ワクワク!!世界擬人化学校   作:奈落への流星群

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ドキドキ!ドッチボール編 3

試合開始から10分後…

 

 

中国「ヤバイアル!!国民性がよく分からんくてまだキャラ設定を作ってないキャラが全員当てられたアル!!」

 

日本(言っちゃだめでしょうが!)

 

 

ベルギー「ヨーロッパも(仲の良さ的に)ボロボロだが、アジアもボロボロだ!このまま畳みかけよう!」

 

フィンランド「ついにヨーロッパがボロボロだって認めちゃったね」

 

ベルギー「う、うるさい!!」

 

ベルギー「とにかく今ボールはヨーロッパ側にあるどんどん当てよう!!」

 

 

イギリス「どうでもいいけどさぁ、王様を当てれば即終了なんでしょ?

だったら王様を予想して当てた方が効率的でしょう?」

 

ロシア「…一理ある…」

 

ベルギー「確かにそうだな」

 

ベルギー「えーと。今一度も当てられてない強国は日本、中国、韓国、インド、パキスタン、タイ、イランあたりか…」

 

ベルギー「一体だれが王様なんだろう?」ウーン

 

 

 

 

トルコ「韓国だと思う」

 

フィンランド「お、トルコちゃん。それはどうして?」

 

トルコ「韓国目掛けた豪速球のボールを日本がわざわざ顔面キャッチした。そしてそれに

あまり人を褒めることのない中国が日本を褒めた。」

 

ベルギー「つまり…」 ゴクリ

 

トルコ「ロシア。とりあえずボールを投げようとして」

 

ロシア「御意」

 

イギリス「御意ってなによ、淑女らしくないわね」ツーン

 

ベルギー「まぁまぁ…落ち着いて…」アセアセ

 

フィンランド(リーダーも大変だなぁ…)

 

 

 

中国(ロシアがボールを投げようとしている…!)

 

中国(王様の韓国のスペースが空いてるアル。もっと韓国との距離を詰めておかないとロシアが韓国を狙ってしまうアル…)

 

タイ(中国ちゃんが韓国側に寄せた。私も寄せなきゃ)

 

 

イギリス「投げるそぶりでアジア全体が韓国に目線と身を寄せたわね」

 

トルコ「ビンゴ!やっぱり韓国が王様だ!!」

 

中国「!?」

 

日本(気づかれたっ!?)

 

日本(やばい、今のアジアのチームワークでロシアの投げたらひどいことになるぞ…)

 

 

ベルギー「いけっロシア!!」

 

ロシア「ウオリャァォァ!!!!」 ブゥウン!!!

 

 

 

中国(どうせ誰か身を挺して守るアル。イランより先に内野を出るのは嫌アル)

 

パキスタン(インドがまだ中にいるのにわざわざやられるなんて性に合わないな

いいやどうせ誰かがやるだろう…)

 

カンボジア(肉壁などタイがやること。私には合わない)

 

 

 

 

アジア全体(ロシアの球痛いし、どうせ誰かがやってくれるだろ…) ドヨーン

 

 

日本(みんなが韓国から離れてってる!?!?。私だけでも守らなきゃ韓国ちゃんを!!!!!!)

 

日本(ん…待てよ…)

 

 

そのとき日本は思考したッ!!

今までの学校生活を!!!!!!

 

 

日本(私、韓国ちゃんとはあまりいい思い出がないし、いつも私が嫌な思いをしてる。

さっき助けた時だって、感謝の言葉すらなかった。)

 

日本(今のアジアの仲はボロボロ。強国の多いヨーロッパと戦っても今のアジアじゃどうせ無理だ。

私以外も諦めてるし。もう、終わりしよう…)

 

 

 

 

韓国「え!?嘘。みんな私から遠ざからないでよ!!ちょっと、ねぇってば!!」アワアワ

 

 

 

グヲォォワァァン!!!!!!!

 

韓国(あ、ボール来た。終わった)

 

 

 

 

ズゥウウパァァァン!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

神聖ローマ帝国「モンゴル帝国先生。授業は失敗ですかね」

 

モンゴル帝国「そうかもしれんなぁ…」

 

神聖ローマ帝国(普段うるさいくらいの脳筋なのに…。よっぽどアジアのチームワークに絶望したのね)

 

モンゴル帝国「ドッチボールに必要なのはただの力じゃなくて「協力」の力だったのになぁ…」

 

神聖ローマ帝国「最初っからそういえばよかったのでは?」 ニガワライー

 

モンゴル帝国「確かに」

 

 

 

モンゴル帝国「はぁ…」タメイキー

 

 

 

ズゥウウパァァァン!!!!

 

 

 

 

神聖ローマ帝国「モンゴル帝国。意外と失敗じゃないかもしれないですよ」

 

モンゴル帝国「え?」

 

神聖ローマ帝国「見てみてください」

 

 

モンゴル帝国「…」 ニコッ

 

 

 

 

モンゴル帝国「〇〇アウト!!!!」

 

つづく


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