とある因果の交差路にて   作:kould

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あまりにもマスタリングが下手――っ!


慈悲と高潔の獣 3

《プリプレイ》

GM

「さて、まずは成長点の使い先を教えてくれ」

セイヴル

「ギルドがレベル4になったぜ。サポートは《連携攻撃Ⅱ》、現在の組み合わせだとユウが《シャインブレイド》で魔法ダメージ攻撃をして、オレッチが《ラストスタブ》でとどめを刺す形だな」

ユウ

「セイヴルの方が行動値早いからよしなよ、とは言ったんだけどね」

セイヴル

『トドメは俺が決める――!!』

グリム

「我儘だなこのリーダー!?」

セイヴル

「……で、キャラのレベルアップは惜しくも足りなかったから、全員がクラスロールを修得したぜ。オレッチは《スピードアタッカーⅠ》、行動値は過剰かもしれないが、次で筋力を足せば20mダッシュができるようになるぜ」

ユウ

「私は《パラディオンⅠ》。フェイトを使うと5ダメージ軽減できる、魔法ダメージにも効果的だな」

グリム

「オレは《マジックスピナーⅠ》だが、前提の《マジックフォージ》を取っていないので死にスキルだな。次のレベルアップへの備えってやつだ」

クラブ

「私のロールは《マスターマインドⅠ》、教会からの支援金を頂けます。それで買い物が――」

 

GM

「ちょっと待ってほしい。……実は船はまだリバサ村に着いていないんだ」

セイヴル

「オイそれってまさか――」

SM1

『ギールギルギルギル! ここで会ったが百年目、なんだか疲れてそうなお前らをけちょんけちょんにしてやるギル!!!』

SM2

「皆さんに襲い掛かってきたのは、リバサ村で撃退したギルマンチーフ。新しい仲間を引き連れて逆襲に来ました!」

グリム

「ほ、ホットスタートだ~~~!?」

 

 

   #   #   #

《オープニングフェイズ:シーン1(戦闘)》

♪戦場:初陣

 

セイヴル

「クソッ、何はともあれ《ジャッジメント》」

GM

「では、戦闘開始。勿論シナリオ初めなので君たちのスキルとHP/MPはすべて回復している。減っているのはポーションだけだ。配置は君たちが船上に1エンゲージで、船の両舷を挟むように4体のギルマンがいる。右10mのエンゲージにはギルマンチーフと杖ギルマン。左10mのエンゲージには弓ギルマンと“薬瓶を持ったギルマン”が居る。勿論水中なので〈プール〉設置だ」

SM1

「セットアップのスキルは全員なし」

SM2

「行動順はセイヴル>薬>グリム=ユウ>杖>クラブ>弓>チーフです」

セイヴル

「う~ん、待機!」

(一同爆笑)

グリム

「どんだけ連携攻撃やりたいんだよ!?」

セイヴル

「これは立派な戦術だ。《バーサーク》起動すると回避が役に立たないからな。敢えて初動を交わしてカウンターを決めるのさ」

SM2

「そう上手くいくでしょうか。薬ギルマンは《グレネード:ポイズン》を乗せたハンドグレネードでPCのエンゲージを爆撃します。――因みにギルマンは《ギルマン泳法》で水中の判定に+1Dされるのでご注意を」

SM1

『センセイ、やっちまうギル!!』

ユウ

「グレネード!?」

クラブ

「アルケミストですか。最初は自分も取ろうかとも思っていましたが、ここでまみえるとは」

 

命中 10+4D(2.3.5.6)=26

回避

セイヴル 5+2D(3.5)=13

クラブ  2+2D(4.4)=10

グリム  3+2D(1.5)=9

ユウ   6+2D(1.6)=13

 

DR 6+2D(2.6)=14

 

ユウ

《カバーリング》クラブ

グリム

《サモン・アラクネ》

クラブ

《プロテクション》クラブ

 

MP

クラブ 60-3=57/60

グリム 63-6=57/63

ユウ  42-2=40/42

 

DR 6+2D(4.4)=14

 

D軽減

クラブ 2D(2.6)=8

グリム 1D(5)=5

 

物防

セイヴル 14-9-5=0

グリム  14-5-8-5≦0

ユウ   14-23-5≦0

 

SM1

『コイツ弱いギル!?』

(一同爆笑)

クラブ

「取らなくて正解でしたね、おそらくスキル全振りでないと実用に耐えないのでしょう」

グリム

「うーん、どっち狙うかな? 魔法ダメージの方が嫌か。チーフと杖にメジャーで《サモン・ファーヴニル》」

 

MP  57-6=51/63

魔術 8+3D(1.2.5)=16

回避 

チーフ 4+3D(1.3.4)=11

杖   4+3D(2.2.3)=11

 

DR 18+4D(1.2.3.4)=28

魔防

チーフ 28-5=23

杖   28-4=24

 

HP 67-23=44

 

ユウ

「移動しようか、遊泳状態では筋力判定をするのだったな」

 

筋力:難易度10

ユウ 9+2D(2.5)=16

通常通り移動できる

 

ユウ

「チーフ達のエンゲージに入って、マイナーで《ディフェンダー》起動。フリーアクションで《連携攻撃》開始、チーフに《バッシュ》《シャインブレイド》で魔法ダメージ! ……外したくないな、フェイト1点入れようか」

 

MP 40-3-4=33/42

物防+9

Fate 6-1=5/6

 

命中 4+4D(1.3.3.6)=18

回避 4+3D(1.1.4)=10

 

DR 15+4D(3.4.5.5)=32

魔防 32-5=27

HP 44-27=17

 

セイヴル

「次のイニシアチブプロセスでオレッチが連携攻撃を宣言、割り込み行動ができるぜ! ムーブでチーフ達へ移動だ」

 

筋力:難易度10

セイヴル 6+2D(2.3)=11

 

セイヴル

「あっぶねぇなぁ。マイナーで《バーサーク》、メジャーで《バッシュ》《リバウンドバッシュ》《ラストスタブ》。1個でも6が出ればクリティカルだぜ!」

 

MP 38-3-4=31/38

物攻+9、回避-1D

 

命中 5+3D(1.2.4)=12

回避

チーフ 4+3D(1.3.4)=12

杖   4+3D(4.4.6)=18

同値回避!

 

セイヴル

「ア"ア"ア"ア"ア"!!?」

グリム

「ヘタクソーーー!!」

SM2

「いやぁ正直ダメかと……、命拾いした杖の行動は《BS付与:放心》《魔術攻撃:水》を――(1)クラブです」

 

魔術 8+4D(1.3.4.5)=21

回避 2+2D(1.2)=5

 

DR 22+2D(2.2)=26

 

グリム《コンストリクション》《サモン・アラクネ》

クラブ《プロテクション》

 

MP

クラブ 57-3=54/60

グリム 51-4=47/63

 

D軽減

クラブ 2D(5.6)=11

グリム 1D(6)=6

 

魔防 26-6-11-6=3

HP 44-3=41/44

〈放心〉を受けた

 

クラブ

「まだやることはないですね、聖水も作っていませんし。エネミー識別をしましょう、対象は推定ギルマンアルケミスト」

 

知力:難易度12

クラブ 6+3D(2.4.4)=16

 

GM

「成功したな、お察しの通りこいつは“ギルマンアルケミスト”。残り5個のハンドグレネードとHPポーションを2個持っている。物理に強く魔法に弱く〈毒〉を無効にできる、HPは67点だ」

SM2

「弓ギルマンは後衛二人の方が近いのでこちらを狙います。マイナーで《シュアショット》メジャーで《ギルマンアロー》を――(1)やはりクラブに」

 

命中 6+4D(1.4.6.6)=Critical!!

回避 2+2D(3.6)=11

DR 11+4D(1.2.3.3)=20

 

グリム《コンストリクション》《サモン・アラクネ》

クラブ《プロテクション》

 

MP

クラブ 54-3=51/60

グリム 47-4=43/63

 

D軽減

クラブ 2D(1.2)=3

グリム 1D(1)=1

 

魔防 20-6-3-1=10

HP 41-10=31/44

 

SM1

『死ぬかと思ったギル! 《チャージ》は乗らないけどオマエタチをタックルで沈めてやるギル!』

――前衛2人に《範囲攻撃:白兵》!」

 

命中 10+3D(1.4.6)=21

回避

セイヴル 5+1D(5)=10

ユウ   6+2D(2.3)=11

 

DR 16+4D(2.2.3.5)=25

 

ユウ

「届かないぞ、《カバーリング》で確定0ダメージ」

 

MP 33-2=31/42

物防 25-32≦0

 

SM1

『ギルルルルル!?』

SM2

「クリンナッププロセスは全員スキルなしです。第2ラウンドのセットアップ、行動順は一緒」

セイヴル

「今度こそ決めるから待機で!」

SM1

「アルケミストがさっきと同じ《グレネード:ポイズン》でハンドグレネードを投げるよ」

 

命中 10+4D(1.1.3.3)=18

回避

クラブ 2+2D(2.5)=9

グリム 3+2D(2.2)=7

 

DR 6+2D(3.6)=15

 

グリム

「あ、オレ毒消し持ってるじゃん。ユウちょっと《カバームーブ》してやってくれよ? オレは自身に《コンストリクション》《サモン・アラクネ》」

ユウ

「承った。クラブを《カバーリング》《カバームーブ》」

クラブ

「私はグリムに《プロテクション》」

 

MP

クラブ 51-3=48/60

グリム 43-4=39/63

ユウ  31-2-4=25/42

 

D軽減

クラブ 2D(4.5)=9

グリム 1D(6)=6

 

物防

グリム 15-5-9-6≦0

ユウ  15-31≦0

 

グリム

「さて、信じるからなリーダー。オレは反対側のエンゲージに《サモン・ファーヴニル》」

 

MP 39-6=33/63

魔術 8+3D(2.3.4)=17

回避

ケミ 5+3D(2.3.5)=15

弓  3+3D(1.1.6)=11

 

DR 18+4D(1.5.5.6)=35

魔防

ケミ 35-6=29

弓  35-2=32

HP

ケミ 67-29=38

 

ユウ

「フリーで連携攻撃開始、メジャーで《バッシュ》《シャインブレイド》を杖ギルマンに」

 

MP 25-4=21/42

命中 4+3D(2.3.5)=14

回避 4+3D(3.6.6)=Critical!!

 

GM

「おっと、命中しないと連携攻撃は繋がらないな。しかもセイヴルの割り込みも発生しない」

SM1

「杖ギルマンが斬ってきたユウに反撃するよ、放心は意味がないから《魔術攻撃:水》だけ」

 

魔術 8+4D(1.1.3.5)=18

回避 6+2D(1.5)=12

 

DR 22+2D(1.6)=29

 

クラブ《プロテクション》

グリム《コンストリクション》《サモン・アラクネ》

 

MP

クラブ 48-3=45/60

グリム 33-4=29/63

D軽減

クラブ 2D(4.5)=9

グリム 1D(2)=2

 

魔防 29-6-9-2=12

HP 69-12=57/69

 

クラブ

「回復しましょう。マイナーで自分にMP、メジャーで《ポーションピッチ》でグリムにMPを1個使います。これで打ち止め」

 

MP回復 4+3D(1.2.3)=6

クラブMP 45+6-3=48/60

 

錬金術 5+3D(1.2.5)〇

MP回復 4+3D(5.5.6)=20

グリムMP 29+20=49/63

 

SM2

「弓はマイナーで《シュアショット》、メジャーで射撃攻撃を(4)グリムに」

 

命中 7+4D(1.1.1.2)=12

回避 2+2D(3.3)=8

 

DR 6+4D(2.2.3.5)=18

 

クラブ《プロテクション》

MP 48-3=45/60

D軽減 2D(2.2)=4

 

物防 18-4-4=10

HP 31-10=21

 

SM1

『魚ォォォ、オマエタチの相手なんてしてられないギル!!』――チーフは離脱して船に5m向かうよ」

セイヴル

「釣れないなぁ、もっと遊ぼうぜ? 5m離脱してチーフに追いつき《バッシュ》」

 

MP 31-4=27/38

命中 5+3D(1.3.3)=12

回避 4+3D(4.4.5)=17

 

SM1

『邪魔するなギル!?』――これで第2ラウンド終了だね」

 

GM

(腕を組んで片目を閉じている)

グリム

「どうする? なんか調子悪いけど」

ユウ

「《ギルマン泳法》が厄介の極みだな、こんな序盤でフェイトを消耗したくないし……」

クラブ

(おそらく、GMはこちらの発言を待っているのでは?)

セイヴル

(だよなぁ……)――GM、逃走を提案したい」

GM

(腕を解く)「訊きましょう?」

 

セイヴル

「まず確認だが、船は止まっているのか?」

GM

「速度は落ちているが停止してはいない。川の流れもあるし、ギルマンたちは進路を塞いでいないからね。しかし船で逃げようとしても、ギルマンたちの方が当然早いから追い付かれるだろう」

ユウ

「船に戻りたいけど、ロープか何かを投げてもらうのはできる?」

GM

「救命ロープ付きの浮き輪は当然積まれているし、投げるのも乗組員がやってくれる。しかし、現在の前衛2人に投げるにはチーフが邪魔だ」

クラブ

「了解した、チーフを倒してユウはエンゲージ離脱。そこに浮き輪を投げて回収する」

GM

「では再開しよう、第3ラウンドはセイヴルから」

 

セイヴル

「《バッシュ》で命中にフェイト1点」

 

MP 27-4=23/38

命中 5+4D(2.3.3.5)=18

回避 4+3D(2.3.5)=14

 

DR 20+4D(2.4.6.6)=38

物防 38-16=22

HP 17-22≦0

ギルマンチーフは倒れた!

 

SM1

『ゴボボボボボ!?』

SM2

『やられてしまいましたか、声だけ大きくてとんだ脳筋でしたな。では逃げましょう、人間の船を報告しなければいけません』

「アルケミストと弓ギルマンは逃げていきます」

グリム

「寧ろ助かったな、念のためこっちも片付けとくか。《コンストリクション》《サモン・ファーヴニル》を杖ギルマンに」

 

MP 49-4=45/63

魔術 8+3D(1.3.6)=18

回避 4+3D(1.4.4)=13

 

DR 18+4D(2.2.4.6)=32

魔防 32-4=28

 

ユウ

「落ちないか、5m離脱してセイヴルと合流。おーい、此処に投げてくれ!」

GM

「判定するまでもないだろう、力自慢の船員が投げてくれた浮き輪を2人がしっかりと掴む。クリンナッププロセスで2人は船に上がってよい」

クラブ

「もう消化試合ですので何もしません」

SM1

「杖ギルマンもチーフが沈んでいったからさっさと逃げ出すね。戦闘終了、CEの勝利だよ」

セイヴル

「実質痛み分けだろコレ」

 

成長点

 3+4+5+6=18

プール 1+1=2

 

ドロップ品

ギルマンチーフ 3D(2.5.6)=13……ギルマンチーフのひげ(200G)

 

《オープニングフェイズ:シーン2(休憩)》

GM

「さて、ウィリー号は何とかリバサ村まで戻ってきた。妨害があったせいでもう昼過ぎだ。今日は村で買い出しと休憩で終わりになるとウッドマンは言っている」

セイヴル

「実際どーする。船を出せば、またギルマンたちが襲ってくるかもしれないぜ?」

ウッドマン(GM)

『正直、悩んでいます。往復で最低でも皆さんクラスの戦力が居なければ安全が確保できないということが判明しました。幸い船体へのダメージはありませんが、次も成功する保証は……』

クラブ

「陸路は駄目なのですか? 以前はサーヴ川を使っていなかったのでしょう」

ウッドマン(GM)

『一番近いのは、ルネス神殿への転送陣を使い、そこから東へ5日。それでようやく、森の西端に辿り着く程です。依頼の日数に間に合いません』

グリム

「なあウッドマンさんよ、オレ達は文字通り“乗り掛かった舟”なのだから、ちょっとぐらい無茶言っても誰も責めないぜ」

ウッドマン(GM)

『……一度、ログレスに伝書を出します。1日足止めをお願いしても?』

ユウ

「相分かった、その間は船の護衛に努めよう」

 

GM

「ウッドマンは急いで村役場へ入っていく、見送った君たちは市場に向かうことにした。――リバサ村で購入できるのはポーション、普通の武具(レベル4まで)、普通の道具や食料だ。少し考えていてくれ、その間にこちらもシナリオを練り直してみる」

グリム

「BooBoo!!(杖を買おうとしていた)」

GM

「次、次では“パーフェクトアイテムガイド”解放するから!」

クラブ

「ポーションと防具を買い込みましょう。《レギュラー》の割引は有効ですか?」

GM

「良いだろう、《マスターマインド》と《ピューリファイ》も今のうちに使用しておくといい」

 

買い物

ドロップ品売却……全員50G

 

セイヴル HP*5、ファインバックラー

「クロスヘルムの回避ペナ重いな……ユウ要る?」「要らない」

 

クラブ  HP*5、MP*5、ビレッタ、バックラー(セイヴルから)、毒消し*2(グリムから)

「アコライトの専用装備は悪くないですが重いですね、筋力を鍛えるべきでした」

 

グリム  MP*5

「よく見たらメイジハットが重量オーバーじゃん、外そ」

 

ユウ   HP*5

「ラウンドシールド売ろうか、いやこの前みたく装備破壊の敵がいたら詰むな」

 

クラブ

Fate 5-1=4/5

700G貰った

MP 48-7=41/60

魔術 6+2D(5.6)=17

聖水を2個入手した

 

GM

「――お待たせした。最後に《レストタイム》を適用してシーンを終了しよう」

 

回復

セイヴル 4+2D(1.5)=10

クラブ  4+2D(2.3)=9

グリム  4+2D(1.1)=6

ユウ   4+2D(5.6)=15

 

HP

クラブ 21+9=30/44

MP

セイヴル 23+10=33/38

クラブ  41+9=50/60

グリム  45+6=51/63

ユウ   21+15=36/42

 

 

 

   #   #   #

《オープニングフェイズ:シーン3(自由行動)》

GM

「さて、ウッドマンは昨日の夕方に早馬でタルジスへ戻っていった。神殿の転送陣を借りてログレスに戻り、指示を仰ぐとのことだ」

グリム

「お役所仕事も大変だなぁ」

GM

「なので、君たちは今日1日は村の中で自由にして良いといわれている。村人の仕事を手伝ってもいいし、鍛錬をするのもよい、明日に備えて体を休めるのも立派な仕事だ」

CE

『……うーん』

 

(冒険者相談中)

 

クラブ

「私は村医者の手伝いをしたい。村だから診療所も大きくはないだろう」

ユウ

「私は鍛錬かな、剣が当たらない」

セイヴル

「あ、じゃあオレッチも一緒にやるわ。《連携攻撃》の動きを確認する感じで」

グリム

「(ダイスのせいで)なんか寝付けなかったからもうちょい寝るわ」

 

SM1

「うんうん、じゃあクラブは神殿にやってきたよ。村のアコライトが回復魔術とか薬草とかでケガ人を治しているんだって」

クラブ

「手伝いましょう、ヒーラーの修行にもなります」

SM1

「じゃあ知力判定で……難易度は12で」

 

知力:難易度12

クラブ 6+2D(3.4)=13

 

SM1

「いいねー。クラブはテキパキと薬草を煎じて、ちょっとケガしたり腰を痛めた村人を治療できたよ」

アコライトのお婆ちゃん(SM2)

『ありがとうねぇお医者さん。村にくる魔物なんてギルマンとかゴブリンとかぐらいだから、畑行って肩とか腰とか痛める連中の方が多かったのよー』

「お婆ちゃんからお礼の品が貰えます。“成長点1点”と“MPポーション1個”どちらがいいですか?」

クラブ

「ポーションで。助かります御婆様、必ず成功させて見せましょう」

 

SM2

「鍛錬組はウィリー号の停泊所まで来ました。揺れる甲板の上で、いつもの得物に近い長さの木の棒を構えています」

SM1

「命中判定で14以上を出してもらおうかな、パッシブスキルは乗せていーよ」

 

命中判定:難易度14

セイヴル 5+3D(2.6.6)=Critical!!

ユウ   4+3D(1.4.4)=13

 

セイヴル「あ」

グリム「クリティカル無駄打ちしてんじゃねえぞゴルルルアァ!!」(寝言)

(一同笑)

 

SM1

「あはは、セイヴルが勢い余ってユウの棒を弾き飛ばしちゃったねー。一人成功だから、成長点1点ね」

 

GM

「グリムは食事を腹いっぱい摂って昼寝をすることにした。MPを2Dだけ回復してよいとする」

 

グリム 2D(3.3)=6

MP 51+6=57/63

 

GM

「では君たちが思い思いに過ごした夕方、ウッドマンが早馬に乗って村に戻ってきた」

ウッドマン(SM1)

『お待たせしました。……結論から言いますと、今回の探索は中止です』

セイヴル

「そうか。残念だが妥当だな」

ウッドマン

『よって、ウィリー号はここからログレスに移送することになりましたが、護衛を雇う許可が出ました。皆さんには引き続き同船して、サーヴ川の流下に付き合って頂きます』

グリム

「良いぜ、ギルマンの脅威を野放しにしたまま帰るわけにはいかないからな」

ウッドマン

『はい。今回襲撃してきたギルマン部隊を退治せよ、とログレス水運省からも訓示を受けています。最低でも襲撃者の迎撃は確定、可能なら奴らの拠点を明らかにしたいところです』

クラブ

「受領することは前提ですが、報酬は?」

ウッドマン

『満額とは言いませんが、この調査の予算から支払ってよいとされています。――6000G用意できます、どうかお願いします』

ユウ

「決まりだな、出発は明朝か?」

ウッドマン

『ええ、距離的には森からリバサ村までとほぼ同距離ですが、ギルマンの拠点を探しながらですので2~3日の行程となるでしょう。準備は万全でしょうか』

グリム

「休ませて貰えたからな、あんたこそ今日は寝ておけよ?」

ウッドマン

『――。ありがとう、ございます……』

「そこまで言って、ウッドマンは力なく椅子に座ってそのまま寝ちゃったよ」

クラブ

「……見抜いていたのですか?」

グリム

「カマかけただけだよ。馬とはいえ夕方に出発して朝一で首都に戻っていたら、休む暇なんて無かったんじゃねえかな。って」

ユウ

「彼を担いで部屋に運ぼう」

GM

「うむ、ではウッドマンの懐から新しい令状が落ちて開かれたところで、オープニングフェイズは終了だ」

 

 

   記

 

指令:サーヴ川の保全

内容:ギルマン及び水棲危険生物の討伐

報酬:6000G

期間:3日間

特記:霊獣保護課の監督職員が同行

 

   以上

 

《今回予告》

クリムゾンエレクトに新たな任務が発令された。

サーヴ川に巣食う、ギルマンの討伐戦だ。

蒸気船を駆り、エルーランの大動脈を開拓せよ。

 

   アリアンロッドRPG2E

  『魚人の川流れ』

  ――君達は〈水〉の恐ろしさを知らない。

 

セイヴル

「もう大分思い知ったわ!」

 

 

 

   #   #   #

《ミドルフェイズ:シーン1(探索)》

GM

「今回は深いことは考えず、FS判定でシナリオを進めることにする」

 

FS判定『ギルマンのアジトを探せ』

完了条件:6ラウンド経過時に進行度15点以上

成長点 :5点

進行判定:知力または感知、難易度13

支援判定:筋力または精神、難易度13

 

SM2

「まずは第1段階、ギルマンのいそうな場所にアタリをつけましょう。流れの緩いところとか、斥候のギルマンが多い場所とか」

SM1

「行動順はセイヴル>グリム=ユウ>クラブだね」

 

ラウンド1

セイヴル 支援判定

筋力 6+2D(1.6)=13

次の進行判定に+2

 

グリム 進行判定

知力 5+2+2D(3.5)=15

小成功 進行度+1

 

ユウ 支援判定

筋力 9+2D(1.1)=fumble!!

次の進行判定に-1

 

クラブ 進行判定

知力 6-1+2D(3.6)=14

小成功 進行度+1

 

ユウ

「すまなかった。次はリーダーも進行判定に参加してみてくれないか」

セイヴル

「あいよー」

 

ラウンド2

セイヴル 進行判定

感知 5+2D(2.4)=11

失敗 進行度±0

 

グリム 進行判定

知力 5+2D(1.2)=8

大失敗 進行度-2

 

ユウ 支援判定

筋力 9+2D(2.5)=16

次の進行判定に+2

 

クラブ 進行判定

知力 6+2+2D(4.6)=18

大成功 進行度+3

 

グリム

「ぐわあああ!」

セイヴル

「しゃーない、やっぱりオレッチは支援判定に回るわ」

 

ラウンド3

セイヴル 支援判定

筋力 6+2D(3.5)=14

次の進行判定に+2

 

グリム 進行判定

知力 5+2+2D(2.2)=11

失敗 進行度±0

 

ユウ 支援判定

筋力 9+2D(1.4)=14

次の進行判定に+2

 

クラブ 進行判定

知力 6+2+2D(4.4)=16

中成功 進行度+2

 

進行度:5/15

 

ラウンド4

セイヴル 支援判定

筋力 6+2D(2.2)=10

失敗 進行度-1

 

グリム 進行判定

知力 5+2D(2.3)=10

失敗 進行度-1

 

ユウ 支援判定

筋力 9+2D(6.6)=Critical!!

次の進行判定に+2D(1.6)=7

 

クラブ 進行判定

知力 6+7+2D(1.2)=16

中成功 進行度+2

 

ラウンド5

セイヴル 支援判定

筋力 6+2D(2.4)=12

失敗

 

グリム 進行判定

知力 5+2D(3.4)=12

失敗

 

ユウ 支援判定

筋力 9+2D(2.6)=17

次の進行判定に+2

 

クラブ 進行判定

知力 6+2+2D(3.5)=16

中成功 進行度+2

 

GM

「進行度が7になったのでイベントだ。君たちはゆっくり川を下りながら付近を観察し、一つの支流との合流地点が怪しいと睨んだ。難易度を12に下げるよ、頑張ってくれたまえ」

 

ラウンド6

セイヴル 支援判定

筋力 6+2D(3.6)=15

次の進行判定に+2

 

グリム 進行判定

知力 5+2+2D(5.6)=18

大成功 進行度+4

 

ユウ 支援判定

筋力 9+2D(1.3)=13

次の進行判定に+2

 

クラブ 進行判定

知力 6+2+2D(2.2)=12

小成功 進行度+1

 

GM

「ふむ、6ラウンド終了して進行度は12点! 惜しくも届かなかったね、時間切れだ」

セイヴル

「ちくしょう!!」

ウッドマン(SM1)

『どちらにせよ、報告に戻らねばなりません……』

「ウッドマンも肩を落として船をログレスに向かわせるように指示を出すよ」

グリム

「今回は失敗続きだなぁ」

クラブ

「あまりにも力不足ですね、正直慢心していました」

ユウ(素)

「無言で舳先に仁王立ちしています」

SM2

「では、君たちの疲労と失意を乗せて、蒸気船は首都ログレスへと進みます。夕暮れに輝く王都が、今この時は酷く寂しく見えていました……」

 

 

 

   #   #   #

《ミドルフェイズ:シーン2(会話)》

GM

「ウィリー号はログレス東の船着き場に着岸した。町からは離れているが、ここで仕事をしている人間もいるから、彼らは珍しそうに船を眺めているだろう」

クラブ

「実際珍しいですからね」

ウッドマン(SM1)

『朝になれば、船着き場とログレスを行き来する荷馬車が運行します。それに便乗して戻りましょう』

セイヴル

「一緒に怒られに行くか」

ウッドマン

『そうですね、ここまで来たら道連れです。首都観光ぐらいはさせてあげますから、農林省と水運省の二重小言には付き合ってもらいますよ』

「ウッドマンもここまで来たら吹っ切れたみたいだね」

ユウ

「やけを起こすな、失敗を甘んじて受けるのも出来る大人の務めだぞ?」

ウッドマン

『憶えておきましょう』――その日はそのまま就寝して、翌朝。船着き場は日の出前から、荷馬車の準備で慌ただしくしているよ」

 

グリム(素)

「どこの世界も運送屋は大変だなぁ」

SM2

「ウィリー号はこのまま整備場に送られるので、乗組員さんとはここでお別れです」

ユウ

「先日は引き揚げてくれてありがとう、またお元気で」

乗組員(GM)

『おう! あんちゃん達も魔物退治ありがとな。――上手くいかなかったからってあんま気を落とすなよ、人生失敗の方が多いんだからな!』

セイヴル

「常勝無敗とはいかないよなぁ、じゃあ出発しようか」

GM

「荷馬車は当然荷物で満載なので、ウッドマン以外は荷馬車に並走して徒歩で進むことになる。とはいえ、ゆっくり進んでも1日だから疲れることはないし、こんな首都近傍で妖魔や盗賊なんて――(3.5)ほら、出てこない」

グリム

「急にダイスを振るなびっくりするだろ」

GM

「道中は何もなかった、いいね? 昼過ぎにはログレスの巨大な東門が君たちを出迎えてくれる。王都ログレスは3重の城壁に囲まれた巨大都市であり、王城と大神殿を囲む“白の壁”、貴族街や行政施設を囲む“灰色の壁”、一般住居や商店・学校などを囲み、街そのものを区切る“土の壁”と呼ばれている。“土の壁”の荷降ろし場で別れた君たちは、遅めの昼食を摂り、その足で“灰色の壁”――ではなく、ログレス大学内にある農林省へと向かった」

ユウ

「え、大学が自然管理をしているのか?」

ウッドマン

『貴族街のご老人には、現状が今一つご理解頂けないようでして』

 

 

農林省職員(SM2)

『ふむ、ではユニコーンの森の調査は失敗ということですね』

ウッドマン

『はい、面目次第もございません』

CE

『すみませんでした』

職員

『まあ、勤勉なウッドマン君でも無理というのであれば、単純に戦力不足ということでしょう。ルネスから出発したチームはまだ調査中ですので、君たちは解散して結構です』

ウッドマン

『それと、ギルマンの調査についてですが』

職員

『これですね。この川との合流地点が怪しいというのは新しい情報ですが、2回逃げられている貴方達をこのまま派遣しても無駄死にです。王都軍か冒険者に回しましょう、こちらもここまでで構いません』

ウッドマン

『ええと、それだけですか?』

職員

『タルジスの冒険者は然程頼りにならない。――これ以上の罰は不要だと思いますがね。勿論報酬は減額しますが、3000Gだけは用意しましょう。ウッドマン君も、それから君たちも、背伸びをし過ぎだということです。次は身の程を弁えた仕事をしなさい、私からは以上です』

GM

「そう言われて君たちは部屋から追い出されてしまった、ウッドマンもばつが悪い顔をしている」

セイヴル

「……どうしたもんか」

ウッドマン

『大学の経理課で報酬を用意してきます。皆さんは近くにある“冒険者通り”で今日の宿の確保を願います』

GM

「ウッドマンも踵を返したところで、シーンを終了――する前に、君たちに確認することがある」

グリム

「お?」

GM

「今回のシナリオは先程のFS判定の成功を前提としたものだった。なので、依頼が失敗した以上このシナリオを進める意味はほぼ無い」

CE

『…………』

GM

「神殿に報告する義務もある、君たちは報酬の受け渡し後は速やかにタルジスに帰還するべきだろう」

クラブ(素)

「何故それをわざわざ言う?」

GM

「もう少し足掻きたいかも、と思ってな。完全なアドリブ進行になるから、状況は前回に輪をかけて滅茶苦茶になると思うが、どうする?」

ユウ

「――作戦タイム」

GM

「認める」

 

 

   #   #   #

《エンディングフェイズ:シーン1》

GM

「君たちは『タルジスに帰還する』ことを選んだ。戻ってきたウッドマンにそれを伝えると、彼も大きく頷く」

ウッドマン(SM1)

『皆さんの意思を尊重します。――帰り道にずっと考えていたのですが、今後私も現場に出る以上は冒険者としての技能を修得しなければいけないと感じていたのです。次に同道するときは、足手まといにならないよう努めます。……こちらが報酬です、本当は私個人からも支払いたかったのですが、先ほど上司から釘を刺されてしまいまして』

セイヴル

「いいよ、その金は自分の装備を買うのに使ってくれ」

ウッドマン

『では、またお会いしましょう』――ウッドマンは、街の神殿の転送陣まで見送ってくれた」

GM

「凡そ10日ぶりぐらいにタルジスに帰ってきた君たちを、トスカナが柔らかい笑みで迎えてくれる」

トスカナ(SM2)

『クリムゾンエレクトさん、お帰りなさい。お仕事は如何でしたか?』

クラブ

「残念ながら、失敗です。神殿長に詳細を報告したいのですが」

トスカナ

『神殿長は外出しているので私が……。なるほど、サーヴ川のギルマンと森林の魔物は想像以上の脅威だったと』

グリム

「折角推薦してくれたのに、泥を塗っちまった」

トスカナ

『いえ、皆さんしか頼れなかったタルジスの層の薄さが問題ですから。神殿長には私から報告しておきます、皆さん、お疲れ様でした』

 

全員

『お、お疲れ様でした……』

 

 

   #   #   #

《アフタープレイ》

成長点

ミッション失敗:2点

エネミーとトラップ:5点

 18+1+1=20

 20/4=5

 

イベント   :1点

ロールプレイ :1点

セッション進行:1点

他PLを助けた :1点

 

PL 11点

 

報酬

 3000/4=750G

 




セイヴル
「40点溜まったが、嬉しくないレベルアップだな」
グリム
「まあ、これで今までコケにされてた連中に反撃できると思えば」
GM
「意気込みは大変結構だが、次のセッションはしばらく先だ」
クラブ
「ほう、何か予定があるのか?」
SM1
「えへへー」
SM2
「次回は女子会なのです!」
ユウ
「それってまさか……」
GM
「ご明察、君たちのパートナーの出番というワケ」
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