異世界の航路に祝福を   作:サモアオランウータン

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更新が遅くなってしまい申し訳ありません
R-18作品の依頼が立て込んでいたり、コロナになってしまったり…あとは活動報告の通りの事があったりと…

久々の更新なので短めかつ、色々と矛盾点や拙い点があるかと思いますが、これから感を取り戻していくので次回の更新をお待ち頂けると幸いです


244.古の超兵器【7】

──中央歴1642年10月2日午後6時、バルチスタ海──

 

──ゴォォォォォンッ!

 

「ファフニール轟沈!馬鹿な…ファフニールはタウルス級重巡洋艦…戦艦に準ずる装甲を持った巡洋艦だぞ!?それが一撃で…!」

 

「水雷長!今は目の前の事に集中しろ!敵水雷戦隊らしき艦隊が主力艦隊へ向かっている!雷撃を許せば我々は一気に不利になるぞ!」

 

狼狽する水雷長を叱責しながら乗組員に檄を飛ばすのは、グラ・バルカス帝国海軍の軽巡洋艦『レオ級巡洋艦』の11番艦『ザニア』の艦長、『マルデン・クゥネル』だ。

本来、レオ級巡洋艦は空母の護衛として設計された防空能力を重視した巡洋艦だったのだが、艦隊再編で対水上戦闘…しかも夜間の水雷戦隊迎撃という不慣れな戦いを強いられる羽目になってしまった。

しかし、だからと言って投げ出す訳にはいかない。

 

「敵水雷戦隊の先頭を狙え!レーダーも目視も、使える物は何でも使ってなんとしてでも食い止めるのだ!」

 

「了解!目標、敵駆逐艦!主砲、撃てぇぇぇっ!」

 

──ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

レオ級巡洋艦の主砲である15.2cm連装砲が火を噴き、夕闇を切り裂いて突貫するムーの駆逐艦へ飛翔するが…

 

「敵駆逐艦健在!なおも30ノット以上で接近中です!」

 

「撃て!とにかく撃つんだ!高角砲も機関砲も撃てる物は全て撃て!」

 

如何にレーダーがあれど、夜戦は不確定要素が幾つも転がっている。

うっかり味方を誤射する事も珍しくなく、視界に頼れない環境は人の余裕を奪ってしまう。

 

──ドンッ!ドンッ!ドドドドドドドッ!

 

8cm連装高角砲や25mm3連装機関砲、更には舷側の手摺に取り付けていた7.7mm機銃すら使い、迫りくるムー駆逐艦を食い止めようとする。

駆逐艦に装甲は無いに等しく、例え7.7mmの豆鉄砲でも当たりどころが良ければ人員を殺傷して混乱させる事も不可能ではない。

それを期待しての攻撃だが、軽いパニックに陥っている乗組員の狙いはてんでバラバラだ。

これでは効果的な打撃を与える事は不可能と言っても良いだろう。

 

──ドォォォォォンッ!

 

「うぉぉぉぉぉっ!?」

 

激しい衝撃と、豪雨のように降り注ぐ海水。

どうやら大口径砲弾が至近に着脱したようだが、それが敵からなのか味方からの誤射なのかすらも分からない。

 

「くっ…怯むな!敵駆逐艦に集中しろ!」

 

──ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

はやる気持ちを抑え込み、命令を下すマルデン。

そんな彼の必死の働きは功を奏した。

 

──ドンッ!ドゴォォォォォンッ!!

 

放った砲弾が敵駆逐艦の艦橋に直撃、そのまま貫通して弾薬庫か魚雷発射管に誘爆し、暗い海に爆炎の花を咲かせた。

 

「やった!砲術長、次を…」

 

敵艦を撃沈出来た事に歓喜しつつ更なる獲物を見定めるべく艦橋の窓から辺りを見回すマルデンだが、ザニアはいつの間にか戦闘の最前線から離れてしまっていた。

どうやら敵駆逐艦の回避行動に釣られ、戦列を離れた事に気付けなかったらしい。

 

「ま、不味い!今すぐ戦列に戻…」

 

顔を青くするマルデン。

しかし、それは遅すぎた。

 

──ドォォォォォンッ!!

 

先程の敵駆逐艦を撃沈した時とは比べ物にならない程に大きな爆炎と轟音…それは何が起きたかを察するに余りあるものであった。




アズレンももう6周年とは…早いものですね
今回のイベントで姿は出なかったとは言え大和が出てきたので7周年は大和で間違いないでしょうね

今後、お色気シーンは…

  • 今より増やせ
  • このぐらいでいい
  • もう少し減らしていい
  • もっと減らして
  • 無くていい
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