私の名前は栗原美樹、この春から中学1年生です。
ドキドキしながら真新しいセーラー服を身に纏って入学式を終え、自分のクラスに入り自分の座席に座りクラスメイトを観察していた。
すると隣と後ろの席の男子から声を掛けられた
「よう 俺の名前は織斑一夏、よろしくな!」
「俺は五反田弾、よろしく!」
「私の名前は栗原美樹、よろしくね。」
お互い挨拶を交わしたのだが、周りが煩いのは気のせいよね?•••
今日はLHRの時間を使って自己紹介と学校案内を行うようだ。
自己紹介を終え学校案内の時間になり、何となく3人で回るのかな〜って思っていると
「一夏〜、行くわよ〜」
と言う声と共に織斑君に抱き付く女の子がいた。
『確か、凰鈴音(ファンリンイン)さんだったかな』と思ってると、ちょっと睨むような目つきで
「あんた、誰?」
と聞かれた。
ちょっとビクッとしたもののお互い自己紹介をして4人で回ることとなった。けど、凰さん?じーーっと胸を見るのはやめてほしいな•••
5月にもなると4人とも下の名前で呼び合うようになり、休みの日は4人で遊ぶようにもなった。
GWは弾と鈴の家が食堂ということもあり、旅行に行くこともなかったために4人で遊ぶ計画をたてた。
とはいっても、お小遣いも少ない中学生に遠出できるはずもなく、誰かの家でゲームするなりレゾナンスにショッピングにでかけるくらいしかできない。
となると誰の家で遊ぶかということで悩んでいると一夏から
「俺の家なら誰もいないし、ウチで遊ぶか?」
との提案があった。
私たちはその提案にのったが、私だけなのかな、疑問に思ったことを一夏に聞いた。
「ねぇ、一夏のご両親は?」
聞いた瞬間に弾と鈴の表情がちょっとだけ曇ったようになり悟った••『あっ、地雷踏んじゃった』
「ウチは両親がいなくてな、千冬姉と二人暮らしなんだ」
と一夏は教えてくれた。
知らなかったとは言え、悪いこと聞いちゃったな と思い一夏に
「ゴメン」
と謝罪をした。
「いいって、気にすんなよ。今の生活も悪くないんだから」
と言ってくれた一夏に弾が、
「だよな〜。一夏はシスコンだし姉ちゃんと一緒で嬉しいもんな〜」
「うるせー!ぶっとばすぞ!!」
へ〜、と思いながらニヤニヤしながら弾に『ありがと♪』と心の中で感謝した。
そこで、ふと疑問に思ったことを聞いた。
「ねぇ、一夏のお姉さんってあのブリュンヒルデの織斑千冬さんなの?」
「ああ、そうだよ。知らなかったっけ?」
「ええええええええ!!!」
一夏の返事に思わず大声を出してしまった。
「ど、どうしたんだ?」
「だって私、千冬さんのファンだもん♡」
「あら、美樹ってミーハーなのね♪」
「リ〜〜ン〜〜〜!!!」
「「「あはははは」」」
「笑うな〜〜〜///」