本編第75話、100話到達が見えてきました。これも本作を読んでいただいている読者の皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
誤字訂正してくれる方、筆者のミスを見つけていただいてありがとうございます。
そして、感想を書いてくれる方、最近忙しくて返信できていませんが全て嬉しく読ませていただいています。
どちらも執筆を続ける原動力となっておりますのでもしよければこれからもお願いいたします。
高評価もポチっていただけると飛び跳ねて喜びます
さて、感謝はこれくらいにして本日の本編は
続、おふろタイム
です、どうぞ。
凪原と胡桃の入浴は長い。
元々の性格としてどちらも風呂好きだったということに加え、今は恋人と2人きりで過ごせる数少ない時間だというのだから短くなるわけがないというのも、まあ道理ではある。
とはいえ、それら以外にも2人が長時間の入浴を行う理由がある。
こちらは上述の理由とは異なりそれなりに深刻、とまではいかずとも重要なものだ。
「うーん、やっぱり全然温まってる気がしないな」
「あ、やっぱりナギも?」
「ああ。熱いことは熱いんだけどそれが体内に入ってこないっつーか」
「そうそう、なんか体の芯の部分が冷たいままって感じ」
のんびりと話す凪原と胡桃だが、現在2人が肩まで浸かっている風呂は設定温度が42度となっている。
今が真冬であることを考慮してもかなり高めの設定だ。普通の人なら短ければ5分、長くても15分ほどで体全体が温まり、我慢比べでもなければそれ以上浸かることはないだろう。
しかし凪原と胡桃の入浴時間は既に30分に達しようとしている。
それなのに2人の肌は多少血色がよくなった程度であり、真っ赤に茹だることもなく普段とそれほど変わっていない。
そんな不可解というよりも異常と表現するのが適切な状態も、当人達にとってはもはやいつものこと。うろたえるどころか怪訝そうな表情すら浮かべてはいなかった。
「こういう時はやっぱりあたし等も感染してるんだなって思うよね」
「ほんとな。体温だいぶ下がったし、この感じだと熱の吸収率も下がってんのかね。末端冷え性ってレベルじゃない」
早川と照山が合流した日に彼女等から感染を指摘された凪原と胡桃。その際に根拠として示された2人の体温は約30度だったがその後も緩やかに低下を続け、現在は29度程にまで下がってしまっていた。
とはいえ幸いと言うべきか、この数日は体温に低下傾向は見られず恐らく安定状態になったと思われる。
それでも常人で考えれば体温29度は重度の低体温症に分類される。意識障害や瞳孔の散大、さらには昏睡や呼吸停止をおこす可能性もあるのだ。とてもではないがまともな活動などできるはずもない。
それなのに凪原と胡桃は長期の遠征に参加し、その過程では戦闘もこなしている。
低体温の状態で気力と体力を消耗する行動ができていることこそ、2人がウイルスに感染しその影響を受けていることの何よりの証拠だった。
自分の身体が得体のしれないウイルスによって作り替えられているにもかかわらず、凪原は怯むことも脅えることもはない。
現に今も折りたたんだタオルを頭に乗せ、上機嫌で鼻歌を歌っている。
「ウイルスの影響をちょっとした体質と比べるなんてナギぐらいだと思うぜ」
「そう言う胡桃もだいぶリラックスしてるじゃないか、もっと怖がったりしないのか?」
そして胡桃もまた自身の状況を恐れていないようである。
全身から力を抜いて湯船に浮かび、顔だけをお湯から出している彼女の様子は緊張などとは無縁であり、凪原の言葉通りにリラックスしきったものだ。
普段はツインテールにしている髪も解かれ、湯の中をユラユラと揺蕩っている。
「ん~...そりゃ怖いことは怖いって。でもあんま考えたところで体温高くなるもんでもないし、それになんか不便なわけでもないしさー」
「ま、実際そんなもんだよな」
胡桃の言葉に凪原も頷いて同意の意を示す。
体温が30度を割り込んでいる、それ自体は異常だし憂慮すべきことだとは思う。
しかし、悩んだからといって状況が改善するわけではない。
そもそも、2人の身体に何が起きているかもよく分かっていないのだ。感染による影響とはいっても、具体的にどういった反応が起きているのかは不透明である。
仲間の中に医療関係者でもいれば話は違うのかもしれないが、ないものねだりしてもしょうがない。一応の手立てとして養護教諭の資格を持つ慈が定期的に診察を行ってはいるものの、これといった成果は出ていなかった。
なんせ凪原も胡桃も、体温が低いこと以外は健康そのもの。
せいぜい2人とも血圧が少し高く、遠征中に味付けの濃いインスタント食ばかり食べていることがバレて怒られた程度である。なお、健康志向の慈と悠里の怒りはなかなか激しく、長時間正座させられた2人の足にはなかなかのダメージが入ったことをここに追記しておく。
ともかく、状態が分かっていないものをあれこれ考えても答えが出るはずないので時間の無駄である。
よって、問題の先送りと言われようが何だろうが、『今は動けるからそれでいい』の精神でいくしかない。
そしてそうであるのなら、深刻に考えすぎずどっしり構えていた方がよほど健康的だ。
気楽に構えるのは凪原の得意技であり、その影響を受けている胡桃もなかなかのもの。
感染していようがいまいが、むしろ感染しているからこそ日々の生活をきちんと楽しもうとする姿勢は、当人達だけでなく周囲に対しても良い影響を及ぼしていた。
2人を見習って、学園生活部の仲間も日々精力的に動いている。
今回凪原達が遠征に行っていた間だけでも、拠点内には様々な変化が起こっていた。
「そういえばさ、屋上菜園すごい本格的になってなかった?なんか建物周りも畑ができてたし」
「ああ、りーさんとめぐねえの発案でプランターだと栽培が難しい野菜を育てるための農地拡大計画だとさ。ちなみに整地はハヤが1人でやったんだと」
「えっあれ全部!?結構面積あったぞ!?」
「まあ...ハヤだしな」
中でも変化が大きかったのは放送局の敷地を囲うように立てられたフェンス、その内側の一部がかなり本格的な畑へと変貌していたことである。
耕されて複数の畝を成しているさまは記憶の中にある畑と同じようであり、土自体もフカフカとして作物がよく育ちそうだった。傍にはビニールや針金フレームも置かれていたので、近々ミニビニールハウスも作られるのだろう。
どう考えても人1人の作業量ではないがそこは
「あとは建物の中だよな。よく分からないけどおしゃれになった気がする」
「そっちは葵さんが主導したみたいだよ。なんでもインテリア…プランナー?コーディネーター?とかいうの目指してたんだって」
「へー意外、ってわけでもないか。あの人センス良さそうだし」
変わっていたのは建物の外だけではない。屋内も凪原達が遠征に出発した時から様変わりしていた。
まず第一に殺風景だった2階のラウンジ、ここはいい感じの家具が置かれ今やリビングに続く第2のくつろぎ空間となっている。
その他にもちょっとしたスペースに調度品が設えられていたり、かといって完全に見た目重視ではなく要所要所に収納家具が置かれていた。
それらは人が毎日を過ごすことが考えられた内装であり、知識がある人間でなければできないだろう。葵がその手の勉強をしていたというのは初耳だが、納得のインテリア配置である。
「最初来た時はシェルター、家具持ってきて普通の家になって今はデザイナーズハウスか。どんどん居心地がよくなるな」
「ほんとほんと。こんな家だったらパンデミック関係なく住みたいよ」
「6LDKに地下倉庫とラウンジ付きだからな、冷静に考えたら。それに発電システムと貯水槽でインフラも自己完結してるうえ敷地も広い、普通に買おうと思ったら軽く億超えるぞこれ」
「億、かぁ」
「「………。」」
2人で顔を見合わせてしばし黙り込む。
「あの、さ」
「おう」
「パンデミックが起きて良かった、なんて口が裂けても言う気はないけど」
「ああ。こんなとこに住めてラッキー、とは思っちまうよな」
「だよなぁ」
基本的に小市民である胡桃と、色々ぶっ飛んでいるとはいえ金銭感覚はわりかしまともな凪原。
こんな状況とはいえ、豪邸に住めているということに少々テンションが上がってしまうのは致し方ないのかもしれない。
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「そうだ胡桃。さっきハヤに言われたんだけど、1日2日休んだらちょっと俺等に調達に出てほしいらしい」
「ハヤ先輩が?珍しいな、あの人なら欲しいものがあったら自分で取りに行きそうだけど」
凪原の言葉に首をかしげる胡桃。
胡桃が感じたように、早川は行動力がある。何かを思いついてから動くまでのタイムラグが基本的に0、良く言えばフットワークが軽く悪く言えば拙速に過ぎるタイプである。
それでも地力が高いために想定外のことが起きても力業でどうにかできてしまうのだが、今は関係ないので省略する。
ともかく普段の早川を考えたら、物資が必要と感じたら自分で(照山を引きずりながら)調達に出向きそうなものだ。腕っぷしについても、近接戦闘で凪原を上回る彼女なら何の問題もないだろう。
それなのにわざわざ凪原と胡桃に頼み、なおかつ数日の遅れも気にしないというのはなかなか珍しい。
「ま、あんまあることじゃないよな。ただ今回は欲しいものの場所が場所だから俺等の方が適任なんだとさ」
頭の中が顔に出ていたようで、すぐに胡桃の内心を察した凪原が理由を説明する。
しかし場所が場所と言われても胡桃にはまだよく分からない。早川(と照山)が揃っていて行けない場所などほとんどないだろう。
「病院だよ。精密機器とか医薬品とか、繊細なものが多くて派手に動くと壊しちゃうから、って」
「ああなるほど、そういうことなら了解」
続く説明で納得した胡桃。
たしかに早川は近接戦闘は鬼のように強い。ただし近接戦とはすなわち白兵戦であり、自動的に武器を振り回すことになる。
ゾンビを排除するだけでよいなら特に問題ないが、近くに精密機器がありなおかつ閉所が多い病院とは相性が悪かった。ゾンビを排除していたら目的の物資が破損していました、では意味がないのだ。
しかも、閉所というのはそもそもが戦いにくい環境だ。まして今回の探索地である病院は、ほぼ確実にゾンビの巣窟となっている。
病院は、パンデミック初期に自身がゾンビに噛まれたり家族が噛まれたという人間が殺到し、院内で転化したゾンビの餌食となった。そしてそれを知らずに新たに助けを求めてやって来た人間もまた同じ末路を迎えている。
パンデミックから随分と日が経っているため一部は生者を求めて外に出ていってるだろうが、閉所や個室が多いという構造上今でもかなりの数のゾンビがいることが予想される。
さらに、建物内は真っ暗のはずだ。たとえ自家発電設備を有していたとしても、維持する人間がいなければ作動などしているはずもない。
ゾンビがひしめく闇に包まれた閉鎖空間、それが今の病院を表す言葉だ。
足を踏み入れたら生きて出られない確率の方が圧倒的に高い場所など、どれだけ物資があったとしても行きたいと思う者などいない。もしいたとしたらよほどのバカか自殺志願者かのどちらかだろう。
そんな場所へ行けと早川は言う。
凪原達が相手でなければ「死んで来い」と言っているようなものだ。
しかし、早川は無理なことは言わない人間である。(無茶なことは言うがそれは凪原も同じなので気にしてはいけない。)
今回の要請も凪原と胡桃なら問題ないと判断してのことだった。
なぜなら―――
「あたし等なら奴等に襲われないで中を歩けるもんな」
「そういうこった」
―――2人はもはやゾンビに襲われることなどないのだから。
「それにしても、襲われないって最初に分かった時はビビったぜ。ナギってばいきなり奴等に近づいていくんだもん」
「いやー、絶対目があったはずなのに奴等反応しなかったから、もしかしたらって思ったら案の定だった。でも案時は俺も内心結構ビビってたんだぜ?」
「ほんとかぁ?とてもそうは見えなかったけどな」
ともあれそういうことである。
凪原と胡桃の感染が発覚してから割とすぐの頃、どうにもゾンビから認識されていないように感じた凪原が試しに近づいてみると、ゾンビは襲い掛かってくることなくそのままぼんやりと突っ立ったままだったのだ。
胡桃が近づいた場合でも結果は同じだった。
他のメンバーに急遽相談し、もしもの時には早川と照山が援護に入れる状況で検証を行ったところ、いくつかのことが判明した。
まず、凪原と胡桃はどちらもゾンビからは存在は認識されているが基本的に生者とは見なされていない。
これは度々ゾンビと目が合っているということや、凪原達がゾンビの近くに立っていた場合にゾンビが2人を避けて歩いていったことからほぼ確実だと思われる。
この時点で完全なステルスではないことが確認された。
次に、凪原達が立てた音にはゾンビは反応する。
凪原達がゾンビの知覚範囲外にいる状態で音――金属製の柵とぶつかったり、防犯ブザーを鳴らしたり――を出すとゾンビはそれにつられてやってくる。ゾンビに認識されていない状態なので、彼等が以前と同じような反応をするのは当たり前と言えば当たり前である。
とはいえ、これでゾンビが自然音以外を聞き分ける能力があることははっきりした。
最後に、これが最も重要なことなのだが、一定以上の派手な動きをした場合ゾンビは凪原達を生者と認識して襲い掛かってくる。
重要ではあるものの、これについてはほとんど分かっていない。
それでも、例えばゾンビ達の傍で大声を出す・いきなり走り出すなどをした場合、ゾンビは凪原たちのことを改めて認識し直して襲ってくる。
具体的に何がラインとなっているかは不明である。小声での会話や
恐らくはゾンビ自身に絶対に不可能な動作を知覚範囲内ですることがトリガーになっているのだと考えられる。
どこまでならセーフかが不明なのはなかなかに危険だが、気を付けてさえいればステルスを維持できるのは確認できた。
ならば有効活用しよう、というのが凪原達の出した結論だった。
なにしろ現在の地上の王者であるゾンビ、その脅威を条件付きとはいえ無視できるのだ。利用しない手はない。
この2人の体質の発見により探索可能な場所が拡大し、学園生活部の物資事情はさらに充実することとなった。ゾンビが多く屯している場所の探索は凪原と胡桃の担当となり、今回の早川からの要請もそれに則ったものである。
「でもなんでわざわざ病院に行くの?薬って結構備蓄あったよね?」
「ん?ああ、今回取りに行くのは薬じゃなくて医療器具と一部の薬剤。特に外科的な処置に必要な物だよ」
これまでにも郊外のドラッグストアや調剤薬局などは回っていたため、市販薬程度なら十分な備蓄があるがゆえの胡桃の疑問だが凪原の答えは単純だった。曰く、薬局では取り扱っていないものを回収するためである、と。
「例えば、あんまり考えたくないけどなんかの事故で骨折した時とかってギプスが必要だろ?ありあわせのものでも固定はできるけど、どうせならきちんとしたギプスが作れる用意があった方がいい。他にも止血帯とか縫合キットとか、救急処置用のものも結構あるはずだ」
「あー、確かに今までは消毒液と絆創膏、あとは包帯くらいしか用意してなかったもんね。でもどうせなら薬局とかじゃおいてない薬とかも持ってきた方がいいんじゃない?」
納得するとともに提案をする胡桃だったが、凪原は苦笑を浮かべながら首を振った。
「俺もそう思った。ただ近くにいたテルに言われたんだけど、俺等じゃそんな強い薬を適切に使えるわけがないんだよ」
「どの薬をどれだけ呑めばいいとか分かるわけないだろ、間違った薬飲んで服毒自殺とかは勘弁だぞ俺は」と心底嫌そうな顔で照山が言っていたと話せば、胡桃も「うげぇ」という表情になった。
「確かにそりゃあたしも嫌だな。なら飲み方が書いてある市販薬だけで後は気合で直した方がいいや」
「だろ?だから薬関係はパス、例外は血清とアナフィラキシー用の注射だな。血清は無いと死亡確定だし」
「アナフィラキシーってアレルギー起こした時用のやつでしょ?あたし達のなかにアレルギーある人っていたっけ?」
「いやアレルギーじゃなくてハチに刺された時用。2回目以降に刺された時に起きるかもしれないショック状態ってアレルギーのと同じなんだと、だから同じように使えるらしい」
基本的に本州には生息していないマムシなどの毒への血清より、ハチへの対処の方が重要だ。
なんせ日本には世界最大のスズメバチであるオオスズメバチがいる。サイズ通りの強い毒を持つ奴等は、今年一年駆除されることもなく各地に新たなコロニーを作ったことだろう。それらが来年以降さらに活発に動き始めるのはほぼ確実だった。
ゾンビをスルーできる凪原達からすれば、下手すればこちらの方が大きな脅威かもしれない。
「ハチかぁ、あいつら怖いんだよなぁ」
「無駄に機動力あるしな。まぁ今は年末だからもう数ヶ月は大丈夫だろ。それより残りの日数的にも今年の遠征はこれでラストっぽい、無事に終われば年末年始はゆっくり過ごせそうだ」
「そっか、じゃあ今年の仕事納めってことで張り切っていこうぜ」
「おうよ」
そう頷き合ったところで打ち合わせは終了。
入浴時間もそろそろ長針が1回転しようかというところになり十分に温まってきた。
それでも何となくこの時間が終わるのが惜しく感じられて、2人は今一度身体を湯船に深く沈めた。
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「にしても胡桃が快く承諾してくれてよかったよ。実は断られるかもって心配してたんだ」
「なんだよ、確かに少しは危ないけどそんなのどこでも同じだろ?それくらいであたしがしり込みするわけないじゃん」
一安心といった様子で話す凪原に問い返す胡桃。
以前、胡桃がまだ戦い始めたばかり頃は凪原も良く心配して声をかけることが多かったが、最近では彼女の腕を信頼しているためそのようなこともほとんどなくなっている。
今回の調達も危険ではあるがそこまでではない。
「ああ違う違う、そっちの心配じゃない」
「?、ならどういうことだよ?」
キョトンとした胡桃の顔を見つつ、凪原はニヤッと笑いながら口を開いた。
「廃病院ってよくホラーの現場になるだろ?ゾンビ系もそうだけどなにより心霊系、だから怖がって嫌がるかなt――「天誅ぅっ!」
言い終わる前に凪原は両手で水鉄砲を形作った胡桃からの攻撃を顔の真ん中に受け、そのお湯が目と鼻に入り盛大にむせることとなった。
以上、凪原と胡桃の現時点での体質に関するお話でした。
原作の大学編前の胡桃と比べればのまだまだソフトですが(この時は既に大声を上げてもゾンビは襲ってこない)感染してるんですねぇ、やっぱし。
それでも既に人間と呼べるかは怪しいレベルになってますけど胡桃含め学園生活部メンバーの精神状態は特に問題ありません。31期生のメンタルバフは偉大やでぇ。
2人の体質の詳細は本文中に書いた通りです。
設定としてはさらに細かく決めているんですが、ストーリー構成上書けないので所どころ変だなと感じても一旦おいておいてください。凪原達が知り得ないことは書けないんです、許してください何でもしますから(何でもするとは言っていない)。
なお、原作におけるゾンビ化の原因であるΩ系列は菌かウイルスかがはっきりしていませんが、本作での表記はウイルスとしています。両者の違いは認識していますが簡易化の処置としてご了承ください。
次で6章は終了予定です。
それではまた次回!