カーテンが揺らめいたと思ったら、ふわっと大きく開けられた。あれ、姿が見えない。……下?

 

「気が付いたのかい。随分早いね」

「そう、すか……?」

「まだ疲れてるだろう? 横になってな」

 

 頑張って声のする方に視線を向けたら、加齢によってそうなったのか、でもそれにしてはしっかりしてそうな白髪を高い位置でお団子結びにしたおばあさんが居た。白衣を着た低身長のこの人が、リカバリーガール。優しいおばあさんにしか見えない。施設のボランティアのあの人、元気してるかな。

 

「あ、の……。体育祭、どうなりました?」

「ん? ああ、一年生の決勝はこのあと始まるよ」

「え?」

「だから、随分早く目覚めたねって言ったんだよ」

 

 本当? いや、ここで嘘を吐く意味は無いから本当なんだろうけど。意外だ。

 床に平行にひらべったくなっているベッドの上半分が、リカバリーガールの操作するリモコンの信号によって起き上がっていく。おおー、部屋の中が見渡せそ〜。

 保健所らしい設備の他に、テレビ画面が三つ。どのテレビも音量が絞られていた。恐らく俺への配慮だったんだろう。「一年生の決勝、そこから見るかい?」なんて聞かれたから。

 

「お願いします……。あと、俺、どのくらい寝てたんですか?」

「20分もなかったんじゃないかね? いくらお前さんが自己回復の“個性”持ちだからって、頭にあんな蹴りを入れられて吹っ飛んだら暫く起きないんじゃないかって思ってたんだけどねぇ」

「あっはは……。俺も、タフネス、なんすかね……?」

 

 

『もうあんな小賢しい真似、しねぇでイイんだよ……』

 

 バクゴー君からこの言葉が出た瞬間、俺の負けは決まっていたんだ。

 顎から、彼に蹴られた顎から甘い香りがした時点で警戒するべきだったんだ。警戒して勝てたかどうかは分からないけれど、少なくとも、あの衝撃への覚悟は出来たはずだ。

 

 真相はまだ分からない。分からないけど、想像するに、俺が最後に食らった蹴りは、バクゴー君が足裏から爆破を起こした、とんでもない勢いの付いたものだったんだろう。文字通りの爆発キック。多分蹴られた左顔は焦げただろうし、鼓膜は両方破れてたんじゃない? 相変わらず俺の“個性”は便利。今はどこも体は痛くない。痛くないだけで全身怠いけど。体力切れだ。

 

「生きてるのも不思議なもんさね。画面に映し出されたあんたの状態があんまり酷かったもんだから、会場が悲鳴の嵐だったよ」

「でしょうね……。部分的に交通事故にあったみたいなもんですもん。多分鼓膜両方破れてました」

「もっと酷い有様だったけどね」

「知りたくないです……」

 

 いや、体ん中の黒キューブを確認すればどんな大怪我負ってたか分かっちゃうんだけどさ。壁にぶつけた右肩とか砕けてそう。人にぶつけらんない怪我がまた増えた。

 

「一応見えてる部分の血は拭っておいたけど、違和感覚えるところはあるかい?」

「え? ……鼻の中、すかね」

 

 鼻血も出してたかー。口の中もそんな気がする。そりゃそうか。肉体強化するワケでも無い俺があんな吹っ飛び方をしたら、あらゆるところがぶっ壊れて血まみれになるに決まってるか。んーでも、なんでだろ。一気にそうなったからなのか? 「死んじゃう」とかは思ってなかったな。アドレナリンがドバドバ溢れてたのかな? てか、よく見たら俺服変わってんじゃん。病院の入院患者が着るみたいなやつ着てる。

 

「起き上がれるようになったら、自分でどうにかします。そういえば、バクゴー君は……? 彼、手をメタメタにされてたと思うんですけど……」

「しっかり治癒しておいたよ。あの子はまだ戦うからね。しっかしなんだいあれは。割れたガラスの海に両手を突っ込んだような、ズタズタな切り傷は」

「俺が虐められてた場面、覗いてました?」

「やっぱりそういうことかい」

 

 ほら、少年院にぶち込まれて当然な奴らでしょう?

 そんな話はいい。とにかく、バクゴー君が戦うのに俺の与えた怪我が影響無いといいんだけど……。連戦するシステム、どうにかならんか? 片や一瞬で勝利を掴んで、片やボロボロになりながら勝ちを掴んで。絶対有利不利あんじゃん。休憩時間取ってくれてるとは思うけど。ステージ補修とか……あ!!!

 

「す、ステージはっ」

「そうそう。それで決勝の開始がズレたんだよ。『ステージ上に地雷を埋めた本人が除去方法を説明する前に退場してしまった』から、どうしようかってね。お前さんがいつ目を覚ますかも分からないから、ステージは再設置さね」

「! ……お手数、おかけしてしまって、申し訳ありません……」

「あんたよりステージ壊してたのがいただろう? それに比べたら全然楽そうにしてたよ。地雷を深い位置に仕掛けられるとは考えづらいからって、深くても表面5センチを取り替えただけだったね。それで良かったかい?」

「は、はい、多分。俺の足裏手のひらで触れた部分のほんの少し下に意識して埋めたので、それで大丈夫だと思います。踏んで反応しないと意味が無いので……」

「あんたの上のジャージもボロボロだね。一旦自分の手から離れると、自分でも解除出来ないのかい?」

「回収は出来ますけど、意識しないとっていうのと、生身でしか回収出来ないので落ち着かないと俺も喰らいます」

「生身、か。だからジャージはボロボロになったんだね」

「はい」

 

 戦いは終わった。意地を張らなくても良くなった。隠し事をしなくても良くなった。だからって無闇に晒す必要は無いけれど、嘘を吐くことをしなくても良くなった。お喋りするのって、疲れることだと思ってたのに。

 

 口が勝手に動いてお喋りするのは頭を使わなくていいから本当に楽。でもそもそも俺が疲れてるから、そろそろまぶたが重たくなってきた。くっそ、バクゴー君の戦いはこれからだっていうのに。言い方打ち切り漫画かよ。

 眠気と戦う俺の耳に、扉が開かれる音が入った。リカバリーガールが出ていくような足音は聞こえてないし、何より、開いたと同時に聞こえてきた足音は、複数だった。

 

「先生、吐移くんは……?」

 

 ヒソヒソ声でリカバリーガールに声を掛けるのは、声色から言って記見さんかな。C組の皆が来てるのか。カーテンに遮られて、誰が来てるのかよく分からないけど。

 

「おや、あんたたちかい。あの子ならもう起きとるよ」

「! 吐移くん!」

「お、おい。起きてるからって」

 

 畳くんもいるのか。お気遣いありがたいなぁ……。でも、記見さんって割と周り見てないこともある人だから……。やっぱり来るよね。

 バサッと結構遠慮なくカーテンが開けられて、開けた本人が俺を見て申し訳なさそうにしてた。

 

「お、思ったより、元気じゃなさそうだね……」

「……うん。俺、体力、無いから……」

 

 せっかく来てくれたのに、ろくにお相手も出来ない。申し訳ないなぁ。

 

「喋れる元気があるならお礼言っときな。お前さんの血まみれの体を流して拭いてくれたのは、そこのお友達3人なんだからね」

「えっ……?」

 

 リカバリーガールに言われて、注意深く記見さんを見る。その後ろから続くように二つの影が見えて、それが畳くんとシンソー君だと分かった。畳くんが赤いような黄色のような色に斑らに変色したタオルを持っていた。よく絞られてはいるみたいだけど、バスタオル3枚分、くらい?

 

「ごめんね、三人とも。お見苦しいものをお見せして……」

「バカ野郎。頑張った奴のその後が見苦しいわけねェだろうが。気絶するまで頑張ったダチを、俺は誇らしく思うぜ」

 

 畳くん……。「ちょっとクセェか!」なんて照れて笑ってる。けど、俺、君の誇りになれたの?

 

「熱いなぁ……。俺はしっかりドン引きしたよ」

「お、おい心操!」

「はは……」

「わ、私は! ……恥ずかしくなって御御足しか触れませんでした」

「……むしろ安心したよ」

 

 女の子に顔触られたとか、気を失っていたとはいえ、めっちゃ恥ずかしいじゃん。てか俺の貧相な体を見られたのか……。めっちゃ恥ずかしい。

 「やっぱり変態には触られたくなかったってよ!」って。畳くんは俺の発言を違う捉え方しないでくれる? 今は否定するのも大変なんだから、喧嘩になりそうなことしないでよ。あー、もう、「変態じゃないわよ!!」って、記見さんも怒っちゃったじゃないかー。

 

「患者がいるんだから、静かにする!」

「「はい!!」」

 

 おまけにリカバリーガールからも怒られちゃってるし。何してんだよ二人共。

 そんな二人を笑うシンソー君が、俺に顔を向けた。

 

「まだ、起き上がれそうにないか?」

「……むしろ、眠い、かなぁ」

「そっか。ならまた眠っとけ」

「……決勝見たいぃ」

 

 わがまま言ってるのは分かってる。でも、気になるじゃん。だから、もうちょい、起きてるね。

 

「……そう。なら、丁度いいかも」

「?」

 

 丁度いい? 何の話だろう。ベッドの端に腰掛けていたシンソー君が立ち上がって、リカバリーガールに怒られてしょんぼりしちゃってる二人の横を抜けて出入り口に向かった。ついにはその扉を開けて──外に出るのではなく、扉のすぐそばに居たらしい人物に声をかけた。なんで分かったのシンソー君。怖っ。

 一言二言言葉を交えて、シンソー君はその人を迎え入れた。保健所に足を踏み入れたその人は、まるでカラスのような黒い頭部を、包帯を巻いて白くしてしまっている。

 

「常闇、くん……」

「……三回戦、素晴らしい試合だった」

 

 その包帯は、俺が巻かせたものだ。

 

「ありがとう……」

 

 労ってくれたお礼は言えたものの、それはどうしても常闇くんの目を見て言えなかった。彼に対して、申し訳がなさすぎた。

 俺は彼を大衆の面前で晒しあげてしまった。ちょっと気に入らなかったからって、イラついたからって、あんなふうに彼のせいにして自分の不満をぶちまけていいわけなかった。一時の自分の快楽の為に、彼に感情をぶつけちゃいけなかった。

 謝らなくちゃ。決心して顔を上げた先で、カーテンのそばに立ったままの常闇くんがこちらに頭を下げようとしていたのが見えた。

 

「ごめん」

「すまなかった」

 

 止まらなかった謝罪の言葉。それはどちらも一緒だったらしい。

 

「どうして、常闇くんが謝るの? 俺、君に酷いことした。君の名誉を、傷つけた。プロヒーローがスカウト目的で集まる会場で、あんなことをしてしまったのに……」

「お前にそう行動させたのが、俺だ」

 

 そもそも論にするつもりか……? そんなことになったら、話は終わらないぞ?

 

「予選で、仮想ヴィランに対してお前が隠していた力を使った形跡を見つけたとき。お前と対戦する機会がやってきたなら是非ともその力と戦ってみたいと思っていた。それはお前の都合など、背景などまるで無視した身勝手な行いだった。お前のことを何も知らない俺が、あんな指摘をしていいわけがなかった」

「……。確かに、ムカついた」

 

 ムカつかなかったら、あんなことやらかさないもん。だってもうこれで俺、復讐出来なくなるかもしれないし。復讐方法に俺のこの“個性”は関係ないけれど、疑われる要素はなるべく減らしたかったんだ。……断念、かもしれない。

 

「緑谷くんみたいな、あんなカッコイイ展開にしたかったのかな、とか思ったら、もう、我慢が出来なかった」

「……」

「俺は、カッコつけの道具じゃない。君の正義は、俺の正義じゃない。……ホント、君らの担任の言う通り、落ち着くべきだった。ブチギレたからって、あんなことしていいわけなかったのに」

「赤の他人から調子のいいことを言われたのだから、あのくらいして当然だ」

「……もう、やめよ? 二人共悪かった。それでいいじゃん」

「お前は何も、「お互いが、謝りたいから、謝った」……」

 

 それでいいじゃん。そう言ったら、常闇くんは渋々って表情で頷いてくれた。

 あー。疲れたー。もう、眠いよー……。でも、まだ、言いたいことあるんだよー……。

 

「ねぇ、常闇くん」

「なんだ?」

「俺をさ、ブチギレさせてくれて、ありがとね」

「?」

 

 分かんないよね、いきなりこんなこと言われたって。

 

「君が、汚れ仕事を担ってくれたから、俺、バクゴー君と戦えた」

「……」

「ははっ、ごめん。今俺眠たくてさ……。めちゃくちゃかも、話」

「構わない。元々お前の眠気覚ましに俺が呼ばれたんだからな」

「ありがと……。でね。俺さ、バクゴー君に宣言してたの。『君を蹴落として一位になる』って。だからいつかは俺、絶対、“個性”を全部開放してなくても、バクゴー君と戦わないといけなかった。……自己回復だけで、あの爆破に勝てるわけないのにね」

 

 あれ、俺、話の組み立て方、これであってる?

 

「君に煽られて、イラついたし、傷ついたし、気分すっごく悪かった。だから、君を意図して傷つけてしまった。だけど、これがあったから、俺は、バクゴー君に全力ってやつをぶつけられた」

「全力になると、ああも態度が悪くなるのか」

「あっはは、言ってくれるなぁ常闇くん。……分かんないんだもん。初めて過ぎて。研究はしてた。でも、人前で堂々と使うつもりも、人に向けて、しかもメインウェポンとして使うつもりはなかったんだから。どんな顔で、どんな感情で使えばいいのか、全くわかんなかった」

「そうだったのか。てっきり、あの態度は作戦なのだと思っていたのだがな」

「君に対しては、半分はそうかも。煽って、隙が生まれるのを待って、俺の思い通りに行くようにしたかった。でも内心、ぐっちゃぐちゃだったよ? 傷つけたくないのに、どうしてだろうって」

「……」

「でもね、勝ちたかったっていうのもあるよ? もちろん。だって見せちゃったからには、結果を残さないと。折角の情報アドもあるわけだったし」

「色々、考えてたわけだな」

「そう。……何が言いたかったんだっけ」

 

 眠たすぎて、話がとっ散らかった……。えっと、バクゴー君と勝負させてくれてありがとうって話、だっけ?

 

「そうだ。うん。君が俺の汚い部分を引き出してくれたから。全部を曝け出す機会をくれたから。俺、バクゴー君を後一歩ってところまで追い詰められたんだ。皆から見て追い詰められてたかどうかは、分からないけどさ」

「素晴らしかったと言ったはずだ。あの爆豪が負けるかも知れない、とA組は騒然としていたぞ」

「そうなの? うわぁ、嬉しいな! ……ヒーロー科をそんな気持ちにさせた普通科生徒って、俺が初めてなんじゃない?」

「そうかもな」

「尚の事、ありがとう。俺を覚醒させてくれたこと、本当にありがとうね、常闇くん」

「覚醒……。そうか」

 

 覚醒ってワードがお好みだったのかな? なんか常闇くん、満足そうに笑ってるなぁ。

 覚醒かぁ。

 

「!! っははは!」

「! どうした吐移」

「ひひひ……!」

 

 急に笑いだしたからだろうな。常闇くんだけじゃなく、C組の三人もこっちを見て目を丸くしてる。ごめんね、びっくりさせちゃって!

 

「常闇くんはさ、俺とバクゴー君の試合、見てくれた?」

「もちろん」

「なら、あの煽り合い覚えてる? 俺がさ、『大きな計算しか出来ないその頭、一度壊して治してもらおうか』って言ったやつにさ、バクゴー君が『ぶっ飛ばして、頭の接触不良直してやるよ』って煽り返してきたやつ。ヒヒヒッ! 俺、見事に頭吹っ飛ばされたなぁ!」

 

 有言実行されたのがあんまりにもおかしくて、一人でゲラゲラ笑ってたら奥で記見さんが「あいつマジで許さない!! 吐移くんの顔グチャグチャにしやがって!!」ってキレてた。グチャグチャだったんだ。記見さん、シンソー君と畳くん二人して落ち着けられてる……。

 カーテンの前で楽な姿勢で立っていた常闇くんが、フッて、イケメンにしか許されなさそうな感じで笑った。

 

「接触不良が治ったか、そもそも不良だったかは分からないが──随分、スッキリしたような印象だな」

「!」

 

 君が、そう言うなら。一番汚かっただろう瞬間を一番近くで見た君が言うなら、きっと、そうなんだろう。

 

「そっか」

 

 君にも、俺を信じて励ましてくれた先生たちにも、C組の皆にも。そうせざるを得なかっただけだろうけど、受け入れてくれた周りの人たちにも。皆に、俺は感謝をしなくちゃいけないな。

 

 リカバリーガールが、リモコンで三つあるうちのひとつのテレビの音量を上げた。ああ、もう始まるのか。

 

「見届けなくっちゃね」

 

 それから、今、決勝の舞台に立つ、バクゴー君にも。

 

「がんばれ」

 

 君なら大丈夫だよ、バクゴー君。だって君は、俺のヒーローだもん。

 

 

 

 あ、後で靴壊したこと謝らないと。弁償しないとなの、大変だー。

 

 

 




 これにて、18話IF2は完結とさせていただきます。“もしも”のお話だからこそ出来た表現や展開は、書いていて楽しかったです。皆様にも楽しんでいただけたのなら、これ以上ない幸いでございます。ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

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