やっとこさもろもろの仕事が片付いたので今週からはいつものペースに戻れるんじゃないかと思います。ここ最近の忙しさは正直異常だった………
さて今回もワンワンワン放送局でのお話です。
そこで、この建物の見取り図を作ったのでここに掲載します、本作品初の挿絵が見取り図ってのもどうかと思いますが筆者には絵心がないのでしょうがない。
↓ワンワンワン放送局見取り図
【挿絵表示】
それでは、どうぞ
「やっぱお風呂は良いな、命の洗濯って至言だと思う」
「普通は温泉のことを指すらしいけどな、それ。ただまあ心が洗われるってのを実感した気分だ」
そんなことを話しながらリビングへと戻ってきた胡桃と凪原の2人。胡桃は頭に凪原は首にタオルを掛け、それぞれの服装も制服やいつものTシャツ+カーゴパンツではなくよりラフなものになっている。
どちらも上気した顔をしているものの、風呂上がりと考えれば自然なことである。
それに対して不自然なのは出迎える側の方だ。
「あっ、2人ともおかえり~」
「結構かかりましたね」
テーブルについたまま話しかけてきた由紀と美紀はいつも通り。カウンターの向こうに見えるキッチンで何やら料理中の悠里と慈、奥のソファーでまったりしている圭と
ではどこが変なのかと言えば、残りの1人に他ならない。
「お、おかえり。え、えーっと…くつろげたかな?」
このラジオ局の主にして、皆のためにお風呂の用意をしてくれた葵が異様にテンパっていた。声はどもり気味なうえ顔は微妙に赤くなってるし、さらには凪原と胡桃の方を真っすぐに見れていない。それでいて完全に目をそらすはできないようで、チラチラと視線を送ってきている。
「どうしたんだ、七瀬さん?」
「何か気になることでもありました?」
「ん、ああそんなかしこまらなくてもいいって、呼び方も名前とかあだ名でもオッケー。こんな世界でせっかく会えたんだから堅苦しいのはなしでいこうよ」
2人の問いかけに明るい口調で答えた葵はそこで態度を先ほどまでのソワソワとしたものに戻し、今度は落ち着かない調子で口を開いた。
「そ、それでね、今私がちょっと変だったのは実は君達2人を見てのことなんだよ」
「「俺(あたし)達?」」
葵の言葉にそろって聞き返す2人。互いに顔を合わせてみるも特に心当たりが無いようで同じような動きで首をかしげている。
それを見る学園生活部の面々はいつものことと気にも留めないが、葵にとってはそうでもないようだった。
「いやね、2人があまりにも自然に一緒にお風呂に行ったからビックリしちゃったんだよ。それで由紀ちゃん達に聞いたら付き合ってるって教えてくれたけど、それにしたって照れとか全然なかったみたいだし今出てきたとこを見ても普通の感じだったからさ」
「皆は気にしてないみたいだし私が変なのかと思っちゃったよ」と言葉を続けた葵にようやく得心がいった表情になる凪原と胡桃。実際、彼等ほどの年齢では男女が(たとえ付き合っているとしても)一緒に入浴するのは抵抗がある方が普通なのかもしれない。
とはいえ、2人からすれば今更、といった感じな気がしなくもない。
「あ~、まあ言われてみればちょっと変わってるかもしれないけどな…」
「お風呂じゃなくてもシャワーはそこそこ前から一緒だったし……、でもなんか改めて言われると恥ずかしくなってきた」
平常運転の凪原に対し、それでも多少羞恥心がある胡桃は少し恥ずかしいのかわずかに耳が赤くなっている。
と、ここまでで済めばそのままこの話は終わりだったのだが、そうはならないのがお約束。凪原の視界の端で由紀と圭が唇の端を吊り上げる。
「胡桃ちゃんそんなに恥ずかしがらなくてもいいじゃん。お風呂だけじゃなくて結構一緒に寝てるんだし」
「ちょくちょくその先もヤッてんだし」
「なぁあああっ!!!???」
発せられた言葉に胡桃が奇声を上げると同時にその顔が瞬間的に茹で上がった。その赤さたるや、信号機もかくやというほどである。
「ったく胡桃のやつ、そこで反応しちゃうからからかわれるんだって何度も言ってんのに…」
「そういう凪原先輩も顔が赤くなってますよ」
思考停止してフリーズしていたところをさらにはやし立てられて我に返った胡桃が由紀達を追いかけ始める。それを見ながらやれやれと言わんばかりにため息をつく凪原だったが、イイ笑顔をしている美紀に指摘された通りその顔はうっすらと赤くなっていた。
「いきなり爆弾放り込まれたらそりゃ赤くもなるっての。つーか、るーもいるってのに何考えてんだよ。間に合ったからよかったけど」
「何も聞こえないの~」
呆れ顔で美紀に返事している凪原の両手は
不穏な気配を感じた時慌てて移動したかいあって、
心情的に
なに?それなら胡桃との絡みを減らせ?あれは
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「いきなり見苦しいとこを見せて申し訳ない」
「いや、元は私が反応したのが最初だし気にしないでいいよ。……でも最近の子達はすごいんだね、私が同じくらいの時ってどんなだったっけ?」
「「もうそこはおいといてくれ(ください)」」
数分後、凪原とひとまず落ち着いた胡桃は葵と向かう合うようにしてテーブルに座っていた。由紀と圭はアホなことを言った罰として
まだちょっとおかしい感じの葵に2人揃ってツッコミを入れれば、彼女もすぐ「ごめんごめん」と言ってその話題を終わらせてくれた。
「そんじゃとりあえず自己紹介から、さっきは名前しか言わなかったし」
「あ~、君達のことはだいたい聞かせてもらったよ。さっきあっちの2人、悠里ちゃんとめぐっちゃんが教えてくれたんだ、巡ヶ丘高校にいたんだって?」
「めぐっちゃん?――ってそれは今はいいとして、どこまで聞いた?「ざっくりとしか話してないわよ」りーさん?」
聞き慣れない単語に気を取られつつも、わずかに声質を固くした凪原へと声が掛けられる。
振り返ってみればカウンターの向こうの悠里がこちらへ顔を向けていた。
「あなた達がお風呂に入っている間ただ待つだけというのももったいなかったし、大まかなところだけは話させてもらったわ」
話しながらもフライパンを操る手は止めない悠里。その手つきはパンデミック以降慈と共に学園生活部の料理担当として過ごす中でどんどん磨きがかかってきていた。
「といっても私達に凪原さんが合流した後、遠征中にるーちゃんと2年の2人が加わってからは基本的に学校で生活してたってくらいよ。あまり時間があったわけでもないし、こう言ってはあれだけどどういうに話していいか分からないところも結構あったし」
「いや、それで大丈夫。ありがとな」
悠里の言葉にそう返すと、彼女は頷いて調理に戻った。
「失礼。別に隠し事をするってわけじゃないんだけど、色々複雑でさ」
「ううん、気にしないで。まだ会ったばかりなんだし、言いたくないこととかがあったら言わなくても大丈夫。流石についさっき奴等に噛まれた、とかだったら教えてほしいけどね」
「ああ、全員そんなことは無いからそこは安心してくれ」
「そうそう、皆元気いっぱいだよ」
葵に笑顔で言葉を返しつつ、こっそりとアイコンタクトを交わす凪原と胡桃。別に彼女を信用していないわけではないが以前胡桃が噛まれたということはまだ伏せておいた方がいいだろう。
「そんじゃとりあえず最初から説明するか。長い話だから質問とかあったらそのたびに聞いてくれ、あとでまとめてだと忘れるかもしれないし」
「りょーかい」
彼女が頷くのを確認し、凪原はこれまでのことを話し始めた。
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「は~~、学校の地下に秘密倉庫、そんで製薬会社が秘密裏に作った生物兵器、ね。ま、とりあえず何のアニメ?って聞くところなんだけどさ~」
主に凪原が語り、所々で胡桃が補足を入れつつの事情説明は、終了まで1時間とまではいかないが30分以上は優に掛かった。なんせおよそ半年にわたる生活の回想、しかも平凡な日常ではなく死と隣り合わせのサバイバル生活である。これくらいならばむしろよくまとめた方と言えるだろう。
そして、それを聞き終わった葵は胸を張るようにして大きく伸びをした後、吸い込んだ息をすべて吐き出すようにしながら感想を述べる。
言葉だけ聞けば2人の話を疑っているともとれるが、態度を見ていれば彼女がそう思っていないことは明らかだ。
「でもこんなの見せられちゃったら信じるしかないよね~」
そう話す彼女の視線が向けられているテーブルの上には職員用緊急避難マニュアルと、地下の武器庫で見つけて今は凪原達の愛銃となっているグロックカービンが置かれていた。無論銃器は弾倉を抜き取って安全な状態にしてある。
「本物の銃とか持ったことないから分からないけどこれは本物っぽいよね。なんかこう、凄みがあるって言えばいいのかな、でも思ったよりは軽い?」
2人に許可を取ってからカービンを手に取った葵はそれを様々な方向から眺めつつそう評した。誰もいない方に向けて構えてみるも、その様子はどこかぎこちないというか腰が引けているようにも見える。
葵はすぐに銃をテーブルに戻した。
「ふ~。信じるとは決めたけどね、まだ頭が追い付いてない感じだよ」
「いきなりこんなこと聞かされたらそうもなるって。実際、俺等としてもどこまで本当かはぶっちゃけ分からないしな。ただ、外の状況と実際に地下倉庫に銃があったことを考えると単なるシャレや冗談ってわけじゃないと思う」
どう表現したらいいか分からない、といった表情を浮かべる葵にそれは仕方ないと返す凪原。
先ほどまでの話を聞く限り、葵はパンデミック発生以降そこそこ早い段階からこの建物に引きこもっていたと思われる。情報などほとんど得られていなかったのだろう。
「とりあえずこれであたし達の話は終わり。今度は葵さんのことを聞かせてよ」
「いいよ。でも君達と違って私の方はあんまり話すことはないんだよね、なんてったってほとんど引きこもってたからさ」
胡桃の言葉に頭を振って一旦意識を切り替えると、葵はそう断りを入れてから話し始めた。
「私はあの日1人で街をぶらついててね、お昼食べ終わって次はどこ行こうかな~って考えてたところで初めてあいつ等を見たんだ。どう見たって高齢なおばあちゃんが唸り声を上げながら男の人を押し倒して噛みついていたんだもん、ホントにびっくりしちゃったよ」
口調こそ軽いものの、葵の視線は伏せられていた。
「そんで噛まれた男の人が動かなくなったと思ったらすぐに起き上がって周りの人に噛みついてもう大混乱。私は何とか市民会館みたいなとこに逃げ込んだんだ。一緒にいたのは3,40人くらいかな、あんまり多くはなかったんだけどそれがかえって良かったみたい。もっとたくさんの人が逃げ込んだ警察署はあっという間にあいつ等に囲まれてドアが破られてた」
(警察署、ね。病院と並んでゾンビパンデミック発生時に最も行っちゃっいけない場所だもんな)
そんなことを考えながら話を聞く凪原。隣では胡桃がその様子を想像したのか、顔色を悪くしていた。
「災害用備蓄物資とかもあったしその後何日かは皆で協力してどうにかなったんだけどさ、みんなストレスがすごくてどんどん空気がぎギスギスしていったんだ。それである日朝起きたらあいつ等に変わってた人がいて、訳が分からなかったけどもう無我夢中で逃げ出したよ」
当時を思い出した葵の身体がわずかに震える。
「その後はとにかく人が居なそうな方に逃げてたら偶然この建物を見つけてね、天井のハッチも鍵とかは掛かってなかったし誰もいないみたいだからそのまま住むことにしたんだ」
「ちょっと待ってくれ。元々ここのことを知ってたわけじゃないのか?」
凪原が思わず口を挟む。
「ああうん、実はそうなんだよ。私がここを見つけたのは全くの偶然。なのにまるであつらえたみたいに安全で水と電気が使える建物があったんだもん、思わず神様に感謝しちゃったよ。それにまだ見せてないけどここにも地下室があってさ、そこが倉庫みたいになってて食べ物とかトイレットペーパーとかいろいろ置いてあるんだよ」
にこやかに話す葵とは対照的に凪原と胡桃、それに少し離れたところで聞き耳を立てていたらしい美紀が一様に表情を強張らせていた。
独立した発電及び上下水道設備を備え、地下倉庫に大量の備蓄物資を蓄えている。それはこれまで彼等が暮らしていた巡ヶ丘学院にもそのまま当てはまる特徴だった。
もしやここもランダルコーポレーションが用意した拠点の一つなのではないか、そのような疑念が頭に浮かぶ。
「「「………。」」」
数秒間視線で会議を行い、3人は互いに小さく頷く。
「もしよかったらなんですけど、その地下倉庫がどうなってるのか見せてもらってもいいですか?」
純粋に気になった、という感じで美紀が声をかければ葵は快く承諾してくれた。
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「ここが倉庫、手前が食料関連で奥が日用品関連だよ」
浴室へと続く扉の前を通り抜け、葵の後に続いて階段を降りた先には満杯の棚が並ぶある空間が広がっていた。とはいえパンデミック前であれば圧倒されたであろうその光景も、今の凪原達を驚かすには至らなかった。
「こりゃ意外と量があるな」
「ですね、棚同士が近いのでかなりたくさん置いてありそうです」
などと言い合いながら奥へと進んでいく凪原と美紀。それに対し、胡桃と葵の2人は階段を降りたところに残っていた。
「なんかみんな冷静だね。もうちょっと驚くかなって思ってたんだけど」
「う~ん、あたし等のとこにも地下倉庫あったからな~。それもアニメとかに出て来そうなレベルのやつ」
「あーそっか、そういえば言ってたね。その銃とかもそこにあったんだっけ?」
「そうそう、ホントすごかったんだぜ!冷蔵室の中に隠しパネルがあってさ、暗証番号を打ち込んだらなんもなかった壁が開いてそこが武器庫になってたんだ」
「何ソレかっこいい。まんま映画かアニメじゃん!」
身振り手振りを交えた胡桃の話に食いつく葵。どうやら彼女の中にも男の子の部分があったようだ。
隠し部屋談義が盛り上がっている頃、倉庫の奥では凪原と美紀が向かい合っていた。この場所は怪談の位置からは死角となっており、密談をするにはもってこいの場所だ。
もっとも、密談といっても男女間の×××的な話ではない。
「どう思う?」
「恐らくシロじゃないですかね。
凪原の問いにそう答えた美紀は視線を棚、正確にはそこに置かれたコンテナ群へと向ける。
「棚やコンテナの配置は学校の地下とよく似ています。でも棚については置いておくとしてもコンテナが全く違う。学校にあったのはもっと硬質でロゴも入っていて、ここあるような…安っぽい感じのものではなかったです。サイズはほぼ一緒なのにわざわざ別のコンテナを用意するとは考えにくいです」
顎に手を当てながら美紀が話した推測は凪原のものとほとんど同じだった。
同意の意思を示すために頷きつつ、凪原は『救急』と殴り書きされたコンテナの一つを手に取って中を覗いてみる。中には消毒液に軟膏、絆創膏などの主に外傷に対して用いる医療器具が複数個ずつ収められていた。
「どれも一般に売られてるものだな。値は張るけど一般人でもまとめ買いできないわけじゃない」
「ランダル製でもなさそうですね」
学校の地下倉庫にあった医薬品は、当たり前であるが全てランダルコーポレーション製だった。それが違う製造元のものとなれば、この建物に黒幕と思われる企業が絡んでいる可能性が低くなる。
「リビングの隅に食料関連の箱があったけど、中は普通に売ってた缶詰とかレトルトだったな」
「そいえばあれも同じ箱でしたね。最初見た時は物入れか何かかと思ってましたが」
その後さらにいくつかのコンテナを開けてみるも、出てきたのはランダルコーポレーションとは関係のないものばかりだった。
一部例外もあったが、製薬を基本としてほとんどの製造分野に進出しているのがこの企業である。全くないというのもそれはそれで不自然だろう。
「――こうなるとランダルは無関係なように思えるのですが、そのばあい誰がこんな建物を建てたんでしょうか」
「そうだな…、プレッパーってことになるのかね」
「なんか前にも言ってましたね、どういう意味でしたっけ?」
「ざっくり言えば過剰なほどの防災への備えをする人。理由は色々だけど人類滅亡の危機が訪れると信じて、本気でそれに対する準備を進める人の総称だな。アメリカとかだと一定数いるらしいぞ」
かすかに聞き覚えがあるといった感じの美樹に簡単にプレッパーに関する説明をする凪原。プレッパーには心配症や臆病者といったイメージが付いていたものだが、現在の状況から考えるとむしろ正しい行動だったと言えるかもしれない。
もっとも、彼等の準備が現在報われているのかどうかを知るすべはないわけなのだが。
「でもそれはアメリカとかの話ですよね。日本にそんな人がそうそういるとは思えないんですが」
「いんや意外といるもんだぞ。俺等の身近なとこではハヤがそうだな、物資を生徒会室に隠したのはあいつの発案だし」
疑問に凪原が答えると、なぜか美紀の表情がげんなりとしたものになった。
「ああ、あの犯罪スレスレの武器庫とかですね」
「失敬な、ギリギリ合法だぞ」
「ギリギリだからダメだって言ってるんですよ…」
隠そうともせずにため息をついた美紀は、プルプルと頭を振って意識を切り替えると改めて凪原へと顔を向けた。
「それで、凪原先輩的にはこの建物はランダルとは無関係ですか?」
「だろうな。設備関連にも手作りっぽい雰囲気があるし、断言はできないけどまず無関係で間違いないと思う」
「分かりました、それじゃあ戻りましょう」
「っておい、もう少し調べてみないのかよ?」
クルリと回れ右して階段の方へと向かう美紀に凪原が声を掛けると、なにか?、というような表情で振り返った。
「これ以上2人で考えていても仕方ないですし、何より――」
「何より?」
「お腹がすきました」
すまし顔でそう答えた彼女に思わず肩の力が抜ける凪原。
普段の生真面目な態度から忘れがちであるが、彼女は誰もいなくなったショッピングモールにおいてたった1人でで生き抜いていたのだ。そのメンタルの強さは常人の及ぶところではない。
考えても仕方がないならそれ以上は考えない。効率的だがそれができる人は少数派だ。
「確かにそうだな。今日は昼しっかり食べてないし、思い出したら俺も腹減ってきた」
そして同じく少数派だった凪原は、手早くコンテナを片付けて彼女の後を追いかけることにした。
久しぶりの投稿なのに説明回っぽくなってしまいました。
ラジオのお姉さん(本作品での名前は七瀬 葵)の来歴などは原作にて記述がなかったため完全オリジナルです。多少無理があるような気がしなくもないですが、これでいきます。
それでは今週の追記事項~
凪原と胡桃のお風呂
文章内では特に書いてませんがこの2人は相変わらず隙あらばいちゃついてます。ときどきシャワーの時間が妙に長かったり、校内パトロールと称して数時間姿が見えなかったりetcetc…。メンバー達はもう慣れちゃってますが葵には少し刺激が強かった模様。
葵への状況説明
あっさり信じすぎだろってツッコミがあるかもしれませんが、信じてもらわないと話が進まないから仕方ない。まあ外の情報が全く入ってこなかった人にそれなりの証拠(マニュアルや銃など)を見せて説明すれば割と信じてもらえるんじゃないかとは思う。
地下倉庫
これは原作ブレイク要素ですね。原作ではみーくんが「学園の地下とそっくり」と発言してますがストーリーの都合上変更しました。アメリカのプレッパーとかはマジで第3次世界大戦でも生き残れるレベルの物資を貯め込んでますし、日本でも発電機とか自作して自給自足の生活をしてる人もいるのでまあこんな建物があってもおかしくはない、ということで一つ。
次のお話はこの続きとなります。今度は絶対来週に投稿しますのでどうかお楽しみに!
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それではまた次回!