【完結】我こそは武田高信である   作:どんぐりヒッター

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第十三話 尼子討伐

◇◇◇戦国時代だ、武を示せー♪◇◇◇

 

 

 季節が代わり、春から夏へ。

すでに、兵を持った部隊は全員鉄砲隊にしてある。

訓練は実戦だ。手っ取り早い。

尼子攻めだ。早速、戦争。尼子の武威の象徴たる新宮党支配下の尾高(おだか)城を戦争対象に指定。

巻き込まれる二つの城はいずれも尼子の城。

月山富田(がっさんとだ)城と瀬戸山(せとやま)城。

尾高城には新宮党の兵が45、月山富田城には尼子本隊の兵が174、瀬戸山城は無人。

 

 

こちらが足軽なら強敵も多いが今は鉄砲。雨だけが敵だ。

 

 

我が方の軍勢は俺が兵55、稲富祐秀が30、

和田惟政が30、能島武吉が30、沼本房家(ぬもとふさいえ)が28。

稲富は鉄砲適性A、他は皆E。

沼本房家はご隠居殿が浦上から捕らえた武将だ。義理は人並み、有能そうなので連れてきた。

もちろん俺との相性は悪い。

 

 

山伝いに尾高城に近づく。

尼子勢は尾高城前に展開。確実に晴れの日を選んで近づくと尼子本隊が攻撃してきた。

敵は五部隊、衡軛(こうやく)の陣形で攻めてきた。

迎えるは鶴翼の陣。前衛に稲富祐秀が居るので敵は容易に近づけない。

敵方が一部隊二部隊と消えていくうちに沼本房家の鉄砲適性がEからDに上がった。

 

 

ついに大将で当主の尼子晴久(はるひさ)と誰かの二部隊になった。

尼子晴久は騎馬部隊、足が速いので前衛が多少の攻撃を受けた。

しかし、もう一人の誰かの部隊を置き去りにして先に捕らえられた。

敵が混乱して逃げる中、俺は誰かを捕らえて鉄砲適性がEからDに上がった。

 

 

この上がりっぷりは、さすが遠距離攻撃。

被害少なく戦闘経験と適正上昇が見込めるのは美味しい。

また、皆適性が低いから上がりやすいものあるのだろう。

 

 

余計な事を考えるより、今は天候が変わらないうちに残る新宮党を倒したい。

新宮党はあっという間に消えて行った。

そして、尾高城場内に進入。本丸を叩いて本丸占拠。

本丸の占拠は配下の武将にやらせても良かったのだが、最初の一つの城は自分で落としたかった。

本丸を占拠して、天下統一への新たな力が湧き上がって来た。

 

 

特技、一喝を覚えた。

一喝、面白い技だ。

平時は外交などが有利になる事がある。

戦では周囲の敵や味方を吹き飛ばせる。

味方武将に周囲を取り囲んでもらって一喝!

戻ってもらってまた一喝!

ぶりばり智謀が上がるはずだ。

 

 

いや、今はそんなことは良い。もう一つの城を落とそう。

狙いは毛利の隣の城。瀬戸山城を落とそう。

部隊適性が低い連中が多いので空き城の中の移動も速やかにはいかない。

さらに壁越えなども失敗した。ここで一喝!

横に吹き飛んでどうする、壁を上がって吹き飛んでくれよ。

 

 

とにかく、ぎりぎりで瀬戸山城を落とした。

新宮党の尼子国久は俺への登用を断った。

まだ尼子の城は残っている。尼子に金があるなら兵を雇って経験値になってくれと釈放した。

次は佐世清宗(させきよむね)、文官タイプだ。誘うと了解してくれた。

そして新宮党の息子の方、尼子誠久(まさひさ)。こいつも誘ってみたが断って来た。はい、経験値。

さらに宇山久兼(うやまひさかね)、文官。誘いを偉そうに承諾した。

まだ居た、三刀屋久祐(みとやひさすけ)、こいつが誰かだったか?

誘うとこころよく了解してきた。

忘れちゃいけない剛勇の本城常光(ほんじょうつねみつ)も居た。

誘うとしぶしぶ了解してきた。

 

 

うわ、まだ居る。立原久綱(たちはらひさつな)、ん? 立原久綱?

こいつは尼子再興に暴れまわった山中鹿之助(やまなかしかのすけ)の叔父だ。なんで忘れていたんだ?

そもそも山名家は内部闘争に尼子再興を持ち込まれて苦労させられたというのに。

そうだ、尼子は全部取り込むか全部誅するかの二択だった。

いくら俺の政治力がひどいからと言ってこんな事になるとは。

うーん、立原久綱。どうしたものか。

 

 

現在の尼子家は当主晴久と新宮党国久の間でぎくしゃくしている。

それを嫌って、俺への仕官をこころよく望んだものも居たのだ。

新宮党は武力が高いが傲慢な振る舞いで有名だ。

 

 

尼子再興を阻むためには誰か一人だけ取り込んで、後は誅するのが良いか。

すると傲慢な奴らは要らない。

当主を何とか配下にしよう。

今は、尼子配下のこちらに付くやつは仲間にしてしまおう。

立原久綱は誘うと断った。誅。

 

 

最後に当主、尼子晴久を解放した。

 

 

戦後に周囲を確認すると、尼子の城が一つ邪魔で補給線が切れてしまっていた。

いや、良い。もう尼子は倒してしまおう、残り二城だ。

部隊を再編成し、兵の残り数が2になっていた和田惟政の兵を稲富祐秀の兵に吸収させた。

しかし、大名になって俺も浮足立っていたようだ。気を引き締めないと。

 

 

瀬戸山城から月山富田城に戦争を指定すると、

尼子勢残りの山吹(やまぶき)城の二つの城のみが戦争領域に指定された。

どちらも将のみ、兵はいない。無人の城だ。

本丸の扉を叩くだけの簡単なお仕事。俺は配下の武将に一喝をくれてやるだけだ。

 

 

月山富田城は能島武吉が本丸を制した。

山吹城は稲富祐秀が制した。

尼子晴久は解放。

尼子国久は誅。

尼子誠久は逃げられてしまった。

 

 

城下で浪人中の尼子晴久に勧誘をかける。

勧誘するのは悩んだ末に宇喜多直家に。

そろそろ、全国に送った偵察の報告を聞いた後の事も考えないといけない。

すると直家の智謀が必要だ。

怖いが、便利な出来る奴。俺に使い切れるのだろうか。

直家が誘うと尼子晴久は

 

 

「わたしの事をご存じとは」

 

 

と言ったそうだ。そりゃあ知ってるに決まっている。わざとらしい。

今、倒したばっかりなのだ。

 

 

 

 戦が終わり、新しく配下となった武将の忠誠度を確認。

尼子晴久、本城常光、宇山久兼が低い。

三刀屋久祐、佐世清宗が高い。

今季はもう行動力がない。出来るのは移動だけ。

俺は悩んだ末に瀬戸山城を拠点とした。

 

 

毛利の城と一番近い。今の兵力はこちらが119、毛利が202。

仕掛けてくれれば望むところだ。

尼子を倒したことで周防(すおう)長門(ながと)を制している大国大内と領土を接してしまった。

大内は九州方面に力を入れているのか、近くに兵は多くない。

しかし、突然移動してくる可能性もある。

毛利とまとめて相手しても良い。

そのための瀬戸山城だ。

 

 

俺は自分の能力を確認した。

 

 

政治26、戦闘118、智謀76

 

 

政治がひどい。そして戦闘は合戦の影響でたっぷりと上がった。

さらに一喝を覚えて城攻め中、家臣に一喝で智謀が上がった。

うるさい当主で済まんな。智謀が伸びきるまで我慢してくれ。

 

 

 

◇◇◇戦国時代だ、武を示せー♪◇◇◇

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