GW3日目(最終日)
休み前に計画した通り、レゾナンスの前で待ち合わせしていた。
計画も最終日にレゾナンスに行く、と言うことしか決まっていなかったからね。
10時の予定だったけど、昨日のこともありちょっと早目に家を出たので20分前に着いてしまった。
5分後に一夏が到着しお互いに挨拶をすませ、今日は何をしようかと軽く相談した。
しばらくすると鈴が来て挨拶をすませると、一夏がトイレに行った。
鈴とおしゃべりしていると、2人組の男達が近づいてきて
「お2人さん、ヒマなら俺たちと遊ばない?」
と声をかけてきた。
「いえ、友達と待ち合わせをしてるので」
とこたえると、
「じゃぁさ、その友達も一緒に遊ぼうよ〜」
と言ってきたので、どうこたえようか迷ってると
「あんたたち、不細工のくせして私たちが迷惑してんのわかんないの?そんなこともわかんないようならさつさとどこかへ行きなさいよね」
「なんだと!テメー!」
鈴の口撃に怒った男たちは鈴に殴りかかろうとしてきた。私は咄嗟のことで驚きつつも鈴を守るために鈴に覆いかぶさるように抱きしめることしかできなかった。その時
「イテテテ!離せよ!」
「何なんだよ!テメーら」
振り向くと一夏と弾が男たちの腕を締め上げていた。
「俺らのツレが失礼なこと言って申し訳ないけど、殴りかかるのはないんじゃないかな?」
「ここは俺らに免じて許してやってよ」
と言うと、男たちはそそくさと逃げていったようだ。
私たちは2人にお礼を言った。
案の定、鈴は2人からお説教されたものの、鈴の性格を熟知してるからか小言で済んだようだった。
さて、どこから行く?
この問いに4人の行きたい先は、洋服屋、雑貨屋、ゲームセンター、キッチン用品売り場と見事にバラバラだった。
買う買わないは別として、荷物の事を考えるとゲームセンター、雑貨屋、洋服屋、キッチン用品売り場の順で回るのが妥当かな?
ゲームセンターに着くなり弾は一夏にエアホッケーの勝負を挑んだ。それならと4人で勝負することになり、一夏と弾、私と鈴でグーチーで分かれた。
結果、私と一夏 vs 弾と鈴になった。
何というか、このペア、結構釣り合いが取れているように思えた。一夏と鈴は強いが私と弾は弱かった。(弾は私と比べるとかなり強いけどね)
勝負は私と一夏ペアの勝ち!
嬉しくて一夏とハイタッチ♪
まだまだ時間もあるし今度は男子ペア vs 女子ペアで対戦するときになった。
一夏の絶妙な手加減のお陰もあり、見事女子ペアの勝ちで幕をおろした。
他にも格闘ゲーム、クレーンゲーム、ワニワニパニックをして最後にプリクラを撮った。
プリクラは3筐体ほど変え、最後は手をYの字にして目を大きくしたりしながら落書きをした。
お昼になり、渋る一夏を宥めながらMのマークのファーストフードで食事をとった。
そして、次に雑貨屋に入り小物を見て回る。
最近買ってもらったアロマスティクディフューザーがリラックス効果や良い睡眠効果をもたらしてくれている。
何本か選んだ中で気に入ったオイルを買ったら鈴も興味を持ったようだ。
なのでプラント型のポットにオイルを入れるタイプの物を勧めてみた。
そういえば一夏が『千冬さんは帰れないほど忙しい』って言っていたのを思い出して、お姉さん用に一夏にも勧めてみた。
一夏は思っていた以上に興味を持ってくれたようで、私よりも良い物を買っていた。
むぅぅ、ブルジョワめ•••
(後日、千冬さんもだいぶハマったようで後輩の代表候補生たちにも勧めたらしく、大好評だったようで、一夏と千冬さんにお礼を言われた♪)
雑貨屋を後にして洋服屋を回った。
お小遣いの少ない中学生とは言え、女子2人はお小遣いの前借りとお手伝い賃として余分にもらっていたので、なんとか気に入った洋服だけは買うことができた。
一夏や弾のために長くならないようにしなきゃな〜、と気を付けようとしてたけど、鈴の即断即決にはビックリした。
最後にキッチン用品売り場に向かい、テフロン加工された鍋を見ている一夏を、ショーウィンドウの前でトランペットを眺める少年と比喩した私は悪くない!はず•••
その後一夏は10年はサビないというセラチタン製の包丁を買ったようだ。
その後、4人はレゾナンスを出て近くにある大きめの公園へ向かった。
長くなったので2話に分けました。