あと月末イベントの新艦、能代と霞からヤンデレの匂いがします
なんで表情差分にハイライトoffがあるんですかねぇ…?
──中央暦1639年10月21日午前8時、フェン王国ニシノミヤコ沖合・パーパルディア皇国海軍竜母艦隊──
フェン王国へと向かうパーパルディア皇国海軍は艦隊を二つに分けていた。
一つは戦列艦を中心とした主力艦隊。そして、竜母艦隊である。
皇国海軍の基本戦術は、ワイバーンロード部隊を擁する竜母艦隊を先行させ索敵を行う。敵艦隊を発見した際には制空権を確保、その後に導力火炎弾による対艦攻撃を行いつつ主力艦隊が到着するまで敵艦隊を逃さない…いわば、皇国に噛み付いた者を必ず殲滅するという執拗なものである。
そんな皇国海軍の一番槍である竜母艦隊の副司令官であるアルモスが、整然と航行する艦隊を眺めて満足そうに頷いた。
そして、横に控える竜騎士長に言葉を投げ掛けた。
「竜騎士長!」
「はっ!」
「皇軍は強い!」
「存じております!」
「何故強いと思う?」
「圧倒的火力を誇る戦列艦。そして、竜母による制空能力があるからであります!」
「そうだ!皇軍がこれまでの海戦で無敗であったのは、この竜母艦隊があってこそ。この艦隊がある限り、皇軍…いや、皇国は覇王として世界に名を轟かせ続ける!」
何時ものやりとりに竜騎士長が微妙な顔をしている事に気付いていないのか、甲板上で一歩踏み出した。
「そして見るがよい!皇国の造船技術の結晶たる最新鋭竜母にして旗艦である『ミール』を!」
戦列艦より二回り程大きな竜母が多数を占める竜母艦隊の中でも若干大きく、美しい竜母に向かってアルモスが両腕を広げる。
「『対魔弾鉄鋼式装甲』による従来の竜母を凌駕する防御力、艦体を拡大させた事によるワイバーンロード搭載量と安定性の増大…正に機能美に溢れた竜母ではないか!」
苦笑いする竜騎士長、自らの演説じみた言葉に酔っているアルモス。
──ドォォォォォォォン!
そのミールが大爆発を起こし、多数の兵士とワイバーンロードと共に水底へ沈んで行った。
──同日、竜母艦隊上空8000m──
「こちら、バスター1。艦隊を発見、竜母と見られる。」
竜母艦隊上空でV字編隊を組んで飛ぶ九九艦爆、その先頭に位置する隊長機に搭乗するターナケインが無線で全体に伝える。
《バスター2、了解。小さいがどうにか見える。》
《バスター3、了解。》
《バスター4、了解。》
マイハーク級軽空母2番艦『リーン・ノウ』より発艦した九九艦爆による攻撃部隊、18機全てが応えるとそれを見計らったように無線から声が響いた。
《こちら、ドラグーン1。上は俺達が見てるから、遠慮なくぶち込んでやれ。》
攻撃部隊の後方を飛行する制空部隊から無線が来た。
同じく軽空母リーン・ノウより発艦した12機のワイルドキャットによる制空部隊の隊長機に搭乗するマールパティマからだ。
「残念ながら、撃墜スコアは稼げないな。」
《なぁーに、俺達だって爆装してる。お前達のおこぼれを狙うさ。》
「俺達だって蒼龍殿から猛訓練を受けたんだ。おこぼれなんて出ないさ。」
《それなら俺達は文字通り、高見の見物だな。》
「そうなるな。まあ、背中は任せた。」
無線の周波数を変えて、攻撃部隊に指示を出す。
「全機、攻撃準備。竜母を優先して狙え。」
準備は整った。あとは、愛機が腹に抱えている250kg爆弾を敵艦に叩き付けるのみ。
スゥ…、と小さく鼻から息を吸う。ミラー越しに後方機銃手を見る。彼はコクリと頷いた。
「全機、攻撃開始!エントリィィィィィィィィィィ!」
機首を海面に向けて降下を始めた。
ゴーッという風の音と、ブーンというエンジン音が響く。
高度計の数字がどんどん小さくなる…2000…まだだ…1500…1000…800…600、ここだ。
レバーを操作し、爆弾を投下する。
急降下する機体と同じ軌道で放り投げられた250kg爆弾は一際大きな竜母、ミールの甲板に向かって行った。
だが、その爆弾の行方を最後まで見届ける事は出来ない。海面に激突しないために、力の限りを尽くして操縦悍を引き機首を上げる。
「命中!命中!敵艦、轟沈!」
後方機銃手が嬉しそうに報告する。
ミラーで後方を確認すると、特大の火柱を上げながら轟沈する竜母の姿が見えた。ミール自慢の装甲も、甲板には施されていなかったようだ。
木製の脆弱な甲板を貫いた爆弾は、艦内で炸裂しミールの艦体を文字通り木っ端微塵にした。
──ドォォォン!ドォォォン!ドォォォン!ドォォォン!
僚機達も次々と投弾し、それは吸い込まれるようにして敵艦に直撃して行く。
幾つかは外れたり、至近弾に留まり撃沈出来なかった敵艦もあるがこの後に来るワイルドキャットの爆弾により、どのみち撃沈されるであろう。
「よおぉぉぉぉぉおしっ!」
ターナケインはコックピットで思わずガッツポーズする。初の実戦で敵艦撃沈、自慢できる成果だ。
旋回しながら高度を上げつつ海を見る。
燃える残骸に、無惨な死体…その惨状に、敵ながら懺悔の思いが首をもたげる。
──「力を恐れよ。力に溺れた者に待ち受ける物は破滅のみだ。」
指揮官から告げられた訓示が脳裏を過る。
そうだ…我々は、こんなにも圧倒的な力を持っている。ワイバーンよりも、弓矢よりも、剣よりも…果てしなく強力な力を持っている。
こんな兵器を持つ者同士で戦争をすれば歴史上、類を見ない悲惨なものとなる。
そんな恐れを抱きながら、浸水して傾きつつある竜母を横目に軽空母リーン・ノウへと帰還するために僚機を引き連れて来た空路を戻って行った。
──同日同時刻、パーパルディア皇国海軍竜母艦隊──
──ギャオォォォォォォォン!
斜めになった甲板をワイバーンロードが滑り落ちて行く。飛行出来るとはいえ、助走出来なければ飛ぶ事は出来ない。
空の王者たるワイバーンロードが転げ落ち、溺れ死ぬ様はまるで祖国の行く末を暗示しているかのようだ。
そんな不吉な事を思いながら、アルモスは必死にマストに引っ掛かったロープに掴まっていた。
「馬鹿な…っ!あれは…ムーの飛行機械ではないか!何故、蛮族があんな物を!」
徐々に弱くなる握力で、必死にロープを握り締めながら驚愕を口にする。
因みにさっきまで傍らに居た竜騎士長は鎧の重さが祟ってしまい、甲板から海に転落していた。
(何故…何故、気付かなかった…!)
瞬く間に、誉れある竜母艦隊が殲滅された理由。それをパニックになっている頭で必死に考える。
だが、彼の常識ではワイバーンの限界高度の2倍にあたる高度8000mから急降下するなど考えつくはずもない。
更には、機械動力を使用する飛行機であるため対空魔振感知器で発見する事も出来ない。
常識外の高度からの攻撃と、感知器では発見出来ない航空戦力…彼らが発見する事は元より不可能だったのだ。
──ブゥゥゥゥゥウウウウウン!
思考を巡らせているアルモスの耳に聞き慣れない音が突き刺さる。
その方向を見ると飛行機械…ワイルドキャットが爆弾を投下した。
その一瞬後、激しい衝撃と共にアルモスの意識は永遠の闇に葬られた。
私、実はガルパン観た事無いんですよ(唐突なカミングアウト)
今後、お色気シーンは…
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今より増やせ
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このぐらいでいい
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もう少し減らしていい
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もっと減らして
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無くていい