◇◇◇18禁だ、やりまくれー♪◇◇◇
くまちゃんは素晴らしい。とても素晴らしい。
ここは頑張らねばなるまいな。
どれどれ、説明書をじっくり読んでみることにしよう。
戦闘はターンバトル。信長の野望と変わらないか。
何々? 各戦闘は六部隊までで前衛と後衛に分かれているのか。
俺は武士、軽快に動く前衛のアタッカーだな。
防御に足軽、陰陽。忍者も陣地が構築できるのか。
他に兵種は?
騎馬に弓兵、軍師、鉄砲、魔法、騎士、動物、他か。
ふむふむ。
読んでいるとくまちゃんが話しかけてきた。
「高信様、名取様がまとめ役に紹介したいそうです」
「では参ろう」
行った先には軽薄な男が居た。
「よお、おっさん。俺は
「俺は武田高信。まずは手並みを拝見しよう」
「任せておけ。あんたは武士だな、なのに暗殺持ちかレアだな」
「ふっ」
「暗殺なら忍者のスペシャリストが居るが、多い方が良いに越したことは無い」
「ほう、スペシャリストか」
「まあ、みんなを紹介しよう」
この国の手駒は武士の相馬疾風、幼年忍者のゴエモン、このゴエモンが暗殺のスペシャリスト。
そして、妖艶な美女は僧兵を指揮するという。
それに忘れちゃいけない名取殿の巫女軍団。
後で雑魚巫女や雑魚軍師、雑魚足軽も来ると言う。
妖艶な美女は卑弥呼と名乗った。単独防衛が専門らしい。
紹介中に急報が入る。
「相馬殿、武田が攻めてまいりました!」
「うわ、さっそくか。おっさん、なんとか説得できないか?」
「甲斐の武田とは疎遠でな」
「そうか、まあいい。全力で当たるぞ」
相馬、俺、雑魚足軽が前衛。
後衛は名取殿、ゴエモン、雑魚軍師の陣容で臨んだ。
辛くも勝利。
なんだ、あの騎馬。鳥に乗って飛んでくるぞ。
これでは後衛がたまらない。
「おい、後衛にも足軽配置した方が良いのではないか?」
「うーん、後衛こそがアタッカーだから枚数減るのはきついんだよな」
相馬と話している間に急報が入る。
「相馬様、足利が攻めてまいりました!」
「卑弥呼殿、単独防衛を」
「邪馬台国はどこに??」
負けてしまったようだ。
国の陣地を一つ取られた。
さらに急報。
「相馬様、テキサスが攻めてまいりました!」
「くっ、手駒が無い」
――Game Over――
なんだ? 何が起こった? 終わってしまったぞ。
しかし、くまちゃんに逢いたい。行くしかない。
「我こそは武田高信である。名取殿に目通り願いたい!」
「これはこれは、武田殿。また来ていただけるとは、誠にありがたいです」
「なに、俺はくまちゃんに逢いたいだけさ」
「では、お世話係は球磨に」
「高信様。球磨はうれしゅうございます」
「くまちゃん」
「高信様」
◇◇◇18禁だ、やりまくれー♪◇◇◇
「よお、おっさん。また、よろしく頼むな」
「相馬か。お前、しっかりしろよ」
「今度は勝つぜ」
急報。
「上杉が攻めてまいりました」
「武田が攻めてまいりました」
「今度は足利です!」
「テキサスが!」
――Game Over――
「おい、相馬! お前は何を考えているんだ。ちゃんと方針と準備を用意してないのか!」
「周りに敵が多いんだよ! こっちは国力も少ないし」
ちょっと、相馬の能力を確認してみるか。
相馬疾風 体力266、LV27/32、職種:武士、兵種:武士
行動:5、攻6、防6、知7、速6、探索0、交渉0、建設0
スキル1:なし、スキル2:待機、スキル3:武士攻撃、スキル4:武将突撃、スキル5:なし
なんだこいつ。絵にかいたような
探索0、交渉0、建設0。
これでまとめ役は務まるまい。
「名取殿名取殿!」
「はい、武田殿」
「相馬は役に立ちませぬぞ、まとめ役は他の者にした方がよろしかろう」
「卑弥呼殿は何を考えているのか分かりませんし、ゴエモンはまだ子供で」
そう、ゴエモンは行動回数が少なくすぐに寝てしまうのだ。
まるでご飯を食べながら寝てしまう、赤ちゃんのような奴だった。
「では、俺が代わりに取り仕切ろう」
「みな、相馬を慕っているのです。なにとぞ、相馬を助けてくださいまし」
駄目だこれは。くまちゃんは惜しいが別の世界で軍略を探そう。
どれどれ? うーん、異国の文字は装飾が多いと読めないな。
まあいい、行ってみよう。
町に入り酒場の親父に情報を聞く事にした。
「おい、親父。この世界はなんて名前だ?」
「へい、おサムライ様。ヴィーナス&ブレイブスでございます」
「左様か、ふむ」
「おサムライ様は凄腕ですね。情報流しておきますよ」
「ほほう」
「騎士団が来ると思いますので、その時はよろしくたのんます」
「分かった」
◇◇◇ローテーションだ、回せ回せー♪◇◇◇
さて、能力の確認だな。
武田高信 33歳(34-44)
HP:18、攻撃力:18、素早さ:17.0、攻撃補助:10
ふむ、カッコの中身は全盛期か。その前が成長期と。
能力の成長は年明けに行われるのと、魔物にとどめを刺してレベルアップと二通り。
成長期には能力がぐんぐん伸びるらしい。
「あんたが噂の凄腕かい? 俺はブラッド・なんたら・ボアル」
「我こそは武田高信である」
「凄いじゃないか、声有りキャラ並みの全盛期だ。ぜひ仲間になってくれ」
「良いだろう」
移動は徒歩か、時間かかるな。
この時間を利用して説明書を読もう。
戦闘は四行三列で前後に回して行って戦っていくのか。
能力は職種に応じて色々あるらしいな。
HP、攻撃、素早さ、間接、攻撃補助、防御補助、自己回復、列回復。
ダメージを受けると疲労がたまる。
最前列が攻撃で、弓のアーチャーとヴァルキリーが二列目からでも攻撃できるのか。
敵の攻撃を受けるのも最前列だけなんだな。
戦闘中に前後左右に配置されると近くの者と惹きつけ合ったりするようだ。
友人になったり恋人になったり。
結婚して子供もできる。子供は能力をある程度受け継いでくれる。
そうして掛け合わせて、騎士団を強くしていくのが狙いか。
「団長、ヒュージラットです!」
「魔物か、みんな行くぞ!」
デンデン、ッデンデン♪
「回れ回れー」
「とどめだー!」
お、止めを決めてレベルが上がった。
年が明け、俺は34歳になり全盛期になったようだ。
これからは、年明けの能力アップが緩やかになるらしい。
感じは分かったな、酒場で仲間と情報集めれば良いだけか。
戦闘に出せるのは7人までか。控えのメンツも同数にしておけばいいだろう。
よし、自分のサムライ団を作ってみよう。
「おい、ブラッド団長」
「どうしたんだい? 高信」
「俺も自分のサムライ団を立ち上げるぞ」
「それは、うちから出て行くって事か?」
「そうだ」
「仕方ない、分かったよ」
◇◇◇ローテーションだ、回せ回せー♪◇◇◇