こんなノリと勢いだけの作品を読んで頂き、感謝感激です!
北連イベント、新KAN-SEN全員入手しました
あとはポイント集めつつ、装備集めですね
キーロフとソビエツキー・ソユーズの実装、待ってます
──中央暦1639年12月9日正午、デュロ港──
敵の揚陸部隊を迎撃するために配置されたデュロ防衛陸軍部隊。敵艦隊からの艦砲射撃や、航空戦力による対地攻撃に対抗する為に造られた防衛陣地が港の至るところに設置されていた。
その陣地群のやや後方にやや規模の大きな陣地があった。
「空も海も奪われた…か。」
半ば諦めたような口調で陸軍将軍ブレムが呟く。
丸太を組み合わせて、土嚢を積み上げたドーム状の陣地内部に漂う土の臭気が何処と無く墓場を思わせる。
「栄えある皇軍がこのような穴蔵に籠るしか出来ぬとは……ふっ、お笑いだな。」
自嘲するように話すブレムに対し、副官が励ますように語りかける。
「いえ、将軍。まだ勝負が決まった訳ではありません。如何に空と海を制圧しようが、歩兵を投入しない事には陸を占領する事は出来ません。」
「では、君は陸戦ならば勝てるとでも?」
「はい。一般的に攻撃する側は、防御側の3倍の戦力が必要だと言われています。加えて、此方はムーから取り寄せた戦術教本による強固な陣地を構築しています。現に、敵飛行機械による攻撃にも耐えた事から、陸上における我々の優位は揺るぎないかと。」
副官の言う通りだ。
デュロ市街地の各所に作られた陣地はムーから取り寄せた戦術教本に基づいて造られた物であり、かつて近隣諸国のワイバーンの脅威から逃れる為に編み出された物だ。
そして、その効果は確かなものであった。敵飛行機械より投下された爆発物…ランカスターとアヴェンジャーから投下されたPTABの直撃にも耐えた防御性能は、防衛戦を得意とするムーの戦術の正しさを証明しているようだった。
「だが、敵飛行機械は我々のワイバーンロードとワイバーンオーバーロードを易々と殲滅し、敵艦隊は我々の艦隊に甚大な被害を与えている。それ程の戦力を形作る技術を陸戦兵器に転用していないとは考えられん。」
「それは…」
副官がどうにか反論の言葉を発しようとした瞬間だった。
「沿岸部陣地より通信!《敵艦隊見ゆ。超大型艦3!》」
その言葉を聞いたブレムは陣地に開けられた覗き窓から身を乗り出し、双眼鏡を覗き込んだ。
「な……なんだあれは……」
ブレムと同じようにして双眼鏡を覗いていた副官が生唾を飲み込み、震える声で告げた。
海に浮かぶ3隻の巨艦…剣を思わせるスマートな船体に、城郭のように聳え立つ構造物。そんな空前絶後の巨艦が此方に向かって長大な筒を向けている。
「ま…まさか、あれは…」
ブレムが驚愕に目を見開きながら言葉を紡ごうとした。
しかし、その言葉は敵艦の筒から噴き出した爆炎の閃光で目を潰された事により、続く事は無かった。
──同日、デュロ攻略艦隊対地攻撃部隊『ジョージア』──
「さぁーて、とっ。ウォーミングアップにもならないが、指揮官がくれた出番だ。大和や武蔵の分もやろうかね!」
艦橋の戦闘指揮所でKAN-SEN『ジョージア』が酸素コーラの瓶を片手に、気合いを入れるように言った。
《こちら、『クワ・トイネ』のブルーアイです。射撃準備完了、ジョージア殿に合わせます。》
《『クイラ』のオサマです。此方も射撃準備完了しました。何時でもどうぞ。》
そんなジョージアに対し通信が入った。
デュロ攻略艦隊に編入されたロデニウス連邦海軍の戦艦、『クワ・トイネ』の艦長ブルーアイと『クイラ』の艦長オサマからだ。
ジョージアが率いる対地攻撃部隊。その目的は、空爆で破壊しきれなかった沿岸部の敵拠点の破壊である。
「よーし、可能な限り沿岸部を破壊するぞ。私達が上手くやれれば、それだけ上陸作戦も上手く行く。」
《はっ、承知致しました。》
《この砲を撃つ日を楽しみにしてましたよ!》
真面目なブルーアイと、豪快なオサマの返答を聞いたジョージアは満足そうに頷くと、青と金の瞳でデュロの港湾設備に狙いを定めた。
「目標、デュロ沿岸部!徹底的にやるぞ!」
狙うは5km程先のデュロ沿岸部。
水平となっていた砲身が僅かに仰角を付ける。
クワ・トイネとクイラの35.6cm連装砲4基が、そして最大級を誇るジョージアの457mm連装砲3基がその巨砲をデュロへと向ける。
その圧倒的破壊力を的確に送り届けるべく。
──シュポンッ
ジョージアの艦橋に、そんな音が鳴り響いた。
彼女が持っていた酸素コーラの詮を開けた音だ。
「んぐっ……んぐっ……ぷはーっ!」
舌を突くような刺激的な味わいの酸素コーラを一気に飲み干したジョージアは、口元を拭うと空瓶の飲み口でデュロを指した。
「この巨砲の響きでお前らの最後を奏でよう!」
《主砲発射!》
《撃てぇぇぇぇぇぇい!》
──ドドドドドドドドォォンッ!ドドドドドドドドォォンッ!
クワ・トイネとクイラの砲口が火を噴き、35.6cm砲弾を発射した。
それとは一拍遅れて、ジョージアも主砲を発射した。
──ズガガガガガガァァァァァァァンッ!
まるで目の前に雷が落ちたかのような轟音、火山が噴火したかのような爆炎。
莫大なエネルギーを伴って発射された457mm砲弾は緩い弾道を描き、デュロへと飛翔した。
──ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ……
まるで笛のような風切り音を伴い飛翔する22発の砲弾。
その内、16発の35.6cm砲弾が一足速く着弾した。
──ズドォォォンッ!ズドォォォンッ!
着弾と同時に炸裂、爆炎と衝撃波と破片が石畳の港を瓦礫の山へと変貌させる。
だが、それはまだ序の口だ。
──ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…
飛来する457mm砲弾、それが突如として分裂した。
信管の誤作動や、砲弾の強度不足による空中分解等ではない。
ジョージアが持つスキル『ヘビーバレル・バスター』による物だ。
これは457mm徹甲弾1発あたり、9発の127mm弾程度の威力を持つ榴弾を円形にばら蒔くというものである。
──ギャギャギャギャギャ…ズドォォォンッ!
457mm徹甲弾が緩い角度で突入し、暫し地表近くの地中を突き進む。そして、最終的には遅延信管が作動し地中で爆発する。
まるで湧水が砂を巻き上げるように地面が盛り上がったかと思えば、大量の土砂と砕けた石畳が間欠泉の如く天高く舞い上がった。
だが、それでは終わらない。
──ドドドドンッ!
追い討ちするように多数の榴弾が降り注ぐ。それにより、逃げ惑う兵士達が爆炎に焼かれ、破片に貫かれて命を散らす。
空襲により発生した市街地の火災と、沿岸部に降り注ぐ砲弾に挟まれた兵士達に最早打つ手は無かった。
──同日、デュロ防衛陣地──
「8番、9番、13番、22番陣地…応答ありません!」
「砲撃陣地より通信!《陣地崩壊、退却する》との事!」
──ズドォォォンッ!
「うわぁぁぁぁ!」
「至近弾!」
「痛いぃぃぃぃぃ……痛いぃぃぃぃぃ!」
防衛陣地は手が付けられない程に混迷を極めていた。
次々と飛び込む陣地壊滅の報告、そして砲弾の破片。
此方の魔導砲の射程外から、地形を変えてしまう程の威力を持つ砲弾を叩き込む敵艦…全員が理解出来た。
──勝てない。
と…
それは、この場を任されているブレムにも痛いほど理解出来た。
「……諸君。」
ブレムの言葉に、その場が静まり返る。
「敵は明らかに我々より優れた…遥かに優れた兵器を保有している。この場に居る諸君はそれを痛感しているだろう…だからこそ…我々は、この場を放棄し後方の基地に移動する。」
「し…しかし、市街地は火災となっています。さらには敵の砲撃が…」
半分諦めたように言う副官の言葉に、首を振って否定するブレム。
すると、机の上に地図を広げて地図上に指を滑らせる。
「何も市街地を突っ切る必要は無い。遠回りになるが、街外れの倉庫街を経由して基地へ向かう。……武器や防具は放棄…いや、兜と胸甲は着けておけ。破片ぐらいなら防げるはずだ。」
「し、承知!」
ブレムの言葉に、副官を始めとした兵士達が退却の準備を始める。
「私が先導する、体力のある者は負傷者を……」
陣地の出入り口から一歩出て、辺りを窺いつつ指示をしていたブレムだったが視界の隅に何かが見えた。
それは、空から降り注ぐ光の弾……
「逃げ……」
──ドォォォォンッ!
轟音と衝撃、熱波と閃光を全身に受けたブレムは宙を舞い、砲撃により耕された地面に落下する。
「あぅ……うぅ……」
頭がガンガンと痛み、耳はキーンという音以外聴こえない。目が霞み、涙が溢れてくる。
そんな状態で、全身の痛みを堪えながら辺りを見回す。
崩壊した建物と大きくへこんだ地面…そして、散らばる丸太や土嚢。
(遅かった…か…)
自らの判断の遅さを後悔し、彼の意識は闇に溶けて行った。
ソビエツカヤ・ロシアのポンコツお姉さん感……嫌いじゃないわ!
今後、お色気シーンは…
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今より増やせ
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このぐらいでいい
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もう少し減らしていい
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もっと減らして
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無くていい